中院冷泉

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中院冷泉 - (2014/10/11 (土) 14:14:15) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/03/19(月) 00:31:13
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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中院冷泉(なかのいん れいぜん)

[[神咒神威神楽]]の登場人物

CV-島崎比呂/成瀬誠 PC版/CS版
身長-六尺
体重-十九貫


久雅竜胆が当主を務める久雅家と並ぶ武門の名門・中院家の若当主。
武家を束ねる五代竜紋の次席だが、政治に長けた才能から、事実上武家を纏める存在。

見た目は飄々とした優男だが、本性は冷酷で狡猾な野心家。
また、[[夜都賀波岐]]を前にしても態度を変えなかったり、東征軍が目の前で殺し合っても寧ろ楽しんだりと、ある意味では一番[[大欲界天狗道>大欲界天狗道(神咒神威神楽)]]を表している人物。

竜胆とは表向きは政略結婚の道具として求婚しているが、竜胆自身は彼を嫌っているので振られている。
[[坂上覇吐]]の事は恋敵として認めているが、嫉妬等を見せず、寧ろ賞賛すらしている。

戦闘能力は天生神道流の免許皆伝を持つが、あくまで一般人レベル。


作中での活躍

序盤の東征軍のリーダーを決めるバトルロワイヤルで[[壬生宗次郎]]を推すが、宗次郎と玖錠紫織と[[凶月刑士郎]]が目の前で殺し合っても怯むどころか楽しむ。
 

これ以降は穢土が舞台なので登場しないと思われたが、不和之関で屑兄さんとアホタルにボコボコにされた東征軍を指揮したり檄を入れたりする。
また、初戦で敗北した竜胆に責任を負わせないように裏で手を引いたりするが、やはり振られる。

その後、[[天魔・夜刀]]に勝利した後に死亡した竜胆に変わって武家のトップとして暗躍するのだが…


ネタバレ



















穢土が消滅して天狗道が完成した事で、[[第六天波旬]]との同調率が上がり異能「唯我曼荼羅・射干」が覚醒。

用済みとなった東征軍を抹殺しようとしたり、全ての元凶である覇吐を排除する為に竜胆を餌にしておびき寄せると暗躍。

対覇吐戦では終始圧倒するが、「ただの人間」の彼は次第に波旬の無茶な強化に体が付いてけなくなり、遂には「用済み」と波旬に見限られ自滅同然の敗北を向かえる。
しかし、最期は覇吐と竜胆の言葉で自我を取り戻し、「恋敵」に波旬の打倒と未来を託して消滅。


天狗道に忠実過ぎる人物だが、実は天狗道を嫌っており、最期に波旬に対し皮肉めいた事を言っていた。
また、竜胆の事は純粋に愛していた。事実、波旬と同調しても最期の最後まで竜胆への愛を失わなかった。


発売前は小物っぽいキャラから見向きもされなかったが、声優の熱演、まさかの中ボス化、&font(#ff0000){厨二バトル作品を真っ正面から否定する}大量の迷(名)言を残す、不覚にも涙腺崩壊する最期
からサブでありながら、かかか新キャラ屈指の人気を誇る。
何気にVS覇吐戦は作中屈指の名バトルとの声が高い。



#center(){
ゆいがまんだら・しゃが
唯我曼荼羅・射干
}

冷泉の所有する異能だが、正確には大欲界天狗道に存在する総ての生命体が所有している異能。

この異能は大規模な破壊現象を引き起こしたり、特殊な能力を付加するような類のものではない。
単純に波旬のバックアップによりパワーアップするだけという異能である。
但し、「弱者は強者には勝てない」という天狗道の理により、自分より弱い者の攻撃は無効化する。
故に、射干を倒すには自力で頼るしかなく、地力が劣っていればどう足掻いても勝てないという単純だからこそ穴がない完成された極めて厄介な異能。

解り易く言うと、&font(#ff0000){レベルを上げて物理で殴れば良い}。
 

更に「我は我のみ」という自己愛が強ければ強い程パワーアップする。
つまり、&font(#ff0000){俺様TUEEEEEEと思うだけでパワーアップ}と言うとんでもない能力。
実際のところ、この能力は戦闘用ではなく滅尽滅相を効率よく行うために波旬から与えられた殺し合いのための異能とも言える。

