Toriel(UNDERTALE)

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Toriel(UNDERTALE) - (2017/07/02 (日) 22:47:36) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2017/02/15 (水曜日) 17:24:00
更新日:2024/04/21 Sun 03:26:31
所要時間:約7分で読めます





BGM:Fallen down


What a terrible creature. torturing such a poor,innocent youth…(なんて恐ろしい魔物なんでしょう。罪のない、か弱い子供を傷つけるなんて…)


Ah,do not be afraid,my child.(ああ、怖がらなくていいのよ、我が子よ)


I am TORIEL,caretaker of the RUINS.(私はTORIEL。このRUINSの管理をしているの)



Torielとは、UNDERTALEに登場するキャラクター。




■概要

Ruinsと呼ばれる遺跡の管理人であり、主人公が地下世界で最初に出会う女性のモンスターである。Floweyの罠にはまって殺されかけた主人公を助け出し、Ruinsの案内をしてくれるのだが……。

料理が得意で、主人公のためにバタースコッチシナモンパイを作ってくれる。ただ、これは人間の味覚に合わせるために作った料理であり、本人はカタツムリ料理が好物。昔は先生になることが夢だったらしい。ノートにくだらないジョークを書き留めているというお茶目な一面もある。


■容姿

垂れた耳と長いまつげが特徴で、二足歩行の山羊の様な姿をしており、Delta Runeの紋章が胸部に描かれた薄紫色のローブを着ている。
また、読書の際には眼鏡を着けている姿が見られる。老眼なのだろうか

■性格

基本的に善人しかいないモンスターの中でも特に心優しく、母性に満ち溢れた穏やかな性格。
地下世界に落ちてきた見ず知らずの主人公に対してパズルの解き方やMERCYのやり方などの、チュートリアルを施してくれる。
それでいて、主人公をあえて一時的に置き去りにすることで、独りでも平気でいられるかどうか確かめるなど、決して甘やかすだけではない、正に良妻賢母なモンスター。
だが、主人公が地上の世界に帰りたがると話をごまかそうとするなど、こちらに何かを隠しているような一面も伺える。
ある人物曰く、酒癖が悪いらしい。











ここから先には、UNDERTALEのネタバレが書かれています。

UNDERTALEをプレイ中、もしくはこれから遊ぶ予定の方は、ここから下は読まないという決意を抱き続けてください。


















You want to so leave so badly.(そんなにここから出たいの)

Hmph,You are just like the others.(まったく、あなたも他の人間たちと変わらないのね)

There is only one solution to this.(一つだけ方法があるわ)

Prove yourself…(証明しなさい…)

Prove to me you are strong enogh to survive.(生き残れるだけの強さがあると)




*Toriel blocks the way!(Torielが行く手を阻んでいる!)


BGM:Heartache


■戦闘


主人公はRuinsの出口で、自身に地下世界で生き残れる強さがあることを証明するために、Torielと戦うことになる。つまり、UNDERTALEにおける初のボス戦が彼女なのである。


Toriel- ATK 80 DEF 80
Knows best for you.(あなたにとって何が一番かを知っている。)


主にうねる様な動きをする火炎魔法で攻撃してくるが、主人公の体力が減る度に攻撃力が下がっていき、最終的には弾幕の方から主人公のソウルを避けるようになる。
よって、余程運が悪くない限り、この戦闘でゲームオーバーになることはない(こちらのHPが0になると、「しまった」という感じの特別な表情が見られる)。

見逃す場合はMERCYからSpare(見逃す)を選択し続けると、Torielの方が折れてくれて戦闘が終了するのだが、初見でこの攻略法に気づかず、泣く泣く殺害してしまったプレイヤーも多いだろう(一応Ruins内のFroggitの一人が、それとなく攻略のヒントを教えてくれる)。

