四季崎記紀の完成形変体刀一覧

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四季崎記紀の完成形変体刀一覧 - (2021/10/07 (木) 03:09:50) のソース

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四季崎記紀の完成形変体刀とは大河ノベル『[[刀語]]』に登場する刀にして、作中の超重要アイテム。




*概要
完成形変体刀。それは本編から150年前の戦国時代に存在した伝説的刀鍛冶「四季崎記紀」が作った全12本の刀。
強力かつ貴重で、主人公である「[[虚刀流七代目・鑢七花>鑢七花]]」と「[[奇策士とがめ>とがめ(刀語)]]」。ならびに二人と敵対する「[[真庭忍軍]]」が収集を目的とする。

なお、この完成形変体刀自体がストーリーの根幹に大きく関わるため、ここではその意味合いや二人の旅の行方。また変体刀と完了系変体刀についても解説する。
当然物語の核心や終盤の展開にも触れるのでネタバレ注意。




・変体刀と完成形変体刀
四季崎により作られた刀は1000本。
その全てが異端の刀であり、その中でも特に完成度の高い12本を完成形変体刀と呼ぶ。
残り988本は変体刀と呼ばれ、完成形変体刀十二本のための叩き台、試金石、習作だとされる。

完成形変体刀と変体刀。そのどちらも名前は『○刀・△』で統一。△は金偏の漢字一文字。
#blockquote(){(例)
・千刀・鎩(鍔のある刀剣で『つるぎ』)
・悪刀・鐚(品質の悪い銭こと『びた』)
・絶刀・鉋(大工道具の『かんな』)
}


・刀としての特性
全てが何らかの特異性を備えるが、その技術は明らかに時代を超越しており((作中の時代は江戸時代に相当))、完全なオーパーツ。
挙げ句、その中には鎧や拳銃等どう見ても刀でないものも混ざっている。%%刀とは一体……%%

完成形変体刀にはそれぞれに特性を生かした必殺技ともいうべき『限定奥義』が存在しており、自身の技術と生き様をそこに反映する所有者こそがそれに相応しいと言える。((素の変体刀にもあるかは不明))

また刀には使い手に作用してしまう毒がある。
これは使い手の精神を惹き付けてしまう一種の魅力と、人を斬ってみたくなるという攻撃性を引き上げるというもの。
前者は一流の剣士であればあるほど逃れられず、日本最強であり名誉のために動く剣士「[[錆白兵]]」はあっさり幕府を裏切ってしまうほどであった。
後者は深刻な精神汚染に聞こえるが、刀によってその毒の濃さは違うようだし、長く使用しなければ冒されない模様。何より持ち手がそれ相応の技量や精神性を持ち合わせていれば十分に克服できると言えるものである。


・その価値と意味合い
当然そんなオーパーツのため、一本一本が国一つを買えるほどの芸術的価値がある。
真庭忍軍は泰平の世で里が困窮していたため、四季崎記紀の刀で一発逆転しようと幕府から&bold(){忍軍丸ごと抜け忍になったほど。}((もっとも高価すぎて買い手がなかなか見つからず、海外に買い手を求めたが。))

戦国の時代では四季崎の刀を持つ数が多い国ほど戦闘を有利に進めた。
旧将軍はこれらの刀を収集しようと刀狩令を発令。その末に変体刀988本を集めたが、この完成形変体十二本だけは最後まで手に入らなかった。
その特異性とそれを使いこなす所有者により幕軍が返り討ちにされたため。

そんな旧将軍家でも集められなかった完成形変体刀と、20年前に奥州の顔役「[[飛騨鷹比等]]」に反乱を起こされた記憶も新しい現将軍家的に、もし次に現れた反乱分子が四季崎の刀を持っていたら……という不安要素を絶つため、幕府は軍所総監督のとがめに完成形変体刀十二本の蒐集を命じたのだった。((なお旧将軍家が集めきった変体刀988本は現将軍家の尾張幕府が引き継いでおり、尾張城に保管されている))
全ては尾張幕府1000年の繁栄を磐石にするために。

#openclose(show=……そう命じられるよう誘導したのはとがめ自身であるが。){
何を隠そう。いや、隠すべきことだが、とがめの正体は&bold(){20年前、尾張幕府に対し一大クーデターを起こした奥州の顔役「飛騨鷹比等」の娘}であり唯一の生き残りである。
当然それを静め、一族郎党を根絶やしにした尾張幕府を恨んでいる。
その最終目的は&bold(){次代将軍の御側人にまで上り詰め、復讐を成すこと}で完成形変体刀集めは出世のための駒でしかない。
}