特に、冷泉は天狗道に忠実過ぎた人物故に極限まで覚醒。
その結果、夜刀とその裏側たる大獄と宿儺以外をフルボッコに出来るくらいパワーアップした。
それは夜刀と曲がりなりにも渡り合った覇吐が終始劣勢だった事から伺えるだろう。

更に言うと、冷泉のような人物が世界規模で数十万人(平行世界も合わせると軽く億は超える)以上。
さらにその中から蝦夷戦時の宗次郎らのように波旬の後押しでパワーアップした擬似求道神が現れて殺し合う。
うん、そりゃ世界が滅ぶわ。

 

迷(名)言

「天晴れよ、武士とはそうでなくてはならん!
開始の合図?対戦相手?知らぬ知らぬ聞こえぬ見えん!
此処を何処だと心得ておる。
戦場であろう。死に場所であろう。命を賭して武心を燃やす、晴れの舞台であろうがよ!
そうした場に立ちながら、油断だ卑怯だ笑止千万!」

「また世迷言を。我は変わらず波旬(われ)のまま、何一つ狂うた覚えなどありはせぬ」

「第六天は完全無欠。誰にも破れぬ、誰にも絶てぬ!朽ちぬ砕けぬ負けなどせぬわッ」

「ああ、悲しい。悲しいなあ。焦がれた女を殺してしまった。我はなんと罪深い男であるのか。――素晴らしい!」
「こんなに悲しい(かがやく)男は他にはおるまい。我は唯一(ひとり)、無二(ひとり)なのだ!」

「さあ黄泉返れ黄泉返れ黄泉返れ黄泉返れ――生きる意志とやらを見せてみい、踏み潰してやる!」

「[[波旬に特殊な能力など必要ない>波旬に特殊な能力など必要ない(神咒神威神楽)]]」
 

「なあ、一度聞いてみたかったんだが
死体の具合はどんなものなのだ?陰門に挿入したとき、破瓜と愛液の代わりに蛆と腐汁でも湧くのかなぁ
どうなのだ?どうなのだ?それでおまえは達するのか?あな恐ろしや汚らわしや!なんと背徳的な塵の交情――臭すぎて生かしておけんなあ、わははははははは――!」



「我はただ、麗しきと思い、恋ゆる心を抱いたから…」

「違う、我は塵ではない……!
朝日のような、光を見たから――」

「我は、中院冷泉だ……
どれだけ矮小でも、貧弱でも、ここにある我こそ、ただ一人の我
我はこの我を抱いて初めて、天と地と人に向き合えるのだ
それこそ、真に人たる者。闇夜を抜けることが出来る者
やっと、そのことに気付いたよ……」

「おまえの勝ちだ、恋敵。敗者は大人しく、勝者を讃えながら退くとしよう」

「勝てよ、坂上。我が光の君が愛する、益荒男よ……」



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- こいつ最期天狗道抜けかけてなかった?  -- 名無しさん  (2013-06-08 03:27:57)
- 解脱したってこと?  -- 名無しさん  (2013-10-20 19:56:08)
- 天狗道じゃなければ「闇を照らす光が欲しい」で覇道だったかもしれない  -- 名無しさん  (2013-10-20 20:06:47)
- TYPEMOON作品セイヴァー救世者釈迦VS正田作品(∴)波旬どっちが強い????  -- 名無しさん  (2013-12-02 18:09:20)
- この人が一番好きだわ。そういえばこの人ドラマCDであまりキャラ壊れないな。他の常識人系は漏れ無く壊れてるのに。  -- 名無しさん  (2013-12-02 18:35:37)
- 星1個と宇宙の根源なんて世界観違いすぎて比較できないわ  -- 名無しさん  (2013-12-22 01:03:19)
- 皆、自分しか持ってなくて、それが気持ち悪くて皮肉にも我が誰よりも強く持った男  -- 名無しさん  (2014-02-13 03:19:51)
- 波旬の細胞としてじゃなく、あくまで一人の我として女を愛したんだな  -- 名無しさん  (2014-05-07 18:17:25)
- こいつも悪くないんだが、なにぶん、ちょっと前に戦った最強の中ボスのせいでな~  -- 名無しさん  (2014-05-11 12:54:35)
- 八命陣の鳴滝と幽雫もそうだけど一人の女を巡って男二人がぶつかり合う展開はすげえ熱いと思う。男女逆だったら成立しないであろうシチュエーションだわ。  -- 名無しさん  (2014-05-11 21:47:32)
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