マネカタ(真・女神転生Ⅲ)

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マネカタ(真・女神転生Ⅲ) - (2022/08/21 (日) 10:38:53) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/07/05 (火) 15:17:02
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&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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マネカタ(真似形)とは、アトラスから発売された[[真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE-]]に登場する擬人という種族である。

*概要
彼らはアサクサのお歯黒ドブを捏ねて造られた存在であり、
人間の様に振る舞ってはいるが感情や自我はあまり豊かでは無く、周りに流されている節がある。
序盤から思念体・悪魔と並ぶメッセンジャーとして登場し、殆どの施設にいるので直ぐに見慣れる事になる。

スタッフ曰く、モチーフは「携帯を持っていない若者」

作中では非力な存在として扱われ、マガツヒ(強い感情の揺らぎによって生じるエネルギー、他作品での生体マグネタイトに近い)を集めるため悪魔から拷問を受け、虐げられている。
イケブクロ等ではランダムエンカウントすることもあるが、まず苦戦することはない。
&s(){本営ビル屋上から落ちてHP1で遭遇した時は流石に殺られるが…。}
仲魔という概念が理解できないので仲魔にすることはできない。

「く、来るな! ビーム出すぞ!」

しかし、そんなマネカタ達の中でも強い自我がある個体が何人か存在し、どれもさながら本物の人間の様な感情や思想を持っている。

*特記個体
〇フトミミ

マネカタでありながら、他のマネカタ達を率いて自分達の世界を創ろうとしているリーダー的存在のマネカタ。
少し先の未来を見る事が出来、その結果をもって他のマネカタを導いている。中々のイケメン。
人修羅とは[[カブキチョウ>歌舞伎町]]捕囚所で出会うことになる。

「マネカタが幸せに生きられる世界を創るために、何をすべきか……はやく見つけ出さないとね。」


〇サカハギ

自らもマネカタでありながら他のマネカタを殺し、その皮を剥いで自分の衣にしているマネカタ。
マネカタの中でもかなりの異端であり、他のマネカタ達からは恐れられ、忌み嫌われている。
悪魔を従え、頂点に立とうとしていた辺り、彼にも創世の野望があったのかもしれない。

人修羅とはアサクサの一室で遭遇し、後にヨヨギ公園で直接対決する。
戦闘では邪神ギリメカラを召喚してくるがこのギリメカラは通常よりも大きく、かなり強い。
このギリメカラも例に漏れず物理攻撃を反射する為、力一辺倒のキャラで物理スキルを使用した場合反射ダメージで死ぬ事もある。
ギリメカラを倒すといよいよサカハギが登場し、全体へのマハ系魔法各種で攻撃してくる。
だが攻撃内容は格落ちしており、ギリメカラの召喚に力を使い果たした為に、MP切れも早く訪れてしまうので弱く感じてしまう。哀れ。

「悪魔の体か……さぞかし良い皮ゴロモになるだろうよ!」

〇ガラクタ集めマネカタ

人間の文化に興味があり、様々な品を収集しているマネカタ。
しかし、本来の使用目的を履き違えていたりもする。
(千円札の事を絵画だと思っていて、透かしを見るためのスイッチはドコだ?などと言っている)
 
物語後半ではついに念願のジャンクショップを開店し、[[人修羅]]にはサービス価格で提供すると言うが値段は他と全く変わらなかったりする。
サービスはどうした。
まあ、他のジャンクショップより珍しい品が揃っているのはありがたい。

「千円札……」


全てのマネカタに共通する点として、一定のタイミングで揺れる(ブレる?)事である。
擬音で表すならば、ブルッ…だろうか。
サカハギは揺れ幅が大きく、目立つ。
しかし、フトミミだけは一切揺れない。


*物語上での展開

&bold(){※以下ネタバレ含む}

作中後半、力こそが全てのヨスガ勢力がマネカタへ大虐殺を開始。彼らが復興したアサクサはマネカタの街からスラムの街と化し、聖地ミフナシロに攻め込まれる。
最奥で[[千晶>橘千晶(真・女神転生Ⅲ)]]にボロボロにされているフトミミと遭遇し、ヨスガ以外では千晶にそのまま殺されるが、ヨスガルートで千晶に賛同した場合、マネカタの自由のためにフトミミと闘う事になる。
普通のマネカタやサカハギと違い、気合い+突撃で事故死が起こりうるので開幕を乗り切るまで油断してはいけない。

