「The Book jojo's bizarre adventure 4th another day」の編集履歴（バックアップ）一覧に戻る
&font(#6495ED){登録日}：2011/12/25(日) 04:04:23
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}：約 8 分で読めます
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#center(){
&font(#ff0000){もしも人類史上、究極の小説があったとしたら……}
&font(#ff0000){……その小説で、人を殺せるかもしれないな}
}
The Bookとは[[ジョジョの奇妙な冒険]]のノベライズ作品。著者は乙一。
ジョジョファンである乙一氏の熱意がこめられた作品で、製作年数は&font(#ff0000){5年}、没にした文章は&font(#ff0000){原稿用紙2000枚以上}にも及び、
その甲斐あって見事にジョジョと乙一の世界が融合した小説となっている。
単品の小説としても非常に読み応えのある作品。
文庫版も出ているため、未読の方は是非お読みになる事をおススメします…
舞台は[[吉良吉影]]を倒した後の西暦2000年の杜王町。
作中には、&font(#ff0000){鉄塔で暮らす男、話しかけてくる本、うめき声をあげる岩}など思わずニヤリとしてしまう小ネタや、[[メタ発言]]などもちりばめられている。
ここからはネタバレを含むため未読の方はバック推奨
◆あらすじA
広瀬康一と岸辺露伴はある日見つけた血まみれの猫を調べていく内、室内にいながら車に跳ねられたような傷を負った奇妙な死体と出会う。
岸辺露伴は、自身の能力でそれがスタンド使いによっておきた殺人事件であることを知り捜査をはじめる。
◆あらすじB
事件から20年前、飛来明里は愛する人によりビルの隙間へ突き落とされた。しかし幸か不幸か生き残り…？
◆登場人物
▼原作キャラクター
●[[広瀬康一]]
やや臆病だが勇敢な少年。原作同様に岸辺露伴に振り回され、殺人事件の犯人を探す。今作では彼を含めた3人の人物の視点で物語が展開する。
表紙裏の新規イラストが靴磨きの少年マルコにしか見えないのは触れてはいけない。
●[[岸辺露伴]]
傲慢不遜な漫画家。自分の原稿を汚した猫を&font(#ff0000){睡眠薬で眠らせ、保健所に引き渡そうとした}とき、血まみれの猫と出会った。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){康一と共に地道な調査をして事件解決に貢献。また、相変わらず険悪な仗助の母・朋子に埋め込まれた記憶を消すなど、義理堅い一面を見せている。}}}
●[[東方仗助]]
主人公だが出番は少なめ。しかしながら終盤のスタンドバトルは必見。
●[[虹村億泰>虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)]]
やっぱり出番少なめなアホ。原作ではあんまり活躍出来なかったが、スタンドバトルでは善戦した。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){…負けたが…}}}
●[[山岸由花子]]
康一君Loveな[[ヤンデレ]]。出番は極僅か。
●[[トニオ・トラサルディー]]
蓮見琢馬が双葉千帆に連れられて訪れたイタリアンレストランのオーナーシェフ。仗助達との絡みは無し。
●[[東方朋子]]
出番は極僅か。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){しかも災難に遭う。}}}
▼小説オリジナルキャラクター
●飛来明里（ひらい あかり）
20年前、交際していた同僚・大神照彦の建築詐欺を知り、ビルの隙間に突き落とされた女性。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){ビルの隙間で数ヶ月間生き延び、大神との間に出来た男児を出産するも、力尽きて死亡。蓮見琢馬の母。}}}
●双葉千帆
蓮見琢馬に憧れる少女。小説を書いている。物語の前半はほぼ彼女と蓮見琢馬の話。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){やがて琢馬と関係を持ち、その後琢馬と自身を引き裂こうとする父を殺害。別の男性と再婚した実母のもとに逃亡した。そして、琢馬の子を身ごもっていた…}}}
●千帆の父
千帆と二人暮らしの父。妻とは離婚しており、娘をとても大切にしている。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){名は照彦。旧姓は大神。詐欺の発覚を恐れ、飛来明里をビルの隙間に突き落とした張本人。}}}
