巨大昆虫

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&font(#6495ED){登録日}:2011/07/03(日) 08:13:50 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){―巨大昆虫、それは男のロマン―}} この項目ではバカでかい昆虫について解説していきたい。 &font(#ff0000){※注意} &font(#ff0000){この項目には昆虫関連の話題が非常に多いため、苦手な人は速やかにブラウザバックしたまえ。ロマンを愛する男との約束だ!} *実在する昆虫 **●ディナクリバ・ファーラィ 学名:Deinacrida fallai 最大サイズ:体長15cm 全長20cm 体重70g 生息地:ニュージーランド周辺の島々 ニュージーランド周辺にのみ生息する巨大[[カマドウマ]]、通称「WETA」の一種にして最大種。通称は本種の他にも10種類程の類縁の巨大カマドウマにも使用される。 トゲやツメは大変凶暴そうに見えるが草食で臆病であるため、要するに&font(#0000ff){ビビリなヒャッハー}だと思って差し支えない。 現在は乱獲やペストの流入で近縁種共々絶滅の危機にある。 **●オオサマゴライアス(ゴライアスオオツノハナムグリ) 学名:Goliathus goliathus 最大サイズ:体長15cm &font(#0000ff){体重100g} 生息地:中央アフリカ 世界最大級の甲虫にして&b(){&font(#0000ff){世界最重量の昆虫。}}重さは最大で100gに達する。 その美しいフォルムとサイズ故標本としても大変人気が高く、相場にもよるが&font(#0000ff){最大の100gクラスなら6桁は下らないお値段がする}。 19世紀頃の冒険家はこの虫を手に入れるために[[散弾銃]]で撃ち落としてたとか。 胸の一部がナイフのように鋭く、これで外敵を切り裂くという存外にトリッキーな特技を持つ。 ただハナムグリ(花潜り)の名に反して潜れそうな花がそんなになさげなのが悔やまれる。 **●タイタンオオウスバカミキリ(タイタン・ビートル) 学名:Titanus giganteus 最大サイズ:体長20cm程 生息地:ブラジル北部 &b(){&font(#ff0000){世界最大の甲虫。}}その大きさは何億年か前の絶滅種のようだが一応健在。生息地が[[ジャングル>ジャングル/熱帯雨林]]であるため生態に関しては不明な点が多い。 ちなみに成虫は口がなく、寿命も1週間程。こんな見た目だが重さは大体[[五百円硬貨]]5枚分とスカスカなため飛行は可能。 余談だが本種の幼虫は最大25cmと親以上にデカい。 現地人にとってはご馳走らしく、&font(#ffdc00){焼けば卵焼きみたいな味がする}とか。皆も喰えよ!&font(#ff0000){俺はいらないけどな!!} **●ヨナグニサン(アトラス・モス、ヘラクルス・モス他) 学名:Attacus atlas ryukyuensis 最大サイズ:開長30cm内外 生息地:中央~南アジアの熱帯・亜熱帯域 ヤバい薬をキめた時の幻覚のような模様が特徴の&b(){&font(#008000){世界最大のガ。}}生息地が極めて広いため亜種が多く、また形態にも地域差がある。 サイズは雄も雌も大きく平均的に大人の手のひらを超えるサイズを持つ。 [[ヤママユ]]科の宿命として成虫の役割は交尾のみであるため口がなく、&font(#0000ff){寿命はほとんどの場合1週間も持たない}。 ヨーロッパ圏ではなかなか人気なようで、飼育している人も多いとか。 **●チャンズ・メガスティック 学名:Phobaeticus chain 最大サイズ:&font(#ff0000){体長56.7cm} 生息地:ボルネオ島 世界最大…いや、&b(){&font(#ff0000){世界最長の昆虫。}}ナナフシの一種。2008年に発見されたばかりの新種であり、現在までで数例しか発見例がないため生態は不明。 「チャン/chain」は発見者であるチャン氏に由来する。 