エスカデ

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エスカデ - (2015/11/04 (水) 03:57:53) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/03/12(土) 04:46:10
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&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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#center(){「悪魔に与(くみ)する奴…!」}
#center(){「奈落へ落ちろ!!」}


エスカデ

[[聖剣伝説LEGEND OF MANA]]に登場するキャラクター。
鍔のない刀とヘアバンド、そして何より[[スパッツ]]が特徴の銀髪青年。御年28歳。



【ゲーム版】
ガトの司祭を護る聖騎士の一族ライオット家の出身であり、マチルダ、ダナエ、アーウィンとは幼なじみである。


彼の名も付けられている長編イベント【エスカデ編】の主人公的なキャラだが、瑠璃やラルクと比べてプレイヤーの仲間になる機会は少なく扱いもやや不遇。
それでもエスカデの名前が冠されたのは、彼が新しい世を閉ざす古い時代の象徴だからとの事。
ここで示されている「古い時代」はマチルダの生家であり代々司祭を務めるハロ家が司祭として権力を持っていた時代―即ち妖精戦争時代のことであると考察されている。

性格は直情的で短絡的。周囲の意見も聞かずに我を通しては状況を悪化させるため、プレイヤーからは感情移入できないウザキャラとして認知されている。
妖精編の主要人物はそれぞれが譲歩せず、良くも悪くも己の意見をただぶつけあって強要しあってるという意志のドッジボール状態の最中、
ポキールによってエスカデ達の過去を見せつけられた直後の主人公にいきなり「自分に与するか否か選べ(ダナエ達に賛同或いは中立的な意見を取った場合交戦)」と迫った事も。

マチルダに好意を抱いており、悪魔を倒す聖騎士の一族出身ということもあり、彼女の精霊力を奪った悪魔族のアーウィンをひどく憎む。
だがマチルダの為を思って行動してもマチルダの説得は聞かず、結局己のエゴを正義として押し付け通そうとする。
 
少年期にアーウィンを奈落へ突き落とそうとするが、返り討ちにあって自分が落ちる。
それから十年余りの間は七賢人の一人で剣術の達人でもある奈落の管理人オールボンに師事、剣術の腕を磨く。

10年ぶりに地上へ戻りマチルダの老衰に驚愕すると共にアーウィンへの憎悪を増し、アーウィンを殺せばマチルダに精霊力が戻ると考えて命を狙う。
目的のためには手段を選ばず、戦闘力もなく逃げ出す妖精たちをざっぱざっぱと斬り捨てたことも。
なおこの時のエスカデは薄らぼんやり程度にしか妖精は見えておらず、その状況下で的確に全員を斬り捨てている。

ちなみにエスカデは前述の通りアーウィンを殺して精霊力を奪還、アーウィンはマチルダを妖精界に連れて行き老化の食い止めと精霊力の回復を計画する。
ダナエもどうすべきか悩んだ結果アーウィンと同じ考えに至るが、&font(#ff0000){当のマチルダといえば何もしない。}事の元凶なのに。

劇中、エスカデはアーウィンに対してマチルダの精霊力を奪った事と自分のマチルダに対する想いが実らないことに対して嫉妬と憎悪を燃やしていたが、実際のところマチルダはエスカデの事は&bold(){見ているようで見ていない}。
ミンダス遺跡でのイベントでアーウィンとマチルダが対面する前後で彼女のテンションが明らかに違う事がそれを示唆しており、またダナエとマチルダとのやりとりと比較しても、彼女の中のエスカデはあくまでも「異性の幼馴染」に留まっている。
 

ダナエとは劇中に度々衝突していたがミンダス遺跡でとうとう敵対。お互いに本気の殺し合いを始めてしまう。
この時主人公がダナエ側につくとエスカデはボスとなって戦うことになる。勝つと当然エスカデは死亡。
これ以降は登場する事もなく仲間にもできなくなる。
エスカデ側につくか傍観者気取りでいるとダナエがボスとなり、勝利するとダナエが死ぬ。
ダナエ撃破後にもエスカデをパーティに入れないままアーウィン戦に臨むと、直前のイベントでエスカデがアーウィンに敗北し息絶える。エスカデェ…。

パーティに参入させてアーウィンを倒せば死なずに済むが、アーウィンを倒すと肝心のマチルダが同じ頃に老衰で死去。
幼なじみの中で唯一の生き残りとなって、以後自由に冒険へ連れていけるようになる。
アーウィンに殺された場合は幼なじみ全員が死ぬというなんとも煮え切らない結末となる。
しかも全員奈落に行ったのなら仲直りしている可能性も、と思いきや結果的に全員の意見がすれ違ってしまっている。


このように性格的にもストーリー的にも報われない彼らだが、天野シロの漫画版[[聖剣伝説レジェンドオブマナ]]で救われた。
 



【漫画版】
相変わらず短絡的でバカで暴走しがち。加えて間抜けで、原作とは違って愛せるバカとなっている。


ゲーム版では10年前にアーウィンを奈落へ落とせなかったが、こちらは落とすことに成功した。
&font(#ff0000){直後に足を滑らせて自分も落ちたうえにアーウィンはすぐ地上に戻ったけど。}
それ以外の基本的な設定は原作と変わらないが、聖剣探しのために奈落の底で[[先割れスプーン]]を使ってう○この山を掘ったりと大なり小なりネタキャラ化している。
4巻の[[カバー下]]でもう○この上にうんこ座りしている姿が見られる。

う○この山から現れた[[ルシェイメア]]の上でマチルダを連れたアーウィンと戦闘。苦戦しながらも&font(#ff0000){後ろから刺して}致命傷を与えるが、瀕死のアーウィンに片手で投げ飛ばされるなど噛ませ臭さを漂わせる。
最終的に死んで結ばれた二人にも容赦なく、アーウィンたちの亡骸を引き離そうとするが「うっとうしい」と[[イム>イム(聖剣LOM)]]から顔面パンチをくらう。
 

その後[[トト>トト(聖剣LOM)]]と聖剣の力によって赤ん坊として生まれ変わったマチルダとアーウィンを目の当たりにし、エスカデはかつて憎み殺そうとすらしたアーウィンに「俺がしっかり教育してやる」と言い放ってダナエと共に二人の親代わりになる。


5巻巻末おまけの4コマ漫画ではその後の彼らが描かれている。




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- あまりにも己の考えに囚われた男だな  -- 名無しさん  (2014-05-25 10:43:00)
- 宝石泥棒編のシナリオ「岩壁に刻む炎の道」で珠魅のルーベンスを最後まで見捨てなかった若い珠魅の瑠璃を見習えよ。  -- 名無しさん  (2015-05-11 10:46:40)
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