&bold(){}&font(#6495ED){登録日}:2011/06/09(木) 02:09:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ※バスター系統の技は[[キン肉バスター]]を参照のこと この項目ではバスター系統を除いた[[キン肉スグル>キン肉マン/キン肉スグル]]及び[[キン肉万太郎]]達キン肉族関連の技について記述する。 *キン肉スグルの技 ・&bold(){フィンガーポップス} キン肉族の[[黒歴史]]。とりあえず…技? ・&bold(){キン肉フラッシュ} ぶっちゃけ、[[ウルトラマン]]の[[スペシウム光線]]のパクリ。 物語序盤はよく使っていた。 ママことキン肉小百合も使える。 ・&bold(){キン肉ビーム} たった四コマで編み出したキン肉フラッシュの強化技。何故か足で撃つ。 この頃は完全なギャグ漫画だった。 アニメOPの歌詞にもなっていて、『名前は知ってるけどどんな技かはわからない』というファンも多い。 ・&bold(){キン肉スペシャル} 遊園地でヒーローショーを行っていたパンダマン(特撮ヒーローの着ぐるみで中身はアルバイト)を瞬殺した固め技。 相手を背負いあげるような形から右足を大きく上げて首を挟み込み、左腕で左手を掴んで固める。 「卍固めをより複雑にしたなにやらわけのわからないホールド」だが、見たところけっこう破壊力はありそうである。 ・&bold(){[[アイスラッガー]]} 今度は[[ウルトラセブン]]のパクリ。 ちゃんと版権元に許可をとっていたのだろうか? ・&bold(){[[屁]]} [[牛丼]]と[[ニンニク>ニンニク/大蒜]]ばっか食ってるのでとにかく臭い。その為相手は嫌がり技を外す。 ちなみにこの時キン肉族の証でもある『KIN』マークが見える…なんでそんなとこにあるんだよ…。 こちらは正統派ヒーロー路線になってからも時折使用しており、特に七人の悪魔超人編における[[ブラックホール>ブラックホール(キン肉マン)]]との戦いでは屁の威力で異空間のヒビをこじ開け脱出する&bold(){ホワイトホール}として勝負の決め手にさえなった。 現役時代としてはおそらく時系列上最後に当たる「マッスル・リターンズ」でも、 放屁(による悪臭)で怯ませることでツームストーン・パイルドライバーから回避するシーンがある。 ・&bold(){[[顔芸]]} キン肉マンの顔はスペシウム光線より強力らしい。 この技でミートが連れてきた超人を笑い死にさせた。 ・&bold(){肉のカーテン} 名称はベルリンの壁=鉄のカーテンにあやかってのもの。アニメでは『キン肉ガード』。 首を縮め、両腕で前面を庇うボクシングのピーカブー・スタイルに似た防御法。 一見ただのガードだが、キン肉族がやると全身の筋肉が一つのカタマリとなることであらゆる打撃を跳ね返す鉄壁のディフェンス技となる。 実際[[ウォーズマン]]のベアー・クローなどに耐える描写があるほか、ミート曰くテリーの殴打ラッシュにも余裕で耐えられるようだ。 キン肉族の近代祖でスグルの祖父・キン肉タツノリが考案し、彼はこの技で100人の悪行超人の三日三晩に及ぶ執拗なリンチにすら耐えぬいた。 新シリーズでは[[キン肉族の祖ミュースマン(シルバーマン)>シルバーマン(キン肉マン)]]が使っている描写がある((超人オリンピック編で初披露したときも「タツノリが考案」ではなく「キン肉族代々に伝わる」と言われている))。 どうやら元々祖が使っていたオリジナルの技「パーフェクトディフェンダー」が代を重ねていく内にほぼ失伝同然におぼろげとなっていた物を、 タツノリと[[もう一人のキン肉族>ネメシス(キン肉マン)]]が自分自身の技として編み出し直す事で復活させたというのが真相らしい。 ・パンツドライバー スグルが使うある意味最も破壊力がある投げ技。 自らのパンツの中に相手の頭を入れて落とす…本当にヤバそうな技。 あの冷静沈着な[[ラーメンマン]]すらキレさせるという恐ろしい威力を誇る。 …まぁこんな事されりゃガンジーでも良寛でもキレそうなもんである。 おっそろしいことに[[男色ディーノ]]が「男色ドライバー」の名前で使用する&bold(){実在技}である。 ・&bold(){&font(#ffdc00){マッスル・スパーク}} &font(#ffdc00){「キン肉王族三大スペシャルホールド」}の1つでスグルの修得した技の中でも最強の必殺技。 