遊戯王デュエルモンスターズ

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遊戯王デュエルモンスターズ - (2015/05/23 (土) 17:33:12) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/01/28(金) 00:55:30
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます

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[[週刊少年ジャンプ]]にて連載されていた[[高橋和希]]先生の漫画「[[遊☆戯☆王>遊戯王]]」を原作とするアニメーション。
正式なタイトルは『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』。2000年からテレビ東京系で放送された。
遊戯王DMと略される。がデュエルマスターズの略がDMなので単にDMと略す人は基本的にいない。

遊戯王のアニメ化としては2回目。
前作と言うべき[[遊☆戯☆王>遊戯王(東映版)]]は様々な事情で視聴率が振るわず、半年の放送で打ち切られてしまった。

この時のスポンサーのバンダイは遊戯王[[トレーディングカードゲーム>トレーディングカードゲーム(TCG)]]から撤退してしまったが、
コナミが権利を取得して規格を一新し、[[遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]として販売を開始。

販促アニメも制作会社と放送局を変えて再度開始される運びとなった。
劇中で使用されるカードは基本的に[[遊戯王オフィシャルカードゲーム]](以下遊戯王OCG)と同じ物を使っている。


*特徴
ストーリーは基本的に原作をなぞっているため、[[遊戯王]]の項目をご一読いただきたい。
ただし、タイトルに「デュエルモンスターズ」の名が入っている事からも分かる通り、ほとんどカードゲームのみの内容となっている。

このため、カードゲームが少なくジャンプでの人気も低かった学園編は丸々カットされており、
DEATH-T編のダイジェストから始まりそのまま王国編に突入する。

それ以前の原作における重要な話は、後に回想の形で説明が行われている…が、
正直おざなりな説明なので原作か東映版を知らないとさっぱりである。
例外的になぜかDDM編は(単に御伽を出したかったのか、尺稼ぎか)設定を変えて行われ、商品化もしていた。

原作連載中に長期のアニメ化を行ったため、原作に追いつかないように展開はやたらと遅く、
それでも追いついてしまったために原作に居ない敵と戦うという典型的なジャンプアニメである。
ただ、原作からして毎話なにかしらがおかしい漫画であり、本作も突っ込みどころ満載。

後半には「デュエルモンスターズ界」だの「カードの精霊」だのという電波ゆんゆんな存在が出てきたりと迷走したが、
原作からして&color(orange){「カードゲームの起源は古代エジプトデース」}と言い張る電波な漫画だったため、わりと視聴者には受け入れられている。
ゲームの辻褄が合わなくなったときは「辻褄を強引に合わせる都合のいいカード」を勝手に作って使わせる、という手法を取るため、
&color(red){「遊戯王OCG」の販促であるハズだが、遊戯王OCGに存在しないカードが大量に登場する}アニメとなった。

とにもかくにも本作は小学生男子を中心にバカウケした。
本作の成功により[[遊戯王オフィシャルカードゲーム]]は大ヒットとなった。

当然KONAMIがこんなおいしい商売を手放すハズがなく、
原作終了後も[[遊戯王デュエルモンスターズGX]]、[[遊戯王5D's]]、[[遊戯王ZEXAL]]と続編が作られ続け、現在に至るまで新作アニメが続いている。
KONAMIにとって2000年代最高の成功と言っても過言ではないだろう。
だから調整中とか糞効果量産とかはやめてください。財布が死んでしまいます。

[[ニコニコ動画]]の最初期に[[狂戦士の魂]]が投稿されたことで再注目される存在となり、
[[エネコン>エネミーコントローラー(遊戯王OCG)]]、[[顔芸]]、[[作画崩壊]]、[[空耳]]、初期遊戯の[[棒読み]]っぷりなどが有名となった。
現在では続編も含めて、もっぱら[[カオスアニメ]]の一角として認識されている。


また20周年記念として「遊戯王デュエルモンスターズ 20thリマスター」として2015年から再放送中。
単にリマスター化しただけではなく、OPとEDの映像が一部差し替えられている。
今までの再放送とは異なりリマスター化した新番組という形態だからかGX以来久々に再放送枠でありながら&bold(){次回予告は健在}。
DMファンからは杏子の暴走が久々に見れると期待されていたりする。


*あらすじ

【決闘者の王国(デュエリストキングダム)編】
[[ペガサス>ペガサス・J・クロフォード]]にさらわれたじーちゃんを&color(red){カードゲームで助けに行くぜ!}というお話。
いくらかアニメで追加されたデュエルはあるものの、基本的に原作をなぞっている。
この時期の原作はカードゲームとTRPGの中間のようなゲームだったため、
かなり意味不明な俺ルールが多くアニメスタッフも戸惑っている様子が伺える。


