巨大昆虫

登録日:2011/07/03(日) 08:13:50
更新日:2019/07/26 Fri 10:09:21
所要時間:約 8 分で読めます




―巨大昆虫、それは男のロマン―



この項目ではバカでかい昆虫について解説していきたい。

※注意
この項目には昆虫関連の画像が非常に多いため、苦手な人は速やかにブラウザバックしたまえ。ロマンを愛する男との約束だ!






























●ディナクリバ・ファーラィ

学名:Deinacrida fallai
最大サイズ:体長15cm 全長20cm 体重70g
生息地:ニュージーランド周辺の島々

ニュージーランド周辺にのみ生息する巨大カマドウマ、通称「WETA」の一種にして最大種。通称は本種の他にも10種類程の類縁の巨大カマドウマにも使用される。
トゲやツメは大変凶暴そうに見えるが草食で臆病であるため、要するにビビリなヒャッハーだと思って差し支えない。
現在は乱獲やペストの流入で近縁種共々絶滅の危機にある。


●オオサマゴライアス(ゴライアスオオツノハナムグリ)

学名:Goliathus goliathus
最大サイズ:体長15cm 体重100g
生息地:中央アフリカ

世界最大級の甲虫にして世界最重量の昆虫。重さは最大で100gに達する。
その美しいフォルムとサイズ故標本としても大変人気が高く、相場にもよるが最大の100gクラスなら6桁は下らないお値段がする
19世紀頃の冒険家はこの虫を手に入れるために散弾銃で撃ち落としてたとか。

胸の一部がナイフのように鋭く、これで外敵を切り裂くという存外にトリッキーな特技を持つ。
ただハナムグリ(花潜り)の名に反して潜れそうな花がそんなになさげなのが悔やまれる。


●タイタンオオウスバカミキリ(タイタン・ビートル)

学名:Titanus giganteus
最大サイズ:体長20cm程
生息地:ブラジル北部

世界最大の甲虫。その大きさは何億年か前の絶滅種のようだが一応健在。生息地がジャングルであるため生態に関しては不明な点が多い。
ちなみに成虫は口がなく、寿命も1週間程。こんな見た目だが重さは大体五百円硬貨5枚分とスカスカなため飛行は可能。

余談だが本種の幼虫は最大25cmと親以上にデカい。
現地人にとってはご馳走らしく、焼けば卵焼きみたいな味がするとか。皆も喰えよ!俺はいらないけどな!!


●ヨナグニサン(アトラス・モス、ヘラクルス・モス他)

学名:Attacus atlas ryukyuensis
最大サイズ:開長30cm内外
生息地:中央~南アジアの熱帯・亜熱帯域

ヤバい薬をキめた時の幻覚のような模様が特徴の世界最大のガ。生息地が極めて広いため亜種が多く、また形態にも地域差がある。
サイズは雄も雌も大きく平均的に大人の手のひらを超えるサイズを持つ。

ヤママユ科の宿命として成虫の役割は交尾のみであるため口がなく、寿命はほとんどの場合1週間も持たない
ヨーロッパ圏ではなかなか人気なようで、飼育している人も多いとか。


●チャンズ・メガスティック

学名:Phobaeticus chain
最大サイズ:体長56.7cm
生息地:ボルネオ島

世界最大…いや、世界最長の昆虫。2008年に発見されたばかりの新種であり、現在までで数例しか発見例がないため生態は不明。
「チャン/chain」は発見者であるチャン氏に由来する。

マレーシアに生息する類縁のオオアシナガエダナナフシ(Phobaeticus serratipes)。チャンズ・メガスティック発見前の世界記録(55.5cm)保持者だった。







学名:???
最大サイズ:幼虫時180m 成虫時体長約135m 翼長約250m(個体差あり)
生息地:?(インファント島周辺に目撃情報)

謎の超巨大昆虫型生命体。生物的変態のステップと形態からヤママユ科の近縁の可能性があるが不明。
極めて亜種(?)が多いが極小の生物に率いられていたこと、積極的に人間を襲わない性質などが共通している。


大甲神カブテリオス

学名:???
最大サイズ:体長300m
生息地:???

