ゲッターロボ飛焔 - THE EARTH SUICIDE -

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ゲッターロボ飛焔 - THE EARTH SUICIDE - - (2013/12/28 (土) 19:23:50) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/02/13(日) 19:13:16
更新日:2023/11/01 Wed 00:14:00
所要時間:約 2 分で読めます



『ゲッターロボ飛焔 - THE EARTH SUICIDE -』とは原作:永井豪、石川賢、漫画:津島直人による作品。
雑誌ではなくWEBコミック『MAGNA』(発行:幻冬社)にて連載されていたが、雑誌休刊により打ち切られる。
ゲッターロボサーガの流れを組む作品であり、時系列的に號~アークの間となっている。全3巻(幻冬社BIRZコミックス)。

●ストーリー
世界各地の都市が、人間を襲って成長する巨大植物『植物獣』の侵食を受けつつある時代。
その脅威に対抗するべく出撃するプロトタイプ・ゲッターロボだが、1号機のパイロット・山之木三尉はゲッターを乗りこなせず、独断で戦線離脱した揚句に死亡してしまう。そこへ現れた少年・竜牙剣(りゅうが・つるぎ)。植物と植物獣に支配されたD市で1か月も生き延びていたという彼は初めて乗った1号機を乗りこなし、見事に初陣を飾るのだった。
やがて、すべてはプロフェッサー・ジャコフの陰謀だと分かる。
父と友を巨大植物により亡くした剣、両親をジャコフに殺された天草弾(あまくさ・だん)、恩師と同門仲間をその手で殺めてしまった鋼轟鬼(はがね・とどろき)
過酷な運命を背負った3人の少年は、ゲッターのパイロットとして神隼人の下で戦い続ける。
その果てにあるものは、果たして……

●登場人物
竜牙剣
ゲッター1のパイロットで主人公。 「りゅうが・けん」とは呼ばない。
巨大植物に侵食されたD市に1ヶ月の間、自前の火炎放射器で焼き払いながら生きながらえていた。
メカニックの扱いに長けており、マニュアルに一度目を通しただけでゲッターを操縦できるほど。
父親や友人達が植物獣に取り込まれていく姿を間近に見たせいか、植物獣とその生みの親である『ヒヒジジイ』ことプロフェッサー・ジャコフへの憎しみは誰よりも強い。

天草弾
ゲッター2のパイロット。2号機らしくクールで皮肉屋。初期設定では天才ハッカーだった。
元々、科学者である父親の助手をしていたがジャコフの陰謀で両親共々殺されてしまい、そこで駆けつけた神隼人に助けられて現在に至る。
髪の毛は元々黒いが両親の惨殺をこの目で見てしまい、そのショックで全部白髪へと変色してしまった。

鋼轟鬼
ゲッター3のパイロット。坊主頭の拳法家。
その昔は力で全てを解決しようとする荒くれ者であり、『鬼』と呼ばれる最強の拳法家の道場破りしようとしたが見事返り討ちにあう。
そこで精神共々鍛えこまれる中、道場の住民全員が植物獣に寄生されて轟鬼に襲いかかるが彼自身で引導を渡した。
しかしこれが元で裁判をかけられて死刑になるがその時に隼人に助けられる。

神隼人
初代ゲッターチームの生き残りで早乙女研究所の現所長。
相変わらずの冷静ぶりで剣達を的確にサポートする。
自ら初代ゲッターを操縦するなどの無茶ぶりも健在。
しかし最後もやはり『彼』らしかった。

敷島博士
早乙女研究所の武器、メカ部門で相変わらずのキチガイっぷり。今回は様々なゲッターの外付け武器、デンドロユニットを開発するあたりさらに磨きをかけている。
ウェポンセレクト時に「なにがでるかな、なにがでるかな~♪」と口ずさむ様も彼らしい。

ロザリオ
「飛焔」におけるシュワルツポジ。
アメリカ軍所属のスーパーロボットパイロットで、植物獣に寄生された親友を殺したゲッターチームを敵視するが、彼らの過去を知り和解、よき協力者となる。

●敵
プロフェッサー・ジャコフ
本編最大の黒幕。ゲッターの大いなる意志に従い植物獣を生み出した張本人でもある。
その醜いシワだらけの猿顔は剣に『ヒヒジジイ』と心底嫌悪してしまうほど。

マニウス・ジャコフ
ジャコフの実子だが、父からは道具と見下されている。
最終的に反旗を翻しジャコフを抹殺、ローズとナイトメア内のゲッター炉心を媒介にゲッターガイアを生み出すが……

ローズ
マニウスに従う謎の美女。その正体は蘇生されたマニウスの実母であり、後にゲッターガイアのコアとなる。
信じられるか?あのヒヒジジイと彼女からマニウスが生まれたんだぜ…

●ロボ

プロトタイプ・ゲッターロボ
真ゲッターロボを元に隼人が開発した汎用型ゲッターであり、万能型のゲッター1、近接戦型のゲッター2、重砲戦型のゲッター3にチェンジが可能。
ゲッター炉心とプラズマ炉心を併せ持つハイブリッド・ゲッターであるが、当初はゲッター炉心が不安定だったため、プラズマボムスで駆動、ゲッター1時に両肩から展開されるキャノン砲・プラズマノヴァが最大の必殺技だった。
後にゲッター炉心に火が灯り額のランプも青から緑に変化、ゲッタービームが使用可能になった。

初代ゲッターロボ
研究所内に補完されていたが、植物獣の襲撃により隼人が操縦。剣らと共に迎え撃つがジャコフの駆る植物獣ナイトメアにゲッター炉心を抉り取られて機能停止してしまう。

エクスカリバー/エクスカリバーⅡ
アメリカ軍のスーパーロボット。UFOに似た飛行形態からロボ形態に変形する描写からステルバーの発展形と思われる。
UFO形態はグレンダイザーでもアッシマーでもない。最大武器は自由の女神砲。

ゲッターガイア
おっぱい。とにかくでっかいおっぱいである。
詳しくは項目参照。

ゲッターロボ飛焔
ゲッター線の導きと剣・弾・轟鬼の闘志によりプロトゲッターが進化した姿。
半分生身半分機械、両の炉心と牙をむき出しにした顔、とその異形の姿はゲッターロボ…というよりは鵺を思わせる。もしくは、スパロボシリーズの虎龍王。
本編では打ち切りの影響か、ストナーサンシャインに似た光球弾以外の武装およびゲッターチェンジ機能の有無は不明。


弾「たとえそれは小さな追記・修正でも…」

轟鬼「書き重ねれば一つの項目になる」

剣「でっけえ声で勝利の凱歌を雄叫び上げながら書き込んでやるぜえっ!!!」


いくぞ ゲッターロボ飛焔

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