しかし本編開始前に錆白兵と真庭蝙蝠(真庭忍軍)に裏切られたとがめにはあとがない状況。
そのため是が非でも完成形変体刀集めを完遂しなければならないとがめが抜擢したのが虚刀流であった。
素手で戦う無刀の流派故に刀は要らず、刀の毒が効かない。
先の大乱のあと諸事情あり島流しとなったため世俗に興味が薄く金にもつられない。
そんな虚刀流は最適解であり、物語は奇策士とがめと虚刀流七代目当主・鑢七花が出会うところから始まる。

#openclose(show=もっとも、とがめの心境は複雑かつ断腸の思いとなる。){
20年前の大乱時、とがめの父の飛騨鷹比等を討ったのは&bold(){虚刀流六代目当主「[[鑢六枝]]」。つまり七花の父親だった。}
}

そして刀集めの旅に出た二人が完成形変体刀とその所有者を探し求めるのがこの物語、のはずである。

なおコンプリートが目当てのため完成形変体刀を破損させないことが大前提であり、また七花もとがめからダメージを受けないよう命じられているため、なかなかの縛りプレイ。
幕府内部では注目の話題であるが、とがめが提出してる報告書は嘘とやらせが盛られてる模様。
また二人の刀集めは日本各地の剣士にも知れ渡っていく。



*完成形変体刀一覧
**絶刀『鉋』(かんな)
・『世界の何よりも固き、折れず曲がらぬ絶対の刀』。
「頑丈さ」に主眼が置かれた刀で、いくら乱暴に扱おうと折れず曲がらず毀れない。
そのあまりの固さに武器破壊技である虚刀流『菊』もまったく効果がなかった。((この時まだ刀を壊してはならないという命令を七花は知らなかった。簡単には壊れない『鉋』だったから良かったが……))
ちなみに後述するなんでも切れる刀の斬刀『鈍』で切ろうとした場合、単純に完成度が低い方が壊れるだろうととがめは推察している。

鍔や鞘のない片刃の直刀。柄に梅の枝や花のデザインが散りばめられられているのが特徴。

所有者は真庭蝙蝠。
元は美濃の涙磊落という人物が所有していたが、本編前にとがめと真庭蝙蝠によって奪取される。&bold(){そして裏切った真庭蝙蝠に持ってかれた。}
鞘がないため持ち歩くのに不便だが、真庭蝙蝠は自分が得意とする忍術と体質を利用して&bold(){その体の中に飲み込んで収納していた。当然よだれまみれ。}

限定奥義は『報復絶刀』。
折れない頑丈さを生かして思いのまま叩きつけ、突く技。
通常の刀ではこんな乱暴な使い方は到底できないわけであり、例えば多人数相手の乱戦時などでは極めて使い勝手が良いだろう。

睦月。丹後(現在の京都北部)の不承島にて、真庭蝙蝠を倒し蒐集。


**斬刀『鈍』(なまくら)
・『ありとあらゆる存在を一刀両断にできる、鋭利な刀』
「切れ味」に主眼が置かれた刀。
特異性はそのまま何でも斬れること。
しかし刀に切断力があるのは当たり前の話であり、そう考えると完成形変体刀十二本の中では一番普通な刀なのかもしれない。((実際無刀の流派故につばぜり合いなんて出来っこない虚刀流にとって刀の切れ味は関係なく、斬撃は基本避けるか刀を壊すだけ))
のちに語られたところ、刃にふれた物体の分子結合を切断するという原理であるとのことで、硬さに一切左右されず切断可能らしい。

鍔と柄には三角模様が散りばめられ、色は全体的に黒い、というか暗い印象。
居合斬りに使われてきたので刀身はほとんど見えなかったが、のちに再会した時の七花曰く「なんか普通」とのこと。

所有者は因幡砂漠の下克城城主[[宇練銀閣]]。
その前の所有者は先祖である宇練金閣で、代々受け継いだようだ。

限定奥義は『斬刀狩り』。
斬刀の鞘に血を溜めて湿らせることで摩擦係数が減り、それによって抜刀速度が更に加速する。つまり人を斬れば斬るほど刀が血に濡れ早くなる。
居合を得意とする宇練金閣が生み出し、刀を狙った幕府の兵を切り続け、一万人切りを達成したという。

如月。因幡(現在の鳥取県の東半部)の下克城にて、宇練銀閣を倒し蒐集。


**千刀『鎩』(つるぎ)
・『いくらでも替えが利く、恐るべき消耗品としての刀』
「多さ」に主眼が置かれた刀。
製造された150年前の戦国時代。もの作りは当然職人による手作業で、一つのものを同じように作っても工業製品ほど正確に作れないはず。
しかしこの刀は材質、重さ、長さ、切れ味の何から何まで全く同じ刀が1000本存在する。%%それだと四季崎の作った完成形変体刀が1011本になるんじゃ……と七花はつっこもうとしたが野暮なこと%%
また1000本が全て同一であるため、剣士が使い馴れた刀から別の刀に取り替えても手に馴染むまで時間がかかるという弱化期間、慣らしの時間も皆無となる。
絶刀『鉋』は折れず、曲がらず、歯こぼれせずが主題の刀だったが、千刀『鎩』は折れようが、曲がろうが、歯こぼれしようが大量の同一予備品が存在する、至高にして絶対の消耗品なのだ。
ただその多さ以外は際立った特徴もなく、そもそも消耗品であることは刀として本分。故に『鎩』というそのまんまな銘が打たれている(ちなみに間違えやすいが『鎩』の字は『殺』の『木』に点が乗っかってる)。