2億年前に出現した巨大カブトムシであり、全次元を滅ぼしかねない力から封印されていたが、闇の意思を予兆し現代に蘇った。
ビーファイターカブトと一体化することで人型に変形する。
尚、テーマソングが存在し、歌っている人は重甲ビーファイターの主題歌などでお馴染みの石原慎一である。


邪甲神クワガタイタン

学名:???
最大サイズ:体長300m
生息地:???

かつて大甲神カブテリオスと共に生み出され闇の意思の軍勢と戦ったが、悪の軍団メルザード一族に奪われ運用されていた巨大クワガタ。
だが最終回にビーファイタークワガーと一体化しカブテリオスと共に戦う。
カブテリオス共々スーパーロボット大戦に参戦する日も近いだろう。


仮面ライダー

学名:???
最大サイズ:180cm
生息地:???

仮面ライダー、本郷猛は改造人間である。
彼は自らを改造した組織ショッカー打倒のため、今日も戦い続けている。


●鋼鉄虫








ー巨大昆虫・絶滅種編ー


●アプソロブラッティナ

学名:Apthoroblattina
最大サイズ:(推定)体長約50cm
生息年代:約2億5000万年前

ペルム紀の大地を這っていた超巨大昆虫。上の画像(拾えてません)は化石だが、果たしてどんな姿だったのだろうか。
その復元図がこちら↓(拾えてません)



はい、もう分かりましたね。
本種の正体は奇跡と神の気まぐれの産物、史上最大のゴキブリである。
恐らく我々がゴキ駆逐につかっている兵器は全く通用しないであろうまさに怪物。現存しなくてホントよかった。いやマジで


●メガネウロプシス・アメリカラ

学名:Meganeuropsis americara
最大サイズ:(推定)翼開長75cm
生息年代:約2億7000万年前

史上最大の昆虫。巨大トンボ「メガネウラ」の類縁にして最大を誇る生物。
巨大な羽は閉じることが出来ず、グライダーのように滑空していたようだ。
一説によると小さいトカゲをも捕らえたとか…。





●おまけ 昆虫の最大サイズ

様々な昆虫を見てきたが、昆虫は脊椎動物より遥かに小さいのは言うまでもない。
現在の地球の環境においての昆虫のサイズの限界は20cm前後だと見られている。その最大の理由は呼吸方法にある。



昆虫の呼吸器系

昆虫は我々とは異なり、気門から取り入れた空気を気管を通して直接細胞に送り込んでいる。
この呼吸法は体表からとり入れた空気を直に拡散させるという性質上、呼吸の効率が体表面積と体積に大きく依存しているという特徴がある。
(一般に気門呼吸の場合呼吸に必要な気管の総延長は体積の4乗に比例する、と言われる)

つまり体が小さければ小さいほど効率がいいが、大きくなれば極端に効率が落ちてしまう方法である。
よって、気門呼吸が成立する限界が20cm前後だと考えられている。
ただ、体積があまり大きくならない形態ならば(細長い体型なら)この限りではない。ナナフシやムカデに20cmを優に超える種類があるのはそのためである。


なお、ペルム紀などに超巨大昆虫が生息できたのは当時の酸素濃度が極めて高く(推定35%ほど)気門呼吸の効率が良いため大きくなれたこと
(また高濃度酸素下では生物が巨大化することも証明されている)
地球自体が現在より小さく重力が弱かったことなどが有力。
重力に関しては恐竜の巨大化にも影響しているという説もあり、こちらも近年有力視されている。

また体が大きくなり組織が複雑になれば脱皮の成功率が下がりリスクが増す、という点もある。
総じて昆虫の体の構造は小型の生物としては極めて優れているが巨大化するには非常に不向きである、と言える。



長々と書いたが要するに、古代の巨大生物は現在の環境では生きられないということだ。巨大ゴキも恐竜も翼竜も、まず遭遇することはないだろう。





追記修正よろしくおねがいしm…



ガサッ>

うん…?台所から音が…?
ちょっと見てくるかな…





\ガサガサガサッ/


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