ベアナックル(マキバオー)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/09/05(月) 20:19:14 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){ベアナックル}とは、『[[みどりのマキバオー]]』に登場する競走馬?である。 CV:長嶝高士 所属厩舎:栗東・鍋島厩舎 主戦騎手:江里口信夫 父=カツラデエース 母=クウェーヴァー |判明している競走成績| |東京|青葉賞|1着|芝2400|(ミドリマキバオー)| |東京|東京優駿|3着|芝2400|カスケード/ミドリマキバオー| |阪神|宝塚記念|14着|芝2200|トゥカッター| |京都|京都新聞杯|競争中止|芝2200|プレミア| |京都|菊花賞|競争中止|芝3000|アマゴワクチン| |京都|京都金杯|1着|芝2000|?????| |ドバイ|ドバイWC4C|1着|ダ2500|(ストーンド)| |ドバイ|ドバイWC5C|3着|芝2400|エルサレム| |中山|JCC|4着|芝2500|ブリッツ| 性格は卑怯でお調子者。 調教の時間になるとあらゆる仮病でサボろうとし、雨が降るだけでやる気を無くす。 さらに自分がヨゴレなのに汚れるのを嫌う。 騎手にすら&color(lightgray){史上最強の}駄馬と言われた。 初登場は週刊59馬。 ダービーに向けて管助に自信をつけさせるため出場した青葉賞で出場馬として登場、この時はまだ卑屈な感じだった。 (ついでに、まだ馬らしく4足歩行していた) しかし、青葉賞でマキバオーを下してから、全力で調子に乗り出す。 実は青葉賞ではラストにとんでもないタイムを出している。   ダービーにも出場し、序盤にスタートのゲートで鼻をぶつけ、遅れるものの、ラストの直線で謎の追い上げを見せ、一度は先頭に立ち、3着という健闘を見せる。 しばらく経った後菊花賞前にマキバオーと再会。京都新聞杯で&bold(){スタート直後に騎手を振り落としゴールまで先頭で疾走する}&footnote(これは実際にレースで発生した事があり、1985年札幌日経賞のギャロップダイナや2008年エリザベス女王杯のポルトフィーノ等が有名。)(判定は競走中止)、[[アニメ版主題歌のオチ>走れコウタロー]]の様なポカをやらかしたせいか浮浪者の如く荒んでいたが、 マキバオーから「自分に勝った馬の一頭だし…(意訳)」と慰められたせいで自身を&bold(){3強に並ぶ4強}と言い出し即立ち直った。 &font(l){なおそんなアレな様子を見て飯冨調教師はマキバオーに近寄らない様に言うも、その夜芸者遊びに舞妓女装したベアを呼んでいた。} そして菊花賞本番のさい、調子に乗ってコーナーが曲がりきれず、ラチ蹴りで強引に曲がるという荒技を披露。 しかし二回目は失敗して&color(gold){金玉}を&color(red){強打して気絶}。彼の菊花賞はそのまま終了した。ついでに場所が場所だったので実況から「気性難対策に騙馬(金玉を取られた馬)化でも…(意訳)」なんて言われたり。 &s(){そして後の世で、[[某三冠馬がレースで盛大に外ラチに大逸走して二位に喰い込んだ>2012年第60回阪神大賞典]]姿がこの時のベアナックルに擬えられることになるのは別の話。} 有馬記念には「腫れ上がった金玉をぶら下げてレースに出せるか」というオーナーの意向で出場しなかったが、強引に参加しようとして係員につまみ出された。 その後、WC編では同じ栗東に所属しているワクチンの動きから本田リッチファームでマキバオーたちがドバイ遠征に向けて特訓していることを嗅ぎつけたようで、自分も無断で合流するも特訓を嫌がってサボり・ズル・逃亡などを繰り返しており本田社長たちも呆れていた。 何だかんだで一緒に海外に行けたのだが、旅客機では中継地のシンガポールまで1人だけエコノミークラス&周囲の客の関係でリクライニングも肘掛もないままだった(マキバオー達はビジネスクラス。他の馬はそもそも椅子に座れないので別の方法)。 そして時間に余裕もないのにマキバオーを連れ出してシンガポール観光に出かけ、案の定出発の時間に間に合わなくなりそうになってしまう。 