&font(#6495ED){登録日}:2011/05/09(月) 16:42:28 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){「&font(#ff0000){勇}」「&font(#ffdc00){智}」「&font(#0000ff){仁}」 3つの力で地球を守れ!} *【概要】 超星神シリーズ第2弾として、東宝が制作した特撮ドラマ。 2004年10月から2005年9月にかけて[[テレビ東京]]系にて放送された。 特技監督は引き続き[[川北紘一]]が担当。幻星神の[[合体バンク>バンクシーン]]を自らセッティングするなど、特撮パートを全面的に指示している。 本作から超星神シリーズのロゴが制作され、正式にシリーズ化が決定した。 *【ストーリー】 かつて侵略者カイザー・ハデスが[[地球]]を襲い、地球を守るライザー星人ノルンとの間で激しい戦いが行われた。 戦いから450年後の現代。 ハデスはノルンによって[[封印]]されていたが、長い時を経て[[復活]]しようとしていた。 そしてハデスの封印を解くため、活動を再開する配下達。 その時、地球に眠る力〈ジャスティパワー〉とノルンが残した武器が3人の若者に与えられる。 ジャスティライザーとハデス軍団の地球の未来を賭けた戦いが始まる。 *【内容】 主なストーリーラインは前作『[[超星神グランセイザー]]』を踏襲しており、本作は3つのパートに区切られている。 ・&bold(){&font(#ff0000){第1部}} ジャスティライザーの覚醒と仲間達との出会いが描かれる。 主な敵はカイザー・ハデス復活を目論むドクター・ゾラ。 ・&bold(){&font(#0000ff){第3部}} ゾラを倒すもカイザー・ハデスの復活を許してしまったジャスティライザーの激闘が描かれる。 主な敵はゼネラル・バッカスとハデス親衛隊デストコマンド。 ・&bold(){&font(#ffdc00){第3部}} 新たな敵・ダルガ帝国軍が襲来。 地球を守るための決戦が近付く。 主な敵は特殊部隊レジェンダーズ。 *【解説】 前作ではヒーローの人数が多すぎたため満足にキャラの掘り下げが出来なかった事やキャパシティ的に無理があった事から、メインを3人に絞っている。 サポートする人間の数も最低限に抑えらえている。 当初は女性戦士が存在しない設定も考えられていたが、「作劇上必要」という意見が出され、この案は見送られた(この案は次回作『[[超星艦隊セイザーX]]』にて採用されることになる)。 前作は終始敵との戦いに専念していたが、今作では家族や友人との絡みなど日常風景が丁寧に描かれている。 しかし、主要人物を絞りすぎた弊害なのか話が膨らみ辛く、第2部半ばになると少々中弛みが発生してしまった。 また、本作は企画段階での設定変更が非常に多く、中弛みの要因も少なからず影響していると思われる。 本作のプロデューサーを務めた船田晃氏が戦国時代好きであることから、ヒーローであるジャスティライザーには和のテイストがふんだんに盛り込まれている。 演出では名乗り時にマントを着用するなど、ヒロイック性を重視したものが目立つ。 特撮面では前作以上に東宝特撮映画のオマージュが多く、幻星神や巨獣の一部に東宝怪獣のモチーフが使われている。 前作とは世界観が地続きになっており、&font(#ff0000){獅堂未加}、&font(#0000ff){伝通院 洸}、&font(#ffdc00){松坂直人}の3人がゲスト出演している(脚本段階では魚住愛と弓道天馬の登場も検討されていたが、キャストのスケジュールの都合から実現しなかった)。 *【主な登場人物】 ●&bold(){伊達 翔太/&font(#ff0000){ライザーグレン}} 主人公。剣道が得意な高校生。 後先を考えない所があるのが玉に瑕。 ●[[ジャスティライザーと協力者>ジャスティライザー(登場キャラクター)]] 別項にて記載。 ●伊達 源太郎 翔太の父親。電器店を営んでおり、日常パートの要。 翔太を支える良き父。 ●松平 健一 電器店勤務のおっさん。 見た感じそこそこな年齢だが劇中で若い恋人を作る。 ●市川 徹 翔太の親友。本筋に絡む事は無いが割と出番が多い。 ●白川信介 第3部から登場。国防省対異星人特殊作戦課司令官。 アドロクスに操られ翔太達を拘束するが、正気を取り戻した後にサポートに回った。 ●ノルン 450年前にカイザー・ハデスを封印したライザー星の科学者。 