【バトルシティ編】
カードゲームの大会に参加したら悪趣味な顔芸が現れたから&color(red){カードゲームで消滅させるぜ!}というお話。
かなりスタッフがカードバトルの描き方に慣れてきた感じであり、ようやく安定して見られるクオリティに。
ただ、決勝トーナメントに入った辺りで原作に追いつきそうになってしまい、某ドラゴンボールを思わせるダラダラしたデュエルが目立つようになる。
そしてとうとう原作ストックが底をついてしまったため、&bold(){トーナメントやってる途中で突然別のストーリーに入る}という、
ジャンプアニメでもなかなかないであろう強引な手法をとることになる。


【乃亜編】(アニメオリジナル)
トーナメントの途中で海底要塞が浮上して電脳空間に閉じ込められたので&color(red){カードゲームで脱出するぜ!}というお話。
実際の遊戯王OCGカードを数多く使ったデュエルが行われており、OCGプレイヤーにはかなり見応えがある。
敵の首魁は謎の少年、乃亜。実は海馬とは浅からぬ因縁が……

乃亜編終了後には良い感じに原作ストックが溜まったためバトルシティ編に戻り、トーナメントの残りを原作通り行った。
これだけの事があってもすぐに元の生活を取り戻す彼らの適応力には脱帽。


【[[ドーマ編>ドーマ編(遊戯王)]]】(アニメオリジナル)
世界の破滅を目論む&color(red){古代アトランティス王の野望をカードゲームで阻止するぜ!}というお話。
なんだかフロシキを広げすぎて訳が分からんことになっているが、ご安心ください、&color(red){GXではもっとフロシキを広げます}。

バトルシティ編の決勝トーナメントはなんとか終えたものの、原作者が病気で休載に入り、やむなくアニメは全く別の話を用意することに。
原作がないのを良い事にスタッフはかなり好き勝手やっており、かの[[狂戦士の魂]]もドーマ編で登場した。

ご都合主義オリジナルカードの登場頻度はこの辺から激しくなってくる。
原作がないなら実在するカードでどうにかなるハズだが、スタッフも&bold(){都合のいいカードを作ってデュエルした方が楽でインパクトがある}ことに気づいたようである。


【KCグランプリ編】(アニメオリジナル)
アトランティス王を倒すためにアメリカに来たけど帰るカネがないから&color(red){カードゲームの大会に出て賞金を稼ぐぜ!}というお話。
ドーマ編も9ヶ月くらいやったのだが、まだ原作ストックが足りないのでやむなく(ry

乃亜編以上にOCGを意識しており、のちのシリーズならともかくこの作品にしては珍しくOCGルールの説明をしたり、
海馬や遊戯が『敵が用意したチートカードにOCGにあるカードの範疇で勝利する』などの展開からOCGプレイヤーからの評価が高い。
しかしその代わり、作画は歴代でも最悪レベル。あとOPネタバレヤメロー
遊戯たちはアメリカに居るはずなのだが&bold(){日本語が通じる。}
ちなみにアメリカ人のはずのペガサスはカタコトでしか話せまセーン。


【王(ファラオ)の記憶編】
王様の記憶と本名を取り戻しにいくけど&color(blue){さすがにカードゲームは使えないぜ…}というお話。
なんとなく辻褄があわない点もあるが、作者が病気でやむなく記憶編を当初の構想から短くしたためである。アニメではそれを受けての設定変更もある。
いかんせんカードが遊戯のデュエルくらいしか出てこないので地味。


【闘いの儀編】
王様を&color(red){カードゲームで天国へ送り出すぜ!}という話。
原作では作者の体調が吐血するレベルでヤバかったためにやや短い戦いになっているが、
アニメでは初期から現在に至るまでのカードがかたっぱしから登場し、懐かしい面々の同窓会と化している。
原作ではついに拝めなかった神のカード3体の揃い踏みは圧巻。よかったねラー(OCG?あれはヲーですよ)