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){海外旅行中に偶然「矢」に接触。自身の指定した場所に他人を近づけないようにするスタンド「黒い琥珀の記憶(メモリー・オブ・ジェット)」を発現している。}}}
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){息子である琢馬に復讐を完遂された上に、娘によって引導を渡された。}}}
●織笠花恵
「室内で車に跳ねられ死亡していた」女性。彼女の謎の死から今回の事件は始まる。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){20年前の事件における大神照彦の共犯者。照彦とは恋人同士で高校の先輩後輩の間柄。}}}
●蓮見琢馬（はすみ たくま）
一度見たり聞いたりしたことは決して忘れない、異常な記憶力を持った不思議な少年。
ふとした事で双葉千帆と知り合い、良くつるむようになる。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){殺人事件の犯人。自分の母の復讐のために己の人生の全てをかける。}}}
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){父からスタンド使いの才能を引継ぎ、自身の異常な記憶力から生まれたスタンド「The Book」を持つ。&br()自身の記憶が全て記録されているほか、その記述を人（自身含む）に見せる事で「追体験」を引き起こす。}}}
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){スタンド能力の他、読唇術とナイフの使い手でもある。}}}
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本の存在により、
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- 琢磨の最後に感動してしまった -- 名無しさん (2013-07-29 00:28:37)
- 近親相姦end？ -- 名無しさん (2013-12-01 17:10:48)
- 作者がジョジョ好きすぎて、いわゆる『マニアならニヤリとできる』小ネタを仕込みすぎてるのがちょっとウザいのと、やけにひらがなが多くて却って読みづらいのとを除けば良作。ただ、『テュルプ博士の解剖学講義』もきちっと完結したのを読みたかった・・・ -- 名無しさん (2013-12-01 17:14:29)
- 舞台が春から初夏で明るい感じだった本編と比較して、真冬の三学期が舞台で何処か暗く業の深い物悲しい話だった。読めば読むほど「血統」の業の深さを感じさせるよ。 -- 名無しさん (2013-12-17 10:07:52)
- 千帆と琢磨の掛け合いに序盤は心温まるけれど、その分終盤の辛い展開が心に響いた。冬の夜に散る物語の幕切れは忘れられない -- 名無しさん (2013-12-17 11:44:24)
- 億泰は親父の世話とかで勉強にまで手が回らないから、壊滅的な成績となり歴史上の不毛の大地になっちまったんだろうな… -- 名無しさん (2013-12-20 23:00:09)
- 千帆と一緒に噴水の前にいた琢馬に対して仗助と億泰が探りいれてる場面って、リア充学生に対してDQN二人が絡んでいる絵面を想像して吹いてしまう。 -- 名無しさん (2013-12-22 23:52:46)
- 今回の露伴は仗助と億泰を救助した救急隊員の記憶を改竄して２人を重要参考人にならないようにしたり、琢馬にやられた仗助の母ちゃんの記憶をなおしたりとか、康一が間に入ったのもあるだろうけど、かなり義理堅い部分を見せていたな。 -- 名無しさん (2013-12-29 21:55:51)
- 照彦は「吐き気を催す邪悪」だけど、現実にいそうな系統の悪党だな。吉良とかと比較するとより人間臭くなってる。 -- 名無しさん (2014-01-02 23:40:41)
- ↑自分の利益しか頭にない、って点では殺人性癖を除けば無欲で淡白な吉良よりも『家庭的なディアボロ』って感じ。 -- 名無しさん (2014-01-03 00:14:00)
- 琢馬の人生や運命を考えると、「どんな出会いがあっても運命というのは最初から決まってしまっている」という後期ジョジョの運命感かな。施設の人たちや泣きむしぼうやとの出会いとか、決して悪くない出会いとかあったけど、受け継いでしまった記憶力の為に人生狂って復讐にしか生きる道が無くなったって感じ。 -- 名無しさん (2014-01-08 18:50:07)
