鉄男(映画)

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鉄男(映画) - (2020/01/17 (金) 19:44:58) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/03/01(木) 01:55:08
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&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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#center(){&font(#f09199){もひもひー?}}







#center(){&font(#808080){もしもし…}}






#center(){&font(#f09199){もひもひ?}}






#center(){&font(#808080){もしもし…}}






#center(){&font(#f09199){もひもひっ}}






#center(){&font(#f09199){もひもひー?}}








#center(){&font(#808080){ああっ…もしもし…}}






#center(){&font(#ff7800){大丈夫…?}}














『&font(#808080){&bold(){鉄男}}』とは1989年公開の映画作品。




劇団『海獣シアター』の代表を務める塚本晋也が制作した初の劇場公開作品。
塚本氏はアマチュア時代に数々の意欲的な8mm映画を撮影した実績を持っており、本作はアマチュア時代の作品のひとつ『普通サイズの怪人』をリメイクしたような内容となっている。
なお、塚本氏は監督を手掛ける他、脚本・美術・撮影照明・特撮を1人で手がけ、俳優として出演もしている。
シリーズとして92年公開の『鉄男U BODY HAMMER』や2010年公開の『鉄男 THE BULLET MAN』が存在するが、どれも作品間のストーリーの関連性はない。
本編が10分長いFIRST CUT Ver.が存在する。
音楽は日本の[[インダストリアル・ミュージック]]の先駆者、石川忠。
彼の作る無機質でありながら躍動感のある音楽は映画の雰囲気と完全に融合しており、これ以後も度々塚本映画に参加している。

カラー映画が当たり前の時代なのにモノクロで撮られたのは、「ウルトラQ」のような雰囲気を目指していたからだとも、後述するように非常に低予算・小規模な映画なのでカラーで撮影すると逆に安っぽく見えてしまうからだとも言われている。

わずか1000万円の製作費に廃材を使ったSFX、撮影の殆どが4畳半のアパートの一室という映画ながら、その無機質で不気味な雰囲気に、本作が映画初主演である田口トモロヲの怪演も手伝い、&font(#ff0000){ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ}を受賞している。


現在でも伝説のカルト映画として人気がある。





&bold(){■あらすじ■}
平凡なサラリーマンである主人公は自分の頬に金属のニキビのようなものを見つける。


その日から彼らの日常は狂い始めた。


駅で謎の女に追いかけられ、女に追い詰められた時、彼の中で何かが爆発。女を殺害する。

そして彼の体は徐々に金属に蝕まれていく。


そして自宅の一室にて恋人を殺し、全身が鉄に覆われた時、『ヤツ』 から電話がかかってくる…


&bold(){■登場人物■}

□男□
「&font(#808080){痛ぁい…(泣)}」
今作の主人公。平凡なサラリーマンだったが、徐々に金属に体中を蝕まれていく。

全ては彼が起こしてしまった『事故』が始まりだった…

&font(#f09199){ムスコ}が&bold(){ドリル}になったり、アナルにチューブみたいなのを&font(#f09199){アッー!}されたり、&font(#f09199){&bold(){ホモ}}になったり忙しい人。


演じるのは後に名脇役と評されたり、『プロジェクトX』のナレーションをする田口トモロヲ。


□ヤツ□
「&font(#ffdc00){&bold(){死ねぇぇっ!!鋼鉄のケダモノッ!!!ウハハハハッ!!!ウハハハハハハッ!!!!!}}」
主人公が金属に蝕まれるようになった原因。

速く走る事に執着し、自らに改造手術を施すが、ムチャクチャな手術によって傷口に蛆が発生した事でパニックを起こしてしまい、外に飛び出したところ主人公が運転していた車によって交通事故に遭う(主人公は焦りのあまり、彼を見捨てて恋人との享楽に走った)。

その事故で金属が頭に刺さり『NEW WORLD』という力を得る。


演じるのは本作の監督でもある塚本晋也氏。
後半では初期&font(#800080){ヴィジュアル系}みたいな髪型&メイクで、服は&font(#ffb74c){ランニング}というシュールな姿に。


□男の恋人□
「&font(#ff7800){大概の事には驚かないからさぁ…}」
名の通り主人公の恋人。やや派手な印象で色々とエロいが、寂しがり屋というか男に依存しがち。

男とは過激な濡れ場を演じ、&font(#f09199){淫猥}かつ&font(#808080){世界一マズそうな食事風景}を見せる。


[[機械姦]]って難しいね


演じるのは、本作のカメラマンも務めた藤原京。


□メガネの女□
駅のホームで本を読んでいただけの地味な女性…かと思いきや、ヤツに操られ突如として機械人間と化し、左手が金属に蝕まれた状態で男を追いかけ回す。

あと一歩のところまで男を追い詰めるも、ワケが分からぬままに超人的な力を発揮した男により惨殺された。


□浮浪者風の男□
「坊や…」
終盤突然現れ、ヤツの邪魔をする謎の男。本作の謎のひとつ、というか存在意義が謎。
塚本監督の創作ノートによると、子供時代のヤツに金属への執着心を植え付けた張本人らしい


演じるのは、名優・石橋蓮司。


□医者□
「きっと芸術的な刺さり方をしているんだろうなぁ…」

頭に金属の刺さったヤツを診察した医者。ヤツの回想に登場。
DVDの特典映像やFIRST CUT Ver.の内容から、殺害された模様。


演じるのは、六平直政。


「&font(#ffdc00){&bold(){俺達の愛情で、世界中を追記・修正してやるっ!!}}」

「ああ...それはいいなぁ...」

「やーりーまーくーるーぞーッ!!」



#center(){&font(#ff0000){GAME OVER}}

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- この映画だと割と端正な顔立ちをしてる塚本監督だけど、他の監督作品で回を重ねるごとにだんだん普通のオッサンになってゆく…w  -- 名無しさん  (2013-12-12 23:46:39)
- コマ撮りの教科書みたいな作品  -- 名無しさん  (2014-03-07 10:57:54)
- 戦闘シーンは普通にかっこよかったりする  -- 名無しさん  (2015-07-27 14:24:52)
- よくわからないがとにかくテンションが上がるラストはホント好き  -- 名無しさん  (2019-12-26 00:43:26)
- 共演シーンとかはなかったとは言え、まさか30年後2人とも同じ大河ドラマに出演とはね。  -- 名無しさん  (2020-01-17 19:44:58)
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