Hollow Knight(ホロウナイト)

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&font(#6495ED){登録日}:2019/09/06 Fri 00:26:13 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 13 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){#image(4643fb058642335c523910f3a7910575f56372f612f7c0c9a497aaae978d3e51.jpg,width=500,height=281)} &font(b,16,white,black){Hollow Knight(ホロウナイト)}は、オーストラリアのインディーゲームデベロッパー、『Team Cherry』が開発した2Dアクションアドベンチャーゲーム。 #openclose(show=▽目次){ #contents() } *概要 滅びゆくムシ達の王国を舞台に、小さなムシの主人公が冒険や個性豊かなムシ達との交流を通して王国の秘密を解き明かす探索型アクションゲームである。 主人公を含めた登場人物は基本的に全てムシであるが、いずれも可愛らしくデフォルメされている。その一方で[[ダークソウル>Dark Souls]]を参考にしたというだけあって世界観は中々に&bold(){ダーク&ハード}。ゲーム自体もアクションゲームの中でもかなりの高難度で、やりこみ要素も豊富。 [[Steam]]、[[Nintendo Switch]]、Xbox One、[[PlayStation4]]と各プラットフォームで展開されており、価格は共に&bold(){2000円以下(DLC込)}。その奥深いゲームデザインとお手軽な価格故か、特にSwitch版は2018年6月の発売直後2週間で25万本以上もの快挙を達成した。 大型アップデート(DLC)は現在第四弾まで配信済みで、ヒロインのホーネットを主人公とした続編の&bold(){&color(white,crimson){「Hollow Knight Silksong」}}が発売予定であることがアナウンスされている。 *ゲームシステム 所謂メトロイドヴァニア系の探索型横スクロールアクション。始めは武器は釘(本作における剣)のみであり移動手段も少ないが、探索やボスを倒すことでアイテムや能力を入手し、行動範囲を広げながらゲームを進めていく。 各所に存在するベントに座る事でセーブし、地図を描いて探索しやすくなる。ダメージを受けてライフが0になるとジオ(所持金)を全額失った状態で前回セーブしたベンチに復帰し、死亡地点に戻って自身のカゲを倒せば取り戻せるが、道中倒れてしまうと前回分の所持金は全ロスとなってしまう。 特徴的な要素として、主人公が敵を攻撃すると&font(b,white,black){ソウル}という白いゲージが溜まっていき、攻撃やライフの回復に使用できる。回復アイテムの存在しない本作では貴重な回復手段だが、回復中は基本的に無防備であり攻撃を受けると回復できずダメージだけ貰ってしまう。ボス戦等では回復するタイミングの見極めや、そもそもダメージを受けないプレイが重要となる。 また、各地に散らばるチャームを装備する事で、主人公に特殊効果が付与される。チャームは最初は3スロット分しか装備できず、チャームスロットを入手する事で装備できるチャームも増えていく。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実はスロット以上のチャームを装備できる方法もある。}} 中盤で入手できる&bold(){&color(fuchsia){夢見の釘}}というアイテムを使うと、NPCや敵の考えている事を読むことができる。それぞれ固有のテキストが存在し、意外なモノにも隠されている事があるので積極的に使ってみよう。最も、動いている上こちらを攻撃してくる敵にタイミングよく当てるのは至難の業だが…。 一度ゲームをクリアすると、ライフが0になると始めからやり直しの&font(b,white,silver){スティールソウル・モード}が追加。DLC第四弾からはボスラッシュ専用の&bold(){&color(white,gold){ゴッドシーカー・モード}}がプレイできる。 *登場人物(というかムシ) 色々な生物が登場するが、このゲームには脊椎動物(哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類・魚類)は登場せず、ほとんどのキャラが無脊椎動物(昆虫、甲殻類、軟体動物)となっている。 とはいえ、デフォルメのおかげで&font(l){一部を除いて}可愛らしいデザインで描かれている。 ・&font(b,white,black){主人公(The Knight)} このゲームのプレイアブルキャラクター。2本角のついた白い仮面と灰色のマント、ぼろぼろの釘を身に着けた名もなき来訪者。 基本的に…というか全くと言っていいほど感情表現がなく、かつ無口。 会話の選択肢を見るに自我は存在しているようだが、黒い穴のような目も相まって見た目は可愛いがどこか虚無的な印象を与える。 彼が何の為にハロウネストを訪れたのか、この王国に何が起きたのかを探ることがこのゲームの主な目的となる。 ・&bold(){&color(white,crimson){ホーネット(Hornet)}} 道中のあちこちで遭遇する、神出鬼没の女戦士。声がかわいい。ヘカーレ! 独特な形の仮面と褐色のマントを纏った細身の女性だが、戦いとなれば得物の針と糸で敵を攻め立てる屈強なハンターである。 ある目的の為に王国を見廻っているらしく、主人公がどのような存在であるかも知っている模様。当初は主人公を亡霊と呼び攻撃してくるが、幾度と相対する内に彼の中に「ある可能性」を見出し、手助けしてくれる。 出身はクモ族の住まう暗闇の巣で、実は作中に登場するある人物の娘。名前に反してハチ族とは無関係である。 ・&bold(){クィレル(Quirrel)} 黒卵の神殿で出会う、古風な喋り方をするダンゴムシの冒険者。決して[[某魔法学校の教師>クィリナス・クィレル]]ではない。 一人称は「拙者」。風流な物腰と、三度笠のように被った仮面や腰に差した釘がどこか侍を思わせる。 理知的かつ好奇心旺盛な性格で、ハロウネストにやって来たのも古代のロマンに魅かれたからだそう。行く先々で主人公にその土地の説明をしてくれるが、初めて訪れた筈の王国の過去を知っていたり、その情報を本人も何処で覚えたか分からないなど謎の多い人物。 ・&bold(){コーニファー&イゼルダ(Cornifer&Iselda)} つい最近ダートマウスに店を構えた若い夫婦。種族はおそらくゾウムシだろうか。 夫のコーニファーは地図製作者。ハロウネストの至る所で地図を描いていて、凶暴な敵だろうと酸の沼だろうと平気で乗り越える何気に凄いスペックの持ち主。そしてイビキがうるさい。新しいエリアに着いた際はまず、落ちている紙を目印に彼を探して地図を入手する事が目標となる。 妻のイゼルダは地上でマッピング関係のグッズを売っている。スタイルの良い美人さんで夫婦仲は良好なようだが、夫の趣味は理解できていないらしい。コーニファーは地図を描く喜びを彼女と共有したいそうだが、はたして…。 ・&bold(){スライ(Sly)} 地下の廃墟で眠っていたハエのおっさん。起こしてあげると地上で店を開くようになる。友好的でお人よしだがかなりがめつい性格で、彼の店の商品はどれも値の張る物ばかり。その分非常に有用な品物なのだが。 その一方で釘には一家言あるようで、主人公が釘や釘奥義を鍛えると強く反応する。どうやら釘と関わりの深い人生を送ってきたらしいが…。 ・&bold(){最後のスタグ(The Last Stag)} この作品におけるバス移動手段である、巨大なカブトムシのようなムシ「スタグ」の生き残り。&color(lightgray){…スタグ(クワガタ)なのにカブト?} 王国の全盛期を知る数少ないムシの一匹でもある。既に年老いて体も傷んできているが、久しぶりに駅を開通させてくれた主人公を快く運んで昔話を聞かせてくれる優しいおじいちゃん。ちょっと声が怖いけど。 ・&bold(){マイラ(Myla)} 地下鉱床で独り水晶を掘り続ける、ダンゴムシの女の子。 他人とあまり話さないせいか少々どもりぎみながらも、主人公に一緒に歌うことを誘う優しい性格。歌声は可愛いらしいが、その歌詞は結構怖かったりする。フンフフフンフフイェロー♪ 殺伐とした世界観の一種の清涼剤となっていた彼女だが、ゲームを進めると彼女もまた次第に「ハロウネストの汚染」に精神を蝕まれてゆき、そして…。 ・&bold(){強靭なるゾート(Zote the Mighty)} 主人公と似た背格好の、まったく無名の騎士。ハロウネストで名を上げに来たらしい。 自身を強靭な戦士だと信じて疑わず、事あるごとに主人公に突っかかってくる。が、その実力はお世辞にも...。 それ故いろんな場所で囚われたり捕食されかけているが、助けられても特に感謝せず文句を垂れる図太いヤローである。因みに敵に捕食されかけてる時に&bold(){見殺しにする事で解除される}実績がある。勿論ゾートは死ぬ。 ・&bold(){クロース(Cloth)} 麻袋のような覆面をした大柄なセミの女性冒険者。 見た目通りに男勝りで豪快な性格だが、怖がりだったり弱るとネガティブな思考になる一面もある。ゲームの進め方によっては主人公と共闘してくれる数少ないキャラクター。なのだが…。 ・&bold(){ブレッタ(Bretta)} 地下深くで迷子になっていた、いかにも虫って見た目の娘。ムチムチした足が色っぽいと一部では評判らしい。えぇ…。 地下で自分を見出してくれた主人公に淡い恋心を抱きぬいぐるみまで作っちゃったりするが、ゾートが現れるとあっさりと移り気する、そんな恋に恋するお年頃の乙女。だが彼女のゾートに対する恋心が夢の中にとんでもない化け物を産み出してしまう事に。 ・&bold(){狩猟者(The Hunter)} 洞窟に姿を隠した六つ目の怪物。主人公を自身の後継者と認め、狩猟者の書(敵キャラ図鑑)を託す。生粋のハンターらしく無常観の持ち主だが、意外とセンチな一面も。狩猟者の書をコンプリートすれば意外な姿が明らかに…? ・&bold(){オロ、メイトー、シオ(Oro,Mato,Sheo)} ハロウネストの各地にひっそりと暮らす、かつて名を馳せた釘師たち。主人公に釘奥義を伝授してくれる。それぞれ兄弟弟子であり、オロは孤独を好むのに対しメイトーは弟子を取りたがる。シオは現在芸術家を目指し中。 ・&bold(){先見者(Seer)} 安息の地で墓守をしているガの老婆。中盤、夢の世界に放り込まれた主人公を救い出し、一族に古くから伝わる夢見の釘を託す。 ストーリー進行上で必ず出会うキャラクターだが、トゥルーエンドを目指すには彼女のイベントを進め、王国の真実を知る必要がある。 ・&bold(){フンコロ騎士(Dung Defender)} 名前で大体察せられると思われるが、フンコロガシの騎士。 主人公を敵と勘違いし何故か陽気に笑いながら&bold(){&color(white,brown){ウ○コ}}を投げつけてくるが、間違いだったことが分かれば素直に謝罪し協力してくれる&bold(){本作屈指の癒し}。 明言はされないものの実は凄い過去の持ち主だったり。 ・&bold(){ミスター・マッシュルーム(Mister Mushroom)} でかいキノコにのっぺりとした顔が付いた謎の存在。 あるチャームを装備しないと話を聞けないが、その内容は見た目に反して哲学的かつ意味深長。どうやらハロウネスト誕生以前の幾つもの文明の盛衰を目撃してきたらしい。 世界各地を旅する彼を訪ねて回る事が、実はあるエンディングの条件となっている。 ・&font(b,red){グリム(Grimm)} DLC第二弾から登場する、&color(red){グリム巡業団}というアヤシイ仮面の組織の団長。主人公にグリムの子というチャームを託し、各地に散らばる赤い炎の収集を依頼する。 ・&font(b,white,black){ホロウナイト(Hollow Knight)} 王国のかつての首都にある像にのみ名を遺す、謎めいた騎士。 「彼の犠牲のおかげでハロウネストは守られる」旨の話が度々なされるが、そんな英雄であるにもかかわらず知名度が異常なまでに低い。現役時代の彼を見たという話をしてくれるNPCも皆無。 彼の正体は果たして…… ・&bold(){蒼白なる王(The Pale King)} ハロウネストの王にして建国者。 各地に彫像が建てられており、そこから察するに王冠を被ったイモムシの姿をしている様子。 国民であるムシ達からは神のように信奉されていたが、王国が滅びた現在は彼がどこにいるのか、そもそも存命なのかは定かではない。 *舞台 舞台となるのは、かつて大いに繁栄したものの、謎の疫病により滅びたとされる地底の王国&bold(){「ハロウネスト」}。既に廃墟になって久しいが、そこに眠る謎や宝、あるいはロマンに導かれ来訪する者は後を絶たないという。 ・&font(b,gray){ダートマウス} 今作の拠点となる寂れた町。昔は栄えていたそうだが住人の殆どが出ていくか廃墟となった王国へ潜ってしまったらしく、ゲーム開始時点では年老いたムシと道具屋の夫婦しか住んでいない。 ・&font(b,blue){忘れられた交叉路} ハロウネストの入り口に位置し、かつては交通の要であったが現在は生ける屍と化したムシ達が彷徨う。ここにある&bold(){黒卵の神殿}は後程重要なスポットに。 まだそこまで強い敵はいないが、突然出現するボスには注意しよう。ゲームを進めながらスタグの駅を開放していくと移動が楽になる。 ある場所には芋虫の巣があり、年老いた(?)芋虫が一匹悲嘆に暮れている。道中囚われている芋虫達を助けるとお礼が貰えるので見かけたら積極的に救出しよう。全ての芋虫を助けると…。 中盤以降訪れるとエリア名が&bold(){&color(orange){汚染された交叉路}}に変化し、倒すと&font(red){自爆}するムシ達が跋扈する危険地帯と化すので注意。 ・&font(b,green){緑の道} 「緑の民」と呼ばれる一族たちが暮らしていたという静かな森。彼らはウヌという主を信仰し、王国とは相容れなかったという。 落ちるとダメージを受ける酸の泉や茨だらけの道などアクション的にも難しくなってくるエリア。ホーネットとの初対面もこの場所。 ・&font(b,white,gray){風鳴りの崖} ハロウネストの地上最西端に位置する高い崖。崖の向こう側にはどこまでも続く荒野が広がり、王国を訪れる者にとっての関門となっている。 とある場所には&color(red){仮面を付けた赤い大きなムシ}が眠るが…。 ・&font(b,white,purple){霧の渓谷} 泡とクラゲがたゆたう幻想的な雰囲気の渓谷。&bold(){ウーマ}と呼ばれる大きなクラゲは攻撃すると爆弾となって飛んでくる(ご丁寧にもホーミング機能付き)ので、無闇に攻撃せず注意して進むべし。 一度目は素通りするだけだが、後に重要な目的のため再び訪れる事になる。銀行のご利用は計画的に。 ・&font(b,teal){胞子の森} 進化した菌類の楽園。攻撃すると反動で大ジャンプできるキノコを駆使して進む。 下層には誇り高きカマキリ族の村が存在するが、戦闘民族である彼らは汚染の影響を受けてないにもかかわらず積極的に襲い掛かってくる。族長たる&bold(){カマキリの王}に力を示して信頼を勝ち取ろう。&color(lightgray){…到着時点では後回しにした方がいいけど。} ・&font(b,white,blue){涙の都} ハロウネストのかつての首都。上層に存在する湖から絶えず水が漏れだし、それが雨のように降り注いでいることから名付けられた。 この辺りになると&bold(){バンペイムシ}や&bold(){ソウルの魔術師}といった速い・硬い敵が目立ってくる。幸い鍛冶屋が丁度あるので釘を鍛えてから先に進もう。ジオが無ければ質屋をどうぞ。 首都だけあって他のエリアと比べても縦横に広く、ソウルの聖域や監視者の塔、愛の塔等サブエリアも豊富。道中何度も訪れる事となる。 ・&font(b,fuchsia){水晶山} 桃色の美しい水晶の鉱山。ここの水晶は何らかの力が秘められているらしく、王国が滅びても尚ムシ達は何かに取り憑かれたように採掘を続けている。ベルトコンベアや回転する床等のトラップに水晶やビームを打ってくる敵など、とにかくダメージを貰いやすいので慎重に進もう。 ・&font(b,aqua){安息の地} ガの一族が代々管理する、水をたたえた静かな墓地。ここで夢見の釘が貰えるが、集めたエッセンスを交換するために何度も訪れる事になる。実はどこかにスタッフルームが隠されているので見つけてみよう。&color(lightgray){墓地にいる霊に夢見の釘をするなよ!絶対だぞ!} ・&font(b,white,black){暗闇の巣} ハロウネストの西部深くに広がる洞窟。そして&font(b,red){本作のトラウマスポットその1。} 狭くて暗い洞窟、何かの蠢く足音、際限なく湧き出る虫、動き出す死骸、[[蜘蛛>クモ]]、巨大[[ムカデ]]と&font(b,red){駄目な人は駄目}な要素がてんこもり。 奥深くにはクモ族の住んでいた彼方の村があるが…どうやら王国との間でかつて何かがあった模様。まさしく王国の暗部である。 因みに上記のカマキリの王を倒さなくても入ろうと思えば入れるが、攻略を見ないと&bold(){ガチで出られなくなる}可能性が高いので注意。 ・&bold(){&color(blue,brown){王家の水路}} 涙の都の地下を走る巨大水路。&font(b,red){本作のトラウマスポットその2。} ジメジメした薄暗い地下だが、曲者なのがここにだけ生息する&bold(){スイツキ}というアリの幼虫のような見た目の生物達。飛行する小型種は悲鳴を上げながら猛スピードでこちらを追跡し、二足歩行の中型種は倒しても上半身と下半身が独立して襲い掛かり、ボスの母体は…言わずもがな。エリアとしては比較的短いので、虫が苦手な人はさっさと通り抜けてしまおう。 ・&bold(){&font(lime){女王の庭}} ハロウネストの女王が隠遁していたという、緑豊かな庭園。今ではかつての面影を残しつつも、村を捨てたカマキリ族の裏切り者が跋扈し荒れ放題に。 道中は相変わらず茨だらけ。繊細な花運びでここまで来て茨を踏んでしまったら泣くに泣けない。 実は普通にクリアする分には来る必要は無いが、真エンディング達成には重要な場所となる。 ・&bold(){&color(white,brown){古代の穴}} ハロウネストの最深部に存在する大穴。かつては王宮がここに存在したらしいが、異変の際に建物ごとどこかへ消えてしまったらしく、今は跡地が残るのみである。 下層は他の場所に比べ汚染の影響が特に強いらしく、&bold(){&color(orange){オレンジ色の泡状の物体}}で溢れている。 またその奥深くには、王に選ばれたものしか入れないという更なる深淵があるという。 ・&font(b,white,gray){王国のはずれ} 涙の都の東に広がる、白い灰が降り注ぐ寂れた地。たまに死体とかも降ってくる事も。 上層には闘技場があり、廃墟に見合わぬ熱気に満ちている。難易度は高いが、勝ち抜ければ相応の報酬を得られるだろう。 下層のとある場所から、ハチ族の巣&font(b,white,yellow){「ハイブ」}に侵入できる。ハチ達が群がる場所が目印。 #openclose(show=▽ネタバレ注意) { ・&font(b,white,silver){白い宮殿} ハロウネストの王が住んでいたとされる宮殿。&font(b,red){本作のトラウマスポットその3。} 古代の穴の王宮跡地にてある事をすると入ることができるが、然してその実態は&font(b,red){超高難度イライラ棒ステージ}。出来れば素通りしたいところだが、&bold(){真のエンディングには攻略必須}というおまけ付き。ハイブで手に入るハイブの血というチャームがあれば幾分か楽になるので、根気よく頑張ろう。 それでも物足りないという&font(red){マゾヒスト}には&bold(){更なる高難度コース}、その名も&font(b,white,green){苦痛の道}が存在します。こちらはクリアには全くもって不必要なので下手に挑戦しない方が身の為かも。 ・&bold(){&color(white,gold){神の家}} DLC第四弾で追加された、王家の水路のどこかに存在する新エリア。 「神との調和を果たす」という名目の下に、かつて死闘を繰り広げたボス達と再戦することが出来る。ボスラッシュとなるステージもあるが非常に難しいので、クリア済みでもっとやりこみたいというプレイヤー向け。 } 追記・修正は暗闇の巣で彷徨いながらお願いします。 ---- #right(){ &sizex(2){画像出典:Nintendo Switch|ダウンロード購入|Hollow Knight (ホロウナイト)} &sizex(2){https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000003209} &sizex(2){2019年9月6日閲覧} } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,33) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 神ゲー。ホーネット外伝も早くやりたい -- 名無しさん (2019-09-06 00:46:31) - 戦闘システムは嫌いじゃないし、雰囲気は好きだけどボスが強すぎて心折れて止めてしまった -- 名無しさん (2019-09-06 01:38:46) - 悪夢と血族は戦っててかなり楽しかった…。次回作も期待! -- 名無しさん (2019-09-06 07:34:49) - 綿密な記事乙です。名作だったけど、ストーリーの全容を掴むための情報集めが大変であった…www -- 名無しさん (2019-09-06 08:26:20) - クッソネタバレ気になるけど帰ったら買うから終わったら読みに来ます…… -- 名無しさん (2019-09-06 09:36:31) - 水路のスイツキどもの鳴き声はマジやめろ -- 名無しさん (2019-09-06 16:57:57) - ステージ、会話、敵、演出、読み物芋虫イベ、悪夢の王、神の家…あらゆる面でこちらの心を折りにくる神ゲー…高速切りを信じろ -- 名無しさん (2019-09-08 04:24:27) - ボス戦でのパターン構築が非常に楽しいゲーム。ただ、石碑全部金にするのはメッチャしんどかったゾ…。 -- 名無しさん (2019-09-09 03:22:29) - 虫のたぐいが苦手な人は本作やったら発狂するのでは…w -- 名無しさん (2020-02-04 19:35:17) - 白い宮殿で悶絶したけど、セレステをプレイした後だと全然マシに見えてきて地獄 -- 名無しさん (2020-05-12 01:31:58) - 虫がこうなったらやだなあっていうのは大体全部おさえてるな -- 名無しさん (2020-11-18 22:41:49) - 海外の実況でキノコのヘドバンでビートを刻むやつがツボにはまった -- 名無しさん (2020-11-18 23:42:37) - PS4のフリープレイで遊べるので、触るだけ触ってみてほしい。間違いない傑作で大作だが、ムシがダメな人・シビアな2Dアクションが苦手な人は精神が保たない可能性もある。 -- 名無しさん (2020-11-25 02:21:54) - ストーリーが微妙にわかりづらいのがいい。ノーマルエンドだけだとわけわからず終わるから色々探してみいようという気になる -- 名無しさん (2021-02-09 19:58:35) - ⁇?:「苦痛の道?道あんじゃん!」 -- 名無しさん (2021-11-06 14:46:14) - 五騎士、約一名がフンコロガシなのが明言されてる以外モチーフが何なのか判然としないよね。