ファイナル・デッドサーキット

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ファイナル・デッドサーキット - (2020/04/28 (火) 22:50:23) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/03/03(土) 18:11:06
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&font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます

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#center(){&font(#ff0000){&bold(){飛び出死、注意。}}}




&bold(){ファイナル・デッドサーキット}(The Final Desitination)は、ホラー映画『[[ファイナル・デスティネーション>ファイナル・デスティネーション(映画)]]』シリーズの第4弾。
監督は第2作と同じデイヴィッド・R・エリス。
『3(ファイナル・デッドコースター)』と同じく、前作までとの直接的な繋がりはない。

本作はシリーズ初の3D映画として製作された。それを逆手にとって劇中ではとある演出が施されている。
OP映像は今までの死に様のレントゲンCGによるダイジェスト。
それはラストにも…

吹替版は芸人やタレントを起用したため批判が多い。
芸能人の吹替起用にありがちな「叫びの演技が酷い棒読み」、つまりこの映画のジャンルを考えると最悪な現象が発生しているので、人によってはある意味死亡シーンよりも見るのがキツイかもしれない。


&bold(){≪あらすじ≫}

大学生のニックは恋人のローリ、友人のジャネットとハントのカップルとダブルデートのため、マッキンレー・スピードウェイでカーレース観戦をしていた。
だが、整備ミスで工具のドライバーがコースに落下し、パンクしたレーシングカーが横転、後続車だけでなく観客席を巻き込む大事故が発生し、自身を含む観客の大多数が死亡するという予知夢を見る。
無理に帰ろうとしたため友人と言い合いになった末、ニックは仲間や周りにいた観客数人と警備員を会場外に連れ出したが、会場内では予知夢の通り事故が発生、観客が大勢死亡した。

そして翌々日、生存者の一人が変死する。その後も次々と予知夢の順番通りに死んでいく生存者たち。
ニックは変死事故の直前のたびに、妙な幻視が頭によぎる。
それは死の運命からの警告なのか?彼は死の運命を変えようと奔走するのだが…


&bold(){≪登場人物≫}
・ニック・オバノン(演:ボビー・カンポ 吹替:[[田中直樹]])
主人公。
いたってフツメンな大学生だが、証券会社に内定が決まっている上に美人の彼女持ち。しかも人目を気にしないバカップル。
リア充爆発しろ←洒落になってない
予知夢を見て以来、死の運命がもたらす死のヒントが幻覚として現れるようになる。

吹替版の演技は、全体的に棒読み気味だが叫ぶ演技はローリほど致命的ではない。
ただし、喋り方に特徴があり過ぎるため人によっては「中の人の顔がちらついて集中できない」という別の問題も発生する。 

・ローリ・ミリガン(演:シャンテル・ヴァンテンセン 吹替:[[里田まい]])
ニックの恋人。
ニックとは同棲中で、大学卒業後は小売業に就く予定。美人でグラマラス。
おまけに彼氏のことを大事に思い、最後まで彼を信じたいい女。

吹替版の演技は、日常的なシーンの演技は意外と上手いが絶叫が致命的に棒読み。
ある意味彼女の絶叫が本作の吹替版を見る上での一番の試練。

・ジャネット・カニンガム(演:ヘイリー・ウェブ 吹替:[[世戸さおり]])
ローリの友人。レースよりも映画派。
彼氏のハントの態度にうんざりしている。
死の運命を最初から信じていない。命拾いしたにも関わらず信じていない。

・ハント・ウィノウスキー(演:ニック・ザーノ 吹替:[[岩田光央]])
ジャネットの彼氏。
豪快だが粗暴な性格。
「死ぬ前にジャネットに優しくする(キリッ」と言ったにも関わらずプールで女とヤリまくるゲス男。あと早漏。

・ジョージ・ランター(演:ミケルティ・ウィリアムソン 吹替:[[斉藤次郎]])
サーキット場の黒人警備員。自身の飲酒運転で家族を失った過去を持つ。
ニックとローリの話を信用し、彼らの手助けをする。

