エイリアン(映画)

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エイリアン(映画) - (2023/06/15 (木) 16:17:06) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/09/29 Sat 13:03:48
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます

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#center(){&font(b,16,red){宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない。}}



エイリアンは1979年に公開されたアメリカ映画。
監督は「ブレードランナー」「グラディエーター」のリドリー・スコット。
宇宙船という逃げ場のない閉鎖空間に侵入した未知の生命体と宇宙船乗員との死闘が描かれる。

H.Rギーガーがデザインしたエイリアンのデザインや「危機に対して勇敢に立ち向かう女性」という従来にはない革新的な設定は後のSF映画やホラーに多大な影響を与えSF古典の代表作とされている。

既に30年以上が経過した作品ではあるが芸術ともいえる特殊効果は今見てもまったく色褪せることなく、同年のアカデミー視覚効果賞を受賞した。


#center(){&font(#008000){■[STORY]■}}

#center(){この物語は、ある宇宙船の乗組員たちが体験した恐怖と絶望の記録である…。}

ウェイランド・ユタニ社所有の恒星間宇宙貨物船ノストロモ号は、他恒星系から地球へ帰還する途中、救命信号と思われる謎の信号を受信した。
船を制御するAI「マザー」がその信号に反応し、社の規定に則ってLV-426と呼称される名もなき未知の小惑星に着陸することになる。

そこで彼らが発見したのは、異文明のものと思われる遺跡…ではなく、なんと宇宙船の残骸であった。
異様な形をした宇宙船の残骸の中で、化石化した宇宙人と巨大な卵のような物体が無数に乱立する空間を発見することになる。

その頃、着陸船に残っていた二等航海士のエレン・リプリーは例の信号を解析し、宇宙人が発した何らかの警告であることを知るも、その直後に上陸した乗組員からの報告が届く。
それは上陸班の一人であるケインが未知の生命体に寄生され重体という報告であった。

ケインの顔に寄生した生命体を乗せたまま惑星を後にしたノストロモ号であったが、数時間後に生命体は死亡し、ケインも快方に向かう。
全ては終わったかに見えた…。

#center(){&font(#ff0000){しかし、それが全ての始まりであった…。}}


#center(){&font(#008000){■[登場人物]■}}

・&bold(){アーサー・ダラス}(トム・スケリット)
ノストロモ号船長。
会社の命令に従い、LV426惑星に着陸し、そこで発見した未知の宇宙船の探索を行う。
ノストロモ号に侵入した謎の生命体を駆除すべく対策を練るもすべて後手に回り犠牲者を増やす結果に終わる。
最終的に生命体が潜むと考えられるダクトに自ら潜入し駆除しようとするが、背後からその生命体に襲われ死亡。
船の最高責任者だったため、おそらく&font(#ff0000,b){アッシュ以外で唯一極秘指令の詳細を知っていた人物}と思われていた。
しかし「[[Alien: Isolation]]」にて、彼も極秘任務を知らなかったことが明かとなる。
ディレクターズカット版では船の自爆前に繭にされたままでまだ生きていて、リプリーに殺してくれと懇願した。

・&bold(){ギルバート・ケイン}(ジョン・ハート)
一等航海士。
LV-426で発見した異星人の宇宙船の残骸調査中に大量の卵のようなものが安置された空間を発見。
しかしその一つから飛び出た謎の生命体に寄生され、意識不明の重体に陥る。
その後、生命体が肉体から剥がれたことで体調を回復させるが、仲間との食事中に容体が急変。
最後は胸部を突き破って生まれた生命体によって殺される。遺体は宇宙葬に伏された。
仲間に見送られながら葬られたある意味で幸せな人物。ちなみに[[某映画でも登場している>スペースボール(SPACEBALLS)]]。
&font(red){エレファント・マンではない。}

・&bold(){エレン・リプリー}(シガニー・ウィーバー)
本作の主人公である女性二等航海士(通信・保安管理担当)
…だが彼女を主体にカメラが向けられるのは船長死亡後から((リドリー曰く、これは主役が誰なのかミスリードを誘う為だったらしい。))。
謎の信号が&font(#0000ff){「救命信号」}ではなく&font(#ff0000,b){「警告」}であった事に気付く。
船の安全を第一に考え、終始生命体を駆除すべく進言するも事態は最悪の結果に突き進んでしまう。
ダラス船長が死亡し、極秘命令を知ったことで生命体の駆除を断念し船を爆破して生き残りと脱出を試みる。
それが[[次の悲劇>エイリアン2]]を生むことになるとも知らずに…(もっともそれは彼女の責任ではないが((リプリーはただユタニ社の陰謀に巻き込まれた一般人でしかなく、自分の命を守る為に緊急避難を最優先するのが当たり前だから。むしろその後の人生全てを奪われ利用された最大の被害者。)))
&bold(){色んな意味で検疫は大事だということを人類に知らしめた人物。}

