白ワイン

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白ワイン - (2021/04/29 (木) 16:21:46) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/01/06(金) 18:36:08
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#center(){
&font(#ff0000){&bold(){当記事は飲酒を勧める物ではありません!!}}
&font(#ff0000){&bold(){また、20歳未満の飲酒は法律で禁じられています。}}}


#center(){&font(#ff0000){神は}}
#center(){&font(#ff0000){この世を六日間で創り給うた。}}
#center(){&font(#ff0000){そして}}
#center(){&font(#ff0000){第七日目には二日酔いを与え給うた。}}

#right(){キャパ}   


*概要
白ワインとは、皮が白い、もしくは緑色の品種から造る[[ワイン]]。
若い白ワインは透明色、年月を経るごとに黄色がかって深みのある色と味わいに変わる。
タイプは甘口~辛口。
酸味が強いものは魚料理に合うとされるが、普段の食事でもメシウマ→ワインウマ→以下ループにハマれる。
一般に低温に冷やして飲んだほうが美味。

赤ワインより劣化しやすいので、開けたらさっさと飲もう。
甘口~極甘口は特に冷やしたほうがいい。


<代表的な品種>
シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、リースリング、ゲヴェルツトラミネール、ミュスカデ、ミュスカ
 

【貴腐ワイン】

『貴腐ブドウ』から造られる最高級の甘口ワイン。

ハンガリー語でネメシ ロトゥハダーシュ
フランス語でプリテュール ノブル
ドイツ語ではエーデルフォイレ

&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){優雅な必殺技かと思(エーデルフォイレェエエ!}}}

いずれも「高貴なる腐敗」を意味し、日本語の「貴腐」はその直訳である。

ブドウが貴腐る過程を見てみよう。
 

まず、白ワイン用の熟したブドウにボトリティス・シネレアという菌がつく。

菌が皮のワックスを溶かし水分が蒸発、糖分がぎゅぎっと濃縮。

&font(#808080){&bold(){外見が萎びて腐ったような感じになり、灰色カビに包まれる。}}
菌の働きにより、貴腐香という独特な香りも生まれる。
貴腐ブドウ完成。

そして貴腐ブドウを醸造すると、濃厚な甘さをもつ黄金色のワインができる。
 
この素敵な影響をもたらすボトリティス・シネレアは、世界中に分布する菌。
植物の病気の原因で、この菌による病気は灰色かび病と名づけられているものが多い。
ブドウでも、生食用、醸造用ともに重要な病原菌であり、被害も大きい。

収穫時のブドウの写真は灰色のカビまみれなので、ちょっと引くかもしれない。
しかし、前述した通り貴腐ブドウから造られるワインは至高の一品。

マリー・アントワネットの母親(マリア・テレジア女王)が「ちょ、これ金入ってんじゃないの?!」と黄金色に輝く貴腐ワインをウィーン大学で分析させたとか。

ルイ14世はハンガリーのトカラ産貴腐ワインを贈られたとき「ワインの王にして王のワイン」と大☆絶☆賛。


ちなみに世界で初めて貴腐ワインが造られたのは1650年頃のハンガリー。
収穫時期が遅くなってしまったブドウを使ったらあら不思議、素敵なワインに仕上がりましたとさ。
つまり偶然の産物。
 


追記修正は貴腐ってからお願いします。

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- 甘口の貴腐ワインは美味しいらしいが白というより黄色なんだよな。  -- 名無しさん  (2014-02-08 17:39:21)
- 初心者は白の甘口から入ったほうがいい。結構いろんな料理に合うし。  -- 名無しさん  (2014-06-10 23:05:23)
- ソーヴィニヨン・ブランは、ブレープフルーツやパッションフルーツのような果実香がするものが優れた個体らしい。ついでに書くと、和食との相性がいい白ワインがコレ。  -- 名無しさん  (2014-11-15 01:50:13)
- 肉=赤 白=魚というわけではなく ガッツリ・こってり=赤 さっぱり=白という感じで料理に合わせるといいんだそうだ。  -- 名無しさん  (2014-11-15 08:46:57)
- 何故か赤飲むと悪酔いする  -- 名無しさん  (2018-12-05 22:12:19)
- コンポート作る時に使うことも。赤ワインほど癖がないので意外と料理に使える。  -- 名無しさん  (2019-07-01 21:15:44)
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