RF-9 レヴァナント アイ

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RF-9 レヴァナント アイ - (2017/01/22 (日) 01:05:47) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2016/12/16 Fri 19:10:29
更新日:2021/03/20 Sat 00:11:03
所要時間:約 5 分で読めます




概要
RF-9 レヴァナント アイとは、コトブキヤが展開するプラモデルシリーズ「フレームアームズ」のひとつ。

発売前に「偵察型」として公開されていたFAで、皿頭やローラーブレードなど特徴的な意匠を持つ。

本項目では系列機種も取り扱う。

目次



RF-9 レヴァナント アイ

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特殊部隊「SCARU」用に開発された強襲・偵察用FA。

機動力と索敵能力に優れ、特殊任務用の専用装備が用意されているのが特徴。
頭部のセンサーは「スカル・アイ」と呼ばれ、部隊名からドクロを象ったバイザーに覆われている。

そのコンセプトから防御力は限定的であるが、実際には搭乗者や作戦に合わせて他のFAの部品を混在させるなどのカスタマイズが施されることが多く、一定の姿というものはなかったらしい。
またSCARU用として開発されたが専用というわけではないらしく、他の特殊部隊や任務部隊でも用いられているようである。


◇武装
  • ロート・ドーム・ヘッド
広域索敵用の頭部パーツ。スカル・アイと選択式。半径10km内の敵に対する電子戦能力も持つ。
通常型の背中のやつは何だとは言ってはいけない。

  • センサー・ボード
背部にあるブレード状の補助索敵装置。
走行時のバランサーも兼ねる。

  • レーザー・マルチプライヤー ×2
格闘や破壊工作に使えるプライヤーとレーザー砲が一体になった装備。レーザーナイフにもなる。通常のマニピュレータと選択式。
地球側には珍しい光学兵器。

  • 3D・ホロ・プロジェクター
欺瞞用の立体映像投影装置。胴体に搭載。

  • エスケープ・グレネード
撤退時に使うグレネード。詳細不明。

  • ブレード・ローラー
高速走行用の装輪ユニット。轟雷と違い、展開するのではなく常にタイヤで接地している。
脚部のサブ・センサーアイとの連動している。


◇キット
定価3,600円。
パーツ数は比較的少なめで組みやすく、色分けも良好。
スカル・アイと胸部のプロジェクターは塗装済み。特にセンサーは複数色での塗装となる。
可動域も広く、フレームがむき出しの部分もあるためよく動く。
手持ち武器としてM.S.Gウェポンユニット「MW-18 フリースタイル・ガン」が付属する。




RRF-9 レヴァナントアイ・リベンジャー

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RF-9に強化ユニット「EXU-01」を装着した姿。
全体的にRF-9の装甲を補強し、近接戦闘向けの装備となる。
鎧武者のような外観になっているのは戦意向上のための意図的なものとされており、以降の防衛機構のFA開発では「見た目」に配慮する傾向が見てとれる。

これらの強化パーツは本来試作品であったが、物資の不足のために「従来機拡張計画(EX計画)」が発動したことで前線部隊に支給された。

レヴァナント アイ自体が特定の装備パターンを持たず、また他の機種にパーツ単位で装備された例も多かったため「リベンジャー」本来の姿での運用は少なかったらしい。


◇武装
  • スラッシュエッジ
長大な剣。ハイカーボン製の刃は凄まじい切れ味を誇るが、耐久力が低く複数本の携行が推奨される。
日本刀を模したとされるが、あまり似ていない。

  • ハイドシース・カノン
FAサイズの拳銃。スラッシュエッジの鞘の先端にマウントでき、手持ちでも使える。
射程が短く弾数も少ないがサイズに比して威力は高く緊急時用の武器として使い勝手が良い。

  • 4連装ニードルガン
肩装甲に内蔵された小口径ランチャー。
ニードルガンとは言うものの、実際には多目的ランチャーであり榴弾や発煙弾も装填できる…というかそっちの方が多かったらしい。