・&bold(){ジョーン・ランバート}(ヴェロニカ・カートライト)
リプリーと同じ二等航海士(こちらは操縦担当)の女性。
他の乗組員にマザーの航路変更によって地球への帰還が9カ月延びた事を報告する。喫煙者。
規則に従って24時間の検疫を主張するリプリーに対し、ケインを助けるために入り口を開けさせた&bold(){悪く言えば元凶}。
エイリアンに殺される事態に動揺し、くじ引きをして当たった者がシャトルで逃げる案を提案したりした。
脱出用シャトルの発進準備中に生命体に遭遇、恐怖で身動きが取れなくなりパーカーと共に殺された。
リプリーとは対照的に異常事態に対してパニックを起こすという典型的なホラー映画の女性キャラクター。
ディレクターズカット版では、自分達をシャトルに入船させようとしなかったリプリーに平手打ちをするシーンがある。

・&bold(){デニス・パーカー}(ヤフェット・コットー)
機関長。黒人の男性。エイリアンを倒すために即席の火炎放射器を作製した。
自分とブレッドの給料が少ないことに不満を言っており、新任の科学主任であるアッシュに対しても不信の目を向けていた。
本性を現しリプリーを襲ったアンドロイドを殴り倒し、アンドロイドに知っている事を吐かせた後で焼却処理した。
脱出シャトルの発進準備中にランバートと共にエイリアンに遭遇。ランバートをかばおうとするもエイリアンの怪力に押し負け殺された。
ちなみにランバートとの距離が近かったために火炎放射器を使う事ができず、彼女を救うために飛びかかったというまさに漢の中の漢。

・&bold(){サミュエル・ブレッド}(ハリー・ディーン・スタントン)
機関士。パーカーの相棒で常に帽子をかぶっており、口調は「そのとおり」
ノストロモ号唯一の人間以外の生物である猫のジョーンズを捜している最中にエイリアンに襲われ死亡。
遺体はエイリアンに連れ去られてしまう。ディレクターズカット版ではダラス船長と一緒に繭にされていた。
…もっとも原型は留めておらず、エイリアンエッグの苗床になっていたが。

・&bold(){アッシュ}(イアン・ホルム)
科学・医療主任。
ノストロモ号出港直前に会社の辞令によって急遽配属されたクルーであり、そのため他のクルーとは距離感がある。
常に規則・科学的見地から発言を行い、生命体に対しても終始標本として持ち帰ることを主張していた。
その正体は&bold(){ウェイランド社が派遣したアンドロイド}で、ある極秘命令を受けていた。
しかし、リプリーがその命令に気付き、また機能不全を起こしたことで彼女を殺そうとするが直後に駆けつけたランバートとパーカーによって破壊される。
その後、応急修理を施された状態でリプリー達から尋問を受けるが、その中で

#center(){&font(#008000){「宇宙生命体を持ち帰ることが最優先であり乗務員の被害は顧慮する必要なし」}}

という会社の極秘命令を話し、生命体を「完全生物」と称え、リプリー達が生き残れないことを予測し同情の笑みを浮かべつつ機能を停止した。

#center(){&font(#ff0000){「君たちの生き残るチャンスは無いが、私も、深く、同情はしている…。」}}

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#center(){&font(#008000){■[登場マシン/Unknown]■}}

