SCP-SAFE-J

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SCP-SAFE-J - (2017/09/29 (金) 23:36:05) のソース

&font(#6495ED){登録日}: 2017/09/29 Fri 23:36:05
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&font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます

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SCP-SAFE-Jは、シェアード・ワールド[[The SCP Foundation]]に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(The SCP Foundation)]]である。
[[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(The SCP Foundation)]]はSafe,Euclid,and Keter。

*概要
SCP-SAFE-Jは、3つのアイテムによって構成されるオブジェクトである。
3つのアイテムは、いずれもブランド、および見た目が全く同じSafeである。
しかし3つのSafeはそれぞれSafe性が異なっている。

SCP-SAFE-J-AはSafeのSafeである。このSafeのSafeはSafe性確認試験でSafeであることは確認済みであり、高度な収容プロトコルは必要はない。

SCP-SAFE-J-BはEuclidのSafeである。このEuclidのSafeは基本的にはSafeなSafeなのだが、KeterのSafeに近づけるとSafeではないSafeになってしまう。
もしKeterのSafeにEuclidのSafeを近づけてしまった時は、SafeのSafeにEuclidのSafeを近づけることでSafeなSafeに戻すことができる。

SCP-SAFE-J-CはKeterのSafeであり、このKeterのSafeは全くSafeではない。
このKeterのSafeをSafeなSafeにするための研究はなされているものの、
このKeterのSafeがSafeのSafeやEuclidのSafeのようにSafeなSafeになることはないだろうと考えられている。

現在のSCP-SAFE-Jの研究者はDr.Safe、Dr.Euclid、Dr.Keterの三人である。
Dr.Safeの担当はSafeのSafeの収容であり、Dr.Euclidの担当はEuclidのSafeの収容である。
Dr.KeterはDr.SafeのSafeのSafeの収容と、Dr.EuclidのEuclidのSafeの収容の補助である。
KeterのSafeは、Dr.SafeとDr.EuclidとDr.Keterの3名が共同で収容を担当している。

このKeterのSafeをSafeなSafeに保つためには、Dr.SafeとDr.EuclidとDr.Keterの3名の協力が欠かせない。
がんばれ、Dr.Safe、Dr.Euclid、Dr.Keter!

*KeterのSafeをSafeなSafeにするためのThaumielなThawed Meal
最近になって、このDr.SafeとDr.EuclidとDr.KeterがSafeなSafeにしようとしているKeterのSafeが、
Euclid空間上にマクロスケールなマイクロウェーブ放射を行って飲食物を加熱・解凍する能力を持っており、
それによって解凍された飲食物(SCP-SAFE-J-Dと呼称する)はDr.SafeとDr.EuclidとDr.KeterのKeterのSafeをSafeなSafeにすることができることが確認された。
このSCP-SAFE-J-Dは、そのKeterのSafeをSafeなSafeにする効果を発見した、
Dr.Thaumielの名前を取って、Thaumielとも呼称されており、Thaumielに指定されている。

このThaumielのThawed MealはDr.SafeのSafeのSafe、Dr.EuclidのEuclidのSafe、
Dr.SafeとDr.EuclidとDr.KeterのKeterのSafeに対して、Safeに使用可能である。
Dr.SafeとDr.EuclidとDr.KeterのKeterのSafeのEuclid空間に対するマクロスケールなマイクロウェーブ放射、
およびDr.Thaumielによって発見されたThaumielのthawed mealは、Dr.SafeとDr.EuclidとDr.Keterによって、
SafeではないがSafeであることが確認されている。

今後、SCP-SAFE-Jとして指定されている全オブジェクト、
-Dr.SafeのSafeのSafe
-Dr.EuclidのEuclidのSafe
-Dr.SafeとDr.EuclidとDr.KeterのKeterのSafe
-Dr.SafeとDr.EuclidとDr.KeterのKeterのSafeのSafeな(しかしSafeではない)Euclid空間上にマクロスケールなマイクロウェーブ放射によって解凍された、SafeなThaumielのThaumiel
をSafeな状態で安定して収容できる方法が発見された場合は、SCP-SAFE-J全体がSafeとして再指定されると考えられている。









