キャッ党忍伝てやんでえ

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キャッ党忍伝てやんでえ - (2023/01/29 (日) 19:25:19) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/06/11(金) 15:36:31
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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#center(){&b(){華も実もある、アニマロイドが平和に暮らすエドロポリス。}

&b(){だがしかし!ご油断めさるな!}

&b(){闇にまぎれた黒い影!}
&b(){お天道さまから逃げ隠れ!}
&b(){悪の限りをし放題!}

&b(){いやさ!そんなやつらは許しちゃおけねえ!}

&b(){ここはやっぱり正義の味方、秘密忍者隊!}


&b(){&sizex(5){&color(red){ア、ニャン&color(blue){キーたぁ、}&color(hotpink){オレ達だァ!}}}}


&b(){&color(red){てやんでえ!!}}}
 


*【概要】
1990年に[[テレビ東京]]系列で放送されたタツノコプロ制作のテレビアニメ。
[[SF]]と時代劇が入り混じったような勧善懲悪アニメ。
物語の内容を簡潔に説明すると
&font(#ff0000){ピザ屋が実は忍者で、三人の忍者が大砲でぶっ飛んで悪を倒す話。}

また、当時としてはパロディネタや声優ネタが非常に多い。
ギャグアニメという作風もあり、タツノコでは珍しく&b(){モブに厳しくない}のも特徴である。

人気は高かったが、他人気アニメとの玩具競争に負け、その影響でビデオ販売も途中で打ち切られ、廃盤となった。
DVD化もされておらず、権利を手放しているため今後もリリースの予定は無い。というかたぶん出来ない。

…………と思われたが。
なんと2012年の8月にタツノコプロ創立50周年を記念して DVD-boxがリリースされた。

2012年11月には「キャッ党忍伝てやんでえ 公式ファンブック」が発行された。
かわいい表紙は描き下ろしで、幻の続編企画『キャッ党警察べらんめえ』の企画イラストやスタッフ&キャストの豪華対談が載っている。


海外では翌年1991年にサバンが権利を購入して&font(#0000ff){Samurai Pizza Cats}の名称で放送され、人気を集めた。翻訳時に元の脚本が使用できなかったため、英語版は&bold(){脚本を1から書き直した上で放送された}。後の[[ビーストウォーズ>ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー]]に近い現象とも言える。
&font(#ff0000){サムライピザキャッッ ハァンハァン♪}


ちなみに[[ゲーム]]も存在する。ハードは[[ファミリーコンピュータ]]。
なお、&bold(){実は「[[スーパーロボット大戦NEO]]」の参戦作品の候補に上がっていた}が開発当時はDVD化されていなかった影響もあってか参戦しなかった事が後に寺田貴信プロデューサーがスパロボOGラジオ「うずまきWAVE」内で発言している。
……とはいえ現在では比較的視聴しやすい環境で資料も集めやすいだろうと思うので、今後はスパロボでの参戦もあり得るかもしれない。


**【登場人物】 
***○秘密忍者隊ニャンキー
[[猫]]型アニマロイド(半獣のアンドロイド)の[[忍者]]集団。本拠地はピザキャット日本橋本店。
普段はピザキャットの従業員として働いており、一度事件が起きるとワンコー守からの指令を受け、名物「特急便」で現場まで出動する。
ちなみに外見上の変化はアーマーを換装しただけで&b(){顔も丸出し}なのだが、なぜか町人には正体がバレない。カラ丸が本店で働いていた時にも気付かれなかった。
主に太陽エネルギーで動いているため、日陰や悪天候が弱点。


・&b(){&color(red){ヤッ太郎/ニャンキー1号}}
&b(){&color(red){「古来より、悪の栄えた試しなし!教えてやろう。あ、正義の心で!」}}
声:[[山口勝平]]
主人公。ニャンキー実働部隊のリーダー。本店では出前担当。
口癖は&b(){&color(red){「てやんでえ!やったろうじゃねえか」}}。
[[熱血漢>熱血]]だが、どこか抜けている。
おミッちゃんが好きで、彼女を巡ってスカシーと張り合うがあまり相手にされていない。
武器は忍者刀、そして普段は鞘に封印されている妖刀マサマサ。
[[必殺技]]は[[二刀流>二刀流/双刀・双剣]]で放つエネルギー波「ネコ目スラッシュ」。