マキバオーの「空港まで全力で走ればギリギリ間に合う」という提案に「競走馬のすることか」と言うも &font(#ff0000){そもそも競走馬がタクシーに乗る方がおかしい}ということをマキバオーに言われて気づき 空港まで走り出すも怠け根性がわざわいし、ズルをしようとした結果見事に失敗し置いてけぼりをくらった。 おまけにそのことをドバイについてから気付かれたうえに金も何も持ってないとわかったうえで放置されていた(他の馬も「そんなことか」と全く気にしていない)。 しかし第4R目から乱入、出場馬不足に悩んでいた日本チームを救った。 ちなみにこの時、シンガポールからドバイまでを泳いで渡るというふざけた事をしている。 その時付いてきた猫達との友情の末、毒リンゴ事件をきっかけにニャンキーの弔い合戦を決意する。 (ベアも毒リンゴを食ったが、何故か毒が効かなかった。) そのレースにおいて、&color(blue){だんだんと水没していく泥沼コート}で泳ぎのスキルの差と&color(red){猫魂}で第4Rを制した。 この辺りでは既に平然と直立2足歩行しており、もう馬なんだかなんだかわからない動物と化しつつある。 馬じゃなくて[[UMA>未確認生物(UMA)]]なんじゃなかろうか? その後、砂漠で遭難したりするものの、何とか助かり、そのまま第5Rにも出場。 こいつの体力どうなってんの? そんな状態で出場した第5Rでは、&bold(){まさかの大逃げを選択。}しかも、序盤は完全にペースを支配していた。 終盤こそエルサレム、マキバオーに抜かれるものの、そのレースでも世界のエリート馬たちを蹴散らし3着になっている。 エルサレムとマキバオーのことばかりピックアップされてしまうレースだが、何気に凄いことをやってのけているのだ。 しかも、彼はそんな無茶な走りをしても馬体に何らダメージは負わず、無事にレースを終えている。   その後、2年間の間は世界各国を周り、引退レースのエルサレム、そしてドバイ戦で致命傷を負いながら奇跡の生還を果たしたマキバオーと再び戦った。 この時には外見も大幅に変わっており、顔がでかくなっているうえにライオンのようなたてがみになっていた。 そしてそのレースでもチート王ブリッツ、聖馬エルサレム、負傷後の低迷を覆す意地を見せた白い奇跡マキバオーに続き、4着となっている。 と、出場したレースでは化け物共との戦いでもどれも好レースを演じている事や、ツァビデルにも「日本最強馬かもしれねえな…。」と言わせるあたり、マジで日本最強馬かもしれない。 また豊富な体力だけでなく尋常でない末脚の持ち主であり、日本最強の末脚を持つと言われるマキバオーやカスケードがマスタングスペシャルや二の足といった特殊な走法を使用するのに比べて、&color(red){彼は素の走りでマスタングスペシャル(きつつき戦法抜き)を上回る末脚を持っているのだ。} 実際、彼が勝っているレースは2回とも後ろからの驚異的な追い上げで勝っている。 なんなんだアンタは。 ただ同時に「致命的なまでに頭が悪いためにガムシャラに走ることしかできず、それらの能力を活かしきれていないから」レースでは勝てないともツァビデルに評されている。 しかし、先述の通りドバイWC4Cは勝利しているため、ツァビデルの予想を少なくても一度は覆していることとなる。 また、彼が言うことを聴かずに暴走することは騎手なら皆知っているため、&bold(){これだけの素質馬でありながら誰も騎乗したがらない}。 一度ドバイWC4Cで『騎手がおらず、代役をやむを得ず乗せるしかないか』という状態になったときは、マキバオーの主戦山本菅助はもちろん、「若き天才ジョッキー」と評される滝川正和ですら非常に嫌がっていた。 唯一乗れるのは江里口信夫というベテラン騎手だけだが、その彼でも制御できないことが多く、「(乗るだけで)しんどい」と漏らしている。 ちなみに父名のモデルは、恐らく1984年ジャパンカップにて三冠馬2頭を倒し日本馬初勝利をあげた「カツラギエース」と思われる。 番外編『んあっ!!マキバオーの『凱旋門賞』観戦記なのねっ!』(『たいようのマキバオー』1巻収録)では、マキバオーと共にパリを訪問。 「自分で自分の馬券を買う」というセコい凱旋門賞での儲け方を思いつくが、 いざ「自分たちの」馬券を買おうとしたら「ないよ」と一刀両断され、しかたなく超低オッズの[[ディープインパクト>ディープインパクト(競走馬)]]を買うもそれも3着に終わり、パリの恐ろしさを痛感し2頭で黄昏るのであった…。