&font(#6495ED){登録日}:2010/11/03(水) 01:07:02 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- (▽)タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(Deepskyblue){ピンチが呼べば空を切り、}} #center(){&color(Deepskyblue){魔球のごとく現れて、}} #center(){&color(Deepskyblue){疾風のように去ってゆく!}} #center(){&color(Deepskyblue){正義のヒーロー イッパツマン!}} #center(){&color(Deepskyblue){我等のヒーロー イッパツマン!}} 『逆転イッパツマン』とは、1982年2月13日から1983年3月26日まで全58話が放送された、タイムボカンシリーズ第6作目の番組名である。 主な特徴としては前作に引き続いて巨大ロボが登場した事、それまでシリーズのナレーションを勤めていた富山敬さんが主人公の声をやった事、 そしてシリーズ初の&color(red){超シリアス展開}である(これには作中でも「本当にタイムボカンシリーズなのか」というツッコミがあった)。 ちなみに、本作でようやく&color(red){悪側が勝つ}([[ヤッターマン]]のバスガマシーン戦は引き分け、[[ゼンダマン]]の最終話近くで勝ったのはニャラボルタな為ノーカウント)。 【ストーリー】 1990年、この時代にはタイムワープで荷物を届ける二つの運送会社があった。一つは業界トップの実力を誇るタイムリース社、もう一つは業界2位のシャレコーベリース社である。 オストアンデル市でのタイムリース社の業績は絶好調である一方、シャレコーベリース社はとことん絶不調。シャレコーベリース会長のコン・コルドーはクリーン悪トリオをタイムリース社の妨害に向かわせるが、そこに立ちはだかるのは謎のヒーロー・イッパツマンであった… 【登場人物】 ◆タイムリース社の関係者 ◇豪速九/イッパツマン タイムリース社に勤務する20歳の好青年。イケメンな上に仕事も出来るので女性にはモテモテである。 当初はイッパツマンの正体かと思われたが、&color(Blue){なんと中盤までは豪≠イッパツマンである}。 真相を知りたい人は本編を見るかググれ。 ◇放夢ラン タイムリース社に所属する18歳の少女。豪ラブな女性その1。 OPで豪の後ろに座り、物憂げな顔でバイクに乗っているのが印象的。 ◇ハル坊 6歳ながらタイムリース社で働く少年。ランの従兄弟で、イッパツマンを呼ぶための通信機を持っている。 ◇2-3(ツースリー) 三河弁でしゃべるカラオケ好きのロボット。声は山本正之さん。 ◇星ハルカ 中盤から登場したヒゲノ部長の秘書。豪ラブな女性その2。超能力の持ち主。 第46話では豪に変わってイッパツマンへと変身するが、最終回ではコルドーの洗脳を受け最後の敵として立ちはだかる。 豪を庇うランの姿に洗脳が溶け、&color(red){全裸}でその場を後にした。 ◇ヒゲノ部長 豪達のよき上司だが、時折ギャグ要員にされる事も。 若い頃に超能力を見世物にしているハルカと出会い、彼女の力を平和に利用しようとするが… ◆シャレコーベリース社の関係者 ◇ムンムン 26歳の若さでシャレコーベリース社の支社長を任されている女ボス。豪ラブな女性その3。 劇中では一度だけドロンジョのコスプレをした。 ◇コスイネン シャレコーベリース社部長で、武器作り担当。イッパツマンのパロディ・サンパツマンに変身した事もある。ちなみに所帯持ち(妻はムンムンに似た美人、息子1人、娘1人、どちらも父親似)。 そば作りが得意で、ボヤッキーに腕前を伝授したらしい。 「いつか逆転してやるからな〜っ!」 ◇キョカンチン シャレコーベリース社課長。三人の中では一番真面目だが、地位の低さが災いして貧乏くじを引かされる事が多い。 ◇隠玉四郎(かくれ たましろう) 2話から登場したシャレコーベリース社のエリート社員。