すいかが食べたい

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すいかが食べたい - (2019/07/21 (日) 20:27:33) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2017/12/06 Wed 18:42:26
更新日:2024/03/27 Wed 00:38:56
所要時間:約 5 分で読めます




物語

主人公は突然すいかが食べたくなった。
さぁ、すいかを求めて大冒険に出発だ!

概要

「くろすけ」制作のフリーRPG。ダウンロード不要でブラウザ上で起動する。
ソースはJavascriptなので最新版をダウンロードしておこう。
初版公開は2002年ごろとネット界隈では相当古いゲームである。
ストーリーは上記参照。ぶっちゃけこれ以上に深い設定はほぼ皆無。
一見すると、「あぁ、すいか探しをテーマにした短編RPGなんだろうな」と思うだろう。

が、なんと推定プレイ時間は 最低でも50時間越え というトンデモない超大作RPGでもある。

しかも、世界観はパロディだらけのカオス極まりない代物であり、あらゆるポイントから容赦なくネタをぶち込んでくるため1秒も油断がならない。


ちなみにRPGとしての難易度は かなり高い
そこそこ計画的に育成をし、装備品などもキッチリ集めて行かないと結構きつめの難易度に仕上がっている。
取り返しのつかない要素も割と多いため、プレイする場合は躊躇なく攻略サイトを参考にした方が良い。
特に終盤は「回避不能の行動不可状態異常」「超ダメージ連続」「反撃ケアルーガ( ダメージに反応してHP9999回復 )」など無茶苦茶な能力持ちのボスがゴロゴロ出てくるため、対策は必須。

1部・2部クリア後のおまけとなる3部ではさらに難易度が上昇する。
ダンジョンのボスクラスが2体、3体同時に襲いかかってくるパターンが多く、対策を取っていようが問答無用で死ぬこともままある。


登場人物

西瓜太郎

主人公。「西瓜太郎」はデフォルトネームで、ゲーム開始時に自由に変更可能。
すいか帽子をかぶった正体不明の少年(青年?)。
ゲーム中「すいかが食べたい」以外の台詞を発している描写が皆無。その想いの強さは前述のように スーパーサ〇ヤ人化 するほど。

能力は重戦士型。前線で敵の攻撃を受け止める頼もしい肉壁である。
専用アビリティの「ゴーレム」は終盤の要となる。しかし、重要なアビリティが多いのにMPが少なめなのがネック。

うな

青うさぎのうな。
にんじんが食べたいうさぎ。にんじんを求めて竜の玉を探していたところ、既に2つ集めた主人公に遭遇。主人公のすいか探しを手伝う代わりに竜の玉をもらい受ける約束を(強引に)交わし仲間になる。

他2名があまりにボケているため、数少ない常識人(うさぎ?)としてツッコミ役を一手に引き受ける苦労人。
そして すさまじい不幸体質 でもある。色々あった末 ハラミ肉に変化し、その上ハンバーグにされ、ハンバーガーに加工された上、終盤になってようやくうさぎに戻れたかと思ったら存在が消えかかる というえらい目に遭っている。
そのため、ゲーム中盤のパーティーは すいか帽子の男、ハンバーグ(レモン付き)、女の子 という正体不明とかそういうレベルではない怪しいパーティーとなる。
なお、ハラミ肉、ハンバーグ、ハンバーガーと化していても 戦闘力に一切の支障はない 。何気にスゴイのではないだろうか。

ちなみににんじんを求める理由は序盤であっさりと失われその後はすいかを求めることになる。

能力は武闘家のような軽戦士型。パーティー随一の素早さで敵を翻弄する切込み隊長(ハンバーグだけど)。
また魔物の技を使うことにも長け、「火の息」は序盤では貴重な高火力全体攻撃として重宝する。
最終的には専用アビリティで「乱4撃」などの強烈な物理攻撃技を習得できる。