空中で関節技を掛けるスグル版(マッスルスパーク・『天』)と、ホールドしつつ落下してリングに叩きつける兄の[[アタル>キン肉アタル]]版(マッスルスパーク・『地』)の2種が存在するが、 その2つを組み合わせることで&font(#ff0000){真の完璧マッスル・スパーク}となる。 それぞれの技の形を解説すると、『天』は自身の右足と左足でそれぞれ相手の首と左足をロックしつつ絞め上げ、同時に相手の両手首を掴んでチキンウィング気味に捻り上げていく。 そして『地』は、相手を下にした背中合わせの状態で両足をロメロスペシャルの要領でロックし、相手の両手を掴んでブリッジの姿勢を維持しながらリングへ叩き込むというもの。 再び両肩がチキンウィングで極められるばかりか、受け手の上体が内側へ畳まれた結果真っ先に落下の衝撃を受けるのが後頭部となり、相手の頭部や首へ与えるダメージは計り知れない。 難易度の高さゆえに、会得のための特訓自体が一波乱であり、 &font(#ffdc00){キン肉一族がこの技を修めるということは、テリーファミリーが半殺しにされるのと同義である。} 炸裂すれば[[オメガマン>ジ・オメガマン]]級の超人であろうと問答無用でKOする無敵の超必殺技であるが、 スーパーフェニックスには1度脱出されている。(ただし、その時のフェニックスは邪悪五神の同時憑依というチートを使っていたが) 反動の大きいキン肉マンの必殺技の中でも特に多大な負荷がかかるらしく、王位争奪戦後にスグルはしばらく病院送りになったとか。 活人技の完成を後世に託して壁画を残した[[シルバーマン>シルバーマン(キン肉マン)]]曰く、スグルのマッスル・スパークこそ自分の理想を具現化したものだという。 その真髄は&bold(){「究極のみねうち」}。 相手を決して殺すことなく決めた瞬間に勝利を確実に決めると同時に、受けた相手は&bold(){真に敗北を受け入れ、相互理解と和解への流れを残す}正義超人の理想の終着点ともいえる境地とのこと。 **48の殺人技系統 ・&bold(){48の殺人技のNo.1 宇宙旅行} [[プリンス・カメハメ]]直伝&font(#ff0000){《48の殺人技》}のひとつ。月まで余裕で届く投げ技。 仕掛けたキン肉マン当人は「冥王星まで投げてやるつもりだった」と豪語しており、 実際抵抗の無い宇宙空間ならそれも不可能ではない。 これでも48の殺人技の中では一番簡単な技だが、『初速で第2宇宙速度に到達する遠投』というと物凄い。 ファンの間では冗談交じりに、これこそキン肉マン最強の技だと語られることも多い。 習得したての頃に使って以降は中々披露されなかったが、無量大数軍編で[[ピークア・ブー>完璧・無量大数軍]]に真似される形で再登場。 ・&bold(){48の殺人技No.3 風林火山} ダブルアームの状態から回転→上昇しながらのローリング・クレイドル→[[パイルドライバー>パイルドライバー(プロレス技)]]→ロメロ・スペシャルの四段技。 &bold(){『基本技を積み重ねることで超必殺技へと変える』}という初心の大切さを重んじた奥ゆかしさが光る。%%ただブン投げるだけの宇宙旅行は基礎技なのかどうか不明。%% 技としての完成度もかなり高く、ピークア・ブーによると「その技に&bold(){隙があるとすれば}ローリング・クレイドルから次に移行する僅かな時間」のみとの事。 原作では、ジェシー・メイビア戦のみの使用だったが、アニメ版では大幅に出番が増えており、OPソング「キン肉マン旋風」の歌詞にも登場するなど代表的な技のひとつとなっている。 技を仕掛けながら武田信玄よろしく風林火山を読み上げるキン肉マン=神谷明氏の名調子がカッコイイ。 実は度々技の構成が変わっており、漫画の初期の版では「山」がリバース・ロメロスペシャルだった。 アニメ版や劇場版では「風」が放り投げるだけでなく相手を掴んで高速でリングを走り回るものになっていたり、 「林」がローリング・クレイドルが相手と共に飛び上がるだけの簡略化されたものになっていたり、 「火」がキン肉ドライバーになっていたり、「山」がキン肉バスターやバックブリーカーになっていたりするなど様々なパターンがある。 