&font(l){恐らくこの後、ディープ失格という追い打ちを掛けられたことは想像に難くない} 続編『たいようのマキバオー』では5巻にて、九州生まれの活躍馬として地元では英雄扱いされていることが判明。 だが佐賀に立つ彼の銅像は、騎手の福留隼人の「(ベアナックルは)&bold(){馬じゃねえ……}」なんて発言を後押しする程馬離れした、&bold(){角が生えたライオンと猛牛と馬のキメラじみた姿だった}。 そして完結編『たいようのマキバオーW』19巻で、ついに本馬が登場。なんと南米アマゾンの奥地におり、&bold(){本当に角が生えている}上に左目が潰れており、言葉もカタコトとなっていた。&bold(){誰だお前は}。 現地では「伝説の生物・バーナコー」と呼ばれ、「獅子より強く馬より速い」「その体に触れることができれば真の勇者」と語られている。 もはや馬ではなく[[UMA>未確認生物(UMA)]]であるが、これは決してただのギャグ描写だけではない。 本馬と同じく『暴走することで潜在能力を発揮させる』タイプのドイツ馬のムスターヴェルクというのが出てくるのだが、その闘争心を発揮させるために「普段は馬房に閉じ込め自由の無い環境に置かれ、自由に走れるのはレースする時の10分しか許されていない」という馬なのである。 あまりのやり口に「虐待ではないか」と指摘されても、陣営は&bold(){「自由で負ければ処分される以上、不自由でも勝つ方が幸せではないか」}と返している。 現実世界の競走馬たちがそうであるように、[[サラブレッド]]は本来&bold(){人の手無しでは生きることができない存在}である。 しかし本馬はムスターヴェルクのような暴走馬でありながら「自由に人の手無しに生き走る術」を持ち、作中最高の騎手でさえ最早触れるのが精一杯という程である。 作中の馬たちで、&bold(){極限の自由を掴んだうえで生きる強さを持っているのは本馬だけ}といえよう。 余談だが、『みどりのマキバオー』単行本全16巻の表紙で、写ったキャラは、 マキバオー 15回 菅助 11回 チュウ兵衛 6回 [[カスケード>カスケード(マキバオー)]] 1回 昌虎 源次郎 若ぞう 1回 &color(red){ベアナックル 2回} 他 0回 ベアナックルは何故か他のライバル馬を差し置いて2回も登場している、しかも片方は&color(red){単独で。}(マキバオーが表紙に出なかったのはこの時のみ。) 文庫・電子書籍版全10巻でもマキバオー8回(内2回はチュウ兵衛・1回は菅助とのツーショット)で後はカスケードとベアナックルで1回づつ、 『たいようのマキバオーW』表紙でも 群れの長老になっても眼光が鋭いツァビデル(10巻) 多数の産駒を各地に持ちつつ現役時代と変わらぬ凄みを見せるカスケード(12巻) ドバイで後進の指導に当たっていた事からアラブ風服を纏うミドリマキバオー(最終20巻)となる中で、 僅かな出番ながら一変した姿を19巻表紙で見せたのはつの丸の愛が窺える。   &color(brown){「冥殿!助けてくれ助けてやってくれ〜〜!!!」} &color(brown){「わしゃ知らんかったんや…立て逃げ項目を荒らすと灰汁禁になる事を…知らんかったんや〜〜!!」} &color(blue){「これ……騙しリンク入れられてんだぞ…お前が灰汁禁になったのはそのためだ。」} &color(brown){「!! な…なんやって〜〜!?」} &color(brown){「先に…10コも荒らしといて気づかねえなんて…わしゃマヌケ野郎じゃ〜〜!!」} &color(blue){「そんなに荒らしたんかい!?」} &color(blue){「…いや…よくやった、よくぞ荒らしてくれた…お前が卑しく汚ねえ奴でなかったら…他の奴らが灰汁禁になっていたよ…。」} &color(blue){「よくぞ独りで荒らしてくれた、お前が腐った根性の持ち主だったおかげだよ。」} &color(blue){「項目のロックと灰汁禁は解除しておいた…後はお前がやれ…。」} &color(brown){「やるぜ…やってやる…」} #center(){&color(brown){「追記・修正じゃ〜〜〜〜っ!!!」