見た目は普通の日本刀で鞘と柄は橙色。鞘には白い三本線が入っている。

所有者は出雲の三途神社の長であり元山賊の「[[敦賀迷彩]]」。ならびにその三途神社の黒巫女たち1000人。
元々は出雲において一番規模が大きかった山賊衆の頭目に代々受け継がれていた。((旧将軍の刀狩令の時は不明))
それからこの山賊集団に参入した敦賀迷彩がある心境の変化により山賊団を皆殺しにして自身のものとした。
現在はその刀の毒を以て精神に傷を負った黒巫女たちの心を補強している。
本編では敦賀迷彩より『1000本の中で最初に作られた雛型探し』を依頼される。

限定奥義は『千刀巡り』。
本編では地形効果と題されており、戦闘を行う場のあちこちに隠した千刀を用いて戦う。
敦賀迷彩は戦場に落ちている刀を用いて戦う奪刀術『千刀流』の使い手であったため極めて相性が良く、七花との戦いでは事前に三途神社の敷地一帯や周辺の森に仕掛けられた。
そもそもこの刀自体が『千刀流』という流派の者が使うことを前提として作られた可能性もあるととがめは推察している。

弥生。出雲(現在の島根県東部)の三途神社にて、敦賀迷彩を倒し蒐集。


**薄刀『針』(はり)
・『羽毛のように軽く、硝子細工のように脆い、美しき刀』
「薄さ」や「軽さ」。或いは「脆弱さ」に主眼が置かれた刀。
剣筋をずらさず完全な軌跡で振らなければひび割れて折れてしまうほどに刀身が薄く、非常にデリケートな刀である。%%よく今まで残ってたな%%
薄く脆い。故に儚くも美しいのだ。
その刀身の薄さたるや向こう側が透けて見えるほど。

柄、鍔、鞘。それら全体に雪輪の紋様が散りばめられられている。
デザインモチーフは錆白兵と同じ雪。

所有者は日本最強の剣士「[[錆白兵]]」。
精細なこの薄刀を壊さず完全に使いこなせる剣聖であり堕剣士。
本編前には傷木浅慮という人物が所持していたが、とがめと組んだ錆白兵によって奪取され、その後彼と共に行方を眩ませた。

限定奥義は『薄刀開眼』。
薄刀でのみ使用可能な奥義らしく、錆白兵と戦った七花曰く「脆いだけだと思っていた刀にあんな利点があったとは」とのこと。
ただ戦闘シーンそのものがカットされたため詳細不明。

卯月。周防(現在の山口県東部)の巌流島にて、錆白兵を倒し蒐集。


**賊刀『鎧』(よろい)
・『守りに重きを置いた、巨大な防御力を有する、甲冑を模した刀』
「防御力」に主眼が置かれた刀。
というか全身を覆う西洋甲冑そのもの。
絶刀『鉋』が『固い』のに対し、こちらは『守りが堅い』のが特徴。
金属として丈夫でもあるが『受けた衝撃を地面に受け流す』特性を持つ。
このため外部を傷つけず内部にのみダメージを与える鎧通しの技も全く効かない。
また外側からは開けられないため鉄壁の堅牢さを誇る。
欠点はかなり大柄な人物でなければ身につけることはできないこと(大きさは七尺以上はある)。
というか人が装着してること自体が弱点。

・水中に落とされたらその重みで泳げず溺死
・金属故に熱されたら中の人間は熱死
・外側からのダメージは全て受け流すが、高所から叩きつけられるなど激しく揺らされた場合、装着者は鎧の内部に体を激しく打ち付けられてダメージを負う

デザインモチーフは日本刀+西洋甲冑+クジラや貝などの海の生き物。

所有者は薩摩の濁音港を根城とする鎧海賊団船長「[[校倉必]]」。
元は前の世代の鎧海賊団に伝わるものだったようだが、当時雑用だった校倉必がその海賊団を全滅させ奪った。

限定奥義は『刀賊鴎』。
突進技……なのだが校倉必が使用した技全てが突進技であったため、この技と他の突進技がどう違うのか分からないままであった。
アニメでは肩のドリルのようなパーツを向け、殺傷力を強化、さらに気迫を高めて突進する様子であった。

