FOREVER BLUE 海の呼び声

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FOREVER BLUE 海の呼び声 - (2019/09/16 (月) 00:18:28) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/03/11(金) 11:17:00
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『FOREVER BLUE 海の呼び声』は、[[任天堂]]が2009年に発売した[[wii]]のゲームソフト。開発元はARIKA。

●前作との相違点
2007年に発売された『[[FOREVER BLUE]]』の続編に当たり、ジャンルはダイビングアドベンチャ?に変わった。
前作のテーマが「癒し」で、「静かで美しい海」を舞台にしたダイビングメインの海中散策だったのに対し、今作では「ダイナミックな海」が舞台でゲーム要素が若干増えたことから、アドベンチャーという名目が加わったのだと思われる。
また生物の数も百種類近く増えた。他にも危険生物が襲って来たり、レジェンド生物(一匹しか生息しない伝説上の生物)が存在するようになる。


●ゲーム内容
本作もやはりダイビングをするのだが、上記のようにゲーム性が増えた。

・ダイビング
前作とほぼ同じだが、今作の舞台は世界の海である(詳しくは後述)。また潜っている最中に、マルチセンサーを使ったサルベージ(コレクションアイテムの発掘)や、PULSAR(電磁波銃)をうちこんで、生物を治療したり獰猛な生物を大人しくさせたりできる。
またパートナーのイルカに捕まることでイルカをコントロールして素早く泳ぐことができるようになった。あと酸素が無くなりやすくなったが、これは装備品をバージョンアップさせることで潜水時間を増やせる。

・イルカのトレーニング
前作が三種類しかパートナーに出来なかったのに対し、本作では十一種類のイルカ全部をパートナーに出来るようになった。さらにトレーニングを積むことで様々な技を覚えていき、最大レベルに達するとそのイルカオリジナルの技を習得するようになる。

・依頼
依頼は①ダイビングガイド、②写真寄稿、③特定のアイテムをサルベージ、④イルカショーの四つが挙げられる。これらをしっかりこなしていくには、装備品をバージョンアップさせたりイルカのトレーニングを積んでいくと便利。報酬はお金になった。また依頼をこなしていくことで、自社の評価が上がる。

・サブイベント
大幅に増えた。これらをこなしていくことで、レジェンド生物を観察できるようになったり装備アイテムをもらえたりする。基本的に環境問題と関連がある。向かってくるクジラを止めるイベントは熱かった……。

・ナインボール島でくつろぐ
主人公の拠点が島になった。ここで上記の依頼を確認したり、イルカのトレーニングをする。また貯めたお金で商人を呼んでショッピングもできる。シャワーを浴びたりハンモックでゆらゆらしたり、望遠鏡で星を見たりと遊び要素も豊富。あと犬も飼える。

・Wi-Fi
今作はWiiスピークに対応。話しながら潜れる。

・プライベートリーフ
ある場所に辿り着くと、自分だけの海庭が作れるようになる。イベントやショッピングで入手したアイテムを配置することで、様々な魚が集まってくる。


●登場人物

・主人公
名前・性別は任意で決められる。前作の主人公とは別人。ついに陸に上がれるように。大学で民族伝承を研究していたが、竜の歌伝説に興味を持ってバオウル共和国のRARダイバーサービスに所属することになった。相変わらずキャラ的なものはないのだろうと思ったら、焚き火の最中にアンニュイな胸の内を教えてくれる。北極海や深海、サメがうようよする海にも平気で潜っていくスーパーダイバー。ギターも弾ける。

・オセアンヌ・ルヴィエ
RARダイバーサービスのダイバー。元気で明るい十五歳の女の子。グロテスクな深海魚を好む。
中でもお気に入りはダイオウグソクムシらしい。そんなオセアンヌと一緒に潜ると、小さい魚を発見しやすくなったり、ガイドをしてくれる。まあ悪い子ではないよ。

・ジャン=エリック・ルヴィエ
RARダイバーズサービスの社長でオセアンヌのお爺さん。かつては凄腕の冒険家だったらしいが、潜水病のためダイビングのできない体に。主人公が来るまでは孫と二人で暮らしていた。行動的なのはオセアンヌにもしっかり受け継がれているようだ。船に乗っている時は基本的に双眼鏡を覗いている。イルカのトレーニングで新記録が出た時は、遅れてカメラを取り出すお茶目さん。豊富な知識で主人公をサポート。

・G.G.
本名ガストン・グレイ。自分の名前に愛着を持っているのか、Gの発音を強くする。そしてG.G.と呼ばせる。スーパーサルベージャーで世界中の宝物に詳しい。リアクションが大げさなあたりアメリカンだよね。そんなG.G.だが、心にはある信念を抱いている。一緒に潜るとサルベージアイテムの所持数を五個増やせる。
多分持ってくれているんだろうが、もっと持ってほしい。更に半径30m以内のアイテムの数を教えてくれる。なんでわかるのだろうか。

