Action Comics: Men of Steel

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Action Comics: Men of Steel - (2018/04/07 (土) 18:35:22) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2018/04/07 (土) 18:35:13
更新日:2023/07/28 Fri 21:32:55
所要時間:約 6 分で読めます




『Action Comics: Men of Steel』は2016年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。
2016年11月から『Action Comics Vol.1』#967~#972で連載された。
脚本はダン・ジャーゲンス、作画はタイラー・カーカム(#967~#968)、パトリック・ジーカー(#969~#970)、スティーブン・セゴビア(#971~#972)。
日本では未邦訳。

ダン・ジャーゲンスによる『DC Rebirth』スーパーマン・サーガ第3巻。
新たなスーパーマンとなったレックス・ルーサーについて掘り下げた作品。
スーパーマンのマークとマントを身に着けたルーサーが掲げる自分なりの信条とルーサー自身の危険性が描かれている他、
衝突や協力を通じて分かり合っていくスーパーマンとルーサーの友情も見所。



【物語】

ロイスから最近の活動についてのインタビューを受けるルーサーを、突如Godslayerを名乗る人物が襲撃する。
Godslayerはルーサーがそう遠くない未来にダークサイドの後を継ぎ地球を滅ぼす未来を予見し、彼を殺しに現れたのだった。
知らせを受け駆け付けたスーパーマンを交え激しい戦いを繰り広げるが、Godslayerは仲間Zadeとルーサーと共に姿を消してしまう。
消えた時の反応から彼らを追う方法を思いついたスーパーマンはルーサーを救うために彼らのいる惑星Nideesiに向かう。


【登場人物】

  • スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
現在の世界とは違う『プレフラッシュポイント』のスーパーマン。スーパーボーイと共にアマゾンで街から姿を消したGeneticronの本社を発見する。
その時、謎のクラークから知らせを受けメトロポリスに向かいZadeと戦闘になる。スーパーボーイの援護もあってルーサーの元にたどり着くが、
Zadeの能力で力が減衰しGodslayerに追い込まれてしまう。しかしスーパーボーイの姿を見たGodslayerがルーサーたちと姿を消したため事なきを得る。
彼らが消えた際の痕跡がGeneticronの本社に残された反応と似ていたため、本社に向かいワープゾーンを発見しGodslayerたちの後を追う。
Nideesiにたどり着くとルーサーを救い出すが、Godslayerの過去やルーサーのマザーボックス、未来のヴィジョンを見させられ説得を受ける。
それらを見せられても未来は変わり続けるものとしてルーサーを救うことを選択し、ルーサーと共にブームチューブで地球に帰ろうとする。
途中妨害を受け赤い太陽を持つ惑星に墜落し、ルーサーから密かに彼を探っていたことを糾弾され彼がヒーローとして活動する思いを聞かされる。
直後にGodslayerとZadeの襲撃を受けるが、ルーサーに救われ事態を乗り越えるために協力して立ち向かう。

  • レックス・ルーサー
大企業レックス・コープの社長兼新聞社デイリー・プラネットの経営者でスーパーマンのライバル。
特殊なアーマーを身に着け新たなスーパーマンとしても活動している。ロイスから最近の活動のインタビューを受けているとGodslayerの襲撃を受ける。
アーマーを身に着け立ち向かうが、機能を無効化され追い詰められスーパーマンの援護も敵わず惑星Nideesiに連れていかれてしまう。
Nideesiで陪審員の裁きを待つ間、未来の罪で無実の人間を裁くのはおかしいと主張し続けスーパーマンが助けに現れるのを待つ。
スーパーマンが現れ逃げようとするが失敗し、ダークサイドの脅威や自身の持っていたマザーボックスを証拠に陪審員から有罪を言い渡されてしまう。
スーパーマンもその意見に同調し彼の手で殺されかけるが、実際は時間稼ぎの演技で隙をついてブームチューブで地球に帰ろうとする。
そして妨害を受け墜落した惑星でスーパーマンに今までの思いをぶつけた後、追ってきたGodslayerとZadeにスーパーマンと協力して立ち向かう。


≪ヴィラン≫

  • Godslayer(L'Call)
未来を予見する球体を使い惨劇を起こす人間を事前に殺している戦士。仮面やプロテクターを身に着け日本刀の様な武器で戦う。
元々はダークサイドに滅ぼされたある惑星の生き残りで惑星NideesiのCh'Arrに未来の大罪人を殺す戦士に選ばれた。
長年戦い戦い続けその使命に罪悪感や限界を感じ始め引退を考えていたが、次の任務がダークサイドに関わるものだったため戦士を続けている。
インタビュー中のルーサーを襲撃しワープ能力や彼のアーマーを無効化することで優位に立つ。
援護に現れたスーパーマンも相棒のZadeの力で弱体化させ圧倒するが、突如姿を見せたスーパーボーイを自分の子供と重ね動揺し
ルーサーを連れ惑星Nideesiに撤退する。そこでルーサーの裁きの時を待っていると、スーパーマンが現れ彼にルーサーを罰する根拠を見せる。
しかし未来の罪人を裁く根拠にはならないと否定し逃げ出した2人をZadeと共に追い戦闘になる。

  • Zade
Godslayerの相棒。Godslayerの2倍ありそうな巨漢で見た目通りのパワーと相手を弱体化させる能力が武器。
使命に迷いつつあるGodslayerを後押しし共に戦っている。

  • Ch'Arr
GodslayerとZadeに未来の大罪人を殺す使命を与えた人物。長い白髪の老婆のような姿をしている。
自らの使命を絶対的に信じており、使命に疲れ引退しようとするGodslayerを引き留め戦わせる残酷な一面を持つ。
ルーサーの未来の罪の証拠を見せても納得しないスーパーマンを自ら説得するが失敗する。


≪その他≫

  • ロイス・レーン
現在の世界とは違う『プレフラッシュポイント』のロイス。この世界のロイスの身分を借りてデイリー・プラネットで働いている。
以前約束したルーサーのインタビューを行うがGodslayerの襲撃に巻き込まれる。
一夜明けてこの世界のロイスのアパートでGeneticronの本社について調べていると謎のクラークの訪問を受ける。

  • クラーク・ケント
デイリー・プラネットの記者。素性が謎のためスーパーマンやロイス、ルーサーから警戒されている。
Godslayerの襲撃に巻き込まれたロイスを助け『シグナルウォッチ』でスーパーマンを呼び出す。
その後の会議でペリーをからかい、次の日にロイスのアパートを訪問しジョンの姿を目撃する。

  • スーパーボーイ(ジョナサン(ジョン)・ケント)
『プレフラッシュポイント』のスーパーマンとロイスの息子。スーパーパワーに目覚め始めその特訓を父と行っている。
父と共にアマゾンに向かいスーパーマンであることの心構えを学びながらGeneticronの本社を発見する。
知らせを受けメトロポリスに向かうとトラックの体当たりで父を助け、Godslayerに父を傷つけないよう叫び動揺させるなど活躍する。
翌日、母に連れられこの世界のロイスのアパートに向かいアマゾンでGeneticronの本社を発見したことを報告するなど手助けしたが、
たまたま現れた謎のクラークに姿を見られてしまう。

  • ペリー・ホワイト
デイリー・プラネットの編集長。ルーサーがさらわれた日の夜、Geneticronについての会議を開きクラークにからかわれる。

  • キャシー・ブランデン
ケント家の隣人。騒動の後の会議でロイスが帰りが遅かったため、ジョンに夕食に誘われる。



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