&font(b,20){■ノストロモ号}(宇宙船)
ウェイランド・ユタニ社所有の恒星間宇宙貨物船。形式名はロックマート社製CM-88BバイソンM級宇宙貨物船。
船首部分のみで全長800フィート(約240m)で乗務員7名と乗員数の割りに大きい。(大型豪華客船サイズ)
恒星間飛行時は乗員をハイパースリープと呼ばれる一種の冷凍睡眠装置で仮死状態で眠らせ自動航行に任せる。
工業用レアメタル2000万トンを積載した恒星から地球に帰還する途上であったが、会社からの指令によって進路を変更、LV426に調査のため立ち寄ることになる。
工業施設のような作業エリアと不気味なまでの白によって統一された居住エリアのデザインは、劇中の恐怖をより演出している。
牽引されているのは全長1.5㎞の巨大な4本の塔状の鉱石精製施設。作品の舞台となるのは本体部分で、精製施設の内部は登場しない。
メインコンピューターAI『マザー』、右舷下部に脱出用シャトル「ナルキッソス」、左舷下部に2号シャトルの「サルマキス」が搭載されている。
ただし輸送貨物船である為、武装などは内外に用意されていない。
船名はイギリスの小説家ジョゼフ・コンラッドの小説『ノストローモ』から。
脚本初稿段階での名称は「スナーク号」で、こちらはルイス・キャロルによるスネーク(蛇)とシャーク(鮫)との合成語。

&font(b,16){■マザー}
ノストロモ号の中央コンピューター。乗組員に代わりノストロモ号の全制御を行っている。
形式名は「MU-TH-R 6000 182モデル」で&bold(){記憶容量は2.1TB}…時代を感じる。
70年代のためか文字のみのモニターと機械的な音声のみであったが、その演出が逆に静かな恐怖と狂気を漂わせている。

&font(b,16){■アンドロイド}
ウェイランド・ユタニ社が開発した[[人造人間]]。血液ではなく白い液体が通っているのが特徴。
本作劇中ではハイパーダインシステムズ社製の「120-A/2」((ちなみにこの型番と製造元が分かるのは『2』でのリプリーとビショップの会話から。))が登場する。抑制装置が未搭載なので[[ロボット三原則>サニー(アイ,ロボット)]]に縛られない。
後に恒星間の長距離宇宙航行時は乗組員に一名加えることが義務付けられた。尚、強度やパワーは人間並みである。

&font(b,16){■ウェイランド・ユタニ社}
ノストロモ号乗組員が所属する巨大コングロマリッド。
社名が登場するのは次回作からで本作では「会社」としか呼ばれない。日本企業らしくユタニは「湯谷」と書く((最初は「レイランド・トヨタ」とするつもりだった。当然のことながら権利上の問題で使用出来ず…つーかこんな極悪企業のモデルに許可は出ないだろう。ちなみに「湯谷」は本作のコンセプトデザイナーを務めたロン・コッブの知人の日本人からとった。))。
ノストロモ号が発見する以前からLV426に存在する異星人の宇宙船の存在を知っており

#center(){&font(#008000){「生命体の回収を最優先事項」}}

とする極秘司令を指示し、アンドロイド・アッシュを派遣する。

#center(){&font(#ff0000){全シリーズを通じて「人間の狂気」を象徴する存在。}}


&font(b,20){○[[エイリアン>エイリアン(『ALIEN』シリーズ)]]}

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#aa{{
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          /ミ:/::  .:::::/   /ミミ/ / .:::: /   ``=、‐'/ノ/ノ.i lヽヽl:〈'‐'、ヽヾ、\r''"
}}}

ノストロモ号に侵入した謎の生命体。
人間の悪夢を具現化したかのような醜悪な外見に強靭な生命力と凶暴性を併せ持つ。そのため科学主任のアッシュからは「完全生物」と称えられた。

それがLV426の&font(#ff0000){「原生生物」}なのか異星人が作り出した&font(#008000){「生物兵器」}なのかすら不明であり全てが謎に包まれた存在。

ディレクターズカット版では繁殖のために捕獲された乗員が卵に変質させられる姿が描かれ、生命体という括りすら当てはまらない人智を超えた存在として描写されている。
また、成長段階ごとに生態が大きく違うのが特徴。
・&bold(){エイリアン・エッグ}
--エイリアンの卵…ではなく、下記の中間体であるフェイスハガーを内部に保護する卵のようなもの。上に花弁状の開口部がある。&br()寄生対象が近づくと花弁が開き、内部からフェイスハガーが飛び出し襲い掛かる。
・&bold(){フェイスハガー}
--フェイス(顔)にハグ(張り付く)するからフェイスハガー。&br()8本の足で寄生対象の顔面に貼りつき、口に管のような器官を挿入してエイリアンの胎児を流し込み寄生させる。&br()なお、役割はそこまでなので寄生させた後は勝手に死ぬが、寄生させるまで強力な力でしがみつく。
・&bold(){チェストバスター}
--チェスト(胸部)をバスター(破壊)するからチェストバスター。&br()エイリアンの胎児が成長して、寄生対象の身体を突き破ってでてきたもの。当然だが宿主はこの時点で死ぬ。&br()力もとても強く俊敏だが、成体になるまでは戦闘より生存を優先し逃走する。餌を食べ脱皮成長する。
・&bold(){エイリアン・ビッグチャップ}
--上記のチェストバスターが数回脱皮した成体の姿。ビッグ(巨大)なチャップ(頭)だからビッグチャップ。&br()劇中では単に「エイリアン」もしくは「化け物」としか呼ばれないが、後年付いた広義の正式名称は「ゼノモーフ((成体エイリアン全般を指す言葉で固有種名))」。&br()体色がこれまでの乳白色で肉感的な質感から一変し真っ黒で艶があり、昆虫や機械のようにも見える異質な生命体。&br()人型だが異常に長い後頭部に手足、背中にはバイクのマフラーのようにパイプが生えている。眼窩を持つが眼球はない。