マレーシアに生息する類縁のオオアシナガエダナナフシ(Phobaeticus serratipes)。チャンズ・メガスティック発見前の世界記録(55.5cm)保持者だった。 *絶滅した昆虫 **●メガネウロプシス・アメリカラ 学名:Meganeuropsis americara 最大サイズ:(推定)&font(#ff0000){翼開長75cm} 生息年代:約2億7000万年前 &b(){&font(#ff0000){史上最大の昆虫。}}巨大トンボ「メガネウラ」の類縁にして最大を誇る生物。 巨大な羽は閉じることが出来ず、グライダーのように滑空していたようだ。 一説によると小さいトカゲをも捕らえたとか……。 **●アプソロブラッティナ 学名:Apthoroblattina 最大サイズ:(推定)&b(){&font(#ff0000){体長約50cm?}} 生息年代:約2億5000万年前 ペルム紀の大地を這っていた&font(#008000){超巨大昆虫}。果たしてどんな姿だったのだろうか。 本種の正体は奇跡と神の気まぐれの産物、&b(){&font(#ff0000){史上最大の[[ゴキブリ]]}}である。 恐らく我々がゴキ駆逐につかっている兵器は全く通用しないであろうまさに怪物。 現存しなくてホントよかった。いやマジで……。え?見てみたかったって? 実際、&bold(){アプソロブラッティナが50cmあったという話はデマであると思われる}。 かつて[[Wikipedia]]にも45cmという記述がされていたが、編集履歴によれば45mmから変えられており、&bold(){恐らくイタズラによるものであろうと考えられる}。 最大のゴキブリの化石の記録はオハイオ州で発見された9cmの化石らしい。 *架空の昆虫 **●[[モスラ>モスラ(昭和作品)]] 学名:??? 最大サイズ:&font(#ff0000){幼虫時180m 成虫時体長約135m 翼長約250m}(個体差あり) 生息地:?(インファント島周辺に目撃情報) 謎の超巨大昆虫型生命体。[[生物的変態>変態(生物)]]のステップと形態からヤママユガ科の近縁の可能性があるが不明。 極めて[[亜種>モスラ(平成・令和作品)]](?)が[[多い>モスラ(平成三部作版)]]が極小の生物に率いられていたこと、積極的に人間を襲わない性質などが共通している。 **●[[大甲神カブテリオス>カブテリオス/クワガタイタン]] 学名:??? 最大サイズ:&font(#ff0000){体長300m} 生息地:??? 2億年前に出現した巨大[[カブトムシ]]であり、全次元を滅ぼしかねない力から封印されていたが、闇の意思を予兆し現代に蘇った。 ビーファイターカブトと一体化することで人型に変形する。 尚、テーマソングが存在し、歌っている人は[[重甲ビーファイター]]の主題歌などでお馴染みの石原慎一である。 **●[[邪甲神クワガタイタン>カブテリオス/クワガタイタン]] 学名:??? 最大サイズ:&font(#ff0000){体長300m} 生息地:??? かつて大甲神カブテリオスと共に生み出され闇の意思の軍勢と戦ったが、悪の軍団メルザード一族に奪われ運用されていた巨大クワガタ。 だが最終回にビーファイタークワガーと一体化しカブテリオスと共に戦う。 カブテリオス共々[[スーパーロボット大戦>スーパーロボット大戦シリーズ]]に参戦する日も近いだろう。 **●[[仮面ライダー>本郷猛/仮面ライダー1号]] 学名:??? 最大サイズ:180cm 生息地:??? 仮面ライダー、本郷猛は[[改造人間>改造人間(サイボーグ)]]である。 彼は自らを改造した組織[[ショッカー]]打倒のため、今日も戦い続けている。 **●鋼鉄虫 [[エネミー(ステクロ)]]を参照。 **●巨蟲列島 漫画作品。 &bold(){出てくる虫全てが巨大。人間サイズはおろか10m越えの怪獣サイズですらザラ。}ダニすらでかい。 草食昆虫や蝶すら&bold(){人間を餌}として認識しており、あらゆる虫によって登場人物が瞬く間に死ぬ。レギュラーすら容赦なく死ぬ。 ある学校の生徒たちが事故で漂着した謎の島が舞台で、そこを脱出してからは掲載誌を変えて「大巨蟲列島」となった。&s(){掲載誌の変更で、1巻に1回くらいのペースで誰かが喘いでる。