*【主な登場人物】
原作[[遊戯王]]や、前作[[遊戯王(東映版)]]との違いを中心に述べる。

**遊戯と愉快な仲間のみなさん

-[[闇遊戯]]:c.v. [[風間俊介]]
ご存知ものすごい髪型の王様。もみじorヒトデ
東映版では超実力派の[[緒方恵美]]が声を務めていたが、どういう風の吹き回しかジャニーズにされてしまった。
放送開始前は演技力とか色々と心配されたが、いざ放送開始してみると&color(red){案の定棒読みだった}。
ただ、2年半の放送を通じて風間俊介の演技力は大いに上昇し、今や遊戯といえばこの声しか想像できない人も多いだろう。
最終回は原作者と2人で寿司屋でちらし寿司食べながら観ていたらしい。

学園編が削られているので、原作初期の邪悪さはない。正統派ヒーローな性格である。
ただ、原作でもあった「心が折れそうになる王様を表遊戯が激励して立ち直らせる」という展開が
拡大解釈された結果妙にメンタル面が弱くなっており、&color(orange){豆腐メンタル}と評される。

原作では一度も涙を見せなかったが、アニメの王様はドーマ編だけで4回も泣いた。『&color(purple){AIBOォォォォ!!!うああぁぁぁ!!!}』
王国編のアニオリ回では城之内とデュエルしながらお互い泣くという気持ち悪い行動を見せている。
一応、もう一度言っておくが、メンタル面の弱さ自体は原作でも上記以外に舞戦や対オシリスで描写はされている。

-[[武藤遊戯]]:c.v. [[風間俊介]]
もう一人の主人公。AIBO。
『&color(purple){なぁにこれぇ}』の一言が初期の演技力を物語っている。
デュエル中は王様の方の人格が出ずっぱりなため、デュエル中心の本作では出番は少ない。むしろGXのほうが出番ある気が……
ただし異様にモテてる。どうした遊戯!? 学園編のころのお前は靴下で神経衰弱してたやつじゃないか!?

-[[海馬瀬人]]:c.v. [[津田健次郎]]
われらが[[海馬コーポレーション]]社長。
社員は「瀬人様」、他のキャラは「海馬」と呼ぶため、
作中ではバクラ以外誰も「社長」と呼ばないが、なぜか社長という呼び方が定着している。

初期の猫かぶりで陰湿陰険なエピソードがまるっとカットされたため、皆さんご存知の嫁LOVEモクバLOVEワハハハハ!な社長。
原作よりも美形に描かれており、現在の社長のイメージは主にアニメによって形作られた面が大きい。
社長の代名詞というべき「ふぅん」も津田氏の特徴的な演技によるものであり、原作では一貫して「フン!」である。

人気キャラだけあって扱いはかなり良く、
「乃亜編」は彼と義父との確執がテーマとなり、「KCグランプリ編」ではKCの失墜を狙うラスボスを見事倒した。

原作ではバトルシティ終了後アメリカへ青眼ジェットで向かって以降出番はない(厳密には最後の最後でエジプトに来ているシーンはある)が、
本作ではドーマ編→KCグランプリ編に加え原作では居なかったはずの記憶編まで出ずっぱりである。
ついでに戦いの義でも観戦しており、原作では勝手に帰られてしまった闇遊戯の最後を見遅れた。表のほうの遊戯もここでその強さを認める。

-[[城之内克也]]:c.v. [[高橋広樹]]
凡骨、馬の骨、でお馴染み城之内君。
遊戯の親友かつデュエリストなので出番は多い。
なぜか顔芸属性が追加されており、たまに猪木みたいな顔をする。
学園編がカットされているのにもかかわらずリアルファイター。

-[[真崎杏子]]:c.v. [[齊藤真紀]]
&color(gray){背景。}
&color(gray){原作では序盤はヒロイン→徐々に空気という流れだったが、序盤がなくなったことで本当の背景になってしまった。}
&color(gray){ヒロインの座はじーちゃんとBMGに奪われた。}

ただし、次回予告を務めているので毎回出番はある。
この次回予告、異常にネタバレが多いことで知られ、1話飛ばしで見ても問題なく話を追える。
&color(red){お願い!死なないで城之内! 次回、「&bold(){城之内死す}」! デュエルスタンバイ!}
の流れはもはや伝説。

-[[本田ヒロト]]:c.v. [[近藤孝行]]→[[菊池英博]]
&color(gray){背景。}
&color(gray){序盤カットの被害者その2。}
&color(gray){彼のセリフのかなりの割合が「この攻撃が通れば○○の勝ちだ!」だと思われる。}
&color(gray){リアルファイトしたり、AGOになったり、死にかけたり、体を取られたり、いつのまにかいなくなってたりと散々な目にあってるが、存在感がない。}
&color(gray){途中で声優が変わっていることにすら気づかれない高レベルな空気。}