皐月。薩摩(現在の鹿児島県西側)の濁音港にて、校倉必を負かし蒐集。


**双刀『鎚』(かなづち)
・『すさまじい質量のかたまりであり、持ち上げることさえ満足に敵わない刀』
「重さ」に主眼が置かれた刀。
その重量たるや、落とすと自重で&bold(){堅い洞窟内の地面にめり込むほど}。
賊刀『鎧』を着た校倉必を担ぎ上げた七花ですら持ち上げられなかった。

見た目は鞘も鍔もない無骨な石刀で、刃渡りは二尺三寸ほど。しかしその形は上下の区別がつかない曖昧な形をしている。
デザインモチーフはアイヌ民族の弦楽器『トンコリ』。

所有者は怪力の特性を持つが故にこの刀を軽々と扱える凍空一族の幼子「[[凍空こなゆき]]」。
蝦夷の踊山に暮らす凍空一族は150年前、四季崎記紀からこの刀を託され、それ以来一族をあげて守っていた。((現在では村長や本家筋以外の人間は由来を知らされていなかった。また村長の長男は狩りに使っていた。))
本編では「[[ある脅威>鑢七花]]」によって壊滅した凍空一族の村の跡に埋もれていたが、唯一の生き残りである凍空こなゆきが掘り起こし、七花との戦い(遊び)で使用。
その後、「[[真庭狂犬]]」の忍術によりこなゆきの肉体ごと奪われたが……

限定奥義は『双刀之犬』。
上下曖昧な形を活かし、柄でも刃でもお構いなしに殴りかかる技。それ故の『双』。
その重さとそれを操る怪力で大打撃を与える。

水無月。蝦夷(現在の北海道より渡島半島以外を除いた土地)の踊山にて、凍空こなゆきから譲り受け蒐集。((蒐集とは言ったものの彼女以外持ち上げられないので、こなゆきに尾張行きの大船に乗ってもらいこの刀を運んでもらった。アニメ版では双刀を持った彼女が乗り込んだ際『船が若干軋んでた』))


**悪刀『鐚』(びた)
・『所有者の死さえ許さず、無理矢理に人を生かし続ける凶悪な刀』
「活性力」に主眼が置かれた刀。
柄が持ちにくそうな苦無。デザインイメージは雷光+稲光+神仏的なもの。
常に雷を帯びており、身体に差し込むことで使い手の生命力を活性、不死化させる。

所有者は七花の姉で病弱と最強が同居した怪物「[[鑢七実]]」。
元は陸奥の木一本も生えぬ死の山「死霊山」に祀られ、その特性を以て山の命脈を保っていたが、刀集めに参戦してきた鑢七実によって奪われる。((この時、山と悪刀を守護していた神衛隊は七実によって壊滅している))
その後病魔に冒された彼女の身体を活性化する。
清涼院護剣寺での七花との対決時に抜き取られるが……

限定奥義は『悪刀七実』。
七実が自身の肉体に悪刀を突き刺し、強制的に体を活性化させた状態。
限定奥義というか想定通りの使い方の様に見えるが、七実以前の所有者はこのような使い方をしなかったのだろうか。

文月。土佐(現在の高知県)の清涼院護剣寺にて、鑢七実を倒し蒐集。


**微刀『釵』(かんざし)
・『武器でありながら人である、恋する殺人人形とも言える刀』
「人間らしさ」に主眼が置かれた刀。
不要湖を徘徊する殺人からくり人形こと日和号そのもの。
詳細は[[日和号]]にて。

葉月。江戸(現在の東京都)の不要湖にて蒐集。


**王刀『鋸』(のこぎり)
・『人を正し、心を正す、精神的王道を歩ます、教導的な解毒の刀』
「毒気のなさ」に主眼が置かれた刀。
刀、とは言ったものの特徴もへったくれもない普通の木刀。((材質的に木刀のくせして『鋸』なんて切られる側だろと七花はつっこんでいた))
しいて言うなら中央に梔子の紋様が刻まれていて、長さは三尺にも未満といったところ。
その特性は刀の毒がないどころか所有者から毒気を抜いてしまう『解毒』。

所有者は出羽の天童将棋村に心王一鞘流の道場を構える[[汽口慚愧]]。
経緯不明ながら心王一鞘流の八代目がどこかから持ち帰り、以後心王一鞘流で代々受け継がれていたらしい。
それ以前の旧将軍による刀狩令の時は不明。

限定奥義は『王刀楽土』。
王刀により毒気を抜かれ、精神的に王道を歩んでいる状態。
奥義どころか基本特性でしかない。
歴代心王一鞘流の当主たちは受け継いだ際、身が引き締まり生まれ変わったような気分になったとのこと。