完全版のマニアクスでは、アマラ深界第4カルパでマネカタ関連のイベントが発生。
喪服の淑女によれば、マネカタの正体は受胎前の人間たちの最も強い想い…即ち最も見たくない自分の本性が、アサクサの泥に溶け込み人の形を成した存在であるとの事。
その最たる存在がフトミミとサカハギである。

生前は周りから希望も期待も持たれれず、殺人鬼と成り果てた少年は「人から頼られたい、好かれたい」と思った。
それがフトミミと言う存在の素である。

生前に社会的地位や温かい家庭など人並みの幸せを持っていた紳士は、大切な娘を理不尽な者に殺された。
強い憎しみで犯人を殺したいと思う一方で、地位や道徳に縛られ何も出来なかった紳士。
それがサカハギと言う存在の素である。

「後生の土鈴」を得た後に二体の存在の素に会いに行くと成仏し、「鬼神フトミミ」と「外道サカハギ」を悪魔合体で作成可能となる。
後者は普通の悪魔合体では作りにくいので悪魔全書完成狙いの際は注意すること。


 
「アニヲタが幸せに追記・修正できる世界を創るために、何をすべきか……はやく見つけ出さないとね。」

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- ガラクタ集めの元になった人間ってどんな生き方をしてたんだろう。何もかも持ってて人生つまらないと決めつけた富豪とかそんなかな  -- 名無しさん  (2014-04-11 08:12:12)
- モチーフって携帯電話を持っていないと不安になる人 じゃなかった? 何かのインタビューに載ってたやつ  -- 名無しさん  (2014-10-04 02:43:33)
- ↑2 むしろ逆に無趣味で部屋は超殺風景な奴だと思う、金持ちではあると思うが  -- 名無しさん  (2015-02-09 21:19:13)
- さすがに詳細は忘れたけどⅢの小説の中には彼らのうちの一人が主役のがあったはず  -- 名無しさん  (2016-03-03 23:03:04)
- あれ? サカハギはともかく、フトミミの『他人に好かれたい、頼られたい』という願望は、別に『見たくない』本性ではないのでは?  -- 名無しさん  (2016-03-04 09:28:37)
- サカハギの娘を殺したのがフトミミなのでは、っていう考察もあったな  -- 名無しさん  (2016-03-04 09:54:44)
- ↑2価値観が逆転する位に殺伐とした世界に生きてたのかもね  -- 名無しさん  (2016-04-17 20:43:22)
- 自己顕示欲とか認めたくない人もいるしなぁ。ついでに言えば『頼られたい』ってのも相手を下に見てる、と恥じる気持ちがあったんだろうね  -- 名無しさん  (2016-04-17 20:52:27)
- フトミミは少し未来が見える能力で主人公を利用しまくりにくるのでムカつく印象しかなかった。しかも導き出そうとしていた世界のコトワリは「マネカタだけの世界」というもの。主人公はデッドである。協力などできるわけがない(ヨスガでないと戦えないが)。  -- 名無しさん  (2016-11-22 22:56:23)
- マネカタになって人に頼られるようになったはいいが、結局生前と同じく何も成し遂げられずに無駄死にするってのは中々皮肉だな  -- 名無しさん  (2020-07-05 09:03:20)
- フトミミの元の人は「頼られる」って願いは一応果たしたけど、サカハギの元の人は哀れよな…サカハギになっても復讐したい相手は…  -- 名無しさん  (2020-11-25 16:01:18)
- ヨスガ擁護ではないがアサクサ壊滅は一方的な被害者という訳でもないんだよな。創世レースに乗ってるし目指す世界も「マネカタだけの世界」つまりは悪魔との共存や棲み分けではなく排除。である以上、犠牲者ではなくあくまでも敗者なんだ。  -- 名無しさん  (2021-12-13 12:34:07)
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