続編のGXでは彼に髪型が酷似した人物が多数登場しており「本田一族」と呼ばれている。

-[[御伽竜児]]:c.v. [[内藤玲]]
&color(gray){背景。}
&color(gray){序盤カットの影響は受けていないはずなのに背景という凄いキャラ。}
&color(gray){原作ではいなかったバトルシティ編に同行してみたのはいいが、やることは何もなかった。}

-[[海馬モクバ]]:c.v. [[竹内順子]]
社長の実弟。よく社長をおびき出すために人質にされる。
原作では当初遊戯を毒殺しようとするクソガキだったが、DMでは例によって序盤がカットされたため毒気がスッカリ抜けており、
むしろ兄をコンピューターでサポートするスーパー小学生になっている。きれいなモクバ。


**うさんくさい敵のみなさん

-[[ペガサス・J・クロフォード]]:c.v. [[高杉Jay二郎]]
M&Wの開発者にしてアニメと原作の分岐を司る特異点デース☆
原作では決闘者王国の後に死んでしまいましたが、アニメでは生きてマース☆
その後もたまに登場しましたが弱体化が著しいデース…ノォー!

-[[バンデッド・キース>キース・ハワード(バンデッド・キース)]]:c.v. [[駒田一]]
[[トム>トム(遊戯王)]]に負けた人。
原作ではペガサスのパニッシュメントゲームで廃人にされたが、アニメでは海に落とされただけで生きている。
グールズに洗脳されて1度だけ再登場した。

-[[獏良了/バクラ]]:c.v. [[井上瑶]]→[[松本梨香]]
千年リングの持ち主。遊戯と同じようにもう一つの人格を持つ。
裏の人格は声優変更により闇サトシと呼ばれるようになった。
海馬が社長と呼ばれるのはこの人のインパクトがあってこそ。

-[[マリク・イシュタール>マリク・イシュタール/闇マリク]]:c.v. [[岩永哲哉]]
千年杖の所有者。高橋先生曰く「人の心にズカズカ入ってくる奴」。
闇マリクのインパクトが強すぎるせいで、バイク大好きという印象しか残らない。

-[[闇マリク>マリク・イシュタール/闇マリク]]:c.v. [[岩永哲哉]]
マリクの心の奥に存在する闇の人格、猟奇的な性格。顔芸。
彼の罰ゲームや拷問モンスターは表現がグロすぎたため、色々とマイルドに変更させられた。
でも十分トラウマレベルだったりする。原作ヤバすぎ。
デュエルタクティクスはわりと高くデッキ構築も海馬に次ぐ完成度だが、
俺ルールが非常に目立つために視聴者からはデュエリストとしては雑魚扱い。


**アニメのみの登場人物のみなさん

-[[レベッカ・ホプキンス]]:c.v. [[たがみかおり]]
キースに代わって全米チャンプになった12歳。ぅゎょぅι゛ょっょぃ
王国とバトルシティの間で初登場し、ドーマ編で再登場した時には表遊戯にべた惚れになって帰ってきた。
遊戯を「ダーリン」と呼ぶ。AIBO爆発しろ。女といえばおっぱいの遊戯王では貴重なロリ。

-[[海馬乃亜]]:c.v. [[横山智佐]]
海馬兄弟の養父[[海馬剛三郎]]の実の一人息子。
幼くして交通事故で死んでいるが、精神だけをコンピュータに移植されて電脳世界で生きながらえていた。
瀬人よりも自分のほうが優れていることを証明するため、&bold(){なぜかトーナメントの途中の}遊戯や海馬たちを電脳世界に閉じ込め、勝負を挑む。

外見は蛍光グリーンの頭に白ランの少年。
おそらくは[[東映版>遊戯王(東映版)]]の海馬(通称&font(#b8d200){キャベツ})がモデルである。
モクバは「昔の兄サマにそっくり」と評していた。

-[[ダーツ>ダーツ(遊戯王)]]:c.v. 絵麻緒ゆう
表の顔は大企業「パラディオス社」の総帥、裏の顔は秘密結社「ドーマ」のトップ。
果たしてその正体は古代アトランティス王であり、世界を滅ぼそうとするオレイカルコスの神に操られているという難儀な人。
一応男性だが、声は宝塚の男役が担当しており、性別不明の怪人という印象を与える。
敗者の魂を奪う魔法カード「[[オレイカルコスの結界]]」を部下たちに与え、オレイカルコスの神復活のための魂を集めていた。