◇キット
定価1,800円。
レヴァナント アイに「エクステンドアームズ01 〈RF-9 レヴァナントアイ拡張パーツセット〉」を組み込むことでレヴァナントアイ・リベンジャーを再現できる。
増加装甲はほとんど黒で、レヴァナントアイ本体の色とは違うが色分けは悪くない。
肩のランチャーやスラッシュエッジの鞘が展開するなど細かいギミックが仕込まれている。
鞘に出し入れできるスマートな刀剣がコトブキヤ製ではあまりないため(抜き身か無骨か差し替えがほとんど)パーツ取りでも重宝されている。
ポロリしやすいという報告があるほか、足の形状が特殊で自立は不可能。そのため自立補助パーツが付属している。




RRF-9/A レヴァナントアイ・イーギル

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レヴァナントアイ用の強化パーツ(後のEXU-01)のテストに使われた機体。
つまり設定上は上記の「リベンジャー」より前の機体である。
デモンストレーション用のようなトリコロールカラーの塗装が施されており、とても目立つ。

テスト終了後は廃棄される予定だったが、物資・機体の不足から実戦投入され、リロイ・ハロルド曹長の乗機となった。
実験機体のためほとんど活躍を期待されていなかったが、「オペレーション・バードハント」において思わぬアクシデントからRF-12 ウィルバーナインとの連携でフレズヴェルク=ルフスを仕留めるという快挙を成し遂げ、以後も当初の予想を裏切り活躍を続けた。
リロイがSX-25 カトラスに乗り換えてからの処遇は不明。

装備は「リベンジャー」とほぼ同じだが、本機にのみ装備された武器がいくつかある。
また武器の配置が変更されており、スラッシュエッジが腰から背中に移動した。
それに伴いセンサー・ボードと背部レドームが撤去されており、索敵能力は低下している可能性がある。


◇武装
  • ハンマーショットガン
巨大なトゲ鉄球を発射する武器。ハンマーのショットガンではなくハンマーをショットするガンである。
見た目の通り色々と無理のある武器だが、実戦ではこれをルフスに命中させている。

  • イオンレーザーカッター ×4
所謂ビームサーベル。新型の近接武器として開発されていた。非使用時は腰にマウントされる。
連続使用時間がとても短いほか威力が想定したほど上がらなかったらしく、開発は打ち切られている。
そのため少数しか製造されておらず、EXU-01には上記のハンマーガン共々設定されていない。

  • 丸太
黒い森事件」での戦闘においてリーチの長い武器が必要になったため、近くの木をレーザーカッターで切り倒して使用した。
欧州の樹木には数十メートルから百メートルになるものもあるため、判断としてはあながち間違ってないかもしれない。
これもちゃんと敵に直撃させている。


◇キット
定価4,800円。コトブキヤショップ限定品。
レヴァナント アイとエクステンドアームズ01をセットにし、M.S.Gウェポンユニット「MW-25 サーベル&ハンマー」を付属したもの。
さらに新規パーツとしてハンマー用ピストルグリップとサーベル用マウントパーツが追加。
レヴァナント アイの部品も全部入っている。

成形色が赤白青のトリコロールに改められており、とても派手。

色分けはまずまずといったところで、本体は頭部とつま先の白、脚部の赤など細かい部分が足りない程度だが、武器と新規パーツが青色で成形されているため、気になるなら塗装が必要。
武器はエクステンドアームズから持ってきてもいいが新規パーツは塗るしかない。
また付属のウェポンユニットも成形色が専用のものになっており、グリップは黒、クリアパーツは無色透明になっているため塗装しない場合別に用意する必要がある。




余談
  • RF-9単体では「レヴァナント アイ」だが、エクステンドアームズやイーギルでは「レヴァナントアイ」とスペースが抜けている。

  • 後に語られたところでは、当初の商品仕様はロート・ドーム・ヘッド+レーザー・マルチプライヤーの形態のみであり、流石に売りにくいと判断されたためスカル・アイ+マニピュレータが後から追加されたとのこと。



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