Superman: The Final Days of Superman

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Superman: The Final Days of Superman - (2018/12/08 (土) 15:08:22) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2017/07/29 (土) 18:48:21
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&font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます

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&bold(){『Superman: The Final Days of Superman』}は2016年にDCコミックスで行われたクロスオーバーイベント。

#region(作品情報)
『Superman Vol.3』#51~#52
発売 2016年4月から
脚本 ピーター・トマシ
作画 ミケル・ハニン、ミゲル・セプルベダ(#52)

『Batman/Superman』#31~#32
発売 2016年4月から
脚本 ピーター・トマシ
作画 ダグ・マーンキ

『Action Comics Vol.2』#51~#52
発売 2016年4月から
脚本 ピーター・トマシ
作画 ポール・ペレティア(#51)、デイル・イーグルズハム(#52)、スコット・イートン(#52)、

『Superman/Wonder Woman』#28~#29
発売 2016年4月から
脚本 ピーター・トマシ
作画 エド・ベニス(#28)、ホルヘ・ヒメネス(#29)

クロスオーバーの順序は『S』#51→『B/S』#31→『A』#51→『S/W』#28→『B/S』#32→『A』#52→『S/W』#29→『S』#52の順。
#endregion

日本では未邦訳。

『New 52』[[スーパーマン>スーパーマン(人物)]]の最終章。死の迫ったスーパーマンの最後の日々を描いた作品。
当初は『Super League』という名前で発表され内容も能力が減退したスーパーマンが自分の代わりとなる人物を捜すというストーリーだった。
スーパーマンの死を描いた作品にはアラン・ムーアによるスーパーマンの最終回『Whatever Happened to the Man of Tomorrow?』、
1990年代の代表的なイベント『[[The Death and Return of Superman>The Death and Return of Superman(コミック)]]』、グラント・モリソンによる一大叙事詩『[[オールスター:スーパーマン]]』があるが、
これらの作品がその後の復活や希望を描いているのに対し本作では完全にスーパーマンの死で幕を閉じている。
スーパーマンの死が世界に与えた影響は『DC Rebirth』で描かれていくことになる。



**&font(#000000){【本作に至るまで】}
『Superman: Doomed』や『[[Superman: The Men of Tomorrow]]』の後、能力が減退し正体を世間に明かされたスーパーマンは
着れなくなったクリプトン製のアーマーからTシャツ・短髪姿となり残された力で地道な活動を続けていた。
その後、数々の戦いの裏で暗躍していたヴァンダル・サベッジとの決戦『Savage Dawn』の末に、
スーパーマンが能力を取り戻したところから本作は始まる。


**&font(#000000){【物語】}
本来の力を取り戻したスーパーマンだったが数々の激しい戦いの影響で彼の命は残り僅かな時間となっていた。
残された時間で自分がいなくなった後の世界のためにできることをしようと思ったスーパーマンは
人々を救い友人と会い自分の代わりとなるスーパーガールの行方を捜す。時を同じくしてスーパーマンを名乗る何者かが現れる。


**&font(#000000){【登場人物】}
・&font(b,15px){[[スーパーマン>スーパーマン(人物)]](クラーク・ケント/カル=エル)}
メトロポリスを守る鋼鉄の男。『[[ダークサイド・ウォー>ジャスティス・リーグ:ダークサイド・ウォー]]』での『ソーラーピット』、『サベッジ・ドーン』での『クリプトナイト・チャンバー』、
『Justice League of America Vol.4』でのクリプトン星の神ラオとの戦いの影響で残り僅かな命となっていた。
時間がないことを悔やみながらできることをしようと思い、世界を救い友人と会い自分の代役をスーパーガールに任せる。
そんな中、スーパーマンを名乗るデニー・スワンが現れ彼の行方をバットマンとワンダーウーマンと共に捜し中国へ向かう。
中国では何の情報を掴めず体調が悪化する中、カリフォルニア州サリナスでデニーを発見し最期の戦いに挑む。


***&font(#000000){≪ヒーロー≫}
・&font(b,15px){[[バットマン>バットマン(人物)]](ブルース・ウェイン)}
ゴッサムを守る闇の騎士。スーパーマンの訪問を受けスーパーガール捜索を任される。
彼の現状を聞いた際には当初平然としていたが彼が去ると何もできない悔しさを見せている。
スーパーガールの行方を発見後、デニー・スワンを追うスーパーマンとワンダーウーマンに協力する。