デュエルで使用したカードが異常にチート揃いな事で有名であり、
最後には攻撃力∞という意味不明なモンスターまで召喚したが、
王様の「&bold(){攻撃力∞の3乗}」という俺ルールの前に敗れた。

-[[ラフェール]]:c.v. 川原慶久
ダーツの部下の1人。超使い勝手の悪いことで有名なガーディアンデッキの使い手。
なんとまともに王様と戦って彼に黒星を付け、「オレイカルコスの結界」で表遊戯の魂を奪うという大活躍を見せた。
表遊戯を失った王様は豆腐メンタル化が加速度的に進行することになる。

-ジーク・ロイド/ジークフリード・フォン・シュレイダー:c.v. 津田英佑
「ジーク・ロイド」の名でKCグランプリに参加した経歴不明の男。
その正体は海馬コーポレーションのライバル企業・シュレイダー社の総帥。
例によって海馬を逆恨みしている。海馬は恨み買われすぎである。

海馬コーポレーションの威信を賭けた大会「KCグランプリ」に多数の妨害工作を仕掛けつつ、自身も選手として出場。
ワルキューレだらけの自称「華麗なる女神デッキ」(通称「&color(pink){エロゲデッキ}」)で決勝まで勝ち残るが、経歴偽装がバレて社長に失格にされてしまう。
ご都合主義オリジナルカード満載のエロゲデッキも社長に叩きのめされたヘタレ。
『最後のブルーアイズ、哀れな没落貴族にリクイエムを聞かせてやれ!』
という社長のキメ台詞のおかげで「&color(purple){没落貴族}」という通称がすっかり定着した。
後の5D'sに会社が残ってる描写があるので一応エピローグのペガサスとの商談は成功したのだろう。



*続編
KONAMI有数の金のなる木[[遊戯王オフィシャルカードゲーム]]最大の広告媒体であるため、原作が終わっても放送を終えるわけには行かなかった。
かくして、[[高橋和希]]氏にはキャラクター原案だけを依頼し、脚本はオリジナルの続編が作られることとなる。
今後も遊戯王OCGが売り物にならなくなるまで続編が作られることだろう。

-[[遊戯王デュエルモンスターズGX]]
-[[遊戯王5D's]]
-[[遊戯王ZEXAL]]
-[[遊戯王ARC-V]]
を参照。


【余談】

●OP&ED
遊戯王デュエルモンスターズはシリーズのなかで特にOP&EDの変化のタイミングがおかしいことで有名。

オープニングとエンディングは基本的に東映版から良作が多い。(駄目だしされる曲もあるが、万人から批判される曲自体はない) 
作品の雰囲気に合わせてDMはハードロック調が多く、GXは明るかったり切なかったりと青春っぽい感じの曲が多い。 
5D'sはEDを含めヴィジュアル系を多く採用しており、疾走感のある曲が多い。ZEXALはさまざまな分野を取り入れている、

そしてGXは基本的に(1期後半~2期を除き)1期毎に変えているが、DMは変えるタイミングがおかしいとよく言われる。

特にKCグランプリ編~記憶編の下りでは全く関係のないKCグランプリ編の
よりにもよって途中で記憶編のネタバレ満載な「OVER LAP」を流すという意味不明使用。(5D's及びZEXALはDMやGXより変更ペースが早い。 )
さり気に女性ボーカルの曲はこの作品の2期OP『Shuffle』以降ZEXALの一期OP『マスターピース』まで10年近く起用されていなかった。


●作画
遊戯王シリーズ全般で言えることだが、このシリーズはアニメにしては珍しく作画監督が愛されているアニメ。

アニメは基本的にキャラデザに従って作画が行われるのだが、
とくに遊戯王デュエルモンスターズでは総勢35名の作画監督で作られているために
それぞれの作画監督が自分のロードを突っ走り(自重している人もいる)
良くも悪くも作画監督ごとの個性が大きく発揮されている。

ちなみに初期は比較的作画が安定しているので個々の作画監督が注目されることは少ない。

以下、話題にされる代表的な作画監督方

・平山英嗣
一番最初に自重するのをやめた人。キャラが全員イケメンになる。彼の作画を見たものはキャラデザの存在を疑ってしまう。

・加々美高浩
記念すべき遊戯王デュエルモンスターズ第一話を担当した作画監督。
どんな構図・動きでも崩れないハイクオリティ美麗作画を見せてくれる。そして必ずと言ってよいほど顔芸が発動する。
特に指の描写には定評があり、多くの[[手フェチ指フェチ]]を生み出した。またの名を『指芸』
所属していた会社がドーマ編で遊戯王から撤退したため、最後に作画したのは前述の「OVER LAP」となった。
その後、その作画の腕が買われたのか、10周年記念映画では作画監督を担当する。相変わらずの顔芸だった。

