THE 地球防衛軍シリーズ

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THE 地球防衛軍シリーズ - (2019/04/15 (月) 20:06:40) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/07/24 Sat 10:45:41
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます

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#center(){&sizex(7){&font(#ff0000){EDFとは}}}


#center(){&sizex(7){&font(#ff0000){Earth Defence Force}}}


#center(){&sizex(7){&font(#ff0000){即ち、地球防衛軍の総称である}}}




**【概要】

サンドロット開発・D3パブリッシャー販売のアクションTPS。


地球を侵略に来た宇宙からの異星生物・異星メカの大軍を銃火器で撃退するゲーム。

数十のステージがあり、マップ内の敵を全て撃破したらステージクリア(一部例外蟻)
マップ内は自由に移動可能で、オブジェクトはほとんどが破壊可能

・ひたすら巨大な昆虫やUFOを撃破していくという単純明快さ
・敵の大軍に囲まれた時のスリル、というか絶望
・大火力兵器で巨大なビルをバンバン壊せる爽快感(&font(#ff0000){被害総額? 気にするな})
・B級映画や昭和の特撮のような雰囲気
・コストパフォーマンスの高さ
等、アクションゲームの名作として評価が高い。

当初は低価格路線の闇鍋ことPS2の[[SIMPLE2000シリーズ>SIMPLEシリーズ]]の一作品に過ぎなかった。
だがその完成度の高さから口コミで評判を得て、&bold(){SIMPLEの中でも別格}の人気を誇るようになった。
それと同時に、SIMPLEシリーズの方向性もB級映画方面に固まってしまった気もするが、何、気にすることはない。

なお当初の低価格は「ギガンティックドライブ」などの過去の製品から色々と使い回した結果実現した、いわば努力の成果である。
このため、ほぼすべてを新規に作成した3からはフルプライスになっている。


**【シリーズ作品】

・THE 地球防衛軍
機種:PS2
SIMPLE2000シリーズVol.31
シリーズ最初の作品。
2017年5月7日、パトロール中の主人公が[[インベーダー>インベーダー(THE 地球防衛軍)]]の襲撃に遭遇するところから物語は始まる。
設定的には全作品中最もハードな状況からのスタートであり、
・アメリカ空軍、十二の主要基地壊滅
・EDF極東本部、EDF欧州本部壊滅
・たった数時間で人類は戦力の大半を喪失
という最悪の状況をたった1人ないし2人でひっくり返すこととなる。

ボリュームもあり間違いなく良作だが続編のせいで空気気味。


・THE 地球防衛軍2
機種:PS2
SIMPLE2000シリーズVol.81
1の続編。2019年に再度インベーダーが攻めて来たというストーリー。
新たな操作キャラとして[[ペイルウィング>ペイルウィング(THE 地球防衛軍)]]が追加

さらに武器と敵の種類が増え、兵種、ステージ数は倍になった。&font(#ff0000){つまり総ボリュームはただでさえ圧倒的だった前作の約4倍。}どう考えても2100円のボリュームではない。7000円でも安いくらい。
&font(#ff0000){しかしだいたい蜘蛛のせいで難易度も倍に。}しかし、難易度は5段階あり、ライトユーザーにも配慮されている。
敵を倒したりミッションをクリアした時は超爽快。

未だにSIMPLE最高傑作として名高い神ゲー。

・地球防衛軍2portable
機種:PSP
地球防衛軍2をPSPへ移植しアドホックモードでの最大4人での協力プレイが可能
新武器も新種の巨大生物も追加され、そしてシリーズ最凶のミッションと名高い「[[魔軍>魔軍(PSP地球防衛軍2)]]」が追加された。

・地球防衛軍2portable V2
機種:PSVita
地球防衛軍2portableをPSVitaに移植したもの。新兵科「エアレイド」が追加されている。


・THE地球防衛軍タクティクス
機種:PS2
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){まさかのシミュレーションゲームとなった作品。しかし……}}}

&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){端的に言うなら黒歴史。よほど訓練されたEDF隊員でもなければ存在すら知らない。}}}