長月。出羽(現在の山形県)の天童将棋村にて、汽口慚愧から譲り受け蒐集。


**誠刀『銓』(はかり)
・『人間の姿勢を天秤にかけるように、人によって受け取り方さえ違う曖昧な刀』
「誠実さ」に主眼が置かれた刀。
全体的にキンモクセイがあしらわれたデザインだが、一番の特徴はなんと刀身が存在しないこと。
王刀と同じ様に精神面に作用する刀で、その刀の毒は「己自身を斬る」というもの。
刀身もないのにどうやって?と頭をひねるが、この刀の刀身は使い手そのものであり、己を斬り、己自身と向き合わせ、その価値を測るという哲学的な刀である。
また所有者とならずとも近くにいるだけで影響を受ける模様。

所有者は奥州の百刑場にいた仙人[[彼我木輪廻]]。
所有者とは言ったものの、150年前に四季崎記紀本人から直々に受け取った彼我木輪廻はどうして良いか分からず地面に埋めてしまう。
さらにその後、誠刀を埋めた場所に城が建ってしまったのだが、その城こそ先の大乱を起こした飛騨鷹比等の飛騨城で、誠刀は地中に埋まりながらも彼の謀反を起こすきっかけとなった。
また相手に己と向き合わせ測る特性を利用し、彼我木輪廻は各地の争いを収めたという。
本編中ではとがめが発掘した。
その際、彼我木輪廻によると誠刀はかなり最終期に作られたこと、完成形変体刀十二本は&bold(){完了形変体刀・虚刀『鑢』を作るための習作}であることが明かされる。

限定奥義は『誠刀防衛』。
この刀の奥義ではなく、彼我木輪廻がこの刀の名前になぞらえてつけた戦闘スタイル。
己の持てる力全てを防御と回避へ充てるため、攻撃と防御に力を割り振った七花の攻撃全てをかわした。というか戦いですらなかった。

神無月。奥州(現在の岩手県南部)の百刑場にて、彼我木輪廻から貰い受け蒐集。


**毒刀『鍍』(めっき)
・『所有すると人が斬りたくなる、刀の毒がもっとも強く内包された刀』
「毒気の強さ」に主眼が置かれた刀。
完成形変体刀十二本の中で『人を斬りたくなる刀の毒』が最も強く、抜刀したが最後、刀の毒に侵され殺人鬼になり果ててしまう危険極まりない刀。
また四季崎記紀の残留思念も強く宿っていて、一般人は刀の毒と合わさり意識混濁とした状態に陥る。
鞘に収まっている状態なら影響は出にくく、持ち運びは可能。

見た目は鍔のない刀で、刃が波打っている、というか歪んでる。全体的に黒く毒々しい印象。
そんなこの刀のデザインイメージはトリカブト。

所有者は[[真庭鳳凰]]。
富士山麓付近の風穴に封印されていたものを真庭鳳凰が発見し所持。
その後、幕府の内部監察所総監督「否定姫」の腹心「左右田右衛門左衛門」に挑まれた真庭鳳凰が鞘から抜けたこの刀を握ってしまうのだが……
&bold(){よりにもよって物に宿る記憶を読み取る『真庭忍法・記録辿り』の力を持った腕で掴んでしまったため、毒刀の影響をもろに受けてしまい、殺人鬼となっただけでなく人格が四季崎記紀に乗っ取られてしまった。}

限定奥義は『猛毒刀与』。
刀の毒気に所有者が侵され凶暴化した状態。
王刀と同じく基本特性そのもの。
真庭鳳凰はさらに四季崎記紀の人格に乗っ取られた。

霜月。伊賀(現在の三重県北西部)の新・真庭の里にて、真庭鳳凰を倒し蒐集。


**炎刀『銃』(じゅう)
所在・及び詳細不明の刀。



#openclose(show=床の間に飾ってあった、ふたつの変な鉄のかたまりみたいなものは何だ?){
実は幕府内でのとがめのライバルかつ内部監察所総監督の「[[否定姫]]」とその腹心「[[左右田右衛門左衛門]]」が既に所持していた。
もともと信濃にあったが七花たちや真庭忍軍に先んじて回収されており、秘密にしている(とはいえ、とがめも否定姫が炎刀を所持しているであろうことは想像がついていた)。
なお何故否定姫はこの刀の所在を知っていたかというと&bold(){彼女が四季崎記紀の末裔であるため。}

二振りあり、その真価は『遠距離からの連続精密攻撃を可能にした、飛び道具としての刀』。
つまり名前そのままの銃、二丁拳銃である。
現在でいう所のオートマチックとリボルバーで、オートマチックの方の装弾数は11発。対してリボルバーの総弾数は6発。しかしアニメでは作劇の都合からほぼ無視されていた。

全体的に金色や赤色であしらわれた炎の意匠が各所に散りばめられられており、特にグリップ部分の装飾が目を引くデザイン。
また飾り紐ととんぼ玉のような飾りが銃杷から垂れ下がってる。

真庭忍軍との戦いでは左右田右衛門左衛門が二丁とも使用。
時代相応の銃知識しかない真庭鴛鴦、真庭人鳥を射殺した。
}





















以下、『第11巻 毒刀 鍍』のネタバレ(原作を読んでない人は注意!)






