劇場版第6作「ニューヨーク危機一髪」では復活した悪魔将軍に対して風林火山を完璧に決めた後、 キン肉ドライバーで空中に設置されたリングを貫き、更に超高層からのキン肉バスターでとどめをさす必殺技のフルコースまで披露している。 詳細は省くが、この技の&bold(){「基礎技の4連発」}という特徴は、ピークア・ブー戦で大きな勝因となった。 上記の通り原作ではほぼ披露されていないものの、正義超人たちからは強力な技と認識されており、ネメシスに返された時にテリーマンが「まさか風林火山が返されるとは」と驚いている。 ・&bold(){キン肉ドライバー} 48の殺人技+1、別名&bold(){『疾風迅雷落とし』}。 キン肉バスターが破られたことでスグルが自分で編み出した第二の必殺技。 キン肉マンの必殺技の中では珍しい、外部からのヒントを得ずに考案した完全オリジナルのフィニッシュ・ホールドである。 パイルドライバーを仕掛ける際、両腕で相手の脚を拡げ、両脇を踏みつけることで両腕・両足・頭部を同時に破壊する。 未完成の状態でも悪魔騎士屈指の実力者[[アシュラマン]]を一撃でKOし、この宇宙に存在する全ての技が効かないとされる 天上界最強の闘神・ゴールドマン=[[悪魔将軍]]すらも撃破した。 ただし、技を仕掛けるには相手が脚を開いたスタンスで立っている必要があったり、 両腕を極められる前に掛け手の両脚をかかえ上体を起こせば破れるなどの弱点も多く、 黄金のマスク篇の次がタッグマッチ中心だったことも祟って、単体での使用例や人気はキン肉バスターに一歩劣る不遇さも。 その反面、アニメ化の時期との相性が良く劇場版のフィニッシュ技としては1番使用回数が多い。 特に2作目の「大暴れ!正義超人」では大ボスのブラックエンペラーのブラックスターファイヤーと、 キン肉マンの48の殺人技の1つデビルファイヤーの大激突後の、富士山麓超高度から仕掛けられるキン肉ドライバーは、 神谷明氏の張り詰めたボイスも相まって非常にカッコいい。しかもBGMは主題歌の炎のキン肉マンがかかっており、必見である。 同じくドライバー技を使う[[ネメシス>ネメシス(キン肉マン)]]曰く「隙だらけのチンケな技」。%%チンケな技の割には、これで始祖だったはずのゴールドマンがKOされてるんですが。%% なお当のネメシスもネメシスドライバーを火事場のクソ力で返され、キン肉ドライバーを受けて大ダメージを負っている。 返しで放ったために高度が足りず、撃破には至らなかったものの、この試合でネメシスが受けたダメージの大半はドライバーによるものであり、 悪魔将軍とサンシャインもこの技が完璧に決まっていたならば勝負は決まっていたと評している。 ・&bold(){48の殺人技 超人絞殺刑} 背中合わせかつ掛け手が倒立した体勢で相手の首を両足とロープで絞め、両腕をチキン・ウィングに捉えるロープ技。 パワーを余り使わないらしく老後のスグルも万太郎との試合で使用した。((規制の問題で『絞殺』が使えなかったためか、その際は『アルティメット・デスペナルティ』と改名している)) 基本はジワジワと相手を締め上げる拷問技だが、[[VSミスター・VTR>飛翔チーム(キン肉マン)]]戦ではネオキン肉バスターで天井に着地したうえ、 天井を蹴って再加速した勢いを上乗せして激突技として繰り出しており、VTRを完全に破壊する恐るべき威力を見せている。 前述のアルティメット・デスペナルティはスグルの向いている方向が180°異なるため、厳密には別の技ではないか?とする意見もある。 ・&bold(){キン肉ラリアット} [[パイレートマン>オメガ・ケンタウリの六鎗客]]戦で使用。ただの[[ラリアット>ラリアット(プロレス技)]]。 **52の関節技系統 ・&bold(){脇固め} スグルがカメハメから継承した&font(#0000ff){《52の関節技》}のひとつ。 ごく普通の脇固めだが、ジ・オメガマンとの戦いの中でオメガマンに憑依したカメハメとの戦いの中で初めて会得、披露した52の関節技である。 ・&bold(){ボー・バック・ブリーカー} スグルがカメハメから継承した&font(#0000ff){《52の関節技》}のひとつ。 ジ・オメガマンに呼び出されたカメハメが、スグルを攻撃すると見せかけて、実戦の形で伝授した。 相手の手首と足首を掴んでエビ反りにし、背中を膝で圧迫する。 その名の通り、弓を引いているようなシルエットが特徴的。 強力だが難易度が高く、成功させるには高いボディバランスが必要になる。 ・&bold(){カンガルークラッチ} スグルがカメハメから継承した&font(#0000ff){《52の関節技》}のひとつ。 ジ・オメガマンに呼び出されたカメハメに叱咤され、全身全霊を込めて放った関節技。 相手の両足、両手、体を完璧にホールドした、スグルが見せられる中でも最高の関節技。 この技を彼が出したことで、カメハメはスグルが52の関節技全てをマスターしたのを確信した。 ・&bold(){グローバル・ブレーン・スピン} スグルがカメハメから継承した&font(#0000ff){《52の関節技》}のひとつ。 カメハメがスグルを完全無欠の超人にするための卒業試験で、スグルの一番苦手な技のバック・フィリップを脱出する時にスグルが出した答え。 相手の頭に体操競技の「鞍馬」に乗っかるような体勢で両手を軸に回転し、相手が自分を支えられなくなったらボティ・アタックを仕掛けるという、 今までの彼では考えられないほどにアクロバティックな技。 ・&bold(){地獄卍固め} スグルがカメハメから継承した&font(#0000ff){《52の関節技》}のひとつ。 作中では現在ある卍固めの原型といわれ、あまりの難技故に使い手がほとんどいないらしい。 この技とマッスル・スパークでオメガマンを瞬殺した。 ・&bold(){キャプチュード(捕獲投げ)} スグルがカメハメから継承した&font(#0000ff){《52の関節技》}のひとつ『究極のスープレックス』とも呼ばれる。 …関節技? 捕獲投げなのに。 地味だが究極のスープレックスの名に恥じず、オメガマンの死体がなければこの技でスーパーフェニックスに勝利できると思われる描写がある。 *運命の5王子関係の技 ・&bold(){&font(#800080){マッスル・リベンジャー}} [[キン肉マンスーパーフェニックス>キン肉マン スーパー・フェニックス]]が使用した&font(#ffdc00){「キン肉王族三大スペシャルホールド」}の1つ。 ヘッド・バットの繰り返しで相手をどんどん上昇させ、落ちていく相手の両腕を掴みつつ、足を『八』の字に開いて両足でロックしながら リング端にあるコーナーポストの鉄柱に脳天を叩き付けるエグい技。 ちなみに[[マリポーサ>キン肉マン マリポーサ]]は間違った掛け方を披露してしまい、キン肉族の神に粛正された。 ・&bold(){マリポーサ版マッスル・リベンジャー(偽マッスル・リベンジャー)} 前述の「間違ったかけ方」による技。 直立した相手に対し、空中から何度も[[頭突き]]を敢行。あたかも杭打機のように相手を埋めてしまうという大技。 先に述べた経緯により、この技は封印されることとなったが…? ・&bold(){アステカ・セメタリー} 時の流れとマリポーサ…というかスグル&運命の五王子をとりまく環境の変化に伴い、マリポーサ版(ryが改良・改変されて生まれた新技。そのため&font(#ffdc00){「キン肉王族三大スペシャルホールド」}とは関係がない((実際、今度は神の制裁は行われなかった。ちなみにシルバーマンが「マッスル・リベンジャーじゃないから 許すよ」と言っている画像は読者によるコラージュである))。 直立状態の相手に空中から頭突きの連続を浴びせるところまでは同一(この際&bold(){一度も着地を行わず、頭突きの反動と首の力のみで次の頭突きの準備動作に移る}という地味にとんでもないムーブを行っているのはさすがアクロバティックな戦法を得意とするマリポーサである)。 そののち体勢を崩した相手の頭を両足でとらえて大きく跳躍、縦に横にと大きく振り回したのちキャンバスに叩きつけてフィニッシュする。 一時は明らかに対戦相手の[[ヘイルマン>オメガ・ケンタウリの六鎗客]]有利だった試合をモクステマ・ディフェンス再点火→マイクアピール→この技でひっくり返してマリポーサが勝った試合はものすごくカッコいい。 偶然にも本来のマッスル・リベンジャー同様「最初の頭突き連打から落下技に移行する」という特徴を持つ技になっており、また「相手の首を足で挟んでの落下技」と言う点はマリポーサ本人を倒した&bold(){ロビン・スペシャル}を彷彿とさせる。 ・&bold(){&font(#ff0000){マッスル・インフェルノ}} [[キン肉マン ゼブラ]]が使用した&font(#ffdc00){「キン肉王族三大スペシャルホールド」}の1つ。 