・&b(){&color(blue){スカシー/ニャンキー2号}}
&b(){&color(blue){「この世にはびこる悪の影、討ってくれようこの顔で!」}}
声:[[小杉十郎太]]
ヤッ太郎の相棒。同じく本店の出前担当。
小杉さんの貴重な高音演技を堪能可能なキャラでもある。
エドロポリス中の女の子を口説いて回るキザな性格のナルシストだが、ヤッ太郎によると去年まで寝小便していたらしい。
武器は[[仕込み番傘>傘(武器)]]で、中には光刀ピカピカを仕込んでいる。
必殺技は傘を回して敵を混乱させる「ニャンキー忍法ねこだまし」や、炎をまとわせたピカピカで斬る「一文字ファイヤー」など。

・&b(){&color(hotpink){プルルン/ニャンキー3号}}
&b(){&color(hotpink){「例えいかなる闇だとて、祓ってみせましょこの愛で!」}}
声:[[折笠愛]]
ニャンキーの紅一点。本店では接客担当。
男勝りな性格で、岩をも粉砕するほどの馬鹿力の持ち主。そのせいで女扱いしないヤッ太郎とスカシーによく制裁を加えている。
ヘルメットの下は赤毛のショートヘア。
主な武器はハート手裏剣と爪と魅刀キラキラ。爪はチタン装甲をも引き裂けるほどに鋭い。
必殺技は敵の顔をひっかきまくる「ニャンキー忍法かきむしり」や、手から発生させた磁力で敵を引き寄せる「ニャンキー忍法ねこまねき」など。
また正義の怒りが限界値を超えると、キラキラと笛の二刀流で放つハート型のエネルギー波「ハートブレイカー」を使える。
笛をよく吹き、大事に使っているが理由は謎。

・&b(){&color(darkolivegreen){おタマ}}
声:こおろぎさとみ
ピザキャット本店の店長。
ニャンキーのサポートメンバー。
特急便の発進アナウンスと発射を担当するが、よく発射ミスをする。
「お給料カット」が口癖。


***○コーン守とカラカラ一族
カラス型アニマロイドによる忍者集団。
ニャンキーとは宿敵同士。

・&b(){&color(red,gold){狐塚コーン守}}
声:沢木郁也
キツネ型アニマロイド。
エドロポリス老中だが、自身が将軍になるために幕府転覆を狙う。
作戦が失敗すると悔しさで興奮し、幻ナリ斎を巻き添えに爆発するのがお約束。
&b(){&color(red,gold){「おだまり!けだまり!水溜り!!」}}

・&b(){&color(gray){カラス幻ナリ斎}}
声:[[龍田直樹]]
カラカラ一族の頭領。実はヅラで定年間近。
作戦会議でコーン守と漫才のようなやりとりをするのが恒例で、「ゲンちゃん」「コンちゃん」と呼び合う間柄ではあるが、回を増すごとに図々しくなっていく。
毎回コーン守にメカを提供するが、少ない予算でのやり繰りや日頃の無茶振りから不満も抱いている模様。
ポジションや中の人的に[[このキャラ>Dr.エスカルゴン]]の先輩と言えるかもしれない。

・&b(){&color(darkgreen){カラ丸}}
声:[[山寺宏一]]
[[カラス>カラス(野鳥)]]忍者型アニマロイド。
ヤッ太郎の[[ライバル]]。
中盤でカラカラ一族に伝わる「虚無僧テクター」を手に入れ、ニャンキーを完膚なきまでに追い詰めた。
必殺技は「カラカラ忍法魔人真空斬り」。また虚無僧テクター時の技として、ネコ目スラッシュのエネルギーを転用して放つ&s(){科学忍法}「カラカラ忍法火の鳥」がある。
一時ピザキャット日本橋本店でアルバイトをしていた。
 

***○その他
・犬山ワンコー守
声:[[塩屋浩三]]
犬型アニマロイド。エドロポリスの大目付にしてニャンキーを結成した張本人である。
真面目でお堅い性格だが、ニャンキーにウサ姫の捜索を押し付けたりと人遣いが荒い一面も。
興奮すると野生に戻ったり、「おあずけ」と言われると動けなくなったり、電柱を見るとマーキングしたくなったりと、犬ならではの難儀な癖に悩まされている。

・&b(){&font(#f09199,#00acf0){徳川ウサコ(ウサ姫)}}
声:川村万梨阿
[[ウサギ]]型アニマロイド。母親似。
超ワガママな、エドロポリス幕府のお姫様。
&b(){&font(#f09199,#00acf0){「島流しじゃー!」}}が口癖。
カラ丸のことがお気に入り。