毒刀『鍍』により真庭鳳凰の体を乗っ取った四季崎記紀曰く
・実は四季崎記紀は予知能力者
・というか四季崎家は占術師の家系
・異端の特性を備えた1000本は&bold(){予知した未来から逆輸入した技術で作った。}((斬刀『鈍』は400年先の技術))
・1000本の刀を作った目的。それは未来を改竄するため
・四季崎の子孫がその目的を受け継いで、この現代のどこかで活動しているとのこと
・凍空一族も、真庭忍軍も、とがめも歴史改竄の末に生まれた存在であること
・飛弾鷹比等と旧将軍は歴史改竄に気づいて行動を起こした
・虚刀流、虚刀『鑢』は四季崎記紀が鑢一根(後の虚刀流開祖)を導いて作られたもの

という事実が発覚する。

















さらに最終話の『第12巻 炎刀 銃』のネタバレ



















師走。毒刀『鍍』を収集し、尾張(現在の愛知県西部)についた七花ととがめ。
そこへ左右田右衛門左衛門が現れるが&bold(){とがめが先の大乱の首謀者「飛弾鷹比等」の娘であることがバレており、炎刀『銃』で射殺される。}
これにより七花ととがめの完成形変体刀集めは失敗となる。
(なお炎刀『銃』と二人が収集した毒刀『鍍』は左右田右衛門左衛門により尾張城へと納められる)




















それから尾張城にて尾張幕府八代将軍「家鳴匡綱」と対面した否定姫は自身が四季崎記紀の末裔であることとその目的を明かす。

曰く、完成形変体刀十二本がここ一箇所に集った状況が四季崎記紀の目論みの一つである、と。
曰く、それらはこの時代からおよそ百年後、&bold(){鎖国体制の末に世間知らずになった日本が海外からの侵略戦争により滅びるのを防ぐため}にある、と。((つまり我々が知るところの第二次世界大戦))

そこへとがめを殺され目的を失い壮大な自殺をしに来た七花が尾張城へ乗り込んでくる。
先の大乱の記憶が蘇り狼狽える将軍に「虚刀流を返り討ちにすれば家鳴将軍家1000年の繁栄が訪れる」、「四季崎家の目論みが達成する」という言葉をおくった否定姫は最後の総仕上げとして炎刀『銃』以外の完成形変体刀を「家鳴将軍家御側人十一人衆」へ配り一人一人に迎え撃たせる。%%ボスラッシュ%%

・絶刀『鉋』→般若丸
・斬刀『鈍』→鬼宿不埒
・千刀『鎩』→巴暁
・薄刀『針』→浮義待秋
・賊刀『鎧』→伊賀甲斐路
・双刀『鎚』→真庭孑々(ボウフラ)
・悪刀『鐚』→胡乱
・微刀『釵』→灰賀欧
・王刀『鋸』→隅ヶ丘黒母
・誠刀『銓』→皿場工舎
・毒刀『鍍』→呂桐番外

しかし様々な要因が重なった結果、七花によって全員が瞬殺&11本が破壊された。
(その詳細は[[家鳴将軍家御側人十一人衆]]の項目にて)


以下、11本の刀の最後
・絶刀『鉋』
旅を経て成長した七花の虚刀流『菊』を受け、ぽきんと圧し折れた。

・斬刀『鈍』
何でも斬れるが当然刀身の側面でも斬れるわけじゃないため、白刃取りされた末に力ずくでふたつに折られた。

・千刀『鎩』
大広間中に突き刺され、いつでも千刀巡りが発動できるように仕掛けられていた。
そこから虚刀流最速の技『鏡花水月』を巴暁がくらった際に彼女が持っていた二本がぶつかりあってヒビが入る。
これにより『取り替えはきいても、取り返しがつかなくなる』ということで、芸術品としての千刀『鎩』はおしまいとなる(あと998本は残ってたが)。
対してアニメ版だと七花が巴暁まで全力で突撃した際の衝撃波で1000本全てが破砕される。グッバイ。

・薄刀『針』
剣筋をずらさず、完全な軌跡を描いて振らなければ砕けてしまうことを逆手に取り、&bold(){こちらの身体の筋をずらすことで自壊させた。}
アニメ版だと完全な軌跡を描く途中を指で摘ままれて砕け散る。

・賊刀『鎧』
衝撃が逃げる先のない空中で虚刀流四の奥義『柳緑花紅』をくらい、装着者の伊賀甲斐路は死亡。
同時に一度着込むと中からしか開けれない構造のため使い物にならなくなる。
アニメ版ではくらった衝撃が強すぎて鎧が内側からボコボコ波打っていたほど。