}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,19) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - とうとう角まで生やして、アマゾンの奥地で伝説の生物と化しとるんだが… -- 名無しさん (2016-08-19 23:20:47) - カスケードからも日本最強馬だが頭が悪すぎてレースで勝てる馬ではないとか言われてる -- 名無しさん (2020-10-06 22:14:53) - こいつをゲーム版ウマ娘のデータで再現しようとしたら、賢さ以外のステータスがバカ高い代わりに賢さは壊滅的に低く、何も考えずに走るだけなので脚質適性も壊滅的、すぐにバッドステータスやマイナススキルだらけになるとかそういう感じになりそう(パワプロなら、ステータスが軒並み高い代わりに赤特だらけってノリだ) -- 名無しさん (2021-04-13 00:23:20) - ↑ということは賢さ3のウマ娘二人から継承させて、レースでスキルポイント稼がせる路線にすればうまぴょい狙えるな……。菊花賞1着で専用演出ありそう -- 名無しさん (2021-05-10 09:41:34) - ゴルシっぽい。頭が悪い以外は -- 名無しさん (2021-05-10 09:54:44) - メイケイエールというメスのベアナックルが出てくるとは思わなかった -- 名無しさん (2021-05-26 21:02:56) - 頭が壊滅的に悪いからこそリミッタ―が存在してなくて異常な強さを持ってるんだろうなって思う頭がよくなったら逆に弱くなりそう -- 名無しさん (2021-07-12 01:33:25) - ↑2メイケイエールちゃんはちょっとアホの子なだけで本人は至って大真面目だから……(震え声) -- 名無しさん (2021-07-14 13:33:12) - 首から下は日本一 -- 名無しさん (2021-07-15 23:31:24) - 今更なんだが、こいつとカスケードがマキバオーと同い年なのが恐ろしいような。甘く見ても本編時は人間なら後のウマ娘くらいの年齢なんだぞ…。 -- 名無しさん (2021-07-21 08:32:17) - 最近なぜかゴルシとか言われるけどステゴかオルフェのが近いだろ -- 名無しさん (2021-07-31 21:35:45) - 頭は残念だが、色々チートキャラなんだよな -- 名無しさん (2021-08-18 16:19:11) - 九州生まれの活躍馬…ヨカヨカも地元で英雄扱いされるかな… -- 名無しさん (2021-09-22 22:33:56) - オルフェーヴルの阪神大賞典を実況した岡安が、「あんなレースしたのを見たのはオルフェ、マルゼンスキー、ベアナックルだけ」って言ってたw -- 名無しさん (2021-11-06 13:53:47) - 才能だけなら間違いなく作中でも一番なんだがな -- 名無しさん (2022-03-15 01:18:35) - ウマ娘化したら知力だけは絶対に上がらない特殊補正されてそう -- 名無しさん (2022-08-13 12:14:54) - 「ん?どこかで見たことある性格だって? 鏡の前に居ると思うよ?」←信者られるかこの痛い腐れ文。コメント欄じゃ無いんだぜ… -- 名無しさん (2022-08-31 05:43:33) - 低レベル且つ不快な作文。こんなモノにクオリティなんぞ求めないが、ここまでの低能クズは編集ごっこなんぞしたらダメだ。出しゃばるな -- 名無しさん (2022-08-31 05:45:45) - そのコメントこの記事を見に来た全く関係のない俺が傷つくんだけどどうしてくれんだ -- 名無しさん (2022-12-15 01:17:49) - つの丸はイケメンでカッコいいキャラが嫌いだから不細工でカッコいい動物が大好きって公言してるわけで、ある意味では作者のロマンを全てぶち込んだキャラ -- 名無しさん (2022-12-15 01:59:22) - 九州産馬の彼が登場して27年。遂につの丸でも書くことができなかった九州産のG1馬が誕生したか。 -- 名無しさん (2023-04-16 14:33:58) - こういう手のキャラは作者もリミッター外して書けるからお気に入りになるのも自然 -- 名無しさん (2023-04-22 09:24:22) - マキバオー同様、女(牝馬)に興味はなかった模様。