ハイボルト・ザ・ラプタロイド

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ハイボルト・ザ・ラプタロイド - (2020/04/26 (日) 11:41:27) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2020/04/05 (日曜日) 21:47:05
更新日:2021/11/05 Fri 14:56:56
所要時間:約 4 分で読めます





なに、怯えることはない、今からお前が感じるものは…
一瞬の閃光と永遠の死だけなのだからな!


「ハイボルト・ザ・ラプタロイド」とは「ロックマンゼクス」のボスの1体である。


CV:伊藤浩資


タカ、羽毛恐竜をモチーフとしたフォルスロイド。
ハリケンヌと同様に対応するライブメタルはモデルHで、そのモチーフは「賢将ハルピュイア
姿もどことなく似ており、ハルピュイアの部下であった「アステファルコン」の要素も取り入れた感じになっている。


ハルピュイアの影響なのか、性格は理知的で落ち着いた感じで話す。一人称は「オレ」
だが敵対者には容赦なく、任務とあらばどんな手段も辞さない冷酷な面もある。
その辺りは厳しくも守る者の為に戦っていたハルピュイアとは対照的である。
プライドも高く、イレギュラー扱いされるのは心外らしい。

【ボスとして】

ライブメタルの反応を追って廃墟となった発電所で主人公と対峙する。

そこにはサイバーエルフが大量に囚われており、彼らの命を使いエネルギーを抽出し、セルパンカンパニーに送っていた。
その所業に主人公や司令官のプレリーは憤りを見せ、施設を破壊すべくハイボルトと戦う。

戦闘時は空中を自在に飛び回り、脚部を切り離してビットとして使ったり、翼で斬りかかる等遠近共に隙が無い。
また、翼にはビーム砲が仕込まれている。
この翼にモデルHを取り込んでおり、レベル4フィニッシュを目指すなら足等を狙うことになる。
基本相手は空中にいるので、足を狙うのは比較的楽。

ハードでは全体的に攻撃のリズムが速くなる。

後述のHXの使い勝手がいいので、多くのプレイヤーが最初に戦ったボスであろう。


【技】


  • エリアル・ダッシュ
「いくぞっ!」
地上に降りてきて体当たりしてくる。
落ち着いてジャンプしてかわそう。
地上に降りてくる技はこれと後述のダブルセイバーがあるが、降りてくる際のポーズで判別可能。
そうでなくとも画面端にいれば両方に対応できるので、ハイボルトとの戦いでは基本画面端に陣取るのが良い。


  • ダブルセイバー
地上に降りてきてハルピュイアの如く翼で3段斬りしてくる。
3撃目には(ハードでは全段に)衝撃波を飛ばしてくる。
画面端にいれば大体かわせる。が、ハードでは最後の飛び去りの軌道が低くなり、ダッシュでくぐらなければならない。


  • エリアル・インフィニティー
「かわせるかっ!」
ビットを設置する。
設置するパターンはいくつかあるが、ボスの動きを見てればかわせるはず。
設置後はビットから光弾を発射してくるので、こっちに向かってくるものだけかわしていこう。
ハードではビットを対角線上に設置するパターンが追加されるが、基本的な対処法は変わらない。


  • ビットサークル
ビットを周囲に纏って光弾を3連射した後、そのまま体当たりしてくる。
光弾は隙間をぬって回避。体当たりもタイミングを見極めてダッシュでくぐればよい(場所次第では立ったままで回避も可能)。
ハードだとビットの回転が速くなる。


  • インペリアル・レイ
「ハーッハッハッハ!」
画面上部中央に陣取り、下に向けてビームを2回・4方向に発射する。発射方向は2パターンあり、発射のたびに切り替えてくる。
技の見た目も高笑いも派手なハイボルトの大技であり、ライフゲージが1本以下になると確定で使用する。
発射前に赤いガイドラインが出るので、何もない所に移動しよう。
ビームの軌道は発射前のガイドラインと翼の開き方で判別可能。
ハードだとガイドラインからのビーム発射の間隔が速くなり、ガイドラインが出てから避けていたのでは回避が間に合わない。翼を見て避けよう。
発射・軌道変更が4回に増加し、せわしない回避を余儀なくされる。
一応この時も攻撃は通るが、翼に当たりやすいのとビームをよけられないのでオススメできない。特にハード。


  • ビットフォール
「ずるいやつめ!」
ライフ半分以下で氷属性攻撃を受けると使ってくる。
下方向に電撃を繰り出す。


【撃破後】


「あわれなロックマンよ…」
「新たな世界で…裁きの雷にうたれるがいい…」


既にほとんどの電力をモデルV採掘現場などに供給済みであることを告げ撃破され、モデルHが解放される。
主人公は力を貸して欲しいと頼むが、モデルHは問う。

セルパンを倒し、モデルVを破壊したとしても、それで争いはなくなるのか?」
「人々はまた、同じ過ちを繰り返さないと言い切れるのか?」

確かにハルピュイアのいた時代も、彼の生みの親とも言うべきレプリロイドの時代も、争いが終わってもまた別の争いが繰り返されていた。
それでも放ってはおけないと主人公は強く答える。

それを聞いたモデルHは、自分達の戦いが無駄ではなかったことを悟り、力を貸すのだった。
かつて主君の紛い物とその生みの親の権力に負け、守る力を失った男がいた。
だが、そんな彼の力が、新たな守り人の力となるのであった。


以降はHXにロックオンでき、電気属性攻撃とエアダッシュにホバー、相手の弱点を察知できるエネミーアナライズが使えるようになる。
本作はマップ移動が面倒なので、機動力を高められるこの形態が非常に重宝する。



オレはこの項目を追記、修正するために作られた、いわば疑似ロックマン…
モデルHのフォルスロイド、ハイボルト!

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