ゼ=メールは何かゴキブリっぽいけど -- 名無しさん (2022-10-22 15:10:34) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2019/09/06 Fri 00:26:13 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 13 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){#image(4643fb058642335c523910f3a7910575f56372f612f7c0c9a497aaae978d3e51.jpg,width=500,height=281)} &font(b,16,white,black){Hollow Knight(ホロウナイト)}は、オーストラリアのインディーゲームデベロッパー、『Team Cherry』が開発した2Dアクションアドベンチャーゲーム。 #openclose(show=▽目次){ #contents() } *概要 滅びゆくムシ達の王国を舞台に、小さなムシの主人公が冒険や個性豊かなムシ達との交流を通して王国の秘密を解き明かす探索型アクションゲームである。 主人公を含めた登場人物は基本的に全てムシであるが、いずれも可愛らしくデフォルメされている。その一方で[[ダークソウル>Dark Souls]]を参考にしたというだけあって世界観は中々に&bold(){ダーク&ハード}。ゲーム自体もアクションゲームの中でもかなりの高難度で、やりこみ要素も豊富。 [[Steam]]、[[Nintendo Switch]]、Xbox One、[[PlayStation4]]と各プラットフォームで展開されており、価格は共に&bold(){2000円以下(DLC込)}。その奥深いゲームデザインとお手軽な価格故か、特にSwitch版は2018年6月の発売直後2週間で25万本以上もの快挙を達成した。 大型アップデート(DLC)は現在第四弾まで配信済みで、ヒロインのホーネットを主人公とした続編の&bold(){&color(white,crimson){「Hollow Knight Silksong」}}が発売予定であることがアナウンスされている。 *ゲームシステム 所謂メトロイドヴァニア系の探索型横スクロールアクション。始めは武器は釘(本作における剣)のみであり移動手段も少ないが、探索やボスを倒すことでアイテムや能力を入手し、行動範囲を広げながらゲームを進めていく。 各所に存在するベンチに座る事でセーブし、地図を描いて探索しやすくなる。ダメージを受けてライフが0になるとジオ(所持金)を全額失った状態で前回セーブしたベンチに復帰し、死亡地点に戻って自身のカゲを倒せば取り戻せるが、道中倒れてしまうと前回分の所持金は全ロスとなってしまう。 特徴的な要素として、主人公が敵を攻撃すると&font(b,white,black){ソウル}という白いゲージが溜まっていき、攻撃やライフの回復に使用できる。回復アイテムの存在しない本作では貴重な回復手段だが、回復中は基本的に無防備であり攻撃を受けると回復できずダメージだけ貰ってしまう。ボス戦等では回復するタイミングの見極めや、そもそもダメージを受けないプレイが重要となる。 また、各地に散らばるチャームを装備する事で、主人公に特殊効果が付与される。チャームは最初は3スロット分しか装備できず、チャームスロットを入手する事で装備できるチャームも増えていく。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実はスロット以上のチャームを装備できる方法もある。}} 中盤で入手できる&bold(){&color(fuchsia){夢見の釘}}というアイテムを使うと、NPCや敵の考えている事を読むことができる。それぞれ固有のテキストが存在し、意外なモノにも隠されている事があるので積極的に使ってみよう。最も、動いている上こちらを攻撃してくる敵にタイミングよく当てるのは至難の業だが…。 一度ゲームをクリアすると、ライフが0になると始めからやり直しの&font(b,white,silver){スティールソウル・モード}が追加。DLC第四弾からはボスラッシュ専用の&bold(){&color(white,gold){ゴッドシーカー・モード}}がプレイできる。 *登場人物(というかムシ) 色々な生物が登場するが、このゲームには脊椎動物(哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類・魚類)は登場せず、ほとんどのキャラが無脊椎動物(昆虫、甲殻類、軟体動物)となっている。 とはいえ、デフォルメのおかげで&font(l){一部を除いて}可愛らしいデザインで描かれている。 ・&font(b,white,black){主人公(The Knight)} このゲームのプレイアブルキャラクター。2本角のついた白い仮面と灰色のマント、ぼろぼろの釘を身に着けた名もなき来訪者。 基本的に…というか全くと言っていいほど感情表現がなく、かつ無口。 会話の選択肢を見るに自我は存在しているようだが、黒い穴のような目も相まって見た目は可愛いがどこか虚無的な印象を与える。 彼が何の為にハロウネストを訪れたのか、この王国に何が起きたのかを探ることがこのゲームの主な目的となる。 ・&bold(){&color(white,crimson){ホーネット(Hornet)}} 道中のあちこちで遭遇する、神出鬼没の女戦士。声がかわいい。ヘカーレ! 独特な形の仮面と褐色のマントを纏った細身の女性だが、戦いとなれば得物の針と糸で敵を攻め立てる屈強なハンターである。 ある目的の為に王国を見廻っているらしく、主人公がどのような存在であるかも知っている模様。当初は主人公を亡霊と呼び攻撃してくるが、幾度と相対する内に彼の中に「ある可能性」を見出し、手助けしてくれる。 出身はクモ族の住まう暗闇の巣で、実は作中に登場するある人物の娘。名前に反してハチ族とは無関係である。 ・&bold(){クィレル(Quirrel)} 黒卵の神殿で出会う、古風な喋り方をするダンゴムシの冒険者。決して[[某魔法学校の教師>クィリナス・クィレル]]ではない。 