こいつの遺伝子を残せなかったのは残念なような救いなような… -- 名無しさん (2023-11-17 08:12:24) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/09/05(月) 20:19:14 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){ベアナックル}とは、『[[みどりのマキバオー]]』に登場する競走馬?である。 CV:長嶝高士 所属厩舎:栗東・鍋島厩舎 主戦騎手:江里口信夫 父=カツラデエース 母=クウェーヴァー |判明している競走成績| |東京|青葉賞|1着|芝2400|(ミドリマキバオー)| |東京|東京優駿|3着|芝2400|カスケード/ミドリマキバオー| |阪神|宝塚記念|14着|芝2200|トゥカッター| |京都|京都新聞杯|競争中止|芝2200|プレミア| |京都|菊花賞|競争中止|芝3000|アマゴワクチン| |京都|京都金杯|1着|芝2000|?????| |ドバイ|ドバイWC4C|1着|ダ2500|(ストーンド)| |ドバイ|ドバイWC5C|3着|芝2400|エルサレム| |中山|JCC|4着|芝2500|ブリッツ| 性格は卑怯でお調子者。 調教の時間になるとあらゆる仮病でサボろうとし、雨が降るだけでやる気を無くす。 さらに自分がヨゴレなのに汚れるのを嫌う。 騎手にすら&color(lightgray){史上最強の}駄馬と言われた。 初登場は週刊59馬。 ダービーに向けて管助に自信をつけさせるため出場した青葉賞で出場馬として登場、この時はまだ卑屈な感じだった。 (ついでに、まだ馬らしく4足歩行していた) しかし、青葉賞でマキバオーを下してから、全力で調子に乗り出す。 実は青葉賞ではラストにとんでもないタイムを出している。   ダービーにも出場し、序盤にスタートのゲートで鼻をぶつけ、遅れるものの、ラストの直線で謎の追い上げを見せ、一度は先頭に立ち、3着という健闘を見せる。 しばらく経った後菊花賞前にマキバオーと再会。京都新聞杯で&bold(){スタート直後に騎手を振り落としゴールまで先頭で疾走する}&footnote(これは実際にレースで発生した事があり、1985年札幌日経賞のギャロップダイナや2008年エリザベス女王杯のポルトフィーノ等が有名。)(判定は競走中止)、[[アニメ版主題歌のオチ>走れコウタロー]]の様なポカをやらかしたせいか浮浪者の如く荒んでいたが、 マキバオーから「自分に勝った馬の一頭だし…(意訳)」と慰められたせいで自身を&bold(){3強に並ぶ4強}と言い出し即立ち直った。 &font(l){なおそんなアレな様子を見て飯冨調教師はマキバオーに近寄らない様に言うも、その夜芸者遊びに舞妓女装したベアを呼んでいた。} そして菊花賞本番のさい、調子に乗ってコーナーが曲がりきれず、ラチ蹴りで強引に曲がるという荒技を披露。 しかし二回目は失敗して&color(gold){金玉}を&color(red){強打して気絶}。彼の菊花賞はそのまま終了した。ついでに場所が場所だったので実況から「気性難対策に騙馬(金玉を取られた馬)化でも…(意訳)」なんて言われたり。 &s(){そして後の世で、[[某三冠馬がレースで盛大に外ラチに大逸走して二位に喰い込んだ>2012年第60回阪神大賞典]]姿がこの時のベアナックルに擬えられることになるのは別の話。} 有馬記念には「腫れ上がった金玉をぶら下げてレースに出せるか」というオーナーの意向で出場しなかったが、強引に参加しようとして係員につまみ出された。 その後、WC編では同じ栗東に所属しているワクチンの動きから本田リッチファームでマキバオーたちがドバイ遠征に向けて特訓していることを嗅ぎつけたようで、自分も無断で合流するも特訓を嫌がってサボり・ズル・逃亡などを繰り返しており本田社長たちも呆れていた。 何だかんだで一緒に海外に行けたのだが、旅客機では中継地のシンガポールまで1人だけエコノミークラス&周囲の客の関係でリクライニングも肘掛もないままだった(マキバオー達はビジネスクラス。他の馬はそもそも椅子に座れないので別の方法)。 そして時間に余裕もないのにマキバオーを連れ出してシンガポール観光に出かけ、案の定出発の時間に間に合わなくなりそうになってしまう。 マキバオーの「空港まで全力で走ればギリギリ間に合う」という提案に「競走馬のすることか」と言うも &font(#ff0000){そもそも競走馬がタクシーに乗る方がおかしい}ということをマキバオーに言われて気づき 空港まで走り出すも怠け根性がわざわいし、ズルをしようとした結果見事に失敗し置いてけぼりをくらった。 