炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrand(MtG)

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炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrand(MtG) - (2014/03/01 (土) 05:47:23) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/08/17(水) 22:08:37
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrandとは、基本セット2012で登場した[[プレインズウォーカー>プレインズウォーカー (MTG)]]カードで三枚目のチャンドラである。

では長ったらしい説明をしてたら丸焼きにされそうなのでカードの紹介に入ろう。
炬火のチャンドラ (3)(赤)
プレインズウォーカー チャンドラ
+1
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。炬火のチャンドラはそれに1点のダメージを与える。 

−2
このターン、あなたが次にインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えたとき、その呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。 

−6
最大6つまでのクリーチャーやプレイヤーを対象とする。炬火のチャンドラはそれらにそれぞれ6点のダメージを与える。
初期忠誠度3

まず+1能力。
「なんだ。元祖と同じでプレイヤー1点火力かwwしょぼww今までと同じくストレージボックスに入れるかww」
そう考えるのはちょっと早い。説明をよく見よう。

&font(#ff0000){クリーチャー1体}かプレイヤー1人を対象とする。

そう。今回は元祖と違い、クリーチャーも対象に出来る。

たかが1点と思われるが、まさに現在の環境で未だにのさばってる戦隊の鷹がタフネス1である。
また、渋面の溶岩使いや、多くのゴブリンのタフネスは大概1。
現在環境で優秀な除去として活躍している四肢切断でギリギリ倒せない五体のタイタンも四肢切断と組み合わせれば倒せるようになる等、意外に使い道は広い。
そして何より特徴的なのが二番目の能力。

「このターン、あなたが次にインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えたとき、その呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。」
要するに余韻と同じ効果である。

しかしこちらは忠誠度さえ高めれば使いまわせれる。
また、あちらは必ず2マナ使った後別の呪文を使わなければならないが、こちらは出した次のターンに発動する事で多少重い呪文もコピーしやすい。
例えばソリンの復讐なら一撃必殺。

テゼレットの計略なら忠誠度−0で3マナ4枚ドロー。
電位の負荷ならば忠誠度−0で3マナ6点火力。


他にもいい相方が見つかり次第、注目されそうな効果である。
そして今回の最終奥義はこれ

−6
最大6つまでのクリーチャーやプレイヤーを対象とする。炬火のチャンドラはそれらにそれぞれ6点のダメージを与える。

一見派手に見えるが、元祖、二代目と比べたら地味に見える。
特に元祖と比べたら完全劣化…に見えるかもしれないが、実はある状況では元祖より便利である。

それは多人数戦である。

元祖最終奥義では一人のプレイヤーを指定して、そのプレイヤー全体を焼き付くしていたが、今回は複数のプレイヤーや複数のプレイヤーがコントロールするカードを指定出来る。
そのため、複数のクリーチャーを燃やしやすい。

特に本家が力を入れ出した統率者では、結構活躍の機会はあるだろう。

…人数が多いからタコ殴りにされやすいのは言わないであげよう。
そして彼女の最大の特徴はマナコストが (3)(赤)であること。

今までのチャンドラより軽いがそれがどうした?と思ったらまず今までのプレインズウォーカーカードを眺めてみよう

[[ギデオン・ジュラ>ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(MtG)]](3)(白)(白)

[[精神を刻む者、ジェイス>精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(MTG)]](2)(青)(青)

[[ボーラスの工作員、テゼレット>ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MtG)]](2)(青)(黒)

[[槌のコス>槌のコス/Koth of the Hammer(MtG)]](2)(赤)(赤)

そう。[[カーン>解放された者、カーン/Karn Liberated(MtG)]]を除いて全員ダブルシンボルである。
つまり色んなデッキに入りやすいという事である。
入れやすい事の強みは、カーンが世界大会で長期戦前提のコントロールで積まれていた事から実証済みである。

まだ登場して間もない為、目立った活躍はしてないが、複数回使用出来たら優秀なインスタント、ソーサリーが発見されたら、活躍するかもしれない。
そのため現在の相場はかなり高い。

今までいつも同じブロックに登場し、倍以上の値段差をつけられてたジェイスの新バージョンと並んだと言えば高さが分かるだろう。

今後の活躍が非常に期待されている。

ちなみにチャンドラ自身は漫画「燃え尽きぬ炎」にて「チャンドラ・ナラー」名義にて登場している。炬火のチャンドラと違い軽装スタイルでふんどしも完備。
日本におけるMtGのメディア展開はそれほどでもない上、作中のストーリーがコミカライズされるというのは日本では非常に珍しい。
また、漫画を担当した日森よしの女史が描いたイラストのチャンドラが日本版のジェイスvsチャンドラに収録されていたりもする。通称萌えチャン。
その性格は概ね原作の小説通り。ただしジェイスよりデカい大女という設定は無かったものにされた模様。

チャンドラ「折角だから−2発動してあげるわ」

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ジェイス「余計なお世話だと思うが…。」


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