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ヨーヨーマッ(ジョジョの奇妙な冒険)

登録日:2011/07/04 Mon 22:55:16
更新日:2026/08/15 Sat 18:32:23
所要時間:約 6 分で読めます





ノイチゴとの区別の仕方……黄色い花はヘビイチゴ………

食べちゃあダメ………

ヨーヨーマッとは、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するスタンドのことである。

CV山口勝平
なお、山口氏は3部フォーエバー4部重ちーに次いで3度目の起用になる。



概要

初登場は第6部『ストーンオーシャン』9巻の懲罰房棟〜緑色の赤ん坊編。

38人の囚人を植物化させた結果、そこに実った緑色の赤ん坊(のようなもの)。
それを奪い取った徐倫アナスイF・Fは懲罰房棟を抜け出し、これからの動向を考えようとしていた。


そのとき、気付いた時には"そいつ"はすでにそこにいた。




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   rシ@■■◎ミム 〜∞
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   リ><∠ ̄ヾ><ハ
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実を盗み取り飲み込んでしまったそいつ。吐き出させるべく全員で攻撃するも、悦ぶばかりで全く効果がない。
しかもそいつから攻撃してくる様子はなく、目的も不明。

とりあえず徐倫とアナスイはそいつを見張る形で連れていき、F・Fは本体を叩くために一人懲罰房棟へ戻ることに。

しかし一人になったF・Fは、直後にそいつの真の目的を理解。
気がついたときには、そいつの攻撃をくらっていたF・Fの顎は無残に溶け落ちてしまっていた…


<= TO BE CONTINUED…

スペック

スタンド名‐『ヨーヨーマッ』
本体‐DアンG

破壊力‐C
スピード‐D
射程距離‐A
持続力‐A
精密動作性‐D
成長性‐C
持ち物‐カブト虫2匹、カラオケのマイク、ノンカロリーシュガーの袋、ロックバンドR・E・Mのステッカー*1カエル3匹、カエルの生皮1枚、ブロッコリー1束、ピップエレキバン、ヘビイチゴ4個、マッチの燃えカス2本

スタンドタイプは、遠隔自動操縦型
全身に逆上がりのウロコ模様がある、小太り体形の亜人型スタンド。
本体とお揃いのアンテナ付きヘルメット(?)と眼帯(左)、そして何故かオーバーオールを着用している。

あくまでも遠隔自動操縦型なので、本体に設定された行動目的及び攻撃のスイッチには極めて忠実。
だが、本体とは分離した明確な自我を持ち、とても丁寧な口調で流暢に喋って周到に行動できるので、一見すると独り歩きしたスタンドにさえ見える。
遠隔自動操縦型の最大の特徴であるパワーとスピードを敢えて抑えた代わりに、精密動作性(と言うか知能と行動の柔軟性)を向上させた変わり種とも言えるか。

一方で、遠隔自動操縦型特有の、無敵とも言える不死身性はしっかり健在。
ヨーヨーマッの場合、身体は脆いが再生力が極めて高く、どんなに攻撃してもすぐ元通りになる。
しかも、当人は責められるのがスゴクいいらしい。

「あああ」
「入って来て!」
「入って来てッ!」
「もっとおおおああおおあわたしを叱ってえええええ」

よって、ヨーヨーマッの心が折れるまで殺し続けるといった対応は不可能。
まず間違いなく、こちらの心身が先に限界を迎える。
また、ダイバー・ダウンで体内に手を突っ込んだアナスイ曰く「中はかなりの臭い」とのことで、これのメンタルダメージもバカにならない。

「もっとおおおおおおおおおおお」

そして、何よりの特徴として、あらゆるスタンドの中でも断トツの(無駄)知識と技能を誇る。
以下、判明しているヨーヨーマッの知識(雑学、出来ること)一覧↓
湿地帯専用ボートのエンジンをかけ、操縦できる。
更に、その操作を素人に教えることもできる。
棒と板で火を起こせる。
ノイチゴとヘビイチゴの区別ができる。
カエルのモモ肉を使ったフランス風の煮込み料理を作れる。
カエルの皮をなめすことができる。
その皮でどこまでも脚が長く見えてヒップがプンと上がってるクールなスーパーミニスカートとか仕立てられる。
目測でヒップサイズと脚の長さを測れる。
葉っぱを利用した迷彩を施し、人とボートを隠せる。
葉っぱを使って、実用に耐える鍋を作れる。
木の枝を組んで、実際に座れる椅子を作れる。
靴みがきができる。
看守の部屋から漫画をガメれる。
マッチ棒パズルを出題できる。