彼女を殺した場合、最期まで主人公のことを心配しながら体が灰となっていき、目の前でソウルが粉々に砕け散ってしまう。

そして扉を通った直後、クソ花 Floweyが姿を現し、彼女の死をコケにして去っていくのだった。見逃した場合でも煽ってくるけど

ちなみにToriel戦後、直前のセーブデータをロードして再度彼女と戦った場合、結果によってFloweyの台詞がいろいろ変化する。特に一度Torielを殺してから、生存ルートを選んだ場合の台詞は、本作の物語の核心の、一端に触れた内容となっている。




+ その正体
実は彼女の正体は国王Asgoreの元妻、つまり地下世界の元王妃である。
Asgoreとは(周囲が引くほど)仲の良い夫婦だったのだが、人間の手で息子のAsrielが殺された事件をきっかけに、人間のソウルを7つ集めて結界を壊し、モンスターたちを地下から解放するという政策を立てた夫に失望。
この一件以降Ruinsに閉じこもり、落ちてきた人間をAsgoreの手から保護するようになった(主人公をRuinsから出すまいとしていたのはこのため)。

そのような経緯を経ているため、今でもAsgoreに対しては相当厳しい態度を取っており、Pルートでよりを戻そうとした彼に対して即答で「No」を突き付けている。王様ェ……
(彼女曰く、落ちてきた人間を犠牲にするなら人間のソウルを一つ手に入れた時点でAsgore本人が結界を通り抜け、残り6つのソウルを集めればそれで済む話だった。
それをわざわざ人間が7人落ちてくるまで待つことにしたのは、本心では人間を殺したくないAsgoreの我儘であり、決断を先送りにすることで、他のモンスターたちを絶望の淵に立たせ続けたとのこと)


+ エンディング
Nルートでは生存していた場合、死亡したAsgoreの代わりに地下世界の女王となり、今後は地下世界に落ちてきた人間を全て友達として扱う政策を立てる。
しかし主人公がモンスターを殺しすぎていた場合は玉座を追われ、再びRuinsに閉じこもるようになる。

Pルートでは念願の教師になったらしく、Monster kidも通う学校に勤めている様子。その学校の庭ではAsgoreが庭木の剪定をしているが、よりを戻したかどうかは不明である。



+ 交友関係
  • Asgore

元夫。前述のように昔はところ構わずいちゃついて周囲をドン引きさせる程仲が良かったのだが、今はその関係は冷え切ってしまっている。完全に割り切っているTorielとは対照的に、Asgoreの方は未練たらたらといったご様子である。

  • Sans

親友。彼とはノック・ノックジョークをきっかけとして知り合い、ジョークの掛け合いを通して意気投合した。
詳細はSansの項目を参照。

実際に二人が対面するのはPルートの終盤であり、Asgoreの目の前でジョークも交えた親しげな挨拶を行っていた。王様、やっぱり貴方は泣いていい

  • Papyrus

Pルートの終盤で初めて対面した際、彼に国王のクローンと間違えられた。
ちなみに彼に限らず、地下世界の殆どのモンスターはRuinsに元王妃が住んでいたことを知らなかった模様。これは彼女やAsgoreが「ボスモンスター」と呼ばれる特殊な種族であり、子供がいない間は年老いることもないため、他のモンスターたちが世代交代をしていたからである(つまり、Torielは相当長い間Ruinsに閉じこもっていたことになる)。

Papyrus曰く、Torielのジョークは「憐みの笑みが出るほど」面白くないのだとか。多分強がり






+ Gルートでは……
戦闘に至る経緯は他のルートと変わらないが、主人公のLOVEがモンスターへの殺戮で高くなっているため、一撃で殺されてしまう。
灰になる直前、彼女は自分の行動がが主人公ではなく、モンスターたちを守るためのものであったことに気づくのであった……。



















This is for your own good.(これはあなた自身のためなのよ)


No one will leave again.(もう誰もここから出ないように)









--Your fate is up to you now!(あなたの運命は、あなた自身が決めるんだわ!)




追記・修正は、バタースコッチシナモンパイで全回復してからでお願いします。

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