ブラックゼウス

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&font(#6495ED){登録日}:2017/08/18 Sat 12:31:16 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- *■ブラックゼウス &bold(){『ブラックゼウス』}は『[[ビックリマン]] 悪魔vs天使シール』シリーズの登場キャラクター。 シリーズ開始一年を記念して登場した第6弾後期ヘッド。 シリーズでは、というか『ビックリマン』人気に便乗して類似商品が登場していた玩具シール界隈としても初の&bold(){&color(red){ホ}&color(blue){ロ}&color(green){グ}&color(blue){ラ}&color(red){ム}}仕様で登場したシールともあって、屈指の人気を誇るキャラクターである。 ここでは前身となる第6弾前期ヘッド&bold(){『始祖ジュラ』}と、第21弾ヘッドとして復活した&bold(){『B・Z・H』}の解説も行う。 *■&ruby(しそ){始祖}ジュラ >#center(){魔紀元前より蘇生した魔祖王。すべての愛と勇理を吸収肥大化し天聖球をのみ込む。} > >悪魔界のウワサ 6聖卵が魔性を脱皮させ大聖事が起こるとか 第6弾前期ヘッド。 第一次聖魔大戦で[[スーパーゼウス]]に破れた後に眠りについていた(アニメ版では封印されていた)悪魔の王。 『天魔界』の本来の主である。 PCエンジンで発売された『ビックリマンワールド』でも、始祖ジュラの討伐がゲームの目的となっている。 &font(l){変身したブラックゼウスが真のラスボスだけどな!} アニメ版の声優は徳丸完が担当した。 近年になって漸く『ビックリマン』でも最重要の事件を引き起こしたキャラクターとしての認識が広がって来た模様(公式に)。 元々は[[シャーマンカーン]]らと共に、源層界で聖神ナディアの補佐についていた程の悪魔主(ヘッド)であったが、ナディアが次なる超聖神となる双子の次神子を生み出すと突如として悪心に捉われ、力を増すためにシャーマンカーンより、その片方を奪い呑み込み、悪魔達を率いて天使とお守りに攻撃を仕掛けた。 カーンと共に“次神子”の世話役に選ばれていたが、野心に捉われて呑み込んだと説明されている場合もある。 何れにせよ、この混乱により表層界は『天魔界』と『天聖界』に分裂。悪魔と天使による長きに渡る戦いの始まりとなった。 ……ジュラが突如として悪心にとらわれたのは、邪悪なる創聖使に唆された異聖メディアの仕業であるらしい。 悪魔ヘッド達の中でも特に強大な魔力を持ち、復活すると共に配下であった悪魔達をもパワーアップさせて『天聖界』を再び襲撃した。 かつてのように、唯一対抗し得る力を持つスーパーゼウスを前線に立たせる危険も冒せず((シャーマンカーンの応援を受けての辛勝だった模様。))、ジュラに蹂躙されるままになっていた『天聖界』で、身につけただけで天使をパワーアップさせる超理力を秘める&bold(){6聖卵}による爆撃作戦が計画される。 十字架天使がパワーアップしたクロスエンジェルにより作戦が決行。 爆撃は成功し、さしもの強大な古代悪魔の魔性も崩れ去り消滅したかに見えたのだが……。 姿と名称は恐竜+始祖鳥。また、モチーフとして聖書伝説の悪魔の王[[サタン>サタン(悪魔)]]のイメージが込められていると思われる。 第34弾にてクロスゼウス→神亜ユピテルヘッドが真の姿であるブラックゼウスの姿を取り戻すと、反対に因子に於いて強いつながりを持っていたジュラの因子がジオ海の海から復活。 &font(l){[[シン・ゴジラ]]にインスパイアされた}&b(){シソ・ジュラ}として幼体から成体へと形態変化しつつ出現するに至っている。 *■ブラックゼウス >#center(){6聖卵で魔性を脱皮したゼウスは虹光波を発しながら飛翔し続ける。神か悪魔なのか?} > >悪魔界のウワサ 額に刻まれた双子星が輝きを増しているとか 第6弾後期ヘッド。 始祖ジュラに呑み込まれていたことで魔染された“影の次神子”が、悪魔ヘッドへと変身した姿。 アニメ版の声優は大竹宏が担当。 近年では&bold(){究極邪神}が公式での通り名の模様。 魔祖王の魔力と地位を引き継いだ『天魔界』の&ruby(スーパー){超}ヘッドとして『天聖界』を蹂躙した。 額から&bold(){“&ruby(虹光波){レインボービームウェーブ”}}と呼ばれる破壊光線を放つ他、始祖ジュラに由来する装備を纏う。 この、ブラックゼウスの出現により第二次聖魔対戦が勃発。 例のごとく対抗する力の無い『天聖界』では、聖ボット計画により開発が進められていた[[ヘラクライスト]]に一縷の望みが託されることになった。 スーパーゼウスと並ぶ最強ヘッドの片割れともあって、単独での戦闘能力は極めて高く、十二天使の理力を結集したヘラクライストでも完璧に力を発揮できない状態では、全く相手にもならなかった。 しかし、『天聖界』の窮地に理力のみならず、心も統一した十二天使により再度の理力のインプットが行われたヘラクライストは今度こそ完璧な調和を発揮。 天界山脈での最終決戦では敢えなく破れた前回とは違いブラックゼウスに食い下がり、更には手にした魔力逆転ソードでブラックゼウスの強大な魔力を逆に利用して大ダメージを与えることに成功。 ブラックゼウスはそのまま非層空間に落ち込み行方しれずとなってしまった。 こうして、聖魔の力を併せ持つ究極の邪神は辛くも撃退されたのだったが……。 キャラクターのモチーフはサタンの正体と呼ばれる堕天使[[ルシファー>ルシファー(悪魔)]]だと思われる。 *■B★Z★H(ブラック・ゼウス・ヘッド) >#center(){異なる照準の先に見えし次代の増強予兆にいよいよ動く} > 『次代編』となる第21弾ヘッドとして登場したブラックゼウスが強化復活を遂げた姿。 かつての次界争奪戦に破れて撤退していた曼聖羅が、戦力増強するべく非層空間を漂っていたブラックゼウスを回収。 邪な願いを以て異聖メディアに付き従う謎の古代神たる創聖使達が改造を施し、以前よりも若い肉体を与えて復活させた。 若魔祖王と呼ばれており、始祖ジュラの属性が完全にブラックゼウスのものになっているのがうかがえる。 アニメ版での声優は[[若本規夫]]。 &bold(){「力こそパワー!」} ただでさえ強力だった戦闘能力は更に高まり、曼聖羅はブラックゼウスの力を使いカーネルダース達の治めるハートタンクを攻め落とす等、攻勢を開始。 これに対して『次代編』の主役であるピア・マルコらが挑むが勝負にもならず、次代の力を結集してパワーアップしたマルコでさえも一蹴され、時空の裂け目破断層に落とされてしまう。 邪魔物を廃したかに見えた曼聖羅だが、ブラックゼウスのコントロールが効かなくなる瞬間があり……。 破断層の正体は大ボリニアと呼ばれる時空を超越できる“時のトンネル”であり、ここに落とされたことでマルコが身に纏っていたジャイケットが覚醒。 マルコを&bold(){&ruby(P・M・F・G){ピア・マルコ・フル・ジャイケット}}に変身させると、破断層まで追ってきたブラックゼウスを返り討ちにすることに成功する。 これにより洗脳から解けたブラックゼウスは曼聖羅に反旗を翻し、曼聖羅の主力である創聖巡師達を殺害。 更には、そもそもの悲劇の原因である始祖ジュラの狂乱を引き起こさせ、自らの運命と生命を弄んだ創聖使達をも手にかけるが、この時には既に命が尽きかけており“影の次神子”は曼聖羅を壊滅状態にさせて散った。 