*こんがらがった人のための解説
まず、ジョークオブジェクトです。まあ見てわかるかそりゃ。

そのうえで、上の文章を読んでちんぷんかんぷんになった人は多分いたと思う。
なにしろ、「EuclidのSafe」だの、「KeterのSafeのEuclid空間に対する」だの、「SafeなThaumielのThaumiel」だの…。

では一つ一つ片付けていこう。

まず、SCP-SAFE-J-A〜Cに関してだが、これは簡単に言えば、「同じ見た目だけど違う危険性を持つ金庫3つ」である。
Safeは名詞として使う場合、金庫(セーフティボックス)のことを意味する。ちなみにセーフティボックスは和製英語なので注意。

SCP-SAFE-J-Aは、Safeクラスに指定されている金庫であり、安全性確認試験で安全であることが確認されている。
オブジェクトクラスの「Safe」は「安定して収容することができる」を意味していて、あくまで安全かどうかとは無関係だが、
それとは別に、ごく一般的な用法として「Safe」というのは「安全」を意味している。

SCP-SAFE-J-Bは、Euclidクラスに指定されている金庫であり、基本的には安全だが、SCP-SAFE-J-Cに近づけると、
全く安全でなくなってしまう。そうなったときは、SCP-SAFE-J-Aに近づけると、再び安全な金庫に戻る。

SCP-SAFE-J-Cは、Keterクラスに指定されている金庫であり、全く持って安全ではない。
このSCP-SAFE-J-Cを、他の2つみたいに安全な金庫にする研究が進められているが、多分無理だろうと思われている。

これの収容を担当しているのが三人の博士、セーフ博士、ユークリッド博士、ケテル博士((Keterは英語発音では「キーター/ケーター」であるが、ここでは日本語読みを採用している。))である。
セーフ博士はSCP-SAFE-J-A、ユークリッド博士はSCP-SAFE-J-Bを担当している。
が、ケテル博士はSCP-SAFE-J-Cを単独で担当していない。これがややこしい文章を引き起こしてしまっているが、
まあKeterオブジェクトを一人で担当するのは無茶だし仕方ないね。
ではケテル博士は何をしてるかというと、セーフ博士とユークリッド博士の手伝いである。
そして、三人が力を合わせて収容に取り組んでいるのが、SCP-SAFE-J-Cである。

さて、そんなSCP-SAFE-J-Cなのだが、この金庫には面白い特性があり、
「ユークリッド空間上にマクロスケールなマイクロウェーブ放射を行って飲食物を加熱・解凍する能力」…
つまり電子レンジのように飲食物を加熱・解凍できる能力を持っていることが判明した。
この加熱・解答されたお肉を使用することで、SCP-SAFE-J-Cを安全な金庫にすることができるということを、
タウミエル博士が発見した。そのため、解凍されたお肉のことを、Thaumielという渾名で呼ぶことにした。&font(l){なんでそんな紛らわしい渾名付けてんだよ}
この解凍されたお肉(ちなみにThawed Mealは解凍されたお肉のことで、「タウミエル」と「ソッドミール」というダジャレである)は、
三人の博士が安全であることを確認しており、Keterの金庫を安全に保てるため、Thaumielクラスに指定されている。
ただのレンチンしたお肉が財団の最終兵器でいいんですかねえ…。

最後の文章は、「3つの金庫とレンチンしたお肉をまとめて安定して収容できる方法が見つかったら、全部まとめてSafeに再指定するよ」ということ。

この文章は、本来であればオブジェクトを、指定したナンバリングで呼称するべきところを、
頑なに「SafeのSafe」「EuclidのSafe」「KeterのSafe」と呼びつづけ、
単に「電子レンジのような特性」とまとめればいいところを繰り返し
「Euclid空間上にマクロスケールなマイクロウェーブ放射によって解凍された」と長々と書き連ね、
解凍されたお肉のことをThaumielという渾名をつけて呼び、
安全性のことを「secure」などの別の言葉で表そうとしないなど、
これでもかとわざと読みにくくしているのが肝である。
「Safeな(しかしSafeではない)」というのも、「安全だがSafeクラスではない」ということである。







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SCP-SAFE-J - Some safes
by DJ Suptic
http://www.scp-wiki.net/scp-safe-j
http://ja.scp-wiki.net/scp-safe-j
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