&font(#6495ED){登録日}:2015/06/05 (金) 21:28:35 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- もけもけ~ もけもけとは[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]に登場したモンスターである。 ファラオの遺産に登場した。 ***【もけもけ~なモンスター概要】 >レベル1/光属性/天使族/通常モンスター >攻撃力300/守備力100 >何を考えているのかさっぱりわからない天使のはみ出しもの。 >たまに怒ると怖い。 ***【もけもけ~なOCG概要】 2期や3期に良く居た感じの、わりとやる気の無いステータスのバニラモンスター。 ステータスは今見ると全く特筆できる点はなく、当時としても普通以下のバニラモンスターである。 ただ、収録弾のファラオの遺産は【ローレベルバニラ】の基礎パーツが取りやすいパックであり、 その関係でパーツの一つになる天使族と言う点は当時から評価されていたら…良いなぁ。 まあそれはそうと、四角いラムネの様な体系に可愛い小さな天使の羽根。 ぼんやりした表情に頭のハテナマークと、イラストの緩さが受けて、 当時から遊戯王モンスターのマスコット的な立ち位置を手にいれたもけもけ。 そのマスコット枠の強化の一貫としてか、後のRISE OF DESTINYで専用融合体である、 「キングもけもけ」と「怒れるもけもけ」を入手すると言う謎の優遇を受けた。 ちなみに、キングもけもけはこんなカード >レベル6/光属性/天使族/融合 >攻撃力300/守備力100 >「もけもけ」+「もけもけ」+「もけもけ」 >このカードがフィールドから離れた時、自分の墓地に存在する「もけもけ」を可能な限り特殊召喚する。 キングは融合に手間がかかるわりにステが上がらない為に無駄に使いにくいのは密に密に。 デビルフランケンならうまく使える…ような気がする。 今なら突然変異が有れば、と思わないでもないカードだろう。 しかし、もう一つの怒れるもけもけの効果はかなり強力であり、 こちらは「もけもけ」と言うデッキの根幹すら成すカードである。 >永続魔法 >「もけもけ」が表側表示で自分フィールド上に存在する時、 >自分フィールド上の天使族モンスターが破壊された場合、 >このターンのエンドフェイズまで自分フィールド上の「もけもけ」の攻撃力は >3000になる。 このカードの存在により、一時的だがブルーアイズと同等な火力を手にいれることが出来る。 単なるバニラが打点3000に上がりワンショット…超ロマン砲であろう。 まあ、そうそう決まらないからこそのロマン砲ではあるのだが。 また、もけもけの余談として一つ。 DTの未スキャンの外れ枠としてもお馴染みであり、DTのスピードデュエルをプレイした方は、 もけもけにDTのイメージがある方もいらっしゃっる事だろう。 ***【もけもけ~なデッキ構築指南】 「怒れるもけもけ」のロマン砲の効果と、レベル1・天使族・光属性・バニラと言うステから、 もけもけ専用デッキが組めるラインに何とか出来る構築が可能である。 以下、もけもけデッキで使いやすいであろうカード一覧。 ●人海戦術 アニメ再現と言うだけでなく、もけもけの維持に優秀なカード。 怒れるもけもけとも良好な相性を見せる。 ●トライアングルパワー、下克上の首飾り 怒れるもけもけが引けなかった時の火力補助。 ●レスキュー・ラビット、予想GUY い つ も の バ ニ ラ バニラローレベル軸なら展開補助、エクシーズ双方に使える。 ●コーリング・ノヴァ、シャインエンジェル リクルーターに対応するカードが多い為、必須な一枚になるだろう。 ●リミットリバース 怒れるもけもけは相手による破壊ではなくても起動するために、 蘇生兼怒れるもけもけのトリガーに使える一枚。 ●オネスト い つ も の 光 説明不要だろう、コイツだけは ●大天使クリスティア い つ も の 天 使 正直、そんな相性良くはないのだがフィニッシャーにかくし球として入れても良いかも知れない。 ●封印の黄金柩、タイムカプセル コンボデッキの宿命で、手札にキーカードが揃わないとどうしようもないので、 狙いを絞りサーチ出来る黄金柩はわりと必須だろう。 一時休戦等も視野に入れても損はない。 ●貪欲な壺、貪欲な瓶 リクルーター軸やエクシーズ軸なら墓地が肥えやすいので回収用に。 ランク4を狙える構成ならダイガスタ・エメラルも悪くない。 ●各種ランク1エクシーズ ライオンハート等をフィニッシャーとし、デュラハンやニートで場を繋げば思った以上の経戦能力を得られる。 