おまけにそのことをドバイについてから気付かれたうえに金も何も持ってないとわかったうえで放置されていた(他の馬も「そんなことか」と全く気にしていない)。 しかし第4R目から乱入、出場馬不足に悩んでいた日本チームを救った。 ちなみにこの時、シンガポールからドバイまでを泳いで渡るというふざけた事をしている。 その時付いてきた猫達との友情の末、毒リンゴ事件をきっかけにニャンキーの弔い合戦を決意する。 (ベアも毒リンゴを食ったが、何故か毒が効かなかった。) そのレースにおいて、&color(blue){だんだんと水没していく泥沼コート}で泳ぎのスキルの差と&color(red){猫魂}で第4Rを制した。 この辺りでは既に平然と直立2足歩行しており、もう馬なんだかなんだかわからない動物と化しつつある。 馬じゃなくて[[UMA>未確認生物(UMA)]]なんじゃなかろうか? その後、砂漠で遭難したりするものの、何とか助かり、そのまま第5Rにも出場。 こいつの体力どうなってんの? そんな状態で出場した第5Rでは、&bold(){まさかの大逃げを選択。}しかも、序盤は完全にペースを支配していた。 終盤こそエルサレム、マキバオーに抜かれるものの、そのレースでも世界のエリート馬たちを蹴散らし3着になっている。 エルサレムとマキバオーのことばかりピックアップされてしまうレースだが、何気に凄いことをやってのけているのだ。 しかも、彼はそんな無茶な走りをしても馬体に何らダメージは負わず、無事にレースを終えている。   その後、2年間の間は世界各国を周り、引退レースのエルサレム、そしてドバイ戦で致命傷を負いながら奇跡の生還を果たしたマキバオーと再び戦った。 この時には外見も大幅に変わっており、顔がでかくなっているうえにライオンのようなたてがみになっていた。 そしてそのレースでもチート王ブリッツ、聖馬エルサレム、負傷後の低迷を覆す意地を見せた白い奇跡マキバオーに続き、4着となっている。 と、出場したレースでは化け物共との戦いでもどれも好レースを演じている事や、ツァビデルにも「日本最強馬かもしれねえな…。」と言わせるあたり、マジで日本最強馬かもしれない。 また豊富な体力だけでなく尋常でない末脚の持ち主であり、日本最強の末脚を持つと言われるマキバオーやカスケードがマスタングスペシャルや二の足といった特殊な走法を使用するのに比べて、&color(red){彼は素の走りでマスタングスペシャル(きつつき戦法抜き)を上回る末脚を持っているのだ。} 実際、彼が勝っているレースは2回とも後ろからの驚異的な追い上げで勝っている。 なんなんだアンタは。 ただ同時に「致命的なまでに頭が悪いためにガムシャラに走ることしかできず、それらの能力を活かしきれていないから」レースでは勝てないともツァビデルに評されている。 しかし、先述の通りドバイWC4Cは勝利しているため、ツァビデルの予想を少なくても一度は覆していることとなる。 また、彼が言うことを聴かずに暴走することは騎手なら皆知っているため、&bold(){これだけの素質馬でありながら誰も騎乗したがらない}。 一度ドバイWC4Cで『騎手がおらず、代役をやむを得ず乗せるしかないか』という状態になったときは、マキバオーの主戦山本菅助はもちろん、ワクチンの主戦騎手である山中馬之助も非常に嫌がっていた。 唯一乗れるのは江里口信夫というベテラン騎手だけだが、その彼でも制御できないことが多く、「(乗るだけで)しんどい」と漏らしている。 ちなみに父名のモデルは、恐らく1984年ジャパンカップにて三冠馬2頭を倒し日本馬初勝利をあげた「カツラギエース」と思われる。 番外編『んあっ!!マキバオーの『凱旋門賞』観戦記なのねっ!』(『たいようのマキバオー』1巻収録)では、マキバオーと共にパリを訪問。 「自分で自分の馬券を買う」というセコい凱旋門賞での儲け方を思いつくが、 いざ「自分たちの」馬券を買おうとしたら「ないよ」と一刀両断され、しかたなく超低オッズの[[ディープインパクト>ディープインパクト(競走馬)]]を買うもそれも3着に終わり、パリの恐ろしさを痛感し2頭で黄昏るのであった…。&font(l){恐らくこの後、ディープ失格という追い打ちを掛けられたことは想像に難くない} 続編『たいようのマキバオー』では5巻にて、九州生まれの活躍馬として地元では英雄扱いされていることが判明。 