一人称は「拙者」。風流な物腰と、三度笠のように被った仮面や腰に差した釘がどこか侍を思わせる。 理知的かつ好奇心旺盛な性格で、ハロウネストにやって来たのも古代のロマンに魅かれたからだそう。行く先々で主人公にその土地の説明をしてくれるが、初めて訪れた筈の王国の過去を知っていたり、その情報を本人も何処で覚えたか分からないなど謎の多い人物。 ・&bold(){コーニファー&イゼルダ(Cornifer&Iselda)} つい最近ダートマウスに店を構えた若い夫婦。種族はおそらくゾウムシだろうか。 夫のコーニファーは地図製作者。ハロウネストの至る所で地図を描いていて、凶暴な敵だろうと酸の沼だろうと平気で乗り越える何気に凄いスペックの持ち主。そしてイビキがうるさい。新しいエリアに着いた際はまず、落ちている紙を目印に彼を探して地図を入手する事が目標となる。 妻のイゼルダは地上でマッピング関係のグッズを売っている。スタイルの良い美人さんで夫婦仲は良好なようだが、夫の趣味は理解できていないらしい。コーニファーは地図を描く喜びを彼女と共有したいそうだが、はたして…。 ・&bold(){スライ(Sly)} 地下の廃墟で眠っていたハエのおっさん。起こしてあげると地上で店を開くようになる。友好的でお人よしだがかなりがめつい性格で、彼の店の商品はどれも値の張る物ばかり。その分非常に有用な品物なのだが。 その一方で釘には一家言あるようで、主人公が釘や釘奥義を鍛えると強く反応する。どうやら釘と関わりの深い人生を送ってきたらしいが…。 ・&bold(){最後のスタグ(The Last Stag)} この作品におけるバス移動手段である、巨大なカブトムシのようなムシ「スタグ」の生き残り。&color(lightgray){…スタグ(クワガタ)なのにカブト?} 王国の全盛期を知る数少ないムシの一匹でもある。既に年老いて体も傷んできているが、久しぶりに駅を開通させてくれた主人公を快く運んで昔話を聞かせてくれる優しいおじいちゃん。ちょっと声が怖いけど。 ・&bold(){マイラ(Myla)} 地下鉱床で独り水晶を掘り続ける、ダンゴムシの女の子。 他人とあまり話さないせいか少々どもりぎみながらも、主人公に一緒に歌うことを誘う優しい性格。歌声は可愛いらしいが、その歌詞は結構怖かったりする。フンフフフンフフイェロー♪ 殺伐とした世界観の一種の清涼剤となっていた彼女だが、ゲームを進めると彼女もまた次第に「ハロウネストの汚染」に精神を蝕まれてゆき、そして…。 ・&bold(){強靭なるゾート(Zote the Mighty)} 主人公と似た背格好の、まったく無名の騎士。ハロウネストで名を上げに来たらしい。 自身を強靭な戦士だと信じて疑わず、事あるごとに主人公に突っかかってくる。が、その実力はお世辞にも...。 それ故いろんな場所で囚われたり捕食されかけているが、助けられても特に感謝せず文句を垂れる図太いヤローである。因みに敵に捕食されかけてる時に&bold(){見殺しにする事で解除される}実績がある。勿論ゾートは死ぬ。 ・&bold(){クロース(Cloth)} 麻袋のような覆面をした大柄なセミの女性冒険者。 見た目通りに男勝りで豪快な性格だが、怖がりだったり弱るとネガティブな思考になる一面もある。ゲームの進め方によっては主人公と共闘してくれる数少ないキャラクター。なのだが…。 ・&bold(){ブレッタ(Bretta)} 地下深くで迷子になっていた、いかにも虫って見た目の娘。ムチムチした足が色っぽいと一部では評判らしい。えぇ…。 地下で自分を見出してくれた主人公に淡い恋心を抱きぬいぐるみまで作っちゃったりするが、ゾートが現れるとあっさりと移り気する、そんな恋に恋するお年頃の乙女。だが彼女のゾートに対する恋心が夢の中にとんでもない化け物を産み出してしまう事に。 ・&bold(){狩猟者(The Hunter)} 洞窟に姿を隠した六つ目の怪物。主人公を自身の後継者と認め、狩猟者の書(敵キャラ図鑑)を託す。生粋のハンターらしく無常観の持ち主だが、意外とセンチな一面も。狩猟者の書をコンプリートすれば意外な姿が明らかに…? ・&bold(){オロ、メイトー、シオ(Oro,Mato,Sheo)} ハロウネストの各地にひっそりと暮らす、かつて名を馳せた釘師たち。主人公に釘奥義を伝授してくれる。それぞれ兄弟弟子であり、オロは孤独を好むのに対しメイトーは弟子を取りたがる。シオは現在芸術家を目指し中。 ・&bold(){先見者(Seer)} 安息の地で墓守をしているガの老婆。中盤、夢の世界に放り込まれた主人公を救い出し、一族に古くから伝わる夢見の釘を託す。 ストーリー進行上で必ず出会うキャラクターだが、トゥルーエンドを目指すには彼女のイベントを進め、王国の真実を知る必要がある。 ・&bold(){フンコロ騎士(Dung Defender)} 名前で大体察せられると思われるが、フンコロガシの騎士。 主人公を敵と勘違いし何故か陽気に笑いながら&bold(){&color(white,brown){ウ○コ}}を投げつけてくるが、間違いだったことが分かれば素直に謝罪し協力してくれる&bold(){本作屈指の癒し}。 明言はされないものの実は凄い過去の持ち主だったり。 ・&bold(){ミスター・マッシュルーム(Mister Mushroom)} でかいキノコにのっぺりとした顔が付いた謎の存在。 あるチャームを装備しないと話を聞けないが、その内容は見た目に反して哲学的かつ意味深長。どうやらハロウネスト誕生以前の幾つもの文明の盛衰を目撃してきたらしい。 世界各地を旅する彼を訪ねて回る事が、実はあるエンディングの条件となっている。 ・&font(b,red){グリム(Grimm)} DLC第二弾から登場する、&color(red){グリム巡業団}というアヤシイ仮面の組織の団長。主人公にグリムの子というチャームを託し、各地に散らばる赤い炎の収集を依頼する。 ・&font(b,white,black){ホロウナイト(Hollow Knight)} 王国のかつての首都にある像にのみ名を遺す、謎めいた騎士。 