あとついでに主人公がレズに目覚めつつある} ちなみに、サイカチやベクターケースファイルの作者の漫画で、一応同じ世界の話である模様。 スピンオフで「巨蟲山脈」があり、こっちもバッタバタと人が死ぬ。 ↓ネタバレ &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){下記の通り、現在の地球環境ではこのようなサイズの巨大昆虫は有り得ない(というより生きられない)。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その為、劇中の巨大昆虫達は&bold(){何者かが遺伝子改造して造り上げた生物兵器である}可能性が示唆されている。}} *昆虫の最大サイズにつて 様々な昆虫を見てきたが、ほとんどの昆虫は脊椎動物より遥かに小さい。 &font(#0000ff){現在の地球の環境においての昆虫のサイズの限界は20cm前後(例外あり)だと見られている。}その最大の理由は&b(){&font(#ff0000){呼吸方法}}にある。 **昆虫の呼吸器系 昆虫は我々とは異なり、気門から取り入れた空気を気管を通して直接細胞に送り込んでいる。 この呼吸法は体表からとり入れた空気を直に拡散させるという性質上、&font(#008000){呼吸の効率が体表面積と体積に大きく依存している}という特徴がある。 (一般に気門呼吸の場合呼吸に必要な気管の総延長は体積の4乗に比例する、と言われる) つまり体が小さければ小さいほど効率がいいが、大きくなれば極端に効率が落ちてしまう方法である。 よって、気門呼吸が成立する限界が20cm前後だと考えられている。 ただ、体積があまり大きくならない形態ならば(細長い体型なら)この限りではない。ナナフシに20cmを優に超える種類があるのはそのためである。 なお、ペルム紀などに超巨大昆虫が生息できたのは&font(#0000ff){当時の酸素濃度が極めて高く(推定35%ほど)気門呼吸の効率が良いため大きくなれたことが有力と考えられている。} (また高濃度酸素下では生物が巨大化することも証明されている) &font(#800080){地球自体が現在より小さく重力が弱かったこと}という説もあるがこれは珍説レベル。 もし本当に生物のサイズに影響するほど重力が弱かったら気圧が低下して酸素の量も低下するので巨大化不可能になってしまうし、そこから隕石などによって現代並みに地球が大型化したとすれば天変地異レベルの大災害が発生して地上の生物は消え去ってしまうだろう。 また体が大きくなり組織が複雑になれば&font(#ff7800){脱皮の成功率が下がりリスクが増す}、という点もある。 総じて&font(#ff0000){昆虫の体の構造は小型の生物としては極めて優れているが巨大化するには非常に不向きである}、と言える。 長々と書いたが要するに、&font(#ff0000){古代の巨大生物は現在の環境では生きられないということだ}。巨大ゴキも恐竜も翼竜も、まず遭遇することはないだろう。 追記修正よろしくおねがいしm… #right(){&font(#994c00){ガサッ>}} うん…?台所から音が…? ちょっと見てくるかな… #center(){&font(#994c00){\ガサガサガサッ/}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,13) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - なぜ仮面ライダーがwwww -- 名無しさん (2014-02-18 13:03:20) - 旧アニヲタでの画像集は面白かったなぁ。復旧されてないのは少し残念だね -- 名無しさん (2014-04-25 01:22:20) - 75cmのトンボとかもはや化け物だろ -- 名無しさん (2014-07-07 15:31:00) - どうぶつの森にはまだ登場してないね。ジンベイザメとか出たしそろそろ出るかな… -- 名無しさん (2014-07-07 15:53:38) - 「召喚!○○!」って言ったらすごいカッコよさそうな名前ばかりだな。 -- 名無しさん (2014-07-07 16:13:31) - へ、ヘラクレスがない...。 -- 名無しさん (2014-07-07 19:27:44) - 昆虫や節足動物は戦闘能力の点にかんしては生物の中で最も完成されてそう。もし哺乳類と昆虫が同じサイズだったら、どうやっても昆虫には敵わない気がする。ライオンや虎、クマ、ゾウとかが同サイズのハチ、サソリやカマキリなんかに虐殺されそうだな。 -- 名無しさん (2014-08-02 20:29:50) - ↑えーと。刃牙? -- 名無しさん (2014-08-25 19:53:32) - EDFのフォーリナー(あり、蜘蛛、ムカデ)も含めるべきじゃ… -- 名無しさん (2014-08-25 20:05:49) - ?「じょーじ?(おれは?)」 -- 名無しさん (2014-10-25 10:29:00) - 昆虫じゃないけど、アースロプレウラ(全長2m以上)って言うヤスデみたいなのが、最大の節足動物らしい。 -- 名無しさん (2015-02-17 17:30:09) - カマキラスさんとメガロは? -- 名無しさん (2015-02-17 18:33:40) - 画像が貼ってないのに閲覧注意とか訳わからん -- 名無しさん (2015-02-17 23:07:55) - 旧wikiには画像があったのよ 多くは復元できなかったようだけどね… -- 名無しさん (2015-03-25 17:41:42) - ちょっとまてペルム紀の地球が小さい!? -- 名無しさん (2015-03-28 14:18:51) - 重力増加説はトンデモ扱いされてる説じゃなかったっけ。 -- 名無しさん (2015-03-28 14:40:16) - アントラー、キングマイマイ、ノコギリン、ホタルンガ、ゼミストラー、キングゼミラ、サタンビートル、グワガンダ、マジャバ、ジョバリエ、ゴキグモン、イフェメラ、アルケラ、バグバズン、バグダラス、インセクタスなどまだまだいるぜ -- 名無しさん (2016-06-27 19:11:56) - ↑11 亀レスだけど、項目にある通り昆虫含む節足動物は呼吸器と外骨格のせいで人間大のサイズになると自滅する。逆に哺乳類を昆虫サイズにすると効率が悪過ぎてやっぱり自滅する。ついでに攻撃性能でいえば、最強はおそらく電気ウナギ(某ラノベ主人公の受け売りだけど) -- 名無しさん (2016-09-28 12:27:23) - ヘラクレスオオカブトとギラファノコギリクワガタとテイオウゼミも足したい -- 名無しさん (2017-05-26 21:08:55) - つまり肺に相当するような器官を手に入れればもっと巨大化できると -- 名無しさん (2017-05-26 21:27:51) - ↑あくまで呼吸機能は、じゃないか?関節の負荷とか他にも問題がありそう。 -- 名無しさん (2019-03-14 04:40:02) - ↑2どっちが先かだなあ。巨大化が生存に有利だったら肺のような器官を持つ方向に淘汰されていくかも?後外骨格って体重を支える筋肉の発達に限界があるから、巨大ロボット問題と同じで、一定以上のサイズになるとまともに動けなくなるんじゃないかな? -- 名無しさん (2019-07-26 10:09:21) - キモいけど絶滅の危機に瀕死しているのは可哀想 -- 名無しさん (2021-10-19 18:52:03) - 昔は地球の重力が小さいという説は有力視されてるどころかツッコミだらけの与太レベルの説なので修正しました。 -- 名無しさん (2021-11-26 18:51:24) - 漫画「巨蟲列島」では人間捕食するバカでかい虫達が出てくるけど、あの虫達は『巨大サイズでも問題なく呼吸できる』上に『人間を捕食する』ように何者かが意図的に遺伝子レベルで改造して造り出した可能性が高いな。 -- 名無しさん (2022-12-23 16:22:09) - いずれはこの中にシュゴッドも含まれるのか?