だが佐賀に立つ彼の銅像は、騎手の福留隼人の「(ベアナックルは)&bold(){馬じゃねえ……}」なんて発言を後押しする程馬離れした、&bold(){角が生えたライオンと猛牛と馬のキメラじみた姿だった}。 そして完結編『たいようのマキバオーW』19巻で、ついに本馬が登場。なんと南米アマゾンの奥地におり、&bold(){本当に角が生えている}上に左目が潰れており、言葉もカタコトとなっていた。&bold(){誰だお前は}。 現地では「伝説の生物・バーナコー」と呼ばれ、「獅子より強く馬より速い」「その体に触れることができれば真の勇者」と語られている。 もはや馬ではなく[[UMA>未確認生物(UMA)]]であるが、これは決してただのギャグ描写だけではない。 本馬と同じく『暴走することで潜在能力を発揮させる』タイプのドイツ馬のムスターヴェルクというのが出てくるのだが、その闘争心を発揮させるために「普段は馬房に閉じ込め自由の無い環境に置かれ、自由に走れるのはレースする時の10分しか許されていない」という馬なのである。 あまりのやり口に「虐待ではないか」と指摘されても、陣営は&bold(){「自由で負ければ処分される以上、不自由でも勝つ方が幸せではないか」}と返している。 現実世界の競走馬たちがそうであるように、[[サラブレッド]]は本来&bold(){人の手無しでは生きることができない存在}である。 しかし本馬はムスターヴェルクのような暴走馬でありながら「自由に人の手無しに生き走る術」を持ち、作中最高の騎手でさえ最早触れるのが精一杯という程である。 作中の馬たちで、&bold(){極限の自由を掴んだうえで生きる強さを持っているのは本馬だけ}といえよう。 余談だが、『みどりのマキバオー』単行本全16巻の表紙で、写ったキャラは、 マキバオー 15回 菅助 11回 チュウ兵衛 6回 [[カスケード>カスケード(マキバオー)]] 1回 昌虎 源次郎 若ぞう 1回 &color(red){ベアナックル 2回} 他 0回 ベアナックルは何故か他のライバル馬を差し置いて2回も登場している、しかも片方は&color(red){単独で。}(マキバオーが表紙に出なかったのはこの時のみ。) 文庫・電子書籍版全10巻でもマキバオー8回(内2回はチュウ兵衛・1回は菅助とのツーショット)で後はカスケードとベアナックルで1回づつ、 『たいようのマキバオーW』表紙でも 群れの長老になっても眼光が鋭いツァビデル(10巻) 多数の産駒を各地に持ちつつ現役時代と変わらぬ凄みを見せるカスケード(12巻) ドバイで後進の指導に当たっていた事からアラブ風服を纏うミドリマキバオー(最終20巻)となる中で、 僅かな出番ながら一変した姿を19巻表紙で見せたのはつの丸の愛が窺える。   &color(brown){「冥殿!助けてくれ助けてやってくれ〜〜!!!」} &color(brown){「わしゃ知らんかったんや…立て逃げ項目を荒らすと灰汁禁になる事を…知らんかったんや〜〜!!」} &color(blue){「これ……騙しリンク入れられてんだぞ…お前が灰汁禁になったのはそのためだ。」} &color(brown){「!! な…なんやって〜〜!?」} &color(brown){「先に…10コも荒らしといて気づかねえなんて…わしゃマヌケ野郎じゃ〜〜!!」} &color(blue){「そんなに荒らしたんかい!?」} &color(blue){「…いや…よくやった、よくぞ荒らしてくれた…お前が卑しく汚ねえ奴でなかったら…他の奴らが灰汁禁になっていたよ…。」} &color(blue){「よくぞ独りで荒らしてくれた、お前が腐った根性の持ち主だったおかげだよ。」} &color(blue){「項目のロックと灰汁禁は解除しておいた…後はお前がやれ…。」} &color(brown){「やるぜ…やってやる…」} #center(){&color(brown){「追記・修正じゃ〜〜〜〜っ!!!」