この、最後に曼聖羅を壊滅させる行動を取らせたのは、父たる超聖神からのテレパシーであったとされる。 ……尚、この展開が明確になったのは近年になってからで、それ以前にはブラックゼウスがどうなったのかには複数の説が存在していた。 因みに、若ブラックゼウスを演じた若本氏の名(迷)言であり、現在でもネットスラングとして使われる&bold(){「力こそパワー!」}の飛び出したアニメ版『新ビックリマン』では、曼聖羅に反旗を翻すも生き残り、スーパーデビルを腹心として『天魔界』勢力のリーダーとなるも、マルコが創り上げた新たなる世界に迎え入れられるというハッピーエンドを迎えている。 竹村版では自分が次神子であることを知り、スーパーゼウスを亡き者にして((オリンは嫁にして))その座を独占しようとするが、オリンに継がせたいメディアが2人のゼウスの命を狙って放った矢で胸のジュラヘッドを砕かれ、 急速に年老い悪魔としての記憶と力を失う。訳も分からぬまま目の前の自分によく似た男を第二射から庇って命を落とすが、その魂はスーパーゼウスと合体し、 黒髪で黒髭の&bold(){『ゼウスニュード』}へ若返り……赤ん坊まで若返ってオリンに拒絶されたメディアに拉致される。 尚、後に展開された超元祖32弾では、中途半端なままで終わっていたストーリーの続きの物語として、スサノオロ士が誕生させた「ジオ界(地球)」を舞台とした新たなる物語が展開された。 この第32弾では、新天地にて聖魔統率を目論む8人ものゼウスによるブラックゼウスの双子星継承権を奪い合う争いが勃発。 源層界に至っていたスーパーゼウスの援護も受けて、邪悪な意思により生み出された7人の偽物を倒して双子星を手にしたのがクロスゼウスであり、クロスゼウスは正式にスーパーゼウス、ブラックゼウスに続く、第3次神子(サードゼウス)として『神亜ユピテルヘッド』と覚醒を果たした……と語られていた。 ……そして、現在の公式ではユピテルヘッドとは上記の様にクロスゼウスがブラックゼウスの力を受け継いだ存在というだけではなく、実は&b(){ブラックゼウス自身が復活を遂げた姿}であったとして説明されている。 *【関連キャラクター】 ・異聖メディア 超聖神により源層界を逐われたもう一人の“聖神”にして、ブラックゼウスの運命を歪めた曼聖羅の女王。 本来は慈悲深い存在だが、親友でありながら自分を追いやって聖神の地位に就いたナディアを憎んでおり、ナディアの子であるブラックゼウスが利用されたのにも、そうした事情が関係していると思われる。 ・創聖使 曼聖羅にてメディアに力を貸す六人の古代神。 超聖神と共に世界を創造した神ではあるが、その性質は邪悪であり、言葉巧みにメディアを操り聖魔分裂の切っ掛けを作った。 後にも悪魔の手に落ちたアリババ神帝を悪魔ヘッドゴーストアリババに改造したりと、その行動は創造神とは思えぬ程におぞましい。 瀕死のブラックゼウスにより肉体は滅ぼされたが……。 ・ヘラクライスト 第一次聖魔大戦で始祖ジュラに蹂躙された経験から、長い時間をかけて開発された聖ボット。 十二天使の力を結集することで並のヘッドを越える力を持たせることを計画されたが、調整がピーキーにならざるを得ず、ブラックゼウスに勝利したのも『天聖界』の壊滅を目前にした危機感から十二天使の心が一致したからであった。 アニメ版『新ビックリマン』ではB・Z・Hに復讐されてしまっている。 *【余談】 -限定配布や限定販売を除く、通常流通のビックリマンシールでは別格的な値段で取り引きされている。 ホログラムシールは劣化しやすいこともあってか、多少の劣化品でも高値がついている。&br()特殊な福袋版は当時のロッテ球場限定シールに次ぐレアシールでもある。 -悪魔vs天使シリーズ生誕35周年を記念した人気投票にて、悪魔ヘッド人気一位を獲得した。 