と思ったけどあれは昆虫型機械生命体だからどうなのかしら -- 名無しさん (2023-03-18 16:42:44) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/07/03(日) 08:13:50 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){―巨大昆虫、それは男のロマン―}} この項目ではバカでかい昆虫について解説していきたい。 &font(#ff0000){※注意} &font(#ff0000){この項目には昆虫関連の話題が非常に多いため、苦手な人は速やかにブラウザバックしたまえ。ロマンを愛する男との約束だ!} *実在する昆虫 **●ディナクリバ・ファーラィ 学名:Deinacrida fallai 最大サイズ:体長15cm 全長20cm 体重70g 生息地:ニュージーランド周辺の島々 ニュージーランド周辺にのみ生息する巨大[[カマドウマ]]、通称「WETA」の一種にして最大種。通称は本種の他にも10種類程の類縁の巨大カマドウマにも使用される。 トゲやツメは大変凶暴そうに見えるが草食で臆病であるため、要するに&font(#0000ff){ビビリなヒャッハー}だと思って差し支えない。 現在は乱獲やペストの流入で近縁種共々絶滅の危機にある。 **●オオサマゴライアス(ゴライアスオオツノハナムグリ) 学名:Goliathus goliathus 最大サイズ:体長15cm &font(#0000ff){体重100g} 生息地:中央アフリカ 世界最大級の甲虫にして&b(){&font(#0000ff){世界最重量の昆虫。}}重さは最大で100gに達する。 その美しいフォルムとサイズ故標本としても大変人気が高く、相場にもよるが&font(#0000ff){最大の100gクラスなら6桁は下らないお値段がする}。 19世紀頃の冒険家はこの虫を手に入れるために[[散弾銃]]で撃ち落としてたとか。 胸の一部がナイフのように鋭く、これで外敵を切り裂くという存外にトリッキーな特技を持つ。 ただハナムグリ(花潜り)の名に反して潜れそうな花がそんなになさげなのが悔やまれる。 **●タイタンオオウスバカミキリ(タイタン・ビートル) 学名:Titanus giganteus 最大サイズ:体長20cm程 生息地:ブラジル北部 &b(){&font(#ff0000){世界最大の甲虫。}}その大きさは何億年か前の絶滅種のようだが一応健在。生息地が[[ジャングル>ジャングル/熱帯雨林]]であるため生態に関しては不明な点が多い。 ちなみに成虫は口がなく、寿命も1週間程。こんな見た目だが重さは大体[[五百円硬貨]]5枚分とスカスカなため飛行は可能。 余談だが本種の幼虫は最大25cmと親以上にデカい。 現地人にとってはご馳走らしく、&font(#ffdc00){焼けば卵焼きみたいな味がする}とか。皆も喰えよ!&font(#ff0000){俺はいらないけどな!!} **●ヨナグニサン(アトラス・モス、ヘラクルス・モス他) 学名:Attacus atlas ryukyuensis 最大サイズ:開長30cm内外 生息地:中央~南アジアの熱帯・亜熱帯域 ヤバい薬をキめた時の幻覚のような模様が特徴の&b(){&font(#008000){世界最大のガ。}}生息地が極めて広いため亜種が多く、また形態にも地域差がある。 サイズは雄も雌も大きく平均的に大人の手のひらを超えるサイズを持つ。 ヤママユ科の宿命として成虫の役割は交尾のみであるため口がなく、&font(#0000ff){寿命はほとんどの場合1週間も持たない}。 ヨーロッパ圏ではなかなか人気なようで、飼育している人も多いとか。 **●チャンズ・メガスティック 学名:Phobaeticus chain 最大サイズ:&font(#ff0000){体長56.7cm} 生息地:ボルネオ島 世界最大…いや、&b(){&font(#ff0000){世界最長の昆虫。}}ナナフシの一種。2008年に発見されたばかりの新種であり、現在までで数例しか発見例がないため生態は不明。 「チャン/chain」は発見者であるチャン氏に由来する。 マレーシアに生息する類縁のオオアシナガエダナナフシ(Phobaeticus serratipes)。チャンズ・メガスティック発見前の世界記録(55.5cm)保持者だった。 *絶滅した昆虫 **●メガネウロプシス・アメリカラ 学名:Meganeuropsis americara 最大サイズ:(推定)&font(#ff0000){翼開長75cm} 生息年代:約2億7000万年前 &b(){&font(#ff0000){史上最大の昆虫。}}巨大トンボ「メガネウラ」の類縁にして最大を誇る生物。 巨大な羽は閉じることが出来ず、グライダーのように滑空していたようだ。 一説によると小さいトカゲをも捕らえたとか……。 **●アプソロブラッティナ 学名:Apthoroblattina 最大サイズ:(推定)&b(){&font(#ff0000){体長約50cm?}} 生息年代:約2億5000万年前 ペルム紀の大地を這っていた&font(#008000){超巨大昆虫}。果たしてどんな姿だったのだろうか。 本種の正体は奇跡と神の気まぐれの産物、&b(){&font(#ff0000){史上最大の[[ゴキブリ]]}}である。 恐らく我々がゴキ駆逐につかっている兵器は全く通用しないであろうまさに怪物。 現存しなくてホントよかった。いやマジで……。え?見てみたかったって? 実際、&bold(){アプソロブラッティナが50cmあったという話はデマであると思われる}。 かつて[[Wikipedia]]にも45cmという記述がされていたが、編集履歴によれば45mmから変えられており、&bold(){恐らくイタズラによるものであろうと考えられる}。 最大のゴキブリの化石の記録はオハイオ州で発見された9cmの化石らしい。 *架空の昆虫 **●[[モスラ>モスラ(昭和作品)]] 学名:??? 最大サイズ:&font(#ff0000){幼虫時180m 成虫時体長約135m 翼長約250m}(個体差あり) 生息地:?(インファント島周辺に目撃情報) 謎の超巨大昆虫型生命体。[[生物的変態>変態(生物)]]のステップと形態からヤママユガ科の近縁の可能性があるが不明。 極めて[[亜種>モスラ(平成・令和作品)]](?)が[[多い>モスラ(平成三部作版)]]が極小の生物に率いられていたこと、積極的に人間を襲わない性質などが共通している。 **●[[大甲神カブテリオス>カブテリオス/クワガタイタン]] 学名:??? 最大サイズ:&font(#ff0000){体長300m} 生息地:??? 2億年前に出現した巨大[[カブトムシ]]であり、全次元を滅ぼしかねない力から封印されていたが、闇の意思を予兆し現代に蘇った。 ビーファイターカブトと一体化することで人型に変形する。 尚、テーマソングが存在し、歌っている人は[[重甲ビーファイター]]の主題歌などでお馴染みの石原慎一である。 **●[[邪甲神クワガタイタン>カブテリオス/クワガタイタン]] 学名:??? 最大サイズ:&font(#ff0000){体長300m} 生息地:??? かつて大甲神カブテリオスと共に生み出され闇の意思の軍勢と戦ったが、悪の軍団メルザード一族に奪われ運用されていた巨大クワガタ。 だが最終回にビーファイタークワガーと一体化しカブテリオスと共に戦う。 カブテリオス共々[[スーパーロボット大戦>スーパーロボット大戦シリーズ]]に参戦する日も近いだろう。 **●[[仮面ライダー>本郷猛/仮面ライダー1号]] 学名:??? 最大サイズ:180cm 生息地:??? 仮面ライダー、本郷猛は[[改造人間>改造人間(サイボーグ)]]である。 彼は自らを改造した組織[[ショッカー]]打倒のため、今日も戦い続けている。 **●鋼鉄虫 [[エネミー(ステクロ)]]を参照。 **●巨蟲列島 漫画作品。 &bold(){出てくる虫全てが巨大。人間サイズはおろか10m越えの怪獣サイズですらザラ。}ダニすらでかい。 草食昆虫や蝶すら&bold(){人間を餌}として認識しており、あらゆる虫によって登場人物が瞬く間に死ぬ。レギュラーすら容赦なく死ぬ。 ある学校の生徒たちが事故で漂着した謎の島が舞台で、そこを脱出してからは掲載誌を変えて「大巨蟲列島」となった。&s(){掲載誌の変更で、1巻に1回くらいのペースで誰かが喘いでる。あとついでに主人公がレズに目覚めつつある} ちなみに、サイカチやベクターケースファイルの作者の漫画で、一応同じ世界の話である模様。 