・地球防衛軍3
機種:Xbox360
ここからSIMPLE2000シリーズではなくなり、タイトルから「THE」がなくなった。
1のリメイクのような作品。それに伴い時代も2017年に戻った。
本作より世界観を一新、フォーリナーと呼ばれる侵略者との戦いを描く。
1や2と違って本部が壊滅しなかったおかげでNPCの隊員が登場し、一人ではなくチームで戦う。&font(#ff0000){EDF! EDF!!}

・地球防衛軍3portable
機種:PSVita
携帯機への移植作。一定の条件を満たせば「2」のペイルウィングを使用可能。
ステージや武器も追加され、3完全版と呼べる出来となった。


・EARTH DEFENSE FORCE:INSECT ARMAGEDDON
機種:Xbox 360、プレイステーション3
略称はEDF:IA。『4』ではなく、サンドロットの監修のもと、海外のスタジオが開発を行った。そのためか今までのEDFと毛色が結構違う。
舞台は日本ではなくアメリカとなり、自キャラや敵のデザインも日本の特撮というよりB級ハリウッド映画風である。
オンライン協力プレイ対応、4種類のアーマー、サバイバルモード、敵がある程度ランダムになるリミックスモード、ダッシュ移動など、意欲的な仕様が盛り込まれている。パッケージはどう見てもあの映画のオマージュである。
PC版も販売されている。


・斬撃のレギンレイヴ
販売元が任天堂になった番外編。
世界観が[[北欧神話]]をアレンジしたものとなっており、武器は光を飛ばしてぶった斬る剣や魔法を放つ杖などになっている。
EDF隊員がニヤリとするようなネタも多数存在。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){後半の絶望感もよく似ている。}}}


・地球防衛軍4
機種:Xbox360、PS3
「3」から実に7年ぶりのリリースとなる。
舞台は3のエンディングから7年後、2025年の地球。再び襲来したフォーリナーと戦う。
兵科が4種類に増えたほか、オンライン協力プレイにも対応。オンライン専用ミッションも存在する。
協力プレイができる関係からか、主人公の呼称が「ストーム1」ではなく「ストームチーム」と部隊まるごと呼ばれるようになった。

・地球防衛軍4.1 THE SHADOW OF NEW DESPAIR
機種:PS4,PC(Sterm)
地球防衛軍4をPS4に移植し調整を加えた作品。地球防衛軍4と比べると、
ミッションの大半はリニューアル、一部NPC味方兵科の装備の増加、味方NPCが操るビークルの登場、
一部兵科に特殊行動の追加、武器の調整、新しい敵の追加、映像、処理落ちの激減など大小様々な仕様変更・改善がなされており
4と同じミッションでもまったく内容が違うものがあったりする。
極め付けは巨大ロボvs巨大怪獣。小説版も出ている。

・地球防衛軍4.1 WINGDIVER THE SHOOTER
機種:PS4
4.1の外伝作品。ジャンルは3Dシューティング。ウイングダイバーを操作して敵を撃ちまくる。


・地球防衛軍5
機種:PS4
「2016 PlayStation Press Conference in Japan」にて発表された新作。
再度世界観を一新し、異星文明&font(l){イミグラント}プライマーと戦う。
ようやく歩兵にダッシュ移動が実装され(EDF:IAから実に5年越しの逆輸入)、戦車・バイク・ヘリの3種のビークルもレンジャー用に戻った。
エルギヌスなど一部の敵は続投が確認されたが、最大の目玉は5作目にして遂に明確な敵として&bold(){宇宙人}が登場したことであろう。

ゲーム業界の移り変わりに伴い当初simpleシリーズの廉価作の一つとしてしか見られていなかった本シリーズはいつの間にか「コンシューマゲームの大作シリーズ」
の1つに数えられるようになっており、発売前の週刊ファミ通では5作目にして遂に表紙イラストを飾った。&footnote(1作目がクロスレビューで低評価を受けていたことを思うと感慨深いものがある)


・EARTH DEFENCE FORCE IRON RAIN
機種:PS4
2019年4月11日発売。サンドロット制作ではない外伝作品。
INSECT ARMAGEDDON以来の海外展開を強く意識した内容だが制作は国内のゲームスタジオによるもの。
レジスタンスという設定で人間側の敵が登場したり、一定時間パワーアップするオーバードライブが実装されたりとナンバリング作品とは一風違った試みがされている。
新兵科プロールライダーはワイヤーを使ってフィールドを[[立体的に機動>進撃の巨人]]することができ、オーバードライブ時には敵巨大生物を生物戦車として召喚できる。