RUMをさしてホープ・ルーツをドラグーンに変えて殴るのも有りか。やろうと思えばホープ・ゼアルも狙えるが攻撃力にはあまり期待できない。 ●ワンチャン!? ランク1を狙うには優秀な一枚だったりする。 ワンショット・ブースターやジェスター・コンフィのサーチに使えるか。 ●宣告者各種 もけもけは天使なので宣告者のコストに出来る。 ジャンク・シンクロンから吊り上げて虹光の宣告者のシンクロも可能である。 ●トライワイトゾーン ローレベルバニラの切り札の一枚。 もけもけの蘇生札としてかなりド派手なカードである。 ***【もけもけ~なアニメ】 GX23話「脱力!もけもけデュエル」にてアニメGX屈指のカオスを発生させた元凶。 もけもけのイラスト等であればARC-Vの看板など、細かい点で登場する事はときどき有るが、 本格的な登場はやはりこの回を置いて他にない。 では、この回のストーリーの解説をしよう。 デッキ構築に真剣に悩む十代に、茶々を入れて絡むコアラ・明日香・翔・まだ空気じゃない三沢。 「ウォーター・ドラゴンを入れたらどうだ?」 「エトワール・サイバーはどうかしら」 「デス・コアラはどうなんだな?」 「僕のパワー・ボンド…」 HEROデッキじゃ使えないカード(精々デス・コアラが許容範囲内くらい)ばかり勧められてぶちきれた[[十代>遊城十代]]は、4人の追跡を振り切り一人屋上へ逃亡。 やっと落ち着いてデッキを組める…と思いきや、見知らぬ男が屋上で寝ていた。 見知らぬ男、その彼の名前は茂木もけ夫。 やる気の無い性格で無気力な登場だったが、[[ハネクリボー]]の精霊を発見したもけ夫は一変。 デュエルを提案し、ハネクリボーを感知したもけ夫に興味を持った十代はそれを快諾する。 その後、遅れてきた馬鹿4人をギャラリーにデュエルが開始。 当初こそスパーク&フレイムウイングマンに手痛いダメージを受けるもけ夫だったが、 人海戦術軸の《ローレベルバニラ》の経戦能力と怒れるもけもけのコンボにより反撃を受ける十代。 更に神秘の中華鍋によるライフゲインと言うコンボまで見せた。 そんな高度なデュエルに予想外に苦戦する十代に、突然イヤッホォォォゥとばかりに上空から現れたクロノス。 クロノスの言うには、もけ夫は歴代のデュエルアカデミアでも天才的デュエリストだったと言う。 しかし、もけ夫とデュエルするデュエリストはすべからくやる気を奪われる。 あまりの危険性に、もけ夫はある種の軟禁措置をとられていた。 もけ夫自身は軟禁生活も悪くないと思っていたらしいが、 「精霊をデュエルから解放する」と言う想いの元、十代の前に現れたと言うのだ。 しかし、余計なお世話だと言わんばかりの十代とハネクリボーは、 デュエリストとしての力を見せつけようとワイルドマンとスパークマンでもけ夫を攻撃。 大勢は決した…かに思われたが、強欲な壺と闇の量産工場からの融合で、めちゃめちゃなサイズのキングもけもけを召喚するもけ夫。 そのキングもけもけの自爆特攻で、もけもけを大量展開し、ハッピー・ラヴァーの自爆特攻で怒れるもけもけの効果を起動。 あわやキル…かと思いきや、ヒーローバリアで十代は即死を回避。 返しのターンで、強欲なバブルマンで手札増強しつつ、怒れるもけもけを逆手に取り、 連続攻撃出来るようにしたバブルマンの攻撃でバブルイリュージョンからの異次元トンネルで逆転したのだった。 …と、ストーリーの流れとしてはわりと普通なのだが、この話十代以外のテンションがおかしい。 やたら「もけもけ~」と連呼して、ふにゃふにゃしたキャラになるギャラリーども。 特に明日香はこの話で物凄いキャラ崩壊しており、もけもけに萌えては可愛い~と翔と連呼。 基本的に男前なイメージの明日香とは思えない脱力っぷりである。当時の中の人の声質がまだ高いので余計に 三沢と翔も地味にテンションが高く、特に三沢はこの話では茶々入れてふざけてるだけなのに 物凄い輝いている、まるでメインキャラのようであろう。 コアラは…いつも通りか。 クロノス先生もまだイヤミな時期だったが故に、妙な味を出していた。 結果的に突っ込み役が十代だけと言う異常事態となり、この話の十代は終始困惑してるかキレてるカオス回であった……。 十代「追記・修正?」 もけ夫「うん、はにわ」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 「可愛い……可愛いか?」と思って考えなおしたらハネハネと勘違いしてた。 -- 名無しさん (2015-06-05 22:34:55) #comment #areaedit(end) }