追記修正は貼って貼られて貼り返されて!?お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 力こそパワーの元ネタってビックリマンだったんだw -- 名無しさん (2017-08-18 13:25:10) - スーパービックリマンではスーパーデビルが体内に取り込んだスーパーゼウスの遺伝子を利用して魔黒神・ブラックゼウスになったけど、ビシュヌ・ティキが呼び出したメカタートルの攻撃でいいところがなかった記憶が… -- 名無しさん (2017-08-18 13:35:16) - ↑2 悪魔たち「おぉー!」 -- 名無しさん (2017-08-18 13:39:59) - アニメでプッチーのこと口説いていたけどプッチーは超聖神とメディアの娘だから異母妹(姉)になるんだっけ -- 名無しさん (2017-08-18 20:04:27) - コロコロの漫画版だと超聖神の跡継ぎの資格がゼウス兄弟とプッチーにあると立ち聞きして「なに!ではあの二人を殺せば超聖神の座は俺のものに……いやプッチーは俺の嫁に……なんて言ってたな」 -- 名無しさん (2017-08-18 20:58:32) - ↑2 そうです。ゼウス兄弟が老けるのは年とった姿こそが完成型だからなんだろうか? -- 名無しさん (2017-08-18 21:03:06) - ブラックゼウスがプッチー追っかけ回してる姿は、見た目的な問題と近親的な問題と二重の意味で見ていていたたまれなくなる -- 名無しさん (2020-07-11 23:30:11) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2017/08/18 Sat 12:31:16 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- *■ブラックゼウス &bold(){『ブラックゼウス』}は『[[ビックリマン]] 悪魔vs天使シール』シリーズの登場キャラクター。 シリーズ開始一年を記念して登場した第6弾後期ヘッド。 シリーズでは、というか『ビックリマン』人気に便乗して類似商品が登場していた玩具シール界隈としても初の&bold(){&color(red){ホ}&color(blue){ロ}&color(green){グ}&color(blue){ラ}&color(red){ム}}仕様で登場したシールともあって、屈指の人気を誇るキャラクターである。 ここでは前身となる第6弾前期ヘッド&bold(){『始祖ジュラ』}と、第21弾ヘッドとして復活した&bold(){『B・Z・H』}の解説も行う。 *■&ruby(しそ){始祖}ジュラ >#center(){魔紀元前より蘇生した魔祖王。すべての愛と勇理を吸収肥大化し天聖球をのみ込む。} > >悪魔界のウワサ 6聖卵が魔性を脱皮させ大聖事が起こるとか 第6弾前期ヘッド。 第一次聖魔大戦で[[スーパーゼウス]]に破れた後に眠りについていた(アニメ版では封印されていた)悪魔の王。 『天魔界』の本来の主である。 PCエンジンで発売された『ビックリマンワールド』でも、始祖ジュラの討伐がゲームの目的となっている。 &font(l){変身したブラックゼウスが真のラスボスだけどな!} アニメ版の声優は徳丸完が担当した。 近年になって漸く『ビックリマン』でも最重要の事件を引き起こしたキャラクターとしての認識が広がって来た模様(公式に)。 元々は[[シャーマンカーン]]らと共に、源層界で聖神ナディアの補佐についていた程の悪魔主(ヘッド)であったが、ナディアが次なる超聖神となる双子の次神子を生み出すと突如として悪心に捉われ、力を増すためにシャーマンカーンより、その片方を奪い呑み込み、悪魔達を率いて天使とお守りに攻撃を仕掛けた。 