**【キャラクター】

・[[陸戦兵>陸戦兵(THE 地球防衛軍)]]

・[[ペイルウィング>ペイルウィング(THE 地球防衛軍)]](2にて登場。陸戦兵との二択)

・ストーム1(3、5にて登場)

・ライトニング・アルファ(EDF:IAにて登場)

・レンジャー(4にて登場。陸戦兵に相当)

・ウィングダイバー(4にて登場。ペイルウィングに相当)

・エアレイダー(4にて登場)

・フェンサー(4にて登場)

・クローサー(IRにて登場)

プレイヤーは上記のキャラクターを操作して敵と戦う。


・[[本部>本部(地球防衛軍)]]
我ら地球防衛軍の本部。指令はここから出される。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){無能っぷりがやたらと目立つどころか、全国のEDF隊員の間では黒幕説も……}}}

・[[結城隊員>結城隊員(地球防衛軍シリーズ)]]
詳しくは当該項目を参照。全国のEDF隊員からはカルト的な人気を誇る。

・空軍
出たと思ったらやられる方々。マップには登場せず、無線でその存在が知らされる。
2では連合空軍がマザーシップ撃墜に失敗、反撃に遭い壊滅。3ではEDF空軍が序盤にフルボッコと、散々な扱いである……
が、4ではどうにか制空権を維持し、特定のミッションやエアレイダーの要請に応じて空爆するなど存在感を増した。しかし後半は……

・姫川クスリテル、本田海人
D3パブリッシャーの地球防衛軍宣伝動画に登場する二人。
毎回新規隊員募集という体の販促を行うがその実態は清々しいまでの大本営発表であり、動画の最後では地球防衛軍の凄惨な戦況がバレてしまうのがお約束。
その実最初から最後までスターシップ・トゥルーパーズの作中ニュースのオマージュである。


**【ビークル】

・戦車([[ギガンテス>E551ギガンテス(地球防衛軍シリーズ)]])
1作目からの登場。詳細は項目参照。戦車と呼ばれるがほとんど自走砲である。
4からはレールガンを装備した装甲車両イプシロンや、男のロマン&font(l){しかない}重戦車タイタンも登場。

・ヘリ(バゼラート)
1作目からの登場。極悪な操作性とガラスの耐久力によって空爆時を除いてほぼネタ扱いされていたが、4で大幅な強化を受けた。
4からは対地ヘリのネレイド、チーム運用を前提としたブルートといった種類が増加。

・バイク(SDL2)
1から登場しているエアーバイク。耐久力は紙だが圧倒的な速度が魅力で、逃げ撃ちに最適な乗り物。
2017年、しかも侵略者が来る前からこんな先進的なマシンを配備しているEDFとは……ぶっちゃけシリーズ最大のオーバーテクノロジーである。
乗りさえすればクリアできるステージも多かったからか3では水中走行不可、4では普通のサイドカー式バイクに退化&操作性悪化と
シリーズを追うごとに弱体化させられている。

・[[ベガルタ>ベガルタ(地球防衛軍)]]・コンバットフレーム
3から登場したバトルマシン。詳細は項目参照。
3で登場したBM01は[[パワーローダー]]的なフォルムだったが4ではほぼ完全な人型ロボットのBM03ベガルタへと進化した。
また亜種としてより大型化したバトルマシン、BMX01プロテウスがあるが4人で搭乗しないとその性能を発揮できない。
5では同じような役割を持った人型マシンとしてコンバットフレームが登場する。

・装甲車両
4.1から登場した、さまざまな用途に特化した戦闘車両。
兵員輸送車のグレイブ、救急車両のキャリバン、自走ロケット砲&font(l){という名のミサイル車両}のネグリングがある。