尚、続編ではチェストバスターまで成長する前に体内から取り除けば助かる事が判明している。
ちなみにビッグチャップの頭部の特徴的なフードや後頭部は男性器をモチーフとしている。


&bold(){○スペースジョッキー}
LV426惑星で発見された宇宙船の残骸の中で化石化していたエイリアン。
身長約4.9m、体重約272kgと巨大な体躯と人間に似た、それでいて生命体として全く異なる外見を持つ。

#center(){&font(#ff0000){「何故彼等はそこにいたのか、何故そこで死んでいたのか、そして、宇宙船の中に無数に存在する卵は何だったのか」}}

長らく謎だったその答えは33年後の2012年「[[プロメテウス>プロメテウス(映画)]]」で明らかにされることになる
…が、&bold(){矛盾に見える点や謎も増えた}ので続編に期待しよう。


#center(){&font(#008000){■[トリビア]■}}
・本作のヒットによって本来「外国人」を意味する「ALIEN」という単語は「宇宙生物」という意味にとって代わられることになる。&br()そのため、空港窓口の「ALIEN」という表記が「Foreign Registration」に変更される事となる。&br()&br()その甲斐あってか窓口にチンコ頭の宇宙生命体が列をなすという悪夢のような光景は回避されることになった。
・エイリアンのスーツアクターは当時学生の身長が218cmのボラジ・バデジョ。
・本作でのエイリアンは&font(#0000ff){「宇宙生命体」}としてではなく&font(#ff0000){「人間の抱く恐怖の象徴」}として描写されている。
・デザインを担当したH・R・ギーガーは「クトゥルフ神話」に強い影響を受けておりある意味でこの作品は&font(#ff0000){「宇宙版クトゥルフ神話」}とも取れる雰囲気を漂わせている。
・アッシュがリプリーを殺そうとした際、わざわざ丸めた雑誌を口に突っ込んだのは[[レイプ]]の暗喩(アンドロイドには性器がないので雑誌で代用)。


最終的に唯一生き残ったリプリーは、愛猫ジョーンズと共に脱出艇へ搭乗、ハイパースリープされ娘の待つ地球へ向かった。
…しかしこれで終わりではなく、悲運な運命が再び彼女を襲う…詳しくは『[[エイリアン2]]』にて


#center(){&font(#008000){「…宇宙船ノストロモ号より最終報告。報告者二等航海士。他の乗組員はダラス船長とも全員死亡。本船は爆発しました。私は6週間後に太陽系に達する予定です。回収される事を期待します。私はリプリー、ノストロモ号最後の生存者です。以上…。」}}


