ヨーヨーマッ(ジョジョの奇妙な冒険)

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ヨーヨーマッ(ジョジョの奇妙な冒険) - (2016/03/14 (月) 23:17:51) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/07/04(月) 22:55:16
更新日:2023/05/04 Thu 17:50:48
所要時間:約 6 分で読めます




ヨーヨーマッとは、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するスタンドのことである。



◆概要
初登場は第6部『ストーンオーシャン』9巻の懲罰房棟〜緑色の赤ん坊編。

38人の囚人を植物化させた結果、そこに実った緑色の赤ん坊(のようなもの)。
それを奪い取った徐倫とアナスイ、F・Fは懲罰房棟を抜け出し、これからの動向を考えようとしていた。

そのとき、気付いた時にはそいつはすでにそこにいた。



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実を盗み取り飲み込んでしまったそいつ。吐き出させるべく全員で攻撃するも、悦ぶばかりで全く効果がない。
しかもそいつから攻撃してくる様子はなく、目的も不明。

とりあえず徐倫とアナスイはそいつを見張る形で連れていき、F・Fは本体を叩くために一人懲罰房棟へ戻ることに。

しかし一人になったF・Fは、直後にそいつの真の目的を理解。
気がついたときには、そいつの攻撃をくらっていたF・Fの顎は溶け落ちてしまっていた。


<= TO BE CONTINUED...


◆スタンド
スタンド名‐『ヨーヨーマッ』
本体‐DアンG

破壊力‐C
スピード‐D
射程距離‐A
持続力‐A
精密動作性‐D
成長性‐C
持ち物‐カブト虫2匹、カラオケのマイク、ノンカロリーシュガーの袋、ロックバンドR・E・Mのステッカー、カエル3匹、カエルの生皮1枚、ブロッコリー1束、ピップエレキバン、ヘビイチゴ4個、マッチの燃えカス2本


亜人型のスタンドであり、小太りな体型に全身の逆上がりな鱗模様とオーバーオール、本体とお揃いのアンテナ付きヘルメット(?)と眼帯(左)をしている。

また、スタンドタイプが遠隔自動操縦型なため本体とは思考が分離しており、自分の意思で喋ることができ、行動できる(ただし根本的な行動目的は本体により設定される)。
口調はとても丁寧。

そして自動操縦型だけあって、強力な再生能力を有する。
どこをどう攻撃しても必ず再生するので、ほぼ不死身。しかも当人は攻められるのがスゴクいいらしい。
「もっとおおおおおおおおおおお」
また、ダイバー・ダウンで体内に手を突っ込んだアナスイ曰く「中はかなりの臭い」とのこと。
「あああ」「入って来て!」「入って来てッ!」「もっとおおおああおおあわたしを叱ってえええええ」

そしてあらゆるスタンドの中でも断トツの(無駄)知識と技能を誇る。
以下、判明しているヨーヨーマッの知識(雑学、出来ること)一覧↓
  • 湿地帯専用ボートのエンジンをかけ、操縦できる(操作を教えることもできる)
  • 棒と板で火を起こせる
  • カエルのモモ肉を使ったフランス風の煮込み料理を作れる
  • 葉っぱで鍋を作れる
  • 木の枝を組んで椅子を作れる
  • 靴みがきができる
  • 看守の部屋から漫画をガメれる
  • マッチ棒パズルを出題できる
  • ノイチゴの区別ができる
  • 葉っぱを使った迷彩で船と人を隠すことが出来る
  • カエルの皮をなめすことができる
  • その皮でどこまでも脚が長く見えてヒップがプンと上がってるクールなスーパーミニスカートとか仕立てられる
  • 目測でヒップサイズと脚の長さを知れる
こういった知識や従順な態度、口調から、召し使いとしては(ちょっと気味悪いが)複数人で見張る場合かなり役に立つ(立った)。

しかしこいつの真価は1対1になったときに初めて発揮される。

ヨーヨーマッの攻撃方法は(生体組織に)溶解性のあるヨダレを塗布すること。

これはくらっても痛みを伴わないため、標的となった者は自分の体に違和感を覚えてやっと攻撃されたことに気付く。

自身は能力の特性上、唾液を直接吐きかけるようなことをしない(するメリットもない)。
作中では持ち前の頭脳と技能を活かし、
  • 鼻水を垂らして蚊を捕まえ、口内に入れた後ヨダレを含ませ排出
  • 池の水にヨダレを流し込み、ボートを走らせることで飛沫を散布
  • ボートのプロペラにビニールを巻き付け静電気を起こし、磁気の反発を利用してヨダレを散布
  • 気付かれてもそれをばらされないように、一番最初は口内を狙う

といった工夫を凝らすことで、攻撃方法の謎が解けない徐倫たちを窮地に追いやった。
外見とは裏腹に中々の策士である。

しかしアナスイに所持品を出させられたことにより形勢は逆転。
ダイバー・ダウンの能力によって頭の中にカエルを埋め込まれ、アンテナ(追跡センサー)とカエルの脳を繋げられたことにより、本能的な部分がカエルになったため追跡(攻撃)が不可能となった。


◆本体
本体はDアンGという男囚。ヨーヨーマッとお揃いのヘルメットと眼帯をしており、名前が不明だった登場当初(8、9巻)はその外見から「戦士風の男」と称された。

元は警官だったが1999年のノストラダムスの大預言を信じ、普段恨みに思っていた人々を職務を利用して殺害。元警官は刑務所に入ると他の受刑者から命を狙われるため、懲罰房棟に収容されていた。


VSケンゾーの決着後、緑色の赤ん坊を奪い取った徐倫を始末するべく影から動向を伺っていたが、連中がいた方向からフラフラと歩いて来たグッチョに遭遇。
ダイバー・ダウンによって『罠』と化したグッチョに触ってしまった彼は、左腕に肋骨が刺さりまくるという重傷を負う。

「痛でええよォオオママぁああ」などといいながら泣きじゃくる姿に、初期からのジョジョ読者は露骨な肋骨と合わせて彼らを連想したことだろう。


その後本館から来た救急隊員に保護され、手当てを受けるために救急車に乗るが、徐倫たちとは別行動をとり本体を狙っていたF・Fの奇襲を受ける。
同時に現れたプッチの妨害により助かったかと思われたが、F・Fの文字通り「捨て身」の一撃により頭と身体が泣き別れになり絶命。
32歳の若さであった(このときヨーヨーマッも消滅した)。


◆余談
ジョジョの奇妙な冒険で登場キャラクターやスタンドに歌手や曲名が当てられることは割と有名である。
ヨーヨーマッも同様に、ヨーヨー・マ(馬 友友)というチェリスト(チェロの演奏家)からその名はきている。ヨーヨーが元ではない。

ただ、作者は洋楽を起用することは多いがクラシックの演奏者をネタにもってきたのはヨーヨーマッくらいであり、割と珍しいスタンドだったりする。





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