・デプスクロウラー
4.1で登場した多脚マシン。蜘蛛型巨大生物を参考に開発されたようで強力な跳躍力と壁面への貼りつきを見せる。地下でも運用可能。

・バラム
4.1で登場した超大型ロボット。設定的には移動要塞X4を小型化したものの為歩行要塞と呼ばれる。
5ではほぼ同じ大きさで、新たに攻撃手段として回転パンチが追加されたギガンティックアンローダー・バルガが登場。


**【敵キャラクター】

・インベーダー(詳細は[[インベーダー>インベーダー(THE 地球防衛軍)]]参照)
・フォーリナー(3、4に登場。詳細は[[インベーダー>インベーダー(THE 地球防衛軍)]]参照)
・ラヴェジャー(EDF:IAに登場)
・プライマー(5に登場)
・アグレッサー(IRに登場)

なお、3のラストミッションはMADネタによく使われる。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){スカウト4……}}}




なお、2の攻略本はあるにはあるが、かなり薄く、ほとんどの内容は『凄まじい体力(陸戦兵で&font(#ff0000){5万}、ペイルウィングで&font(#ff0000){3万})と強力な武器によるゴリ押し』といったところで、残念ながらあまり当てにはならない。

しかしながら&font(#ff0000){非公式の}キャラクター紹介ページは、僅か1ページでありながら異様な存在感を持つので、もし興味があるならそれを読むためだけに買ってもいいかもしれない。




追記・修正ウォォォォお願いします

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- シンプルシリーズで初めて、単独で書籍が発売されたのが防衛軍2。その次に出たのはなぜかメイド服と機関銃。  -- 名無しさん  (2013-10-30 22:12:07)
- 4になってついに衛星兵器まで使うEDF。なお現場での使用許可は下りていないもよう  -- 名無しさん  (2013-10-31 02:36:41)
- 最初はタイトルに惹かれて2000円だし試しに買ってみるかと思ったが…いやぁ、猿のように遊んだね。  -- 名無しさん  (2014-07-16 14:22:48)
- 耐久値が上がりにくいのが唯一の欠点かな(無印や2はそこそこ上がり易かった)  -- 名無しさん  (2014-07-16 14:34:36)
- もっぱら地球破壊軍に寝返るのは隊員なら誰もが通る道  -- 名無しさん  (2014-07-16 17:54:26)
- 4の地雷伍長のゆっくり実況がおもろい  -- 名無しさん  (2014-10-27 12:06:22)
- 4は主人公はストーム1のままで主人公のコードネームじゃなくてチーム名で呼ばれてるだけだろ  -- 名無しさん  (2015-01-04 07:46:22)
- PVのオトリンジャーは良いのかこんなことしてと思った。東映の許可取ったのだろうか。  -- 名無しさん  (2015-04-01 12:17:35)
- IAは日本の特撮を勘違いしてハリウッド化したような感じで好き。なおボリューム不足な模様  -- 名無しさん  (2015-04-25 23:59:05)
- 4のNPCの行軍中に歌う歌が切ない。終盤ステージになるほど内容が悲惨になっていく。が、最終盤になると内容が3のPCについてになるのがまた…。  -- 名無しさん  (2015-09-26 19:26:33)
- 最終的にバラムが全てを蹂躙する。  -- 名無しさん  (2015-09-26 21:22:07)
- 偶数作品は人類滅亡寸前まで追い込まれるから、後のミッションになるほどミッション説明が悲惨になっていく。「これは勝ち目の無い戦いです」だの「最後の瞬間までEDFの誇りを持って戦い抜きましょう」だの、終いには「ありがとう」とか言っちゃうし  -- 名無しさん  (2016-08-09 15:12:28)
- ウチの兄は「2までの特撮作品のパロディ満載のふざけた感じが好きだったけど、3から真面目にかっこつけだしてから残念になった」と言っている。分からなくはない  -- 名無しさん  (2016-08-09 15:19:19)
- 斬レギ2も出してくださいよ(ここで言ってもアレだけど)  -- 名無しさん  (2016-08-09 15:55:53)
- 5は12月か…  -- 名無しさん  (2017-09-28 12:38:22)
- ↑3 わかるなぁ、おバカなノリだったからアリでもよかったのに  -- 名無しさん  (2017-09-29 14:05:46)
- 一部例外蟻は草  -- 名無しさん  (2017-12-07 12:12:03)
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