・&font(b,15px){スーパーガール(カーラ・ダンバース/カーラ・ゾー=エル)}
スーパーマンの従姉妹。ニューヨークのカフェでバリスタとして働きながらヒーローとして活動していたが、
スーパーマン同様能力が減退してしまい特異生物対策局『DEO』で検査とパワーの復活を試みていた。
誤解したスーパーマンに連れ去られてしまうが彼の現状を知り彼亡き後の世界を任される。

・&font(b,15px){ワンダーウーマン(ダイアナ)}
超人的力を持つアマゾン族の王女。バットマンにスーパーマンの現状を教えられ『孤独の要塞』に現れる。
彼と2人切りで言葉を交わしデニー・スワンについての連絡を受け、2人でストライカー島を訪れる。
そこでデニーと面会するもスーパーマンが席を外している間に脱走されてしまい、バットマンも交え行方を追う。

・&font(b,15px){グレート・テン}
中国のスーパーヒーローチーム。
メンバーは
リーダーで『ジャスティス・リーグ・インターナショナル』でも活躍したオーガスト・ジェネラル・イン・アイアン(ファン・ツィーフ)
声から発する音波で様々な事象を引き起こすアコンプリッシュド・パーフェクト・フィジシャン(ヤオ・フェイ)
弓の名手セレスティアル・アーチャー(Xu Tao)
獅子のようなエネルギーを操るゴースト・フォックス・キラー
体を7つに分裂させるセブン・デッドリー・ブラザーズ(Yang Kei-Ying)
ペンダントが無いと暴走するイエティ(Hu Wei)

デニー・スワンに似た反応を追い中国にやって来たスーパーマン達を攻撃し戦闘になる。
戦闘中に暴走したイエティに襲われたオーガスト・ジェネラル・イン・アイアンをスーパーマンが救ったのを見て冷静になり、
スーパーマン達の目的を聞きDoctor Omenのもとに案内する。


***&font(#000000){≪ホワイト/ケント家≫}
カリフォルニア州サリナスの片田舎で暮らす一家。その正体は2015年のイベント『コンバージェンス』の末に現れた、
『プレフラッシュポイント』のスーパーマン一家。『[[ジャスティス・リーグ:誕生]]』の頃に現れ細々と暮らしていた。
突如ロイスを連れたデニー・スワンの訪問を受け彼を追い出すとヒマラヤの要塞に移動する。

・&font(b,15px){スーパーマン(クラーク・ホワイト/クラーク・ケント/カル=エル)}
『プレフラッシュポイント』のスーパーマン。髭を伸ばしておりコスチュームは黒くマントが無い。
カリフォルニア州サリナスの片田舎で細々と暮らしながらまだ経験不足のヒーローたちに代わって事件を解決していた。
デニー・スワンの訪問を受け困惑するも暴走した彼を追い出し家族をヒマラヤの要塞に案内する。

・&font(b,15px){ロイス・ホワイト/ロイス・レーン}
『プレフラッシュポイント』のロイス・レーンでクラークの妻。匿名の評論家として活動している。
帰宅すると壊れている家に驚愕するも夫に連れられヒマラヤの要塞に移動する。しかし要塞のことを知らされていなかったため怒っていた。

・&font(b,15px){ジョナサン(ジョン)・ホワイト/ジョナサン(ジョン)・ケント}
『プレフラッシュポイント』のスーパーマンとロイスの息子。『コンバージェンス』で一時的に能力を失っていた際に授かった。
父と共に母の帰りを待っているとデニー・スワンの訪問を受ける。その後、帰宅した母と共に父に連れられヒマラヤの要塞に移動する。