かるび

焼き肉が食べたい女の子。見た目にあまり特徴はないが、 川から流れてきたカルビ肉から生まれてきた というぶっ飛んだ経歴の持ち主。
天然ボケ。パーティーに加入した理由があまりに理不尽( ハラミ肉と化したうなを見て残りのロースとカルビを集めるために同行する )。
七大魔王の一角「うし魔王」を冒険の目標にしている( 究極の牛肉だから )。

能力は典型的な魔法使い型。肉体系能力は貧弱だが、パーティー中最強のMPと精神力を持つ。
陰陽師や詩人などのアビリティを覚えさせておくと吉。
専用アビリティは回復系が目白押し。とにかくパーティーの要となる重要なキャラなので彼女を死なせないことが重要。
特に「クローズ」を治療できる「開錠」は彼女専用。「クローズ無効の指輪」は彼女に装備させておかないと泣きを見る。
また冒険の途中で習得できる「世界」がFFのクイックと同性能と非常に強力。しかし頼りすぎていると手痛いしっぺ返しが待つ…かも。

勾玉

本作における職業に当たる要素。これを装備して敵を倒した際に手に入る「AP」を集めていくことで、アビリティを習得できる。
一度勾玉を装備すると、マスターするまで変更できずマスターすると勾玉は壊れてしまうので特に貴重な勾玉は誰に装備させるか慎重に。

  • 冒険者の勾玉
初心者冒険者に必要な特技が覚えられるという触れ込み。
しかし全体攻撃の「石つぶて」、回復技の「手当」共に効果は微妙。「会心の一撃」は強力だが剣士の勾玉でより早く覚えられる。
ただし、最後に覚える「獲得AP+30%」は超有用。一番目に覚える勾玉としてはイマイチだが、二番目、三番目などできるだけ早くマスターしておきたい。

  • 剣士の勾玉
習得する「剣技」はひたすら「たたかう」を選べばMP消費無しで確率で自動発動する特性を持つ。
そのためローコストで強力な攻撃ができるのが魅力。威力の上がる「会心の一撃」、二回攻撃する「二連撃」、麻痺の追加効果がある「停止剣」などいずれの技も便利。
ただし、逆に言えば確実に強力な攻撃を仕掛けることができないため、ボス戦などでは不安が残る。
最初に覚える勾玉としては有力だが、早めに他の攻撃手段も確保したい。

  • 武闘の勾玉
強力な格闘技を覚えられる勾玉。自身の能力を大きく引き上げる「HP+15%」や「攻撃力+15%」を覚えられる。
また回復技の「手当」も序盤はそこそこ有用な他、ボス戦でも役立つ「おたけび」「乱2撃」も便利。
またこの先に待つのが最強クラスの「格闘王の勾玉」である点も重要。

  • 盗賊の勾玉
直接戦闘よりは探索に役立つ技を覚える。「猫の目」「忍び足」は探索効率を上げるために便利。
戦闘力は低めだが序盤の勾玉で素早さを上げられる数少ない存在なので差別化はできている。
最大の魅力は「盗む」。序盤はイマイチだが、合成素材などを集める際は非常に重要。中盤までには覚えておきたい。

  • 陰陽師の勾玉
魔法攻撃を覚えられる勾玉。
技自体は様々な属性を使い分けられ威力も高いが、主人公の精神力とMPが低いため、最初の勾玉としては地雷。かるびの攻撃技としては非常に有用。

  • 道具士の勾玉
戦闘中にアイテムを使用できるようになる。逆に言うとこれで覚えないと本作ではアイテムを使えない。
回復アイテムは回復量が結構多めなので回復技としては便利。しかし最初にこれを覚えると火力が致命的に不足して雑魚戦で苦労する。
「獲得金UP」「レアアイテムUP」は超強力だが、序盤の恩恵はイマイチなのでこれも後回しでいいだろう。
何度でも使える攻撃アイテム「魔石」を入手すると、攻撃役も兼ねられるようになる。

  • 魔物の勾玉
うなが最初から装備している勾玉。敵の技をコピーして使う。
ボスにも有効な「縛り糸」、貴重な全体高火力攻撃「炎の息」、全体回復技「白の風」と超有用な技が揃う。
ただ、うなの持っているもの以外に入手するのは至難の業であり、他のキャラが装備してもアビリティ枠が足りないため基本使われない。