・アンディ・キューザー(演:アンドリュー・フィセラ 吹替:はるな愛)
整備工の男。短気でキレやすいが、悪い人間ではない。
サーキット事故で恋人を失う。

吹替担当者の名前を見て驚いたかもしれないが、一応「はるな愛」ではなく「大西賢示(本名)」モードなのでご安心を。
ちょっぴり無理してる感じはするが。

・サマンサ・レーン(演:クリスタ・アレン 吹替:[[たくませいこ]])
二人の腕白坊主を持つ母親。子供たちに「これを耳栓の代わりにしなさい」と未使用タンポンを渡す肝っ玉母ちゃん。
事故から家族を救ったニックに感謝したが、まさか自分だけが死ぬ運命だったとは夢にも思わず…

・カーター・ダニエルズ(演:ジャスティン・ウィルボーン 吹替:[[北沢洋]])
黒人に対し偏見を持つ人種差別主義者。
サーキット事故の際、現場に残してきた妻を助けるために戻ろうとしたところをジョージに引き留められたため、彼が黒人だったこともあって激しい逆恨みを抱く。

・ジョナサン・グローブス(演:ジャクソン・ウォーカー)
ニック一行の隣に座ったカウボーイハットの男。
観客席に座っていてもカウボーイハットを脱ぐ気がない点は空気が読めないが、注意されたらきちんと邪魔になりにくい席に移動するいい人。












以下、死に様のネタバレ












・冒頭のサーキット(マッキンレー・スピードウェイ)事故
ピットインしたレーシングカーの整備後、発車の際に整備員が整備に使ったドライバーを回収し損ねてしまう。
ドライバーは鉤状に折れ曲がってコース上に落下、それを踏んだレーシングカーがパンクによってクラッシュし、吹き飛んだタイヤがフェンスを越えてアンディの恋人・ナディアの頭を直撃したことで客席は一気にパニックとなる。
クラッシュは後続車を次々と巻き込み、爆発・炎上した車のボンネットが逃げようとしていたカーター夫妻に直撃、2人の身体を両断する。
サマンサは階段で転倒した拍子にパニックとなった観客たちに踏まれるなどして家族とはぐれてしまい、爆発によって飛んできた車のエンジンに胸を押し潰された。
ナディアの死体の横で茫然としていたアンディは相次ぐ爆発でようやく我に返り、その場から逃げようとするが、木製の観客席を踏み越えようとした際に板が折れてバランスを崩し転倒、他の観客が踏んだ際に折れて突き立っていた観客席の破片が延髄に突き刺さり口まで貫通した。
ジョナサンは爆発で吹き飛んだ車体と柱の間に挟まれ、ハントとジャネットは爆発の衝撃と老朽化のために崩れ落ちた天井の下敷きになる。
ジョージの指示で出口へ向かおうとしたニックとローリだが、先行していたニックの目の前で観客席に突っ込んでいた車が爆発し、ジョージとローリは炎に包まれる。
そして、爆風で吹き飛ばされたニックは崩れた壁から突き出したパイプに胸を貫かれ…

・アンディの恋人(ナディア)
サーキット場場外で言い争っていると、場外まで吹っ飛んできたタイヤが上半身を粉砕。
どんだけだよこのタイヤ…

・カーター
真夜中、恨みを持つジョージの家の庭に嫌がらせを行おうとしたが、レッカー車のブレーキが外れ勝手に動き出す。
慌てて止めようとしたが、そこでレッカー車の鎖に足を取られて引き摺られてしまい、更に零れたオイルが鎖を伝わり道路との摩擦熱で炎上し火達磨に。
最期はレッカー車が爆発し、車諸共吹き飛んだ。

・サマンサ
美容室で建てられた様々なフラグ(シーリングファン、椅子、ハサミ、スプレー)をスルー。
と思いきや、自分の子供たちが投げていた石を傍の公園の芝刈り機が跳ね飛ばし、店を出た途端に右目を貫通された。

・アンディ
働いている整備工場の外でニックたちと話していると整備中の車を吊るウインチがのストッパーが外れ車が転がり落ちてきたが、ギリギリで止まりセーフ。
と思いきや、ウインチのローラーが車の重みで外れて空気ボンベの栓にぶつかり、吹き飛んできたボンベの直撃を受けてフェンスに叩き付けられ、網目状に肉をくり抜かれた。