・双刀『鎚』
真庭孑々の忍法により重さを無くされるが、彼もろとも虚刀流一の奥義『鏡花水月』をくらい、石ころ同然に破壊される。

・悪刀『鐚』
胡乱に不死身を与えるも、七花が胡乱に放った272回もの致命撃により、内包された雷を使いきって胡乱から抜け落ちる。
アニメでは床に落ちた際に砕けてる。

・微刀『釵』
プログラム(?)を変えられ灰賀欧とともに七花に襲いかかるが、虚刀流最終奥義『七花八裂』の応用編により奥義4つを受けて破壊される(残り3つは灰賀欧がくらった)。

・王刀『鋸』
王刀楽土により隅ヶ丘黒母を人格者に変えるが、彼と一緒に虚刀流六の奥義『錦上添花』をくらって木刀だけに木っ端微塵になった。

・誠刀『銓』
使い方をあぐねていた皿場工舎により七花へ投げつけられるも、足で天井まで蹴り上げられ簡単に破壊される。
アニメ版だと天井ではなく皿場工舎のおでこへ蹴り返され、その時の衝撃で分解してる。

・毒刀『鍍』
猛毒刀与で正気を失った呂桐番外と一緒に虚刀流七の奥義『落花狼藉』を受けて破壊される。






そして……






**炎刀『銃』(じゅう)
・『遠距離からの連続精密攻撃を可能にした、飛び道具としての刀』
12巻の冒頭で解説・考察役のとがめが死亡するため、この刀のみ主眼とされたものが何か本編で書かれていないが、おそらく「刀という武器に対する優位性」と推察される。
火縄銃などとは違い、即射・連射・精射性に優れており、刀で「太刀打ち」など到底しようもない。即ち「刀を否定する刀」というわけである。

天守閣へと向かう最後の部屋にて、左右田右衛門左衛門が七花との戦いで使用。

限定奥義は『断罪炎刀』。
左右田右衛門左衛門が『不忍法 不生不殺』(元々の技名は『忍法・断罪円』であった)とこの刀を併用した際の技。
本編では断罪円共々詳細の分からない技であったが、アニメでは炎刀の先端に炎を灯した状態で高速連続攻撃を仕掛ける技と表現されていた。
七花に大ダメージを与えるも、左右田右衛門左衛門とともに虚刀流最終奥義『七花八裂・改』を受け、二丁とも破壊される。


*完了形変体刀
**虚刀『鑢』(やすり)
本人の技量にすら寄らず敵を斬るもの、すなわち『虚刀流』の技を納めた[[鑢七花]]そのもの。
所有者は[[奇策士とがめ>とがめ(刀語)]]。

数千年前の時点で滅びの未来を予知した四季崎家は歴史改竄の末に徳川幕府成立を阻止するも、歴史の修正作用として似たような尾張幕府が成立してしまう。
虚刀『鑢』。『鑢』。『削って修正する鑢』。
つまり虚刀『鑢』が作られたのは&bold(){海外に目を向けず鎖国体制を敷き続け日本を滅亡へと導く家鳴匡綱を討たせ尾張幕府体制を崩し『歴史修正』をさせるためである。}
また完成形変体刀十二本の役割は&bold(){家鳴匡綱を護衛する家鳴将軍家御側人十一人衆を無力化させること。}
当然、否定姫が言った「七花を迎え撃てば家鳴将軍家1000年の繁栄が訪れる」なんてのは&bold(){嘘}である。

結局、左右田右衛門左衛門との死闘にも生き残ってしまった七花はしめしをつけるため家鳴匡綱に迫る。

#center(){&size(21){&font(#ffb74c){「そ、そうじゃ!そのほうに天下をやろう!そのほう、天下が欲しくないか!」}}}

#center(){&size(21){&font(#ff0000){「いるかぁ、そんなもん!」}}}

虚刀流の最終奥義『七花八裂・改』。
それは虚刀流にある七つの奥義を同時に、最速の組み合わせで発動させる技。




#center(){&size(35){&font(#ff0000){「ちぇりおーっっっ!」}}}





果たして。虚刀『鑢』によって家鳴匡綱は暗殺された。
それによって歴史がどうなったかは皆様方に確認していただきたい。
なお、尾張城に保管されていた変体刀988本は否定姫が塩水をぶっかけたため錆びて使い物にならなくなった。



*その他変体刀
**全刀『錆』(さび)
錆白兵一族のことである。
所有者は[[錆白兵]]とおそらく彼の母らしき%%ロリババア%%「錆黒鍵」。
虚刀『鑢』を作る過程で完了形変体刀候補だった。
そのため厳密には完了系変体刀ではない。
特性は『手にした棒状の物ならなんでも刀として扱える』というもの。