  • 巫女の勾玉
かるびが最初から装備している勾玉。神聖な魔法を行使できる。
序盤から終盤まで役立つ回復魔法「恩恵」、物理戦主体の相手ならば役立つ「加護」、炎技対策に必須の「纏水」など有力な技揃い。
ただ、やっぱり2個目の入手が遅い……というか、 第三部まで行かないと手に入らない 。魔物の勾玉以上にかるび以外の装備が論外な存在。

  • 詩人の勾玉
特殊な唄で味方をサポートする。
「勇気の唄」は「加護」と合わせて物理戦で、「風護の唄」も風属性攻撃を使ってくる相手では必須となる。
サポート系ではあるが、精神力の絡む技が少ないためいっそ主人公に覚えさせるのもありかもしれない。

  • 忍者の勾玉
盗賊を極めないと装備できない。
素早さと器用さが限界まで上がる。正直これだけでも便利。というか物理アタッカーではないかるびですら、素早さ目当てに装備する価値があるほど。
他の技は剣技が中心だが強力かつ珍しい技が揃う。うなに装備させて素早さの限界に挑むもよし、主人公に装備させて弱点を補うもよしの有力勾玉だが、1個目は割と早く手に入るが2個目の入手が遅いので注意。

  • すいか様の勾玉
主人公専用。イベントをこなすだけであっさり手に入るので、二部が始まったら真っ先にロイズの町に行くべし。
消費MPこそ莫大だが、超強力な技が揃う。「すいか様」はボス戦の切り札になりうる性能。
また強力な単体攻撃である「氷斬破」、回復魔法の「恩恵」「解毒」、移動技の「空の手」も覚えられるなど万能な性能。

  • 大陰陽の勾玉
陰陽師を極めないと装備できない。
精神力とMPが限界まで上がる。かるびに是非とも装備させたい。
強力な全体攻撃である「竜巻符」、必中の単体攻撃「呪詛符」、雑魚戦で役立つ「乱心符」「黄泉符」などが便利。

  • 剣豪の勾玉
剣士を極めないと装備できない。
剣士よりもさらに強力な剣技を覚えられるようになる。一部の剣技は「氷斬破」「雷斬破」からでも派生するので主人公に優先的に覚えさせておきたい。
最後に覚える「剣技コンボ」を習得すると、一部の剣技を同時発動できるようになり、さらに殲滅力が上がる。

  • 格闘王の勾玉
武闘を極めないと装備できない。
HP、攻撃力、防御力が極限まで上がる。総合的なステータス補正の優秀さは指折り。
また、「大防御」はないと勝てないボスがいるため、最終的には全員習得推奨の勾玉の一つ。
「界王拳」は元ネタ通り(?)攻撃力が2倍になる効果。主人公やうなの最強技と組み合わせると驚異的。

  • 兎神の勾玉
うなしか装備できない。
最強の物理攻撃「乱4撃」、強力な全体技「灼熱フレア」、地味に役立つ「停止無効」など最強クラスの技が揃う。
迷う必要など微塵もない最強の勾玉なのでさっさと覚えさせるべし。

  • 神官の勾玉
かるびしか装備できない。
全体回復の「祝福」、全回復蘇生の「奇跡」など最強クラスの技が(ry
やはり迷う必要は皆無。装備できるようになったらさっさと装備させよう。

  • 勇者の勾玉
主人公しか装備できない。すいか様の勾玉を極めるのも前提条件だが普通に進めていればこっちの条件は問題なく満たしているだろう。
「蘇生」「即死無効」「雷斬破」「攻撃力+30%」「光の剣」「すいかの星」「ゴーレム」と問答無用の最強技が(ry
特に「ゴーレム」は一部ボス相手に必須となるので、迷っている暇にさっさと覚えるべし。

追記・修正はすいかを食べるためにドラ〇ンボールを7つ集めてからお願いします。

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