そして、ヨーヨーマッはこれらの知識を駆使して標的に全力で媚びへつらい、その手助けをする。
何なら(余計な)気もかなり回す。
ちょっと気味は悪いが、豊富な知識と従順な態度のため、召し使いとしてはかなり役に立つ(立った)。

……しかし、こいつの恐ろしさは、標的と1対1になったときに初めて発揮される。

攻撃方法

お2人の唯一助かる道は・・・
わたしから「逃げる事」だけだったのですよ

従順な召使いの振る舞いは、あくまでも攻撃の機会を伺い、準備するための擬態
繰り返しになるが、ヨーヨーマッの攻撃は、標的と1対1になる*2ことをスイッチに開始される。
そして、肝心の攻撃方法だが、それは人間の生体組織を溶解するヨダレの塗布。 
このヨダレ攻撃は喰らっても痛みを伴わないため、標的は思ったとおりに身体が動かせない違和感を覚えて、やっと攻撃されていたことに気付く。

……と、書いたが、正直それだけだと大して怖くはない。
ぶっちゃけ引っ張った攻撃方法の謎がこれで、拍子抜けした読者も少なからずいた。
まず、このヨダレ、別にヨーヨーマッが自在に操れるとかいうことはなく、ただ分泌するだけ。
なので、そのままだと唾液を直接吐きかけるぐらいしか塗布する手段がない。
しかも、人間への殺傷力こそ凄まじいものの、スタンド像には効果がないので、本体に直でぶっかける必要がある。
おまけに、ヨーヨーマッ自身の腕力と機動力が常人並かそれ以下のため、逃げる相手(特に複数人の場合)には殆ど打つ手がなくなってしまう。
他の遠隔自動操縦型と比較しても、攻撃がかなり迂遠なスタンドなのは間違いない。

だが、ここで活かされるのが、先述した柔軟性と豊富な知識や技能、そして召使いのような擬態。
作中ではこれらを活かし、初手で緑色の赤ん坊を呑み込む事で自分を連れ歩かざるを得なくさせ、召使いのようにへつらう事で徐々に警戒心を薄れさせつつ攻撃の準備をし、走行中の湿地帯専用ボートの上で牙を剥いて巧みに逃げ場のない1対1の状況を作り出すことで、徐倫たちを窮地に追いやった。
ヨダレの塗布方法も豊富で、至近距離からの不意打ちを始め、
鼻水を垂らしてを捕まえ、口内に入れた後ヨダレを含ませ排出。
池の水にヨダレを流し込み、ボートを走らせることで飛沫を散布。
ボートのプロペラにビニールを巻き付け静電気を起こし、磁気の反発を利用してヨダレを散布。

と、ヨーヨーマッの発想力と器用さが光っている。
特に、静電気による攻撃方法は最後まで気づかれなかった。
散布方法以外にも、気付かれても仲間にバラされないよう最初は口内を狙うなど、外見とは裏腹に中々の策士である。
このヨーヨーマッ自身の狡猾さによって、本編中では“ジワジワと、しかし確実に標的を抹殺する遠隔自動操縦型”として成立していた。

しかしアナスイに所持品を提出させられたことで形勢は逆転。
所持していたカエルをダイバー・ダウンによって頭の中に埋め込まれ、追跡センサーである頭のアンテナとカエルのを繋げられたことにより、本能的な部分がカエルになったため追跡(攻撃)の続行が不可能となった。


本体


ひでえ…人間の肉体を改造して『罠』にしてる…

名前:DアンG‐男囚 年齢-32
囚人番号:ME-14067 好きな映画:ショーガール
(CV:竹内良太)
名前の由来はドルチェ&ガッバーナのセカンドライン「D&G」からだと思われる。