限定奥義(?)は『完全刀一』。
詳細は不明。


**透刀『鉄』(てつ)
クロスオーバー作品『[[混物語]]』の『第刀話 ひていクリア』にて、否定姫が[[阿良々木暦]]に見せた変体刀。
直方体のガラスの中に封じ込められていた刀であり、あらゆるものをすり抜けて切りたいものだけを斬れる。
しかし、ガラスの中からの取り出し方を間違えると自動的に消滅する。
作中では暦はガラスを破壊して取り出そうとしたが、正しい取り出し方ではなかったため、消滅した。
[[羽川翼]]によれば、本物の透刀は別に存在しており、暦が見せられたのは、本物によってガラスの中に描かれた絵とのこと。


*???
**嫉刀『咎』(とが)
・『するどい観察眼と発想をもたらす刀』
「思考力」に主眼が置かれた刀。
攻撃力はないに等しいが持ち主に類い希なる思考力をもたらす。
王刀『鋸』や誠刀『銓』と同じく所持しているだけで効果がある刀だが、その刀の毒は『使い続けると自分含めた全てを駒として扱ってしまうほど冷徹に成り果てる』というもの。
ましてや復讐心を宿して使うと破滅街道まっしぐらな危険極まりない刀である。
薄刀『針』といい勝負ができそうなほど強度が弱く、その強度は障子紙やウサギ並みと例えられた。
しかし本編では七花に踏み台代わりにされたりもした。
振る時は「ちぇりお!!」と叫ぶ必要がある。
薩摩方面での気合を入れる時の掛け声「チェスト!!」に似てるが……?

刀身は真っ白だがこれは先の大乱時に品質劣化したもので、本来の刀身の色は黒。また刀身の左側に十字紋があるのが特徴。
鎺(はばき)の部分には蛇の紋様があり、白い刀身と合わせて白蛇を連想させる。
柄の色は黒と紫と赤紫で、それに加えて金刺繍がほどこされている。
全体的に絢爛豪華な見た目ではあるが、ともすればゴチャゴチャして自己主張の強い見栄っ張りなデザイン。

元は奥州にあったが先の大乱の折に一度行方不明になり、紆余曲折あって現在は尾張幕府管理のもと、各地を転々とする。





……というのは嘘。
単に『第9巻 王刀 鋸』で汽口と七花の関係に嫉妬しまくりの[[とがめ>とがめ(刀語)]]のこと。




追記・修正は未来を予知してからお願いします。

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- >炎刀『銃』    節子、それ刀やない。短銃や。     -- 名無しさん  (2014-09-16 03:36:22)
- もっともらしい理屈をつけてはいるが、丸め込めてないよなw  -- 名無しさん  (2014-09-16 04:29:14)
- 双刀『鎚』の材質って、一体何だ?あの大きさであの重さなら・・・白色矮星?  -- 名無しさん  (2014-11-30 02:15:02)
- なんだよ鋸って。  -- 七花  (2015-09-21 23:22:36)
- ↑ミス。切られる方じゃないか。  -- 七花  (2015-09-21 23:24:40)
- 自立稼働する高性能AI&太陽光発電システム搭載の日和号…でいいのかな  -- 名無しさん  (2015-09-22 00:11:01)
- 刀鍛治一人で刀1000本って多くないか  -- 名無しさん  (2016-06-10 17:18:35)
- 一日二万字書く作家もいるんだから、作れるんじゃない?  -- 名無しさん  (2019-11-22 02:18:38)
- はい水増し終わり。900文字くらいならすぐ終わるんだよね  -- 名無しさん  (2020-07-03 19:10:05)
- 内容の多少の拡充は行われましたが、やはり根本的な問題として、「刀語本体の記事で『各刀の所有者はこちら』と誘導されているにも関わらず、所有者の解説が行われない」という問題点が解消されないので、このままならば統合を行います。  -- 名無しさん  (2020-07-05 22:47:36)
- リンクが繋がらないから統合するなら統合するでさっさとしてほしいししないなら名前戻してほしいんだけど。半年も放置しないでほしい  -- 名無しさん  (2021-02-24 15:19:17)
- この項目どうするかは結構意見割れてるみたいだしなあ…  -- 名無しさん  (2021-03-04 09:31:25)
- 嘘刀「釣」(4話予告)を入れてもいい気がする  -- 名無しさん  (2021-03-19 13:02:05)
- 混物語で出たのは透刀鉄、だったけ  -- 名無しさん  (2021-04-02 07:55:34)
- 内容が大幅に強化され、初版も内容が薄いものの明確に当時のルールに違反したわけではないと相談所で判断されたため、削除審議を外しました。  -- 名無しさん  (2021-04-20 22:46:15)
- 追記・修正しました(未来予知してないけど)  -- 名無しさん  (2021-10-06 23:58:03)
- どなたやすげええええ。ちょいちょい文字を加えてた者ですが、本当に本当にありがとうございました!  -- 名無しさん  (2021-10-07 01:57:16)
- ↑ですが…収集を蒐集に、等、最後にもうちょっとだけ追加させていただきます!  -- 名無しさん  (2021-10-07 02:09:36)
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