相手を天井高く突き上げ、サーフィンのように上に乗りながら壁に叩き付けるという、物理法則を完全に無視した必殺技。まぁ今更か。 弱点は技をかけている側のバランスが崩れ易いことであり、スグルにロデオスキップ&bold(){(背中を曲げるだけ)}で破られてしまったばかりか、初めてこの技を編み出した際に殺害した相棒のキッド(シマウマ)でさえ&bold(){破ろうと思えば破れたが友情のためにあえて受けてくれた}のだと喝破されている。 本来使用者はゼブラ一人だが彼の技能を技巧の神から貸し与えられたフェニックスや新・超人大全集でゼブラに変身した[[ステカセキング>ステカセキング(キン肉マン)]]も使用した。 リベンジャー、スパークが二段技だったため、この技にも「後半部分」がある可能性もファンから指摘されている。 ・&bold(){&font(#ff0000){真マッスル・インフェルノ}} ロデオスキップ対策として、相手の両脚をサソリ固めに極め、両脇を足で挟んだ改良型。 ロデオスキップのみならずマリキータマンの鋭利な羽根を用いた回避をも封じ直撃を果たしたが、マリキータマン撃破には至らなかった。 ・&bold(){マッスル・インパクト} &bold(){「キン肉王族三大スペシャルホールド」ではない}。ゲーム「マッスルグランプリ2」にて[[キン肉マンビッグボディ>キン肉マン ビッグボディ]]が使用。 まんまボディビルダーのパフォーマンスなポーズをとりつつ打撃を食らわせ、打ち上げた相手を縦回転しながらのパイルドライバーで落とす派手な技。 火力全振りのビッグボディの超必殺技ということもあり、(少なくともこのゲームにおいては)とんでもない威力。 このゲームのビッグボディは(ある意味当然ではあるのだが)いわゆる捏造技の宝庫であり、これ以外にも「マッスルグランプリ2」が初出となる技を使用する。 ・&bold(){強力アトミック・ボム} で、実に30年かかって設定された「原作が初出のビッグボディのオリジナル技」がこの技である。 空中で背中合わせになった状態から相手の両腕をそれぞれ自分の腕で掴み・右足で相手の左足をフックし、さらに左膝で相手の背中を押さえつけることで全身を極めた状態で相手をキャンパスに激突させる落下技。 当初のビッグボディのイメージとは異なり、「全身を巧く極めて落とす」というテクニックが伺える必殺技である。 なんとなくアロガント・スパーク後半部分にかけ方が似てる&s(){けど多分これはゆで先生あんまり考えてない}。 そもそも披露された回にビッグボディのカッコいいシーンやセリフが多かったこと、いかにも次回何かが起きそうなヒキだったこともあり、一時は&bold(){Twitterの人気ワードに「ビッグボディ」が登場する}ほどの反響があった。 そして… ・&bold(){メイプルリーフクラッチ} ビッグボディ最強のフェイバリット。 背中合わせかつ上下逆立ちに相手をホールドし、そのままジャンプからリングに激突させる豪快な技。 自分の体・相手の両足・相手の両腕でカナダ国旗・メイプルリーフ((カナディアンマンの頭…髪の毛…とにかく顔についているアレ))を形作るのが印象的である。 ほぼ全身を固めて頭から落とすため地味に「強引に外す」しか難点がなく、実際この技で[[ギヤマスター>オメガ・ケンタウリの六鎗客]]にKO勝ち(&bold(){ビッグボディ公式戦および描写された試合初勝利})を収めている。 ・&bold(){&font(#ffdc00){フェイス・フラッシュ}} マスクを脱ぎ、輝く素顔を見せる時に放たれる奇跡の光。デウス・エクス・マキナの好例である。 どぶ川を澄みきった水が流れる川に変えたり、鉄を壊したり曲げたり、今まで死んでいった超人達を生き返らせることができるチート技。 今度は[[ウルトラマンタロウ(石川版)]]の…いや多分これは偶然だろう。 仮面ライダーファンには『[[てつをのキングストーン・フラッシュみたいなもの>仮面ライダーBLACK(登場キャラクター)]]』、といえば通じる。 この技を使えることはキン肉王家の証であるが、偽の王子のフェニックスは赤ん坊の時母親に連れられ、 「筋肉の滝」に流れる知恵の水を顔にすりこまれて使用できるようになっていた。 逆にキン肉真弓のように王族でも使えない者もいるので、やはり先天的な資質の有無が関わってくるのかもしれない。 