カーンと共に“次神子”の世話役に選ばれていたが、野心に捉われて呑み込んだと説明されている場合もある。 何れにせよ、この混乱により表層界は『天魔界』と『天聖界』に分裂。悪魔と天使による長きに渡る戦いの始まりとなった。 ……ジュラが突如として悪心にとらわれたのは、邪悪なる創聖使に唆された異聖メディアの仕業であるらしい。 悪魔ヘッド達の中でも特に強大な魔力を持ち、復活すると共に配下であった悪魔達をもパワーアップさせて『天聖界』を再び襲撃した。 かつてのように、唯一対抗し得る力を持つスーパーゼウスを前線に立たせる危険も冒せず((シャーマンカーンの応援を受けての辛勝だった模様。))、ジュラに蹂躙されるままになっていた『天聖界』で、身につけただけで天使をパワーアップさせる超理力を秘める&bold(){6聖卵}による爆撃作戦が計画される。 十字架天使がパワーアップしたクロスエンジェルにより作戦が決行。 爆撃は成功し、さしもの強大な古代悪魔の魔性も崩れ去り消滅したかに見えたのだが……。 姿と名称は恐竜+始祖鳥。また、モチーフとして聖書伝説の悪魔の王[[サタン>サタン(悪魔)]]のイメージが込められていると思われる。 第34弾にてクロスゼウス→神亜ユピテルヘッドが真の姿であるブラックゼウスの姿を取り戻すと、反対に因子に於いて強いつながりを持っていたジュラの因子がジオ海の海から復活。 &font(l){[[シン・ゴジラ]]にインスパイアされた}&b(){シソ・ジュラ}として幼体から成体へと形態変化しつつ出現するに至っている。 *■ブラックゼウス >#center(){6聖卵で魔性を脱皮したゼウスは虹光波を発しながら飛翔し続ける。神か悪魔なのか?} > >悪魔界のウワサ 額に刻まれた双子星が輝きを増しているとか 第6弾後期ヘッド。 始祖ジュラに呑み込まれていたことで魔染された“影の次神子”が、悪魔ヘッドへと変身した姿。 アニメ版の声優は大竹宏が担当。 近年では&bold(){究極邪神}が公式での通り名の模様。 魔祖王の魔力と地位を引き継いだ『天魔界』の&ruby(スーパー){超}ヘッドとして『天聖界』を蹂躙した。 額から&bold(){“&ruby(虹光波){レインボービームウェーブ”}}と呼ばれる破壊光線を放つ他、始祖ジュラに由来する装備を纏う。 この、ブラックゼウスの出現により第二次聖魔対戦が勃発。 例のごとく対抗する力の無い『天聖界』では、聖ボット計画により開発が進められていた[[ヘラクライスト]]に一縷の望みが託されることになった。 スーパーゼウスと並ぶ最強ヘッドの片割れともあって、単独での戦闘能力は極めて高く、十二天使の理力を結集したヘラクライストでも完璧に力を発揮できない状態では、全く相手にもならなかった。 しかし、『天聖界』の窮地に理力のみならず、心も統一した十二天使により再度の理力のインプットが行われたヘラクライストは今度こそ完璧な調和を発揮。 天界山脈での最終決戦では敢えなく破れた前回とは違いブラックゼウスに食い下がり、更には手にした魔力逆転ソードでブラックゼウスの強大な魔力を逆に利用して大ダメージを与えることに成功。 ブラックゼウスはそのまま非層空間に落ち込み行方しれずとなってしまった。 こうして、聖魔の力を併せ持つ究極の邪神は辛くも撃退されたのだったが……。 キャラクターのモチーフはサタンの正体と呼ばれる堕天使[[ルシファー>ルシファー(悪魔)]]だと思われる。 *■B★Z★H(ブラック・ゼウス・ヘッド) >#center(){異なる照準の先に見えし次代の増強予兆にいよいよ動く} > 『次代編』となる第21弾ヘッドとして登場したブラックゼウスが強化復活を遂げた姿。 