&font(#6495ED){登録日}:2012/04/26(木) 23:33:22 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- アンプシミュレーター(アンシミュ)とは、[[エレキギター]]・[[ベース>ベース(楽器)]]用機器、もしくはソフトウェアの一つ。 エフェクターに分類されることもある。 エレキギターの録音や、ライブでの音量の増幅は、アンプに[[マイク>マイクロホン]]を立てて行う。 ベースもギターほどではないが、マイクで録ることは多い。 アンシミュは、「アンプの前にマイクを立て録った音」をシミュレートし、出力するのである。 アンシミュ内部の構成を述べると、 ([[アンプ>アンプ(ギター)]]も参照) 入力されたギター/ベースの音 ↓ ①プリアンプ&パワーアンプシミュ ↓ ②エフェクター ↓ ③キャビネットシミュ ↓ ④マイクシミュ ↓ 出力 となっている。 (正確には、Aはアンシミュには含めない) ①でアンプ(ヘッド)の種類とツマミ位置を ②でエフェクターを ③でキャビネットの種類を ④でマイクの種類や位置を 設定できるため、実機でやるといくら金があっても足りないような、様々な機材&セッティングを試せる。 何より、&bold(){アンプを鳴らせる環境}がなくてもギターやベースを録音できるのは大きな利点。 日本の住宅事情にマッチしている。 さらにさらに、例えばA以外をオフにすればエフェクターとして使えるし、 ①以外をオフにして実機のアンプのリターンに繋げば、即席のモデリングアンプとすることができる。 まさに&font(#f09199){夢のような}ツールである。 ……しかしながら、欠点も存在する。 一つは、アンシミュをスピーカーに繋いでも&font(#ff0000){アンプからの音そのものを出せるわけではない}、ということである。 あくまで、「マイクで録った音」を出力するのである。 よって、アンシミュ+スピーカーでは、実際にアンプが響かせる音を聴いて演奏することができない。 (そもそも実機のアンプの音は、搭載されているスピーカーがあってこその音なので、別のスピーカーでそれを再現するのは物理的に不可能) 二つ目は、シミュレーター故に実際にアンプにマイクを立てて録った音とは異なる、ということ。 しかし、技術の進歩により最近はそこまで気にならなくなってきた。 ■アンシミュの種類■ ・ハード マルチエフェクターのように、一つの機材となっているもの。 LINE6社のPODシリーズなどが該当。 動作が安定している、立ち上げに時間がかからない、実機に近い操作性であるのが利点。 ・ソフト PC上で動かすタイプ。 PCとギター/ベースを繋ぐオーディオインターフェイスが別途必要。 NATIVE INSTRUMENTS社のGuitar RIGシリーズなどが該当。 大容量で高度な演算処理が可能、PCのモニター上で操作するので視認性に優れるのが利点。 追記、修正お願いします。 ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #comment