・ハヤコ・サクライ	
考古学、獣医学等の博士号を持つ三十代の眼鏡美人。古代文字を読んだり、イルカショーの依頼を持ってきたりする。イルカのレベル認定試験も行う。食べることが大好きで、イルカに名前を付ける時、食べ物の名前ばっか付けだがる。そして若さの保持に努めている。何気に水族館の管理もしている。親に婚期を逃さないように説得されているが、本人は研究のほうが面白いらしい。一緒に潜ると周囲の生き物の情報を教えてくれる。また以前見た生物の活動を見せてくれる。召喚士なのか、この人は。

・ナンシー・ヤン
バオウル島の商人。無線一つでやってくるのはいいが、歴史的な遺物を安値で買い取るあたり、腹黒い性格なのかもしれない。アイテムを売ってくれたり、ヘアカットも行う(たまに失敗する)。


●舞台

先述のように今作は世界中の海に潜れる。前作が大体最初から潜れたのに対し、本作ではストーリーと並行して行けるようになる。

・ナインボール島
主人公が拠点とする島。
かつてジャン=エリックがナインボール勝負で友人に勝ち、もらったものらしい。陸地を歩くのがこんなにも楽しいとは。

・南太平洋 ガタマ環礁
 
ナインボール島の近くにある。いわゆる南国の海で、小型の熱帯魚からジンベエザメやクジラの大型魚まで幅広く生息する。マナティ可愛い。

・南太平洋 ディープホール
ガタマ環礁から行くことのできる場所。海藻を突き抜けていくとポッカリ空いた穴が見える。上を見上げればマンタの群れに出会う。穴の中には変わった生物が顔を出す。夜にはイタチザメが現れるため注意。

・エーゲ海 キケロス海峡
地中海。そこいらに船が沈んでいたりする、サルベージしがいのある場所。一部ホホジロサメがわんさか出現する場所が二カ所あり、警告音がなりっぱなしになる。
 
マジ怖い。タナトス様との戦いは手に汗握るだろう。

 
でもチチュウカイモンクアザラシは可愛い。

・エーゲ海 ヴァルカ城
エーゲ海に沈む古城。中には様々な宝が眠っている。ミノカサゴには気をつけよう。

・北極 カナダ北岸沖
流氷の下を泳ぐ。他の場所に比べて生物は少ないが、光に当たった氷がステンドグラスのようで幻想的。夜はオーロラも見える。
 
流氷の上にはホッキョクグマの親子がいたりする。ニシオンデンザメに注意。イベントを進めると、前作のあの生物が現れる。

・南極 ウェッデル海
氷山の周りを泳ぐ。
 
ペンギンやらクジラやら、見応えのある生物が多く生息する。しかし底が無い海は怖いな……。

・南極 アイスコフィン
氷山の中にある洞窟から入れる。中にはこれまた幻想的な空間が広がる。アザラシすげー。

・南米 コルティカ川中流域
 
なんと今作では川にも潜れる。濁った水の中にはユニークな淡水魚が生息。もちろんワニやピラニアには気を付ける必要があるが、一番怖いのはデンキウナギであろう。

・南米 コルティカ川上流域
謎を解いたものだけが入れる遺跡がある。ピンクのあいつを仲間に出来る。

・紅海 ザッハーブ海域
東には大絶壁が広がる。西には崖が見え、
 
砂丘には鳥が飛んでくる。
中央はサンゴもあればクレバスも存在する、冒険心をくすぐるエリア。

・紅海 ザッハーブ・深部
クレバスから潜っていける深海部。前回の奈落のような怖さは薄れたが、カグラザメさんが襲ってくる。深海魚のオンパレードなのでオセアンヌを連れて行ってあげよう。

 
何気にメガマウスは可愛い。

・紅海 ネフィリムの石窟
紅海に沈む遺跡。中には巨大な空間が広がる。ストーリーでこの場所に行った時は、別のゲームをやっているような気がするだろう。

・水族館
日本にある水族館。今まで見つけた魚を水槽で泳がせられるが、前作と違い水槽の外からでも鑑賞できる。そして観光客を増やすことで、収入にできる。
ハヤコ先生の話を聞いてあげよう。フラグが立つぞ。好きな魚を水槽一杯にできる。

●音楽
前作でも参加したHayley Westenraが所属したCeltic Womanの歌を背景に潜れる。しかしSDカードに入れたMP3形式の音楽は聞けなくなった。



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- 海洋動物を発見して図鑑に登録すんのがいいな。  -- 名無しさん  (2014-04-03 18:48:43)
- 個人的にゼノブレイドと並ぶwii最高の神ゲー。HDでこそ映える作品なんですから新作早く作ってくださいよお。  -- 名無しさん  (2015-12-25 12:44:02)
- 任天堂が商標登録をしたらしく、まさかの続編くるか…!?  -- 名無しさん  (2018-08-10 00:24:59)
- タナトス様ガチで怖いっす…(ガクブル  -- 名無しさん  (2019-04-24 21:01:21)
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