かつての次界争奪戦に破れて撤退していた曼聖羅が、戦力増強するべく非層空間を漂っていたブラックゼウスを回収。 邪な願いを以て異聖メディアに付き従う謎の古代神たる創聖使達が改造を施し、以前よりも若い肉体を与えて復活させた。 若魔祖王と呼ばれており、始祖ジュラの属性が完全にブラックゼウスのものになっているのがうかがえる。 アニメ版での声優は[[若本規夫]]。 &bold(){「力こそパワー!」} ただでさえ強力だった戦闘能力は更に高まり、曼聖羅はブラックゼウスの力を使いカーネルダース達の治めるハートタンクを攻め落とす等、攻勢を開始。 これに対して『次代編』の主役であるピア・マルコらが挑むが勝負にもならず、次代の力を結集してパワーアップしたマルコでさえも一蹴され、時空の裂け目破断層に落とされてしまう。 邪魔物を廃したかに見えた曼聖羅だが、ブラックゼウスのコントロールが効かなくなる瞬間があり……。 破断層の正体は大ボリニアと呼ばれる時空を超越できる“時のトンネル”であり、ここに落とされたことでマルコが身に纏っていたジャイケットが覚醒。 マルコを&bold(){&ruby(P・M・F・G){ピア・マルコ・フル・ジャイケット}}に変身させると、破断層まで追ってきたブラックゼウスを返り討ちにすることに成功する。 これにより洗脳から解けたブラックゼウスは曼聖羅に反旗を翻し、曼聖羅の主力である創聖巡師達を殺害。 更には、そもそもの悲劇の原因である始祖ジュラの狂乱を引き起こさせ、自らの運命と生命を弄んだ創聖使達をも手にかけるが、この時には既に命が尽きかけており“影の次神子”は曼聖羅を壊滅状態にさせて散った。 この、最後に曼聖羅を壊滅させる行動を取らせたのは、父たる超聖神からのテレパシーであったとされる。 ……尚、この展開が明確になったのは近年になってからで、それ以前にはブラックゼウスがどうなったのかには複数の説が存在していた。 因みに、若ブラックゼウスを演じた若本氏の名(迷)言であり、現在でもネットスラングとして使われる&bold(){「力こそパワー!」}の飛び出したアニメ版『新ビックリマン』では、曼聖羅に反旗を翻すも生き残り、スーパーデビルを腹心として『天魔界』勢力のリーダーとなるも、マルコが創り上げた新たなる世界に迎え入れられるというハッピーエンドを迎えている。 竹村版では自分が次神子であることを知り、スーパーゼウスを亡き者にして((オリンは嫁にして))その座を独占しようとするが、オリンに継がせたいメディアが2人のゼウスの命を狙って放った矢で胸のジュラヘッドを砕かれ、 急速に年老い悪魔としての記憶と力を失う。訳も分からぬまま目の前の自分によく似た男を第二射から庇って命を落とすが、その魂はスーパーゼウスと合体し、 黒髪で黒髭の&bold(){『ゼウスニュード』}へ若返り……赤ん坊まで若返ってオリンに拒絶されたメディアに拉致される。 尚、後に展開された超元祖32弾では、中途半端なままで終わっていたストーリーの続きの物語として、スサノオロ士が誕生させた「ジオ界(地球)」を舞台とした新たなる物語が展開された。 この第32弾では、新天地にて聖魔統率を目論む8人ものゼウスによるブラックゼウスの双子星継承権を奪い合う争いが勃発。 源層界に至っていたスーパーゼウスの援護も受けて、邪悪な意思により生み出された7人の偽物を倒して双子星を手にしたのがクロスゼウスであり、クロスゼウスは正式にスーパーゼウス、ブラックゼウスに続く、第3次神子(サードゼウス)として『神亜ユピテルヘッド』と覚醒を果たした……と語られていた。 ……そして、現在の公式ではユピテルヘッドとは上記の様にクロスゼウスがブラックゼウスの力を受け継いだ存在というだけではなく、実は&b(){ブラックゼウス自身が復活を遂げた姿}であったとして説明されている。 