公式ファンブックでは、マッスル・スパークやキン肉バスターを差し置いて、キン肉マン最強の技に認定された。 ・&font(#008000){&bold(){ナパーム・ストレッチ}} スグルの兄、キン肉アタル(ソルジャー)の必殺技。 空中で相手の両足を自分の両足でフックさせ、両腕はサーフボードに取ってのつり上げて完全に身動きをとれなくしておき、相手の全身を地面に叩き付ける恐るべき必殺技。 この技にかかる寸前、相手の胸には&font(#ff0000){『A』}の文字が浮かぶという。アニメでは空気抵抗でAは無理があると思われたのか『X』の文字に変更された。 [[バッファローマン]]曰く、「正に森林を一瞬にして焼け野原にしてしまうナパーム弾並の威力」 この技で、&font(#ff0000){超人強度1億}を誇る本物のキン肉マンソルジャーを始めとする[[ソルジャーチーム>真・残虐チーム(キン肉マン)]]全員を単独で皆殺しにした。 アタル兄さん強過ぎですよ。 *キン肉万太郎の技 ・&bold(){万太郎ボム} すっぽ抜けたダブルアーム・スープレックスをタイガードライバーのような体勢に立て直して落とす投げ技。 大量の流血により、テルテルボーイを投げる体力が無かった万太郎が偶然に出せた技だが、ミートが《万太郎ボム》と名付けた。 ・&bold(){マンタローストレッチ} チェック・メイト戦でやみくもに仕掛けてうまくはまった技。 技の内容はインディアン・デスロックとショルダーネックブリーカーが融合したもの。 ・&bold(){マンタロー一番搾り} 後ろから相手の首を両腕で捕らえ、両足をインディアン・デスロックで固めて絞り、 首と背骨と両足の大腿骨を同時に破壊する拷問技。デッド・シグナル戦で初使用。 上記のマンタローストレッチと同一に語られることもある。 ・&bold(){イ・ロ・ハ地獄巡り} ヘラクレスファクトリー入れ替え戦の時に戦ったクリオネマンの必殺技《x・y・zクラッシュ》に対抗して万太郎が編み出した技。 例えるなら&bold(){万太郎版風林火山}。 まず相手を下から「ヘッド・バット」で突き上げて『イ』の字、そして落ちていく相手を「マンタロー一番搾り」に固めて『ロ』、 最後は「マンタローハカイ落とし」を極めて『ハ』の字を作ることで完成する複合技。 ちなみにゲームでは、『ハ』の字がキン肉バスターで代用されることもある。 ・&bold(){ターンオーバーキン肉バスター} 通常とは前後逆の状態に相手を担ぎ上げて繰り出す、キン肉バスターの派生技。 対スカーフェイス戦で初披露。 ・&bold(){マッスル・ミレニアム} [[スカーフェイス>スカーフェイス(キン肉マンⅡ世の超人)]]戦で&font(#ff0000){&bold(){彼の腰の古傷を攻めるために}}、万太郎が初めて自分で編み出した新必殺技。 こうして書くと何ともしょっぱい経緯である。 相手を後ろに投げ飛ばし、自分は後方にあるロープを利用して勢いよく反対側のロープへと頭から突っ込み、相手の顔面、背中、大腿部を破壊するド派手な技。 ロープが切断されている時は地面に相手を叩き付ける&bold(){『マッスル・ミレニアム・レングス』}に軌道をシフト可能と意外と応用も利く。 名前の由来は『1000年に1度の大技』からだが、原型は[[ロビンマスク]]の『ロープワーク・タワーブリッジ』の時点で登場している。 しばらくは万太郎の切札として活躍していたが、柔軟性を磨きぬき、極限まで身体をそらして両手両足で突っ込んでくる万太郎の頭をキャッチするというトンデモ返し技を考案した[[ケビンマスク]]に破られてしまった。 その後も[[悪魔の種子>悪魔の種子(キン肉マンⅡ世)]]のコンステレーションに破られた挙句にゴミ技呼ばわりされてしまい、以降は長らく単独で使われることはなかったが、 究極の超人タッグ編では[[世界五大厄>世界五大厄(キン肉マンⅡ世)]]相手に意表を突く形で成功させ、周囲を驚かせた。 ・&bold(){マンタローエアー} リング上で側転しながら相手に蹴りを放つアクロバティックな技。 ・&bold(){マンタローオクトパス} 相手を変形の卍固めに捕らえつつ、ジャンプして空中でパワーボムの体勢にしてから落下するスゴ技。 アシュラマン戦で万太郎が使用。 ・&bold(){マッスル・G(グラヴィティ)} マッスル・ミレニアムを破られた万太郎が編み出した技。 