秘伝忍法帳(80年代オマケシール)

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&font(#6495ED){登録日}:2020/07/12 Sun 18:08:50 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 16 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &b(){『&ruby(ひでんにんぽうちょう){秘伝忍法帳}』}は、今は無きエスキモー((森永乳業のアイスクリームブランド))から発売されていた玩具(シール)付き氷菓子(棒付きアイス)。 当時の販売価格は50円。 チョコバニラ、ヨーグルト、クリーミーソーダ味等があった。&font(l){あんまり美味しくなかったとの噂。} [[ビックリマン]]人気により花開いた、80年代のオマケシールブームの中で生まれたシリーズの一つ。 後にはビックリマンや[[ネクロスの要塞]]もアイスに進出したが、アイスのみで販売されたタイトルは本作位の物であった。 二番手であるレスラー軍団抗争Wシール(ガムラツイスト/ラーメンばあ…etc.)と共に、講談社の『コミックボンボン』にて、漫画化される等の推しを受けており、ブームの中でも三~四番手位の知名度と人気を誇っていた。 ビックリマンやレスラー軍団~の様にTVアニメ化までは実現出来なかったが短編アニメは製作されており、動画サイトで見つけることが出来る。 当時のシールブームでは、各社共に人気が無くなるまでは商品を展開させ続け、ブームが去ると共にひっそりと商品展開が終わっていた……というパターンがブームの火付け役である悪魔vs天使シール(ビックリマン)ですら踏襲しているのに対して、公正取引委員会による業界への介入もあり、逸早くブームが去りかけていることを察知して商品展開を止めているのが特徴。 その為、漫画のみならず、実際の商品の方でもちゃんとストーリーが完結している珍しいタイトルとなっている。 また、当時のシールブームでは僅か二月程のスパンで封入された玩具が入れ替わってしまうことがコレクターである子供達を泣かせることになっていたのだが、アイスには賞味期限が無いことや商品の入れ替え頻度が普通のチョコ菓子等よりも高くないことを見越してか、以前の弾に付け足す形で新しい弾のシールを封入した商品を出荷していたそうで、このことで以前のシールも入手出来るメリットが出来る反面、集めている側からすると新しいシールが入手し難くなるというデメリットも発生したという。 尚、ホログラムやプリズムで登場した特殊な仕様のシール(所謂ヘッドシール)は現在のシールコレクター達の中でも人気が高いが、それ以外の雑魚に属するシールのデザインの出来が非常にやっつけ感漂うデザインで極めて悪いことでも有名で、そのアンバランスさはオマケシール業界でも顕著。 それが、人気作の部類でありながら、ビックリマン程の人気を獲得出来なかった原因とも分析されている。 実際、中盤以降となるとストーリー上でも存在意義を無くした上忍、下忍にカテゴライズされるシールは以前の弾の残りのみとなっていたそうである。 そして、公正取引委員会の介入を受けてからは殆どのシールが一律でアルミシール化するのみならず、以前とはキャラクターの頭身や絵柄自体が変更されてしまう等、違和感バリバリでブームの終焉を感じさせるものとなっている。 しかし、現在では数の出回っていないアルミシールは結果的にコレクター価値が上がっており、評価は低いのにマニア間では高値で取引されるという歪な構図を生んでいる。 また、商品展開された初期から当たりシールを導入しており、メーカーに送ると時期によって登場したシールが網羅された巻物。(初期版と中期版) シールの保管にも使える缶ペンケース(初期は妖忍界マップ、後期は妖魔皇帝の完全体シール)が貰えた。 また、忍者ということで漢字が多めの名前になるのは解らないでもないが、独特の言語センスが炸裂しまくっているの注目してもいいポイント。 *【基本設定とあらすじ】 物語の舞台は“妖忍界”と呼ばれる架空の世界(島)で、そこで“陽明流(主領は影王ハヤブサ)”と“月影流(主領は闇王おろち)”という二つの忍者の流派が、互いに“忍者黙示録”を求めて争っており、其処に第三勢力だったり個人だったりする“謎”に属する忍者やらキャラクターが存在しているというのが基本となる設定であった。 また、陽明流、月影流、謎(実際には白獅子のみ)には、それぞれに“守護”と呼ばれる異形の人面身の神の類が付いている。 ストーリーには基本的に絡んでこない守護達であったが……。 序盤を過ぎると、現在の混乱が絶対的な指導者であった“忍王”が消えたことで起こっていたことが判明すると共に、当初は“謎”のカテゴリーで紹介されていた主人公の雷王白獅子が成長した忍王の息子=王子であることが後述の対立の原因と共に明かされる。 本来ならば“陽明流”も“月影流”も忍王を守護する役目を持つ流派だったのだが、以前の首領の時代に、忍王の消失と同時に、互いの流派が主の消失の原因にして裏切り者だと思い込まさていたことが争いの原因であり、その事実を分裂後に主領となったハヤブサとおろちも断片的にしか知らず、現在の混乱を収める為に支配者となれる力を得れる“忍者黙示録”を追い求めていたのである。 そんな中、逃がされていた王子である白獅子が妖忍界に帰還。 仕えるべき存在である白獅子の存在を認めたことで和解を果たしたハヤブサとおろちは、白獅子と共に現在の混乱を生み出したと思われる徳川冷康の城へと向かうが、其処へ嘗ての忍王の弟子にして、真の裏切り者である暗黒忍法の使い手“牙蛇羅”が出現。 ハヤブサとおろちは倒され、やっと倒すべき敵の正体を掴んだ白獅子も追われる。 しかし、そこへ白獅子の窮地を救う者達が現れる。 それは、正に先代の“陽明流”と“月影流”の主領にして異変の当事者。 そして、忍王の側近にしてかつての白獅子の教育係でもあった“灼彗冥王”と“鬼羅左右人”の二人であり、彼等は弟弟子の牙蛇羅の策に嵌められ、忍界を追放されていた所で、忍王より救援のテレパシーを受けて帰還を果たしたのだった。 二人の助けもあり大渦の下に眠っていた忍者黙示録を手に入れた白獅子はパワーアップを果たし、牙蛇羅を打倒して幽閉。 しかし、冷康は続いて“蛇比威羅”を呼び寄せ、戦いは更に激化していく。 それをも退けた白獅子達に対して、冷康は妖魔暗黒軍団の前線指揮官たる“螟魔将軍”の正体を顕し、配下の者達もおぞましい妖魔としての本性を顕し襲いかかってくる。 灼彗冥王と鬼羅左右人すらが負傷してリタイアする程の激闘の末に、白獅子は漸く暝魔将軍を倒し、父である忍王と洗脳されて人質とされていた妹の梅姫を救出することに成功する。 ……しかし、この先にも待っているであろう侵略を阻止するべく、白獅子は妖魔暗黒軍の本拠地へと向かう決意をするが、更なる刺客達が送り込まれてくる。 そんな白獅子の前に“不破流魂”と“巨武磊亜”という、正体は不明なれど強力な助っ人が出現。 実は、彼等はサイボーグとなったハヤブサとおろちであり、未来の主である白獅子の為に死地から甦ると共に改造強化手術を受けた“超領”となって帰って来たのだ。 漫画では敵のくノ一“魔柴亜”とのロマンスや、父 忍王との永遠の別れ等を経つつ、侵攻を続けた白獅子一行は、最終形