ジオ界を悪魔により制圧するべく改造され少年の姿にまで戻されたようで、力尽きたスーパーゼウスの聖遺体をも強奪。 ブラックゼウスに呼応するように始祖ジュラをルーツとするシソ・ジュラが誕生。 更に、ブラックゼウスの右手の暗黒渦からはスーパーデビルをルーツとする魔童神デビルーツが出現する等、かつての天魔界でも見られなかった布陣が揃いつつある……? *【関連キャラクター】 ・異聖メディア 超聖神により源層界を逐われたもう一人の“聖神”にして、ブラックゼウスの運命を歪めた曼聖羅の女王。 本来は慈悲深い存在だが、親友でありながら自分を追いやって聖神の地位に就いたナディアを憎んでおり、ナディアの子であるブラックゼウスが利用されたのにも、そうした事情が関係していると思われる。 ・創聖使 曼聖羅にてメディアに力を貸す六人の古代神。 超聖神と共に世界を創造した神ではあるが、その性質は邪悪であり、言葉巧みにメディアを操り聖魔分裂の切っ掛けを作った。 後にも悪魔の手に落ちたアリババ神帝を悪魔ヘッドゴーストアリババに改造したりと、その行動は創造神とは思えぬ程におぞましい。 瀕死のブラックゼウスにより肉体は滅ぼされたが……。 ・ヘラクライスト 第一次聖魔大戦で始祖ジュラに蹂躙された経験から、長い時間をかけて開発された聖ボット。 十二天使の力を結集することで並のヘッドを越える力を持たせることを計画されたが、調整がピーキーにならざるを得ず、ブラックゼウスに勝利したのも『天聖界』の壊滅を目前にした危機感から十二天使の心が一致したからであった。 アニメ版『新ビックリマン』ではB・Z・Hに復讐されてしまっている。 *【余談】 -限定配布や限定販売を除く、通常流通のビックリマンシールでは別格的な値段で取り引きされている。 ホログラムシールは劣化しやすいこともあってか、多少の劣化品でも高値がついている。&br()特殊な福袋版は当時のロッテ球場限定シールに次ぐレアシールでもある。 -悪魔vs天使シリーズ生誕35周年を記念した人気投票にて、悪魔ヘッド人気一位を獲得した。 追記修正は貼って貼られて貼り返されて!?お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 力こそパワーの元ネタってビックリマンだったんだw -- 名無しさん (2017-08-18 13:25:10) - スーパービックリマンではスーパーデビルが体内に取り込んだスーパーゼウスの遺伝子を利用して魔黒神・ブラックゼウスになったけど、ビシュヌ・ティキが呼び出したメカタートルの攻撃でいいところがなかった記憶が… -- 名無しさん (2017-08-18 13:35:16) - ↑2 悪魔たち「おぉー!」 -- 名無しさん (2017-08-18 13:39:59) - アニメでプッチーのこと口説いていたけどプッチーは超聖神とメディアの娘だから異母妹(姉)になるんだっけ -- 名無しさん (2017-08-18 20:04:27) - コロコロの漫画版だと超聖神の跡継ぎの資格がゼウス兄弟とプッチーにあると立ち聞きして「なに!ではあの二人を殺せば超聖神の座は俺のものに……いやプッチーは俺の嫁に……なんて言ってたな」 -- 名無しさん (2017-08-18 20:58:32) - ↑2 そうです。ゼウス兄弟が老けるのは年とった姿こそが完成型だからなんだろうか? -- 名無しさん (2017-08-18 21:03:06) - ブラックゼウスがプッチー追っかけ回してる姿は、見た目的な問題と近親的な問題と二重の意味で見ていていたたまれなくなる -- 名無しさん (2020-07-11 23:30:11) #comment #areaedit(end) }

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