大沢木順子

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大沢木順子 - (2020/02/14 (金) 21:25:18) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/10/06(水) 05:19:08
更新日:2023/12/05 Tue 16:05:32
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  • 大沢木順子
CV:天野由梨(旧アニメ版)・東條加那子(新アニメ版)

大沢木順子(おおさわぎじゅんこ)浜岡賢次の漫画作品「浦安鉄筋家族シリーズ」の登場人物。
主人公・小鉄の母親で大人パートの主役の一人である。
個性派揃いで作中の騒動の原因となる事の多い大沢木家を切り盛りする良妻賢母で鬼ババで親バカな日本の母である。

初登場は「浦安」第1話。
当初は普通のお母さんなキャラクターだったが、徐々に有能さを発揮し始め、作中での活躍が増えていった。キレた時は非常に怖い為、鬼ババと呼ばれる事もあるが、共通するイメージは優しいお母さんあり、小鉄の仲間は勿論、初対面の子供や大人すらも和ませ、引きつける魅力がある。

【人物】
恐らくは専業主婦しかしていないと考えられるのだが、小鉄の忘れ物を届けに来た序でに春巻の替わりに授業をした事もあり、非常に器用で頭の回転が早い事が窺える。

勿論、本職の家事の腕前も一級であり、春巻は順子の料理が目当てで大沢木家への家庭訪問(と書いてたかりと読む)を繰り返している程であるが、そんな春巻すらも順子は優しく受け入れている。

以上の特徴から、母親達のグループでもまとめ役になる事が多く、なまじ有能であるが為に、誰も付いて来ない暴走的な状態でもたった一人で何とかしてしまえる程である。

この事からも解る通り、やや独善的で突っ走り易い部分があり、それが騒動を呼ぶ場面も少なくない。

また、最愛の夫があの大鉄。
そして、大鉄に加え小鉄や晴郎ら息子達に、果ては春巻や花丸木らに厳しく(?)説教しながらもせっせと尽くす様子から、あかねママに「順子さんってダメ男に弱いのね」と言われた事がある。

…多分、真実だろう。

元祖にて上記の独善的な部分が強調された『プロファイラーネタ=心理分析官主婦・順子』と云うネタが出来た。

尚、かなりの親バカであり、小鉄は根底では「やる時になればできる」と思っている節があり、
あかねは「何にもわかってなーい!」と驚愕し、ある回では順子の意向を汲んだ上でつきっきりで勉強の面倒を見た。

【戦闘能力】
「浦安」では男連中より女性陣の方が強い場合が多いのだが、実は順子は作中でも最強レベルで、並の人間なら相手にならない位に腕っ節が強い描写がなされている。

以前は火事場のバカ力的な演出だったのだが、最近では美顔マスクを付けたまま外出した際に銀行強盗に遭遇…それを撃退しヒーローとして持て囃される(アイアンママ)…。
と云うエピソードが作られる程で、「順子=腕っ節が強い」と云う設定は現在では完全に定着している様だ。

そんな順子に大鉄や小鉄は全くかなわず、順子を非常に恐れている。
小鉄は順子が怒鳴った時に出す声と同じ低周波にすら怯え、大鉄は順子に腕相撲で負けた事に再起を誓うも、ズルをしなければ勝てず、結局は殴られる羽目になった。

大福星子と佐茂飯禁子の姉妹(後述)とのエピソードでは、二人を凌ぐ超人技を見せつけたり、GJG君(グレート・ジャンボ・ゴリラ=史上最大の小学生)を殴り飛ばしたり、小鉄を追いかけバスと同じスピードで走ったりと、この系統のエピソードには事欠かない物がある。

得意技は高角度のバックドロップとピープルズ・エルボー。

【家族関係・交遊関係】
上記の様に大沢木家の中心には順子が居り、大沢木家の方針は順子が決める事が多い。「元祖」では作者が「家族ネタの面白さに目覚めた」との事で大沢木家全体が主役のエピソードも多くなったが、その中心人物は必ず順子である。
小鉄や順子に限らず、大沢木家の面々がいつの間にか場の中心になっていたりする事もあるのだが、それも順子が居ればこそである。

大沢木家が小鉄達のたまり場になっている事もあり、小鉄の仲間達から非常に慕われている。
クリスマス会を主催するなど、本当に面倒見が良い。

「元祖」にて大福星子らカンフー姉妹との連作シリーズが作られた。
達人姉妹を超える順子の能力に大福星子が嫉妬…ちょっかいをかける、と云うパターンが多い。

※小鉄の性格の内いじめっ子気質は大鉄から、行動性に富み、人を引きつける魅力は順子から引き継がれたと思われる。

一時期、順子が加齢による衰えを気にするエピソードが続いた時期があったが、前述の様に現在では寧ろ逆の描写が多い。







小鉄はバカじゃ無いわよ


しようとしないだけで、追記、修正できるのよね〜?



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