ヨーヨーマッとお揃いの金属製ヘルメットと眼帯をしており、ウール布で巻き付けた古代ローマ人の服装をした男囚。
その外見からか名前が不明だった登場当初とF・F達は「戦士風の男」と称された。
一見冷静沈着な性格のようだが、実際はかなり情緒不安定ぎみで後述の一件でそれまでの態度が嘘のように泣き喚いた。ただヨーヨーマッのような不気味なスタンドの本体なのである意味違和感はない。

元は警官だったが、1999年のノストラダムスの大預言を信じてしまい、普段恨みに思っていた人々を職務を利用して殺害し証拠を隠滅した。刑期は有罪になったもので20年。元警官は刑務所に入ると他の受刑者から命を狙われるため、懲罰房棟に収容されていた。

アニメ版の公式サイトでは経歴が変わっており、警官職を利用し大量殺人を犯し証拠を隠滅するというさらにド外道みが増すものになっている。
まあノストラダムスで騒いでたの日本くらいだしね

グッチョによる懲罰房棟にて大乱闘騒ぎで独房から解放されて、徐倫がプッチが送り込んだ刺客を撃退した頃にはケンゾーと共に生き延びるも徐倫の始末はケンゾーに任せて傍観する。
ケンゾー戦決着後、DIOの骨が囚人たちを植物化していくので自身は物陰に潜んで回避し、骨が最終的に緑色の赤ん坊に変貌したのを目撃。
緑色の赤ん坊を奪い取った徐倫を始末するべく影から動向をうかがっていたが、連中がいた方向からフラフラと歩いて来たグッチョだけで徐倫たちは姿を消していた。
徐倫達を探そうとグッチョに聞こうと触れたが、実はダイバー・ダウンによって『罠』と化した彼は突如と肋骨がトラバサミのように変形して自身の左腕に刺さりまくるという重傷を負う。

その際、自分自身も凶悪犯にも関わらずアナスイの冷酷な攻撃方法にドン引きしており、「痛でええよォオオオオオオオオオ ママぁああああ」などといいながら泣きじゃくる姿に、初期からのジョジョ読者は露骨な肋骨と合わせてを連想したことだろう。なお左腕は直後に「こんな左腕なんかもういらねぇえええええ」と自ら千切り捨てている
アニメでは痛みに失敗した模様。

その後本館から来た救急隊員に保護され、手当てを受けるために救急車に乗るが、徐倫たちとは別行動をとり本体を狙っていたF・Fの奇襲を受ける。
同時に現れたプッチの妨害により助かったかに思われたが、F・Fの文字通り「捨て身」の一撃により頭と身体が泣き別れになり絶命。
32歳の若さであった。同時にヨーヨーマッも消滅した。


余談

ジョジョの奇妙な冒険で登場キャラクターやスタンドに歌手や曲名が当てられることは割と有名である。
ヨーヨーマッも同様に、その名はヨーヨー・マ(馬 友友)というチェリストからきている。ヨーヨーが元ではない。

ただ、作者は洋楽を起用することは多いがクラシックの演奏者をネタにもってきたのはヨーヨーマッくらいであり、その意味では割と珍しいスタンドだったりする。

アニメ版は本体とスタンドの声を基本的には同じ声優が担当するのだが、DアンGとヨーヨーマッは個別にキャスティングが行われている2例目だったりする(1例目はケンゾーとドラゴンズ・ドリーム)。



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最終更新:2026年08月15日 18:32

*1 サイモン&ガーファンクルやカーペンターズ同様に実在のグループとしてジョジョ初登場。地味だが実は滅茶苦茶凄い。R.E.M.なのはデビューアルバム『マーマー』やシングル『スタンド』のダジャレだったりして

*2 この「1対1」の定義は明言されていないが、作中の描写を文章にしてみると「自分の攻撃を妨害でき、且つ、自分の挙動に注意を払っている相手が、2人未満になった瞬間」といった感じになる。