キザで皮肉屋な性格だが腕前は確かで、&color(red){一度イッパツマンを倒している}。 実は本物の隠玉四郎は入社以前にダイエット失敗が原因で死亡しており、今の彼は会長に記憶まで複製された偽物である。 ◇コン・コルドー シャレコーベリース社会長で、三悪や玉四郎に命令を出す黒幕。実は正体は宇宙人であり、地球人の宇宙進出を阻止しようとしていた。 &color(red){ちなみに中の人は前のスネ夫} ◇ミンミン 自由きままな性格なコン・コルドーの孫娘。下着姿でのセクシーな露出も多いが、&color(red){実はコン・コルドーと同一人物であった}。 ◇今井市郎 シャレコーベリース社の下請け会社マシンフレンド社の社員で、序盤と終盤のメカ作りを担当した。声は[[千葉繁]]さん。 「イマイチだったかなぁ…」 【登場メカ】 ◆イッパツマンのメカ ◇逆転王 タイムリース社の荷物運搬用マシン・トッキュウザウルスが変形して生まれる巨大ロボ。多彩な武器を持つがプロレス技で決着をつける事も多い。 中盤で大破したが最終回では無事な姿を見せている。 大巨神とはウホッな関係。 ◇三冠王 逆転王に代わり登場した巨大ロボ。トッキュウマンモスから変形し、人工知能によって自らの意思を持っている。 剣や槍が主体の逆転王とは違い、斧や銃が主な武器。 ◆クリーン悪トリオのメカ ◇シャレコーベバギー クリーン悪トリオが乗る初代のマシン。自力でタイムワープ出来ず、タイム落とし穴を使って移動する。 ◇シャレコーベダチョウ イッパツマンを倒した褒美に三悪に与えられたニューマシン。ダチョウなのに空を飛ぶ事が可能な上、自分でタイムワープが可能。 【余談】 本作はシリーズ第2位の人気を誇り(1位はもちろんヤッターマン)、「タツノコ×カプコン」に参戦している。 また使われている楽曲もクオリティーが高く、オリックスのチャンステーマとして使われているオープニングテーマやサラリーマンの哀愁を漂わせるエンディングテーマ、正統派ロボットソングの挿入歌「嗚呼!逆転王」等名曲が多い。 また富山氏・ナレーションの鈴置洋考氏・ハル坊役のつかせのりこ氏を追悼して作られたオープニングテーマのリメイク版「逆転イッパツマン+3C」は涙無しには聞けない。 しかし、元々[[近鉄バファローズ>大阪近鉄バファローズ]]のチャンステーマだったのが球団合併により親会社が神戸発祥のリース会社の[[オリックス>オリックス・バファローズ]]のチャンステーマに使われるとは…なんでもない。 また、シャレコーベリース社はアニメに出てくる会社の中でも一二を争うブラック企業である。 多分[[ナイトメア社>ホーリーナイトメア社]]と同格かそれ以上。 恐らく当時のお父さんたちを土曜日の夕方から憂鬱にさせていたのは間違いない。 &color(red){ちなみに最終回では計画倒産する。} 次回予告の前にCパートとして三悪によるミニコーナーがあったがテーマは &color(red){今の仕事を辞めて何をする?} だった。 毎回三悪が転職を考えるもののやはり今の仕事が一番いいと思い直すというもの。 だんだんネタがなくなってきたのか&color(red){途中から人間を辞めることも検討しはじめていた。} 「辞めます辞めます♪放置なんか辞めます♪内容も中身もみんなからっぽ〜♪一、二の三、四で追記・修正〜♪」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=コメント欄){ - タツカプのところのゲスト参戦という表現はおかしい。タツノコキャラなんだから参戦でいいだろ -- 名無しさん (2013-08-02 18:09:27) - ↑修正してみました -- 名無しさん (2013-11-10 21:46:57) - ハルカのこととか鬱展開が多く「本当にタイムボカンシリーズか?」と思った。特に最終回のハルカ消失はトラウマレベル。 -- 名無しさん (2013-11-10 22:08:33) - スパロボに参戦したら救済して欲しい>ハルカ -- 名無しさん (2013-11-11 12:42:03) #comment }