}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,19) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - とうとう角まで生やして、アマゾンの奥地で伝説の生物と化しとるんだが… -- 名無しさん (2016-08-19 23:20:47) - カスケードからも日本最強馬だが頭が悪すぎてレースで勝てる馬ではないとか言われてる -- 名無しさん (2020-10-06 22:14:53) - こいつをゲーム版ウマ娘のデータで再現しようとしたら、賢さ以外のステータスがバカ高い代わりに賢さは壊滅的に低く、何も考えずに走るだけなので脚質適性も壊滅的、すぐにバッドステータスやマイナススキルだらけになるとかそういう感じになりそう(パワプロなら、ステータスが軒並み高い代わりに赤特だらけってノリだ) -- 名無しさん (2021-04-13 00:23:20) - ↑ということは賢さ3のウマ娘二人から継承させて、レースでスキルポイント稼がせる路線にすればうまぴょい狙えるな……。菊花賞1着で専用演出ありそう -- 名無しさん (2021-05-10 09:41:34) - ゴルシっぽい。頭が悪い以外は -- 名無しさん (2021-05-10 09:54:44) - メイケイエールというメスのベアナックルが出てくるとは思わなかった -- 名無しさん (2021-05-26 21:02:56) - 頭が壊滅的に悪いからこそリミッタ―が存在してなくて異常な強さを持ってるんだろうなって思う頭がよくなったら逆に弱くなりそう -- 名無しさん (2021-07-12 01:33:25) - ↑2メイケイエールちゃんはちょっとアホの子なだけで本人は至って大真面目だから……(震え声) -- 名無しさん (2021-07-14 13:33:12) - 首から下は日本一 -- 名無しさん (2021-07-15 23:31:24) - 今更なんだが、こいつとカスケードがマキバオーと同い年なのが恐ろしいような。甘く見ても本編時は人間なら後のウマ娘くらいの年齢なんだぞ…。 -- 名無しさん (2021-07-21 08:32:17) - 最近なぜかゴルシとか言われるけどステゴかオルフェのが近いだろ -- 名無しさん (2021-07-31 21:35:45) - 頭は残念だが、色々チートキャラなんだよな -- 名無しさん (2021-08-18 16:19:11) - 九州生まれの活躍馬…ヨカヨカも地元で英雄扱いされるかな… -- 名無しさん (2021-09-22 22:33:56) - オルフェーヴルの阪神大賞典を実況した岡安が、「あんなレースしたのを見たのはオルフェ、マルゼンスキー、ベアナックルだけ」って言ってたw -- 名無しさん (2021-11-06 13:53:47) - 才能だけなら間違いなく作中でも一番なんだがな -- 名無しさん (2022-03-15 01:18:35) - ウマ娘化したら知力だけは絶対に上がらない特殊補正されてそう -- 名無しさん (2022-08-13 12:14:54) - 「ん?どこかで見たことある性格だって? 鏡の前に居ると思うよ?」←信者られるかこの痛い腐れ文。コメント欄じゃ無いんだぜ… -- 名無しさん (2022-08-31 05:43:33) - 低レベル且つ不快な作文。こんなモノにクオリティなんぞ求めないが、ここまでの低能クズは編集ごっこなんぞしたらダメだ。出しゃばるな -- 名無しさん (2022-08-31 05:45:45) - そのコメントこの記事を見に来た全く関係のない俺が傷つくんだけどどうしてくれんだ -- 名無しさん (2022-12-15 01:17:49) - つの丸はイケメンでカッコいいキャラが嫌いだから不細工でカッコいい動物が大好きって公言してるわけで、ある意味では作者のロマンを全てぶち込んだキャラ -- 名無しさん (2022-12-15 01:59:22) - 九州産馬の彼が登場して27年。遂につの丸でも書くことができなかった九州産のG1馬が誕生したか。 -- 名無しさん (2023-04-16 14:33:58) - こういう手のキャラは作者もリミッター外して書けるからお気に入りになるのも自然 -- 名無しさん (2023-04-22 09:24:22) - マキバオー同様、女(牝馬)に興味はなかった模様。こいつの遺伝子を残せなかったのは残念なような救いなような… -- 名無しさん (2023-11-17 08:12:24) #comment #areaedit(end) }

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