・ジャネット
アンテナを収納し忘れたまま洗車機に入った結果、折れたアンテナが天井の配管に直撃して破損し、洗車機が故障して動けなくなる。
更に、破損した配管から流れてくる大量の水が勝手に開いたサンルーフから浸水し、溺れかかる。
サンルーフから顔を出したものの、今度はサンルーフが勝手に閉まって首を挟まれ、ブラシやパイプに顔を潰されそうになったが、危機一髪で助けに来た3人により回避。

・ハント
御守りにしているコインがプールの中に転がり落ちたため拾おうとしたが、その前に子供から取り上げて機械の上に置いていた水鉄砲が落ちて排水溝の吸引装置の電源を入れてしまう。
コインを追って排水溝に近付いたところで尻が排水溝にはまり、そのまま尻の穴から内蔵をじわじわ吸い出された。

・ジョナサン
入院中、真上の入浴室で看護師が蛇口を開けっ放しにしてしまい、浴槽から溢れた水の重さに耐えきれず床が抜け、浴槽が真下にいたジョナサンを下敷きにした。

・ジョージ
会話中に救急車に突然轢かれて死亡する…という予知だったが、予知から目覚めたのが事故直前だったため回避できず死亡。

・ショッピングセンター内のシネコン
ローリとジャネットが3D映画を鑑賞中、スクリーンの増設工事中だった隣のスペースで火災が発生。
ジョージの死によって死の運命の接近に気付いたニックが駆け付けたが時既に遅く、大爆発が発生し、危機を予感したニックとローリの勧めを聞かず居残り続けたジャネット死亡、逃げる途中でショッピングセンターのビルが倒壊を始め、壊れたエスカレーターのローラーに巻き込まれローリ死亡…
というところで&font(#ff0000){目が覚めた。}
予知夢だったのだ。
ジョージへの警告が間に合わなかったニックは予知夢で見た火災現場に爆発前に駆け付け、死の運命の抵抗で腕一本を犠牲にしつつも火を消火して事故は防がれた。


&bold(){≪死のルール≫}

今回の順番は
・カーター
・サマンサ
・ジャネット
・ハント
・ジョナサン
・ジョージ
・ローリ
・ニック
 
ただし、予知夢ではジョナサンがハントたちの前に死んでいて矛盾している。

今回の予知はニックが死のヒントが不気味な映像となって浮かび出る仕様。
必ず「&font(#ff0000){IT'S HERE}」の文字が含まれている。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){3DのCGを無駄遣いしたいためだとは決して言ってはいけない。}}}








・1週間後…
死の運命を見事打ち破り、ニックはローリ、ジャネットと行き付けのカフェで祝杯を挙げていた。
が、不意に訪れる嫌な予感。
自分のテーブルには、消された「It's coming...(やがて訪れる)」の落書き。
テーブルの上に置いていた腕を動かすと、その下には「&font(#ff0000){IT'S HERE(ここに訪れた)}」の文字が…

ニックは2人に呟く。
「もしかして、今ここにいるのも&font(#ff0000){全部筋書き通り}なのかも…」

刹那、3人のいるテーブル目掛けてトラックが突っ込んできた…
 

追記・修正は映画観賞前にお願いします。

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- アナザーバージョンだと ニックが死の運命を自分で終わらせるため火事になったモールでガスボンベ抱えて投身自殺→二人が悲しんでるときにワイヤーが落ちる→鉄板のようなものに圧殺されもげた手首だけが残る というオチになったような… うろ覚えなんで誰か詳細オナシャス  -- 名無しさん  (2013-11-19 23:49:05)
- ジャネット悪い人じゃないんだろうけどいちいち態度が悪くて「とっとと死ねや」と思いながら見てた。  -- 名無しさん  (2015-10-09 22:37:27)
- 入浴室のかわいそうなおじいちゃんにハラハラしてた  -- 名無しさん  (2017-11-16 08:13:31)
- ハントの死に方だけは絶対に嫌だ  -- 名無しさん  (2019-07-04 00:54:40)
- 午後ローでシリーズ見たけどこれだけ吹き替えひどすぎて話に集中できなかった  -- 名無しさん  (2020-04-28 22:50:23)
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