封印の後にジャスティライザーの武装を残し、日本各地にハデス封印の要ステラ・プレートを配置した。 劇中では度々イメージとして現れ、翔太達を導く。 シロガネの登場を予知してリュウトを用意するなど、能力が反則気味。 &font(#800080){幾らなんでもハデスの真上にステラ・プレート置く事無いんじゃないでしょうか?} *【敵組織】 **ハデス軍団 第2部までの敵組織、カイザー・ハデス率いる宇宙人集団。 ●&bold(){カイザー・ハデス} 声:谷口節 ハデス軍団の首魁。 450年前に地球を襲撃した宇宙人。 当初はノルンによってステラプレートの力で魔神像に封印されていたが、全てのステラプレートが破壊された事で復活を遂げる。 復活後はジャスティライザーと激闘を繰り広げる。 #openclose(show=彼の最終目標は……。){ 兄である魔神ダルガを倒して宇宙の頂点に立つ事であった。 そのために地球のジャスティパワーを狙ったのが事の真相であった。 第33話にてマグネシールダーとソニッククラッシャーを合体させた惑星破壊用兵器で地球を破壊する最終作戦を行使するが、 ライザーシロガネとの一騎打ちが長引いたため、&bold(){巨大ハデス}に変貌してジャスティライザーに襲い掛かるも、 新たに出現した星神獣リュウトとライゼロスが合体した究極の幻星神ジャスティカイザーの前に敗れ去った。} ●&bold(){ドクター・ゾラ} 声:五十嵐麗 女科学者。ハデス軍団の中でいち早く復活し、カイザー・ハデス復活を画策。 サイバーナイトやサイバービーストを次々に送り込む。 翔太達が知らないのをいい事に次々とステラ・プレートを破壊した。 ●&bold(){ゼネラル・バッカス} 第2部から登場した幹部。ハデス親衛隊デストコマンドを指揮した。 ●&bold(){デストコマンド} ●ギルモンド ●デスタラン ●バスキ ●ツインズナイト ●ダンハウザー それぞれが歴戦の猛者。 ●&bold(){暗黒騎士&font(#800080){デモンナイト}} / &bold(){神野 司郎} 演:波岡一喜 最強のデストコマンド。第2部中盤から登場。 普段は神野司郎という人間の姿をしているが、&bold(){&font(#800080){「クラストオン!」}}の掛け声と共に青い鎧を纏い、デモンナイトとなる。 「和風」のジャスティライザーに対して西洋の騎士のようなデザインであり、頭部と胸部に[[ドラゴン>ドラゴン(西洋の神話)]]のような意匠が見られる。 武装は青龍刀状の剣&bold(){&font(#800080){ナイトシュパード}}。 [[必殺技]]はナイトシュパードを光線状にして打ち出す&bold(){「&font(#800080){ナイトクリーパー}」}。 ジャスティライザーの敵であるが正々堂々とした戦いを好み、他のデストコマンドの作戦を邪魔をする事もあった。 命令違反も多くゼネラル・バッカスに見限られてからは流浪の身となる。 #openclose(show=以下ネタバレ){ 実は記憶をハデスに奪われており、その正体はノルンの弟&bold(){「リゲル」}であった。 記憶を取り戻してからはジャスティライザーの味方となり、終盤では正義の力「ライザーパワー」に目覚めるが……} 主食はザリガニ。 今作のライバルキャラであり物語のキーマンだが、前作のロギアに比べて人気は少々見劣りする。 もっとも、ロギアの人気が高すぎただけの話であるが。 神野を演じた波岡氏は後に『ライオン丸G』で主役、『[[仮面ライダー電王]]』でカメレオンイマジンの契約者を演じた後、『[[仮面ライダー鎧武]]』では[[仮面ライダーに変身するアイテム>ロックシード]]を配る謎の人物・[[シド>シド/仮面ライダーシグルド]]を演じた。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){リゲルと正体が分かった後も出続ける}}} #center(){&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){デ モ ン ナ イ ト}}}} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){のテロップがよくネタにされる。}}} 4人で戦っているのに&bold(){『3つの心が一つになれば~』}が歌いだしの挿入歌「3つのチカラ」が流れ、明らかにハブられている。 **ダルガ帝国軍 ジャスティパワーに目を付け、来訪した新たな敵。 ハデス軍団以上の規模を誇る。 ●コマンダー・アドロクス 特殊部隊レジェンダーズ司令官。 公家言葉とオネエ口調で喋る。 作戦を悉くジャスティライザーに邪魔され、焦った末にドクター・ゾラとゼネラル・バッカスを復活させるも敗れる。 ●レジェンダー・ドレイク 終盤の敵部隊指揮官。 デモンナイトにとってはかつての恋人を殺した宿敵。 ●アミュール ●ギャメリオン ●ガーゴイド ●ヴァルガン レジェンダーズ。デストコマンドに引けを取らない強豪。 ●魔神ダルガ ダルガ帝国・皇帝。 カイザー・ハデスの実の兄であり、体色が違うだけで同じタイプの宇宙人。 その力は弟を遥かに上回っている。 #openclose(show=終盤では…){ ●&bold(){暗黒魔神クロガネ} 本作の[[ラスボス]]。 魔神ダルガが変身した姿。 正義の力〈ライザーパワー〉の化身であり、〈ジャスティパワー〉の化身であるシロガネの対となる存在。 本来は〈ライザーパワー〉に目覚めたデモンナイトが変身するはずだったが、魔神ダルガに〈ライザーパワー〉を奪われてしまい、邪悪の化身として誕生してしまった。 黒いシロガネの姿をしており、その力は巨大化せずに星神獣を破壊するほど。 } *【巨大戦力】 ●[[幻星神]] 別項を参照。 ●宇宙巨獣 本作の怪獣の総称、ハデス軍とダルガ帝国軍で使役される生物兵器。 総数は前作の4倍近くの22体に跳ね上がり、それぞれが個性を併せ持つ。 東宝怪獣やウルトラ怪獣をモチーフにしたものも存在しており例に挙げると、 [[メカニコング>キングコングの逆襲]]を現代風にアレンジした&bold(){ブルガリオ} [[レッドキング]]などの怪獣の特徴を掛け合わせた&bold(){バグリアン} [[メガロ>メガロ(怪獣)]]と[[バトラ>バトラ(ゴジラシリーズ)]]を足して2で割ったような頭部を持つ&bold(){スカラベレス} [[MOGERA]]とはまた違ったアプローチの現代版[[モゲラ]]な&bold(){メガリオン} 等々、シリーズ1の種類を誇る本作の見どころの1つと言っても過言ではない。 追記・修正は3つの心を1つにしてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - デモンナイトと言えば不自然な吹っ飛び方したのもネタにされてたっけw -- 名無しさん (2013-11-06 18:56:11) - テレマガ辺りのネタバレが酷くて、最終回の盛り上がり展開を楽しめなかった記憶があるわ -- 名無しさん (2013-11-07 07:48:47) - 迫り来る悪ズバッとぉぉぉぉぉ!光の壁を破ってぇぇぇぇ!揺るぎない勇気(ry 宮内「!?」 -- 名無しさん (2014-01-27 06:55:57) - 必殺技が居合いだったのが好きだったな -- 名無しさん (2014-01-27 16:26:45) - 四神モチーフなのに白虎担当のカゲリが青のせいで妙にややこしくなってる。ホワイトヒロインじゃ駄目だったのか? -- 名無しさん (2014-01-27 18:03:18) - OPが好きだった -- 名無しさん (2014-01-30 06:17:23) - ↑オォ、ジャスティライザァァァァァァ! -- 名無しさん (2014-01-30 06:50:49) - ジャスティカイザーの重厚感たまらんですたい -- 名無しさん (2014-01-30 12:30:38) - ↑ジュウライザーもなかなかですよ -- 名無しさん (2014-01-30 12:33:57) - 羽織マントのグレン初めて見た時に一瞬敵かと思ってしまった。羽織マントすっぽり被った正義の味方ってあんまりない気がする -- 名無しさん (2014-08-07 13:19:28) - 変則的な戦法が楽しかったな。特にグレンの鞘を使った戦法とか -- 名無しさん (2014-12-13 20:50:26) - ガントの演技力は笑った -- 名無しさん (2014-12-19 17:31:41) - 今東宝特撮ドラマ色々イベントやらやってるから、この作品を始めとした東宝特撮ドラマをHuluとかアマプラでやってくれないかなあ。 -- 名無しさん (2019-08-15 06:28:41) #comment(striction) #areaedit(end) }