***&font(#000000){≪ヴィラン≫}
・&font(b,15px){デニー・スワン}
自分のことをスーパーマンだと思い込んでいる男。元々は仮出所中の犯罪者で規則を違反し逃げていたところ、
謎のエネルギーを浴びスーパーマンに変化してしまう。謎のエネルギーは『[[Superman: The Men of Tomorrow]]』で
スーパーマンの新能力『スーパーフレア』で発したエネルギーに関係があると推測されている。
最初は本来の人格を持ち外見も赤いオーラをまとい胸にSマークがついた程度だったが、
徐々にスーパーマンの記憶を持ち始め外見も赤いオーラをまとったスーパーマンそのものになる。
当初は人助けをしていたがデイリー・プラネットに現れクラーク・ケントの席に座ろうとした際に、警備員を殺害し政府機関『ARGUS』に捕らわれた。
その後ストライカー島の牢獄から脱走、さらにロイスを誘拐し何故かカリフォルニア州サリナスのホワイト一家の元を訪れる。
そこでクラーク・ホワイトに吹き飛ばされスーパーマン達と出会い戦闘になる。

・&font(b,15px){Tusk}
象のような外見をしたギャング。強力なパワーの持ち主。様々な部下と共にバットマンに挑むもスーパーマンに一瞬で敗れてしまう。

・&font(b,15px){Ulysses(Neil Quinn)}
『Superman: The Men of Tomorrow』に登場した四次元世界でスーパーマンに匹敵する力を得た男。
現在はストライカー島に収監されている。デニー・スワンと『スーパーフレア』で発したエネルギーが関係あると思ったスーパーマンの面会を受ける。
スーパーマンの質問をはぐらかしていたがデニーの脱走に乗じ彼に襲い掛かる。
そしてスーパーマンが弱くなり死にかけていると感じ再び拘束されても笑っていた。


***&font(#000000){≪その他≫}
・&font(b,15px){Doctor Omen}
孤独の要塞にハッキングしたり怪物を送り込みスーパーマンのDNAデータを手に入れたりと暗躍する中国の科学者。
彼女の研究所からデニー・スワンに似た反応があったため『グレート・テン』の案内でスーパーマン達が現れる。
彼女の目的は完璧な人造超人を生み出すことにあり、そのためにスーパーマンのエネルギーを使用していた。
説明を終えると生み出したスーパーマンのような超人を逃がし『グレート・テン』に逮捕された。

・&font(b,15px){クリプト}
スーパーマンの飼い犬でスーパーパワーの持ち主。『孤独の要塞』で彼の検査を見守り、人々を救いに向かう彼にマントを渡す。

・&font(b,15px){ラナ・ラング}
クラークが育ったスモールビルの友人。様々な戦いで協力してくれておりスティール(ジョン・ヘンリー・アイアンズ)と仲が良い。
スモールビルでのんびりしているとスーパーマンの訪問を受け、彼の死後は両親の隣に埋めるよう頼まれ別れを悲しむ。

・&font(b,15px){ロイス・レーン}
デイリー・プラネットの美人記者。とある事情でスーパーマンの正体を世間に明かした張本人でそのことを悔やんでいたが、
彼の訪問と言葉を受け安心し夜の飛行デートを楽しむ。その後、デイリー・プラネットに現れ警備員を殺害したデニー・スワンを
テーザー銃で倒し『ARGUS』に引き渡す。デニーが脱走すると彼の訪問を受け共にホワイト一家の元を訪れる。
吹き飛ばされたデニーを追いスーパーマン達に出会うと今回の事件の記事を書くよう頼まれ、バットマンに安全な場所まで運ばれる。

・&font(b,15px){ジミー・オルセン}
スーパーマンとクラーク双方と仲が良いデイリー・プラネットのカメラマン。
スーパーマンを名乗るデニー・スワンに当たり前のように友人として扱われ困惑する。

・&font(b,15px){アルフレッド・ペニーワース}
ウェイン家に仕える執事。スーマーマンの話を盗み聞きしてしまい感謝の言葉と握手で送り出す。

・&font(b,15px){タイタス、バットカウ}
ブルースの息子[[ダミアン>ロビン(バットマン)#id_ef593e7f]]の飼い犬と飼い牛。彼らの姿を見てスーパーマンはクリプトやスモールビル時代を思い出し笑顔を見せている。

・&font(b,15px){スティーブ・トレバー}
政府機関『ARGUS』の大佐でワンダーウーマンの友人。ストライカー島でスーパーマンとワンダーウーマンを出迎えデニー・スワンとの面会に立ち会う。



追記・修正お願いします。

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