「彼の犠牲のおかげでハロウネストは守られる」旨の話が度々なされるが、そんな英雄であるにもかかわらず知名度が異常なまでに低い。現役時代の彼を見たという話をしてくれるNPCも皆無。 彼の正体は果たして…… ・&bold(){蒼白なる王(The Pale King)} ハロウネストの王にして建国者。 各地に彫像が建てられており、そこから察するに王冠を被ったイモムシの姿をしている様子。 国民であるムシ達からは神のように信奉されていたが、王国が滅びた現在は彼がどこにいるのか、そもそも存命なのかは定かではない。 *舞台 舞台となるのは、かつて大いに繁栄したものの、謎の疫病により滅びたとされる地底の王国&bold(){「ハロウネスト」}。既に廃墟になって久しいが、そこに眠る謎や宝、あるいはロマンに導かれ来訪する者は後を絶たないという。 ・&font(b,gray){ダートマウス} 今作の拠点となる寂れた町。昔は栄えていたそうだが住人の殆どが出ていくか廃墟となった王国へ潜ってしまったらしく、ゲーム開始時点では年老いたムシと道具屋の夫婦しか住んでいない。 ・&font(b,blue){忘れられた交叉路} ハロウネストの入り口に位置し、かつては交通の要であったが現在は生ける屍と化したムシ達が彷徨う。ここにある&bold(){黒卵の神殿}は後程重要なスポットに。 まだそこまで強い敵はいないが、突然出現するボスには注意しよう。ゲームを進めながらスタグの駅を開放していくと移動が楽になる。 ある場所には芋虫の巣があり、年老いた(?)芋虫が一匹悲嘆に暮れている。道中囚われている芋虫達を助けるとお礼が貰えるので見かけたら積極的に救出しよう。全ての芋虫を助けると…。 中盤以降訪れるとエリア名が&bold(){&color(orange){汚染された交叉路}}に変化し、倒すと&font(red){自爆}するムシ達が跋扈する危険地帯と化すので注意。 ・&font(b,green){緑の道} 「緑の民」と呼ばれる一族たちが暮らしていたという静かな森。彼らはウヌという主を信仰し、王国とは相容れなかったという。 落ちるとダメージを受ける酸の泉や茨だらけの道などアクション的にも難しくなってくるエリア。ホーネットとの初対面もこの場所。 ・&font(b,white,gray){風鳴りの崖} ハロウネストの地上最西端に位置する高い崖。崖の向こう側にはどこまでも続く荒野が広がり、王国を訪れる者にとっての関門となっている。 とある場所には&color(red){仮面を付けた赤い大きなムシ}が眠るが…。 ・&font(b,white,purple){霧の渓谷} 泡とクラゲがたゆたう幻想的な雰囲気の渓谷。&bold(){ウーマ}と呼ばれる大きなクラゲは攻撃すると爆弾となって飛んでくる(ご丁寧にもホーミング機能付き)ので、無闇に攻撃せず注意して進むべし。 一度目は素通りするだけだが、後に重要な目的のため再び訪れる事になる。銀行のご利用は計画的に。 ・&font(b,teal){胞子の森} 進化した菌類の楽園。攻撃すると反動で大ジャンプできるキノコを駆使して進む。 下層には誇り高きカマキリ族の村が存在するが、戦闘民族である彼らは汚染の影響を受けてないにもかかわらず積極的に襲い掛かってくる。族長たる&bold(){カマキリの王}に力を示して信頼を勝ち取ろう。&color(lightgray){…到着時点では後回しにした方がいいけど。} ・&font(b,white,blue){涙の都} ハロウネストのかつての首都。上層に存在する湖から絶えず水が漏れだし、それが雨のように降り注いでいることから名付けられた。 この辺りになると&bold(){バンペイムシ}や&bold(){ソウルの魔術師}といった速い・硬い敵が目立ってくる。幸い鍛冶屋が丁度あるので釘を鍛えてから先に進もう。ジオが無ければ質屋をどうぞ。 首都だけあって他のエリアと比べても縦横に広く、ソウルの聖域や監視者の塔、愛の塔等サブエリアも豊富。道中何度も訪れる事となる。 ・&font(b,fuchsia){水晶山} 桃色の美しい水晶の鉱山。ここの水晶は何らかの力が秘められているらしく、王国が滅びても尚ムシ達は何かに取り憑かれたように採掘を続けている。ベルトコンベアや回転する床等のトラップに水晶やビームを打ってくる敵など、とにかくダメージを貰いやすいので慎重に進もう。 ・&font(b,aqua){安息の地} ガの一族が代々管理する、水をたたえた静かな墓地。ここで夢見の釘が貰えるが、集めたエッセンスを交換するために何度も訪れる事になる。実はどこかにスタッフルームが隠されているので見つけてみよう。&color(lightgray){墓地にいる霊に夢見の釘をするなよ!絶対だぞ!} ・&font(b,white,black){暗闇の巣} ハロウネストの西部深くに広がる洞窟。そして&font(b,red){本作のトラウマスポットその1。} 狭くて暗い洞窟、何かの蠢く足音、際限なく湧き出る虫、動き出す死骸、[[蜘蛛>クモ]]、巨大[[ムカデ]]と&font(b,red){駄目な人は駄目}な要素がてんこもり。 奥深くにはクモ族の住んでいた彼方の村があるが…どうやら王国との間でかつて何かがあった模様。まさしく王国の暗部である。 因みに上記のカマキリの王を倒さなくても入ろうと思えば入れるが、攻略を見ないと&bold(){ガチで出られなくなる}可能性が高いので注意。 ・&bold(){&color(blue,brown){王家の水路}} 涙の都の地下を走る巨大水路。&font(b,red){本作のトラウマスポットその2。} ジメジメした薄暗い地下だが、曲者なのがここにだけ生息する&bold(){スイツキ}というアリの幼虫のような見た目の生物達。飛行する小型種は悲鳴を上げながら猛スピードでこちらを追跡し、二足歩行の中型種は倒しても上半身と下半身が独立して襲い掛かり、ボスの母体は…言わずもがな。エリアとしては比較的短いので、虫が苦手な人はさっさと通り抜けてしまおう。 ・&bold(){&font(lime){女王の庭}} ハロウネストの女王が隠遁していたという、緑豊かな庭園。今ではかつての面影を残しつつも、村を捨てたカマキリ族の裏切り者が跋扈し荒れ放題に。 