・おミツ
声:水谷優子
羊型アニマロイド。愛称は「おミッちゃん」。
茶店「みっちゃん」を一人で切り盛りしている。
エドロポリス小町として慕われるみんなの人気者で、第5話ではプルルンと「ミップル」というユニットを組んでアイドルデビューした。
事件の度に助けてくれるニャンキー1号を「ニャンキー様」と慕うが、その正体がヤッ太郎だと気付いていない。
喜んだり泣いたりすると頭部から[[ミサイル]]を大量発射し、カラ丸から「ミサイル娘」と恐れられている。

・伊津茂乃母、伊津茂乃子
声:水谷優子、[[折笠愛]](1話のみこおろぎさとみ)
ピザキャットの近くに住む親子。
母は図々しい性格で、息子はそんな母にツッコミを入れつつもよくアイスをねだる。
ピザキャットから発射されるニャンキーを見てコメントするのが恒例。
出番欲しさにヤッ太郎にトドメを刺そうとした事がある。

・ナレーター
声:[[堀内賢雄]]
「説明しよう!」でお馴染みのタツノコヒーローギャグに欠かせない存在。
時々活弁士の姿になり、&s(){どうでもいい事も含めて}視聴者に説明を行う。
第47話ではウサ姫にツッコミを入れるも機嫌を損ねてしまい、&b(){&color(red){晒し首(中の人の顔写真付きで島流し)}}にされたことがある。

&b(){&font(#f09199,#00acf0){「ナレーターの堀内!!お前は晒し首じゃー!!」}}
&b(){「ウサ姫様、お許しを!やめて!島流しは大嫌い!!」}
 


&color(darkolivegreen){「毎度お騒がせしております」}
&color(darkolivegreen){「只今よりおいしいピザの店・ピザキャット名物、特急便が発射されま〜す」}
&color(darkolivegreen){「危ないですから、どちら様も白線の内側までお下がりください」}

#center(){&color(darkolivegreen){「行っきまーす!」}}


&font(#994c00){「おっかぁ、またWiki籠もりが追記・修正してる」}
&font(#994c00){「そうねぇ、Wiki籠もりも大変ねぇ」}

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- コーンの守のオカマキャラ全開のところが好きだった。「ここよ、ここよピザ屋さ~~~ん」とチアガール姿で踊るところはwwwwwww。  -- 名無しさん  (2014-05-12 21:52:23)
- ニャンキーたちもそうだがあの親子がツボだった。  -- 名無しさん  (2014-05-12 22:03:03)
- 懐かしいなー。チョモランマ1/2号とか笑ったわ  -- 茶沢山  (2014-05-12 22:13:35)
- スカシー「…実は…ヤッ太郎とカラ丸は…兄弟なんだ…!」プルルン「う…嘘!」スカシー「嘘だ。」プルルン飛び蹴り  このシーンが異常に好き。  -- 名無しさん  (2014-07-13 10:27:55)
- 伝説英雄  -- 名無しさん  (2014-09-21 20:24:17)
- 今作ったら確実に3DCGアニメになるな…  -- 名無しさん  (2015-06-21 00:20:43)
- 水谷さん追悼。そうそう、おみっちゃんの声もやってたんだよねー  -- 名無しさん  (2016-05-20 07:22:30)
- 等身大で戦闘出来るし、後半にはニャゴキングと言う巨大ロボも登場してるし、スパロボに参戦出来ると思う  -- 名無しさん  (2016-09-07 12:55:44)
- チョモランマ1/2号の回好き  -- 名無しさん  (2016-09-28 03:42:29)
- 深川支店は芸者のお客が多いというナレーションで辰巳芸者の存在を知った。勉強にるね!  -- 名無しさん  (2017-01-14 20:28:59)
- 島流し先がことの他居心地良くて、一大リゾート地になってたのはくっそワロタ  -- 名無しさん  (2020-10-29 18:42:10)
- イラストレーター兼漫画家の、そうま竜也が続編の漫画を描いてる  -- 名無しさん  (2020-10-29 18:55:58)
- dアニメストアで配信されたから、DVDを揃える金銭的な余裕がない俺でも、いつでも観れるぞ!  -- 名無しさん  (2020-10-29 19:13:02)
- これのファミコンゲーをやってた記憶があるなぁ、なつかしい。  -- 名無しさん  (2020-10-29 19:27:33)
- 幼少の頃ニュージーランドで観てたな……タイトルは「サムライ ピザ キャッツ」だった  -- 名無しさん  (2022-08-07 21:32:38)
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