タルト(愛媛)

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タルト(愛媛) - (2014/01/08 (水) 20:18:43) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/06/08(金) 20:27:09
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&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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?「フルーツ?乗っとるわけないやん!タルトよ?」


#center(){&font(#ff0000){愛媛以外ではフルーツがのってあるのが普通なんです}}


?「え?愛媛以外ないん?」


#center(){&font(#ff0000){無いです}}

?「えぇ!ウソやろ!」



#center(){&font(#ff0000){これが一般的なタルトです}}






タルトとは、タルト生地(もしくはパイ生地・ビスケット記事)にフルーツやクリーム・[[ジャム]]を乗せた洋菓子。
甘さ控えめ・サクサクの生地の上にたっぷり乗った濃厚クリーム、キラキラと輝く季節のフルーツ…(゜Д゜)ウマー
全国展開しているタルト専門店なんてものもあるほどなので、一般的な菓子と言えるであろう。



全国的には以上のとおり。しかし[[愛媛県]]だけは違う。
 



●愛媛のタルト

[[カステラ>カステイラ]]生地に柚子風味の餡子を乗せて

「の」の字に巻く。

これをタルトというのだ。

味は柔らかな甘さの中にほんのり柚子餡がいい風味を出している。

 
【歴史】
正保4年(1647年)松山潘初代藩主&font(#ff0000){松平定行}は長崎探題職を兼務しており、長崎に入港したポルトガル船より南蛮菓子に接し、
その味にいたく感動し製法を松山に持ち帰ったと云われる。その南蛮菓子はカステラの中にジャムが入ったロールケーキだったのではないかと。
餡入りタルトは定行が独自に考案したものとされる。
以後松平家の家伝として受け継がれ、明治になって松山の菓子職人に技術が伝わり愛媛の銘菓となった。
 
「焼き菓子」を意味するラテン語の「トルテ」が由来(諸説あり)




●有名なメーカー

○一六本舗

タルトといえば一六!といわれるぐらい有名なメーカー。
CMでは故・伊丹十三氏がナレーションと出演を務めていた。


○六時屋

一六と双璧を成す有名メーカー。「針はまっすぐ誠実に」というキャッチフレーズがある。ちなみに流れるのは六時である。


○ハタダ

栗タルトが有名。モンドセレクションまでもらった凄いタルト。ハタダお菓子館という建物内で作っている所が見学可能。


○亀井製菓

伊予柑を混ぜた伊予柑タルトなるものがある。


○うつぼ屋

坊ちゃん団子も有名だが、タルトもある。


○あわしま堂

比較的安く美味い。愛媛県内スーパー(○ジ・イ○ン・セ○ンスター等)や県外のスーパーでも買うことができるため、見つけたタルトのメーカーはこれかもしれない。 


○阿里弥

変わり種。味わった人が少ないためソース不足だが、[[抹茶>抹茶(お菓子)]]やリンゴのタルトに粒餡を巻いた「俳果羅タルト」なるものがあるらしい。


○イソップ製菓

[[熊本県]]で生産されたタルト。こちらもソース不足。情報求む。



●食べ方

○そのままガブリッ!
一番オーソドックスにして王道。餡子とカステラのハーモニーが味わえる。お茶うけに最適。

○牛乳と。
意外に合うパターン。甘さを牛乳がうまく中和していい感じになる。

○一本食い
大食いよろしく恵方巻きのようにイクのもいいかもしれない。ただし、餡子が意外に重たいのでよほど自信がないと途中で泣きを見ることになる。

○キャストオフ
まず、カステラと餡子を分ける。カステラを食べた後、餡子を食べる。
ただこれだけなのだが、別々に食べることでそれぞれの良さが引き立ち、うまい具合に幸せな気分になれる。


 
 
追記・修正してかまんですか?

タルト食べながらやったらええよ〜。


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