キン肉バスターの最中に火事場のクソ力を発動することで強烈なGを与えて相手の胴体を&bold(){強烈に反り返らせ}、更に自分の足で相手の腕もロックしながらリングに落下するキン肉バスターの派生技。 ロックする箇所が増えている上に強烈なGが発生しているため、発動中はほぼ身動きが取れずバスター破りの定石が使用できない。 キン肉バスターの定番である首・背骨・腰骨・左右の大腿骨に加え、&bold(){両腕と肋骨まで破壊する}殺傷力に溢れたオリジナルフェイバリットホールド。 追記修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ゆでのネーミングセンスが光る -- 名無しさん (2013-11-26 20:33:49) - ↑超人絞殺刑ってかっこいいのに規制にひっかかったせいで2世じゃ『アルティメット・デスペナルティ』にされちゃったんだよな。アルティメットって語を挟むのが野暮ったくていかん -- 名無しさん (2013-12-13 11:54:10) - ちなみにキン肉フラッシュはキン肉星人なら誰でも使えるポピュラーな技らしい -- 名無しさん (2013-12-13 12:23:46) - ↑×2 完璧・無量大数軍編では「超人絞殺刑」に戻っているんだよね。紙媒体じゃなきゃいいのかな? -- 名無しさん (2014-02-15 18:29:18) - 万太郎は小技レベルの技ならもっと持ってるよね。効いてんだかないんだかわかりにくい小技が多すぎてこのキャラと言えばこの技!という印象に乏しいのがⅡ世全体のマイナス点でもあるけど。 -- 名無しさん (2014-02-15 20:31:36) - 宇宙旅行は「冥王星」って単語を入れた方がいいかな?「バスターよりこっちの方がすげーよ」ってファンの間てわ話題になった技だし。 -- 名無しさん (2014-02-15 21:19:03) - ↑その辺も含めてちょっと増量してみた。 -- 名無しさん (2014-02-15 22:36:02) - 三大奥義の割に、相手を倒したことがないマッスルインフェルノ(笑) -- 名無しさん (2014-03-03 23:51:11) - ↑き、キッドは倒してるから -- 名無しさん (2014-06-01 15:00:29) - ピークが宇宙旅行使った時は「それはアカンだろ!w」って思わず声に出しちゃったよ -- 名無しさん (2014-06-01 20:16:26) - キン肉マンの技・・・というよりキン肉族の技って感じの項目ね。・・・いまだにキン肉バスターがカメハメ直伝の技じゃなくキン肉族伝来の奥義って設定に変更されたのは納得いかん。 -- 名無しさん (2014-08-26 11:01:06) - 万太郎はマッスルミレニアム開発以降は以前の技をほとんど使わなくなって残念。ストレッチとかイロハ固めは結構好きなのに… -- 名無しさん (2014-08-26 11:13:18) - 宇宙旅行ってすごい技だけど、あの世界の超人って空を飛べるから普通に戻ってこれそうで、あんまり強そうに思えない。 -- 名無しさん (2014-08-26 11:24:32) - ↑10カウント以内にリング内に戻ってこれなかったら場外負けだから結構シビアだよ。脚ケガしたテリーもロビンを場外にぶん投げて勝ち拾おうとしてたし。 -- 名無しさん (2014-08-26 11:45:07) - マッスルキングダムとか体勢がスゴすぎて意味わからんかったわ(笑) -- 名無しさん (2014-11-06 19:38:54) - マッスルスパークって威力が凄いけど反動も凄まじいとか言われるけどさ、テリーマンとの戦いに向けたときのスパーリングで連発してたよね() -- 名無しさん (2014-11-16 14:44:19) - ↑スパーリングだからある程度威力抑えていたと思う -- 名無しさん (2014-11-16 18:12:13) - パンツドライバーの説明のラスト、まんま嬉野氏のKOF小説の一文じゃねぇかw -- 名無しさん (2015-04-22 06:09:26) - マッスル・ミレニアム好きだったなあ。矢のような勢いに狙いがマットじゃなくロープっていうのが新世代主人公らしい風を感じた。 -- 名無しさん (2015-07-19 15:18:30) - マッスル・ミレニアム喰らった相手の体勢って何気にマッスル・スパークとよく似てるんだよね -- 名無しさん (2015-07-19 15:21:13) - パンツドライバーは実在の使い手、男色ディーノがいるよ -- 名無しさん (2015-09-05 10:03:50) - 不完全とはいえマッスルスパーク地とナパームストレッチ喰らって生きてたフェニックスすげぇな。神の力が無かった負けてるだろ。 -- 名無しさん (2015-09-05 10:32:59) - ↑そもそも彼は心臓に先天性の疾患がある重篤患者だからね。無駄なパワーを使わない合理的なファイトと邪神の加護で負担を軽減していたが・・・ -- 名無しさん (2016-01-19 12:40:28) - あれ、キラウェア・ストレッチは? -- 名無しさん (2016-04-14 21:55:30) - スグルの祖父・タツノリも微妙に違うがマッスルスパークを使えてた事が判明。真弓が「天」の部分だけの習得だったように「地」の部分だけかもしれないけど。 -- 名無しさん (2016-04-18 00:46:19) - ↑というかネメシスがすでに完成させてるから、タツノリはマッスルスパークを別方向に改良してたってことだよね。 -- 名無しさん (2016-09-22 04:47:22) - 焼鳥屋の舞台ウラはどうした! -- 名無しさん (2016-10-05 18:59:37) - ネメシス戦のキン肉ドライバーかっこよすぎる… -- 名無しさん (2016-10-19 11:30:02) - 初代シリーズで「天」「地」って呼称は初めてだっけ? もしやあの実況が元ネタ……はないか -- 名無しさん (2016-11-30 06:55:18) - ↑ コミックスの質問コーナーではその呼称使われてたけど作中では初だったね -- 名無しさん (2016-12-06 00:16:09) - 原作見てるとキン肉ドライバーは発動前に潰されなければネメシス戦までKO率100%だったりする。あと某所でマッスルスパークは天の『K』・地の『N』の間に使い手の心に愛『I』が必要と言われてたり。 -- 名無しさん (2017-01-08 06:35:41) - ↑何て上手い事を -- 名無しさん (2017-06-10 20:07:16) - 2世でスパークは反動が凄まじいから封印されたと推測してたけどまさか慈悲を持つか本気でぶっ殺さないとこっちが死ぬ必殺技とか想像できるか! -- 名無しさん (2017-06-10 20:41:24) - ↑とんでもない矛盾した技だな……今考えると -- 名無しさん (2017-07-18 20:37:59) - 風林火山ってアニメじゃかなりの頻度で使用されてたよな -- 名無しさん (2017-10-02 20:32:07) - ↑それもあってかピークア・ブー戦のときはアニメ勢が特に盛り上がってた印象。 -- 名無しさん (2017-10-02 20:44:40) - G(グラヴィティ) ・スパーク はないのか? -- 名無しさん (2017-10-26 12:58:12) - タイガーマスク(漫画版)に技の原点を見る事の出来る技がいくつかある。 -- 名無しさん (2018-04-23 18:36:14) - スグル版マッスルスパークってもしかして超過ダメージ自分にきてクソ力で相殺してない? -- 名無しさん (2018-08-03 12:26:49) - よく考えたら、ゼブラ戦、テリーとのスパーリング、サタンクロス戦でクソ力失った状態で使ってるから、相殺無しで反動そのまま受けてるね -- 名無しさん (2018-08-03 16:27:15) - 必殺技としての威力をもう完全に諦められてるな、インフェルノ…… -- 名無しさん (2018-08-20 21:29:32) - マッスルグラヴィティはバスター系じゃないの? -- 名無しさん (2018-10-07 11:18:00) - バックドロップは?投げ方変わってるのツッコまれてないけど。 -- 名無しさん (2018-10-07 12:24:05) - キン肉バスターがパイレートマンに破られたけどマッスルスパークも効かなそう… -- 名無しさん (2018-11-08 23:50:08) #comment #areaedit(end) }