#center(){ノストロモ}

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#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- クライマックスでリプリーが下着姿になるシーンで何回も抜いた。  -- 名無しさん  (2014-01-11 21:51:50)
- 湯谷社の情報網はチート  -- 名無しさん  (2014-01-11 21:55:19)
- リプリーが一生を懸けてエイリアンの地球侵入を防ごうとした努力を嘲笑ったプレデターを許すな  -- 名無しさん  (2014-01-11 23:36:07)
- 「窓口にチンコ頭の宇宙生命体が列をなすという悪夢のような光景」で吹いたwwwアレだろ、見ちゃうとウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズが記憶消しに来るんだろ?  -- 名無しさん  (2014-03-20 23:03:55)
- 時系列的にはエイリアンVSプレデター2の後だと思ったから、地球にはとっくにエイリアンいたんだよなぁ。まあ、だいたいプレデターとジョッキーのせい。  -- 名無しさん  (2014-03-20 23:12:11)
- エイリアンも怖いが、アッシュも怖かった。謎の白い液体をまき散らしながら暴れるシーンは、トラウマもの。  -- 名無しさん  (2014-05-03 20:06:00)
- スーツアクターにもっと金かけらんなかったのかと思ってたが、あれかなり身長高い人じゃないと着られなかったのか。それなら仕方……ないわけではないが  -- 名無しさん  (2014-05-16 19:31:13)
- あの状況で猫に執着するなよな・・・自分の命が大事だろうが。  -- 名無しさん  (2014-05-16 20:00:49)
- 未だに腹割ってエイリアンのベイビーが出てくるシーンがトラウマで直視出来ない…(;^_^A  -- 名無しさん  (2014-09-29 23:14:04)
- 皮膚が盛り上がって今にも裂けそうになるシーンはグロいよね  -- 名無しさん  (2014-10-25 19:41:11)
- 1作目はじわじわ来る怖さが好き  -- 名無しさん  (2015-01-12 18:15:34)
- エイリアンをフェミニズム映画として見る場合があるという話も聞いたことあるな。エイリアン=力に物を言わせて女性を思い通りにしようとする男性の欲望の象徴、リプリー=その男性の欲望に抗う女性の象徴と解釈すると確かにそう見えないこともない。  -- 名無しさん  (2015-09-17 02:57:40)
- リプリーの吹き替えが仮面ライダーWのシュラウド  -- 名無しさん  (2015-09-22 00:08:54)
- BGMはジェリーゴールドスミス。ちなみにBGM作曲が彼、密閉された中で一人、また一人殺されていくという展開、そして大爆発して終わりと思いきや怪物は生きていて、女性がその怪物を倒すというラストはポール・ヴァーホベンのインビジブルもまんまそれである。  -- 名無しさん  (2016-04-13 16:13:21)
- 終盤のエイリアンの動きが鈍いのは寝てたかららしい。  -- 名無しさん  (2016-04-13 20:51:42)
- リーダー役の船長はアッサリ死亡。アッシュが実はロボット。単独行動を取ったヒロインだけが生還。フラットな状態で見るとホラーとして観客の予想を裏切る要素を忠実に盛り込んでたんだな。  -- 名無しさん  (2016-05-20 14:25:46)
- 正直エイリアンよりアッシュの方が怖かった  -- 名無しさん  (2016-07-14 00:49:44)
- エイリアンって後発の作品のイメージで壁を走り回りキシャーキシャーと吠えるイメージだったんだが、この映画だと結構背後から忍び寄る的な描写が多いな。後発エイリアンと比べると控えめでいい子だよねビッグチャップ。  -- 名無しさん  (2017-05-14 17:38:23)
- ↑宇宙航海士の資格持ちの人間=知能的にはかなり優れている人間を宿主にした結果、一般人を宿主にした後発のウォーリアーなんかよりも搦め手に優れた知能犯になったのがビッグチャップとか勝手に妄想。  -- 名無しさん  (2017-08-11 20:08:56)
- 気付けば後ろにいる、なエイリアンがまた見たい。走り回るのも嫌いじゃないけど他のクリーチャーと被って見えて…  -- 名無しさん  (2017-08-11 20:55:03)
- ビッグチャップはウォーリアーの変異種なのか次の段階なのか  -- 名無しさん  (2018-01-21 00:16:48)
- 最近コヴェナントがリリースされたけど、続編が白紙になった後に宣伝されてもあまり喜べないし  -- 名無しさん  (2018-01-21 02:09:55)
- 腹裂いて出てくるシーンや、インナーマウスでグロく頭かち割って船員殺すシーンより  -- 名無しさん  (2018-03-18 21:02:53)
- ランバートの断末魔が子供の頃ダントツで恐ろしかった  -- 名無しさん  (2018-03-18 21:04:44)
- リプリーの項目「それが次の悲劇を生むことになるとも知らずに…。」←別にリプリーのせいじゃないだろ(3ならまだしも)  -- 名無しさん  (2018-03-18 21:32:38)
- ビッグチャップとかいうエイリアンの癖にコソコソ動き回る変異体  -- 名無しさん  (2018-12-08 18:52:41)
- エイリアンより液体出しながら暴れるアッシュのが怖い  -- 名無しさん  (2019-04-14 17:32:26)
- リプリー達人間には悪魔の化身に見えるエイリアンも宇宙という空間では塵にも等しいという残酷な事実  -- 名無しさん  (2019-11-24 09:53:42)
#comment
#areaedit(end)
}