スピンオフで「巨蟲山脈」があり、こっちもバッタバタと人が死ぬ。 ↓ネタバレ &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){下記の通り、現在の地球環境ではこのようなサイズの巨大昆虫は有り得ない(というより生きられない)。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その為、劇中の巨大昆虫達は&bold(){何者かが遺伝子改造して造り上げた生物兵器である}可能性が示唆されている。}} *昆虫の最大サイズにつて 様々な昆虫を見てきたが、ほとんどの昆虫は脊椎動物より遥かに小さい。 &font(#0000ff){現在の地球の環境においての昆虫のサイズの限界は20cm前後(例外あり)だと見られている。}その最大の理由は&b(){&font(#ff0000){呼吸方法}}にある。 **昆虫の呼吸器系 昆虫は我々とは異なり、気門から取り入れた空気を気管を通して直接細胞に送り込んでいる。 この呼吸法は体表からとり入れた空気を直に拡散させるという性質上、&font(#008000){呼吸の効率が体表面積と体積に大きく依存している}という特徴がある。 (一般に気門呼吸の場合呼吸に必要な気管の総延長は体積の4乗に比例する、と言われる) つまり体が小さければ小さいほど効率がいいが、大きくなれば極端に効率が落ちてしまう方法である。 よって、気門呼吸が成立する限界が20cm前後だと考えられている。 ただ、体積があまり大きくならない形態ならば(細長い体型なら)この限りではない。ナナフシに20cmを優に超える種類があるのはそのためである。 なお、ペルム紀などに超巨大昆虫が生息できたのは&font(#0000ff){当時の酸素濃度が極めて高く(推定35%ほど)気門呼吸の効率が良いため大きくなれたことが有力と考えられている。} (また高濃度酸素下では生物が巨大化することも証明されている) &font(#800080){地球自体が現在より小さく重力が弱かったこと}という説もあるがこれは珍説レベル。 もし本当に生物のサイズに影響するほど重力が弱かったら気圧が低下して酸素の量も低下するので巨大化不可能になってしまうし、そこから隕石などによって現代並みに地球が大型化したとすれば天変地異レベルの大災害が発生して地上の生物は消え去ってしまうだろう。 また体が大きくなり組織が複雑になれば&font(#ff7800){脱皮の成功率が下がりリスクが増す}、という点もある。 総じて&font(#ff0000){昆虫の体の構造は小型の生物としては極めて優れているが巨大化するには非常に不向きである}、と言える。 長々と書いたが要するに、&font(#ff0000){古代の巨大生物は現在の環境では生きられないということだ}。巨大ゴキも恐竜も翼竜も、まず遭遇することはないだろう。 追記修正よろしくおねがいしm… #right(){&font(#994c00){ガサッ>}} うん…?台所から音が…? ちょっと見てくるかな… #center(){&font(#994c00){\ガサガサガサッ/}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,13) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - なぜ仮面ライダーがwwww -- 名無しさん (2014-02-18 13:03:20) - 旧アニヲタでの画像集は面白かったなぁ。復旧されてないのは少し残念だね -- 名無しさん (2014-04-25 01:22:20) - 75cmのトンボとかもはや化け物だろ -- 名無しさん (2014-07-07 15:31:00) - どうぶつの森にはまだ登場してないね。ジンベイザメとか出たしそろそろ出るかな… -- 名無しさん (2014-07-07 15:53:38) - 「召喚!○○!」って言ったらすごいカッコよさそうな名前ばかりだな。 -- 名無しさん (2014-07-07 16:13:31) - へ、ヘラクレスがない...。 -- 名無しさん (2014-07-07 19:27:44) - 昆虫や節足動物は戦闘能力の点にかんしては生物の中で最も完成されてそう。もし哺乳類と昆虫が同じサイズだったら、どうやっても昆虫には敵わない気がする。ライオンや虎、クマ、ゾウとかが同サイズのハチ、サソリやカマキリなんかに虐殺されそうだな。 -- 名無しさん (2014-08-02 20:29:50) - ↑えーと。刃牙? -- 名無しさん (2014-08-25 19:53:32) - EDFのフォーリナー(あり、蜘蛛、ムカデ)も含めるべきじゃ… -- 名無しさん (2014-08-25 20:05:49) - ?「じょーじ?(おれは?)」 -- 名無しさん (2014-10-25 10:29:00) - 昆虫じゃないけど、アースロプレウラ(全長2m以上)って言うヤスデみたいなのが、最大の節足動物らしい。 -- 名無しさん (2015-02-17 17:30:09) - カマキラスさんとメガロは? -- 名無しさん (2015-02-17 18:33:40) - 画像が貼ってないのに閲覧注意とか訳わからん -- 名無しさん (2015-02-17 23:07:55) - 旧wikiには画像があったのよ 多くは復元できなかったようだけどね… -- 名無しさん (2015-03-25 17:41:42) - ちょっとまてペルム紀の地球が小さい!? -- 名無しさん (2015-03-28 14:18:51) - 重力増加説はトンデモ扱いされてる説じゃなかったっけ。 -- 名無しさん (2015-03-28 14:40:16) - アントラー、キングマイマイ、ノコギリン、ホタルンガ、ゼミストラー、キングゼミラ、サタンビートル、グワガンダ、マジャバ、ジョバリエ、ゴキグモン、イフェメラ、アルケラ、バグバズン、バグダラス、インセクタスなどまだまだいるぜ -- 名無しさん (2016-06-27 19:11:56) - ↑11 亀レスだけど、項目にある通り昆虫含む節足動物は呼吸器と外骨格のせいで人間大のサイズになると自滅する。逆に哺乳類を昆虫サイズにすると効率が悪過ぎてやっぱり自滅する。ついでに攻撃性能でいえば、最強はおそらく電気ウナギ(某ラノベ主人公の受け売りだけど) -- 名無しさん (2016-09-28 12:27:23) - ヘラクレスオオカブトとギラファノコギリクワガタとテイオウゼミも足したい -- 名無しさん (2017-05-26 21:08:55) - つまり肺に相当するような器官を手に入れればもっと巨大化できると -- 名無しさん (2017-05-26 21:27:51) - ↑あくまで呼吸機能は、じゃないか?関節の負荷とか他にも問題がありそう。 -- 名無しさん (2019-03-14 04:40:02) - ↑2どっちが先かだなあ。巨大化が生存に有利だったら肺のような器官を持つ方向に淘汰されていくかも?後外骨格って体重を支える筋肉の発達に限界があるから、巨大ロボット問題と同じで、一定以上のサイズになるとまともに動けなくなるんじゃないかな? -- 名無しさん (2019-07-26 10:09:21) - キモいけど絶滅の危機に瀕死しているのは可哀想 -- 名無しさん (2021-10-19 18:52:03) - 昔は地球の重力が小さいという説は有力視されてるどころかツッコミだらけの与太レベルの説なので修正しました。 -- 名無しさん (2021-11-26 18:51:24) - 漫画「巨蟲列島」では人間捕食するバカでかい虫達が出てくるけど、あの虫達は『巨大サイズでも問題なく呼吸できる』上に『人間を捕食する』ように何者かが意図的に遺伝子レベルで改造して造り出した可能性が高いな。 -- 名無しさん (2022-12-23 16:22:09) - いずれはこの中にシュゴッドも含まれるのか?と思ったけどあれは昆虫型機械生命体だからどうなのかしら -- 名無しさん (2023-03-18 16:42:44) #comment #areaedit(end) }

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