- 『恥知らずのパープルヘイズ』のオリキャラが単独項目立ってるなら、これのオリキャラの単独項目もあっていいんだがなぁ～。琢馬、照彦、千帆、明里、花恵は単独項目あっていいかもな。 -- 名無しさん (2014-01-09 19:54:42)
- 文庫もいいけどやっぱハードカバーで読んでみたほうが「スタンド攻撃を食らった！」感があっていいんじゃないかな？俺は少なくともあの演出にはビビッたきたぜ -- 名無しさん (2014-05-20 18:50:42)
- 露伴先生は読み切りでも女編集を頑張って助けたりトニオのお手伝いをしたりするし、吉良事件を乗り越えて人間的にちょっとだけ成長したんだろう -- 名無しさん (2014-05-23 00:46:42)
- asbで恥パネタやジョージネタやOVER HEAVENネタはあるけThe_Book ネタはないの？ど -- 名無しさん (2014-06-27 20:38:50)
- しかし千帆が照彦殺害ってのは怖いな。あの普通の可愛らしい女の子が自分の親父を殺して家放火して実母の下に逃亡、しかも異母兄の子を宿していると言う壮絶さ。 -- 名無しさん (2014-08-11 19:22:15)
- ↑遠からず産まれる子もスタンド使いになるだろうしなあ……いい子なのに、親子共々平穏な人生は歩めそうにも無いのがなんとも -- 名無しさん (2014-08-30 23:47:43)
- 琢馬がスタンド攻撃をくらった場合、他人にそのスタンド攻撃をthe book経由で追体験させるってことはできるんかな？ -- 名無しさん (2014-10-03 11:08:45)
- ↑相手に本を見せることができればいけるんじゃない？ あくまで記憶の体験な訳だし。本人が知らない能力の使い方や体に影響がでない能力は無理だろうけど。 -- 名無しさん (2014-10-03 12:55:25)
- 恥紫のコカキさんのスタンド攻撃くらったら愉快だろうな。ページの内容が延々と同じ記述で埋め尽くされて安っぽいラノベのサイコ描写みたくなるｗ -- 名無しさん (2014-10-03 13:53:02)
- 改めて読んだけどかなり重苦しいストーリーだったんだな。ラストも明るい終わりって風じゃないし…… -- 名無しさん (2014-11-07 15:01:44)
- 照彦のスタンドは、詳細がわからないだよな -- 名無しさん (2014-12-11 14:17:02)
- ↑自身の指定した領域に誰も侵入させなくする能力。悪事の隠蔽に最適。知られてほしくないものを見せないって感じで。今度は娘に使おうとして殺されたんだろうね。 -- 名無しさん (2015-01-24 22:08:46)
- 「The Book」は実際に使えたら便利なスタンドだよな。それがまたに4部っぽいというかなんというか。学校のテストで”カンニングし放題”って凄過ぎる・・・。ゴクリ・・・。 -- 名無しさん (2015-03-22 23:33:28)
- ASBに恥紫やジョージやオバへネタはあったのにThe BookネタはなかったからEoHに入れてくれよ -- 名無しさん (2015-11-03 23:11:54)
- 仮に琢馬がゲームに参戦したとしたらどんな風に闘うのだろうか 「記憶を追体験させる」以外に「相手の特定の技を見るor受ける→反復→記憶して使用可能」とかどうだろうか -- 名無しさん (2016-01-05 01:18:10)
- 一巡後の世界の蓮見、双葉、そしてその子供は・・・ -- 名無しさん (2016-03-26 01:43:44)
- ニコ動に漫画風にしたのがあったな -- 名無しさん (2016-05-14 21:10:35)
- 今更ながらこの本買ったんだけど、「じゃあないか」ではなく「じゃないか」と書かれていていたけれど、ジョジョラーからの評価は本当に高いの？ -- 名無しさん (2016-07-03 12:46:11)
- ↑とりあえず読んでみて、面白かったら良作、面白くなかったしそういう細かいとこが気になったなら自分には合わなかった。それでいいんじゃない？ 世間のジョジョラーがどうこうよりジョジョラーとしての自分がどう思ったか次第だと思うよ。 -- 名無しさん (2016-07-03 16:36:24)
- 億泰のこと出番少なめのアホとか書くなよ、筆者四部見てないんか、あと少ネタ多すぎてウザイとか文句書いてんじゃねーぞ -- 名無しさん (2017-04-22 00:59:20)
- 地の文が康一くんの一人称である以上、コミックス何巻を読んで欲しい。とか地の文で言わせるってのはしょーもないメタネタにしか思えなくて合わんかった。しかも結構シリアスなシーンだったし。 -- 名無しさん (2019-03-15 15:19:23)
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