道中は相変わらず茨だらけ。繊細な花運びでここまで来て茨を踏んでしまったら泣くに泣けない。 実は普通にクリアする分には来る必要は無いが、真エンディング達成には重要な場所となる。 ・&bold(){&color(white,brown){古代の穴}} ハロウネストの最深部に存在する大穴。かつては王宮がここに存在したらしいが、異変の際に建物ごとどこかへ消えてしまったらしく、今は跡地が残るのみである。 下層は他の場所に比べ汚染の影響が特に強いらしく、&bold(){&color(orange){オレンジ色の泡状の物体}}で溢れている。 またその奥深くには、王に選ばれたものしか入れないという更なる深淵があるという。 ・&font(b,white,gray){王国のはずれ} 涙の都の東に広がる、白い灰が降り注ぐ寂れた地。たまに死体とかも降ってくる事も。 上層には闘技場があり、廃墟に見合わぬ熱気に満ちている。難易度は高いが、勝ち抜ければ相応の報酬を得られるだろう。 下層のとある場所から、ハチ族の巣&font(b,white,yellow){「ハイブ」}に侵入できる。ハチ達が群がる場所が目印。 #openclose(show=▽ネタバレ注意) { ・&font(b,white,silver){白い宮殿} ハロウネストの王が住んでいたとされる宮殿。&font(b,red){本作のトラウマスポットその3。} 古代の穴の王宮跡地にてある事をすると入ることができるが、然してその実態は&font(b,red){超高難度イライラ棒ステージ}。出来れば素通りしたいところだが、&bold(){真のエンディングには攻略必須}というおまけ付き。ハイブで手に入るハイブの血というチャームがあれば幾分か楽になるので、根気よく頑張ろう。 それでも物足りないという&font(red){マゾヒスト}には&bold(){更なる高難度コース}、その名も&font(b,white,green){苦痛の道}が存在します。こちらはクリアには全くもって不必要なので下手に挑戦しない方が身の為かも。 ・&bold(){&color(white,gold){神の家}} DLC第四弾で追加された、王家の水路のどこかに存在する新エリア。 「神との調和を果たす」という名目の下に、かつて死闘を繰り広げたボス達と再戦することが出来る。ボスラッシュとなるステージもあるが非常に難しいので、クリア済みでもっとやりこみたいというプレイヤー向け。 } 追記・修正は暗闇の巣で彷徨いながらお願いします。 ---- #right(){ &sizex(2){画像出典:Nintendo Switch|ダウンロード購入|Hollow Knight (ホロウナイト)} &sizex(2){https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000003209} &sizex(2){2019年9月6日閲覧} } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,33) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 神ゲー。ホーネット外伝も早くやりたい -- 名無しさん (2019-09-06 00:46:31) - 戦闘システムは嫌いじゃないし、雰囲気は好きだけどボスが強すぎて心折れて止めてしまった -- 名無しさん (2019-09-06 01:38:46) - 悪夢と血族は戦っててかなり楽しかった…。次回作も期待! -- 名無しさん (2019-09-06 07:34:49) - 綿密な記事乙です。名作だったけど、ストーリーの全容を掴むための情報集めが大変であった…www -- 名無しさん (2019-09-06 08:26:20) - クッソネタバレ気になるけど帰ったら買うから終わったら読みに来ます…… -- 名無しさん (2019-09-06 09:36:31) - 水路のスイツキどもの鳴き声はマジやめろ -- 名無しさん (2019-09-06 16:57:57) - ステージ、会話、敵、演出、読み物芋虫イベ、悪夢の王、神の家…あらゆる面でこちらの心を折りにくる神ゲー…高速切りを信じろ -- 名無しさん (2019-09-08 04:24:27) - ボス戦でのパターン構築が非常に楽しいゲーム。ただ、石碑全部金にするのはメッチャしんどかったゾ…。 -- 名無しさん (2019-09-09 03:22:29) - 虫のたぐいが苦手な人は本作やったら発狂するのでは…w -- 名無しさん (2020-02-04 19:35:17) - 白い宮殿で悶絶したけど、セレステをプレイした後だと全然マシに見えてきて地獄 -- 名無しさん (2020-05-12 01:31:58) - 虫がこうなったらやだなあっていうのは大体全部おさえてるな -- 名無しさん (2020-11-18 22:41:49) - 海外の実況でキノコのヘドバンでビートを刻むやつがツボにはまった -- 名無しさん (2020-11-18 23:42:37) - PS4のフリープレイで遊べるので、触るだけ触ってみてほしい。間違いない傑作で大作だが、ムシがダメな人・シビアな2Dアクションが苦手な人は精神が保たない可能性もある。 -- 名無しさん (2020-11-25 02:21:54) - ストーリーが微妙にわかりづらいのがいい。ノーマルエンドだけだとわけわからず終わるから色々探してみいようという気になる -- 名無しさん (2021-02-09 19:58:35) - ⁇?:「苦痛の道?道あんじゃん!」 -- 名無しさん (2021-11-06 14:46:14) - 五騎士、約一名がフンコロガシなのが明言されてる以外モチーフが何なのか判然としないよね。ゼ=メールは何かゴキブリっぽいけど -- 名無しさん (2022-10-22 15:10:34) #comment #areaedit(end) }

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