・原憲一
遊戯王シリーズ皆勤(東映版除く)の作画監督。伝説のあの回の作画担当にしてあの町やあの%%ギアス%%北欧神話集団のキャラデザ担当。
初期は「もみじAIBO」「耳がでかい」など個性強かったが、GX。そして劇場版を期に急成長し第二の加々美扱いされるようになる。
GX、5D's、ZEXALで神作画扱いされるのは基本的にこの人の回。ゴッズ終盤ではちょっと崩れたけど

・高橋和徳
加々美氏にやや似た美麗作画を描く作画監督。動き・演出に定評がある。
加々美氏と同じ会社に所属しているため、タッグで作監を務めたりどちらかが作監の時はもう一人が原画にいることが多い。
彼とは耳の位置や主線の太さで見分けることができる。彼が原画にいないときはわりと独特な作画になるが良作画。
だがZEXALでは子供が苦手なのか、ZEXALキャラが苦手なのか、V以外がちょっとおかしなことになっていた。

・井上善勝
ニコニコ動画あたりを中心に皆から愛される作画監督。誰でも見分けられる超鋭角のAGOが特徴。
特に社長、バクラ、闇遊戯が相性が悪いらしく、定期的にあごがAGOになる。(でも予算と期間があればわりと特徴があるだけの普通の作画になる。)
なのになぜかほぼ同一人物の神官セト、盗賊王バクラ、アテムは崩れるどころか、&bold(){むしろかっこいい}。どういうことなの・・・・・・
あと女の子・子供にはとっても優しく、とてもかわいい。そして彼を代表する『横顔』は他の作画監督に引けを取らないほどのかっこよさと美しさ。
ちなみに動きも良い。しかし回によってギャップが大きい。予算か・・・

・川口敬一郎
&bold(){大邪神}。原画を直しきれないためにほとんどの作画が崩れる。唯一崩れなかったのは「御伽!」と言う闇遊戯くらい。
しかも良作画を作る加々美氏他の後の話を担当したために、おそろしくインパクトに残ってしまった人。
2005年に『メルヘヴン』で初めて監督を務めて以降、かなり仕事の早い監督として頑張っている。(ハヤテのごとく!ではやりすぎで降ろされたけど)
これからは監督してぜひ頑張っていっていただきたい。

・波風立流
デュエルモンスターズには参加していないが、わりと話題にされるのでついでに。5D's&ZEXALで作画監督を担当。本名は曽我部孝。
他の作品では超速作画アニメーターとして有名だが、5D'sではその特徴的な作画・・・というか遊星の作画がつかめなかったのか、
非常に崩れた遊星や別人の遊星さんを量産していたために心無いファンからヘタクソ呼ばわりされていたが、後半慣れて来たのか超進化を果たす。
というか他作品だと有名な超ベテラン組なんだけどね。





次回、『追記・修正人死す!』デュエルスタンバイ!

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- 余談の部分が2ch辞典やニコ百からのパクリじゃねーか。作監の話広げたいなら、せっかく項目があるんだからそっちでやれ  -- 名無しさん  (2014-10-02 16:51:21)
- 悪意がある、とまでは言わんがどーもひねくれた書き方だな  -- 名無しさん  (2014-10-02 17:20:31)
- ↑金のなる木だの売り物にならなくなるまでづづづ  -- 名無しさん  (2014-12-13 23:43:32)
- 続けられるだろう、だの妙に嫌な言い様だな。  -- 名無しさん  (2014-12-13 23:45:23)
- リマスター版で久々に見たがDEATH-Tなしだとニコマークえらい唐突だな。初戦は東映版でやってたからこっち持ってきたんだろうけど。  -- 名無しさん  (2015-02-11 08:07:58)
- 来月からバトルシティの再放送やります  -- ジバニャン  (2015-03-03 10:16:45)
- じーちゃん、ビデオに閉じ込められても問題なく、おまけに快適に過ごしてたんだよな……。そのままにしてても問題なくない?  -- 名無しさん  (2015-03-03 11:04:44)
- ↑カード屋どうすんのよw  -- 名無しさん  (2015-05-23 16:34:22)
- ↑5事実だから否定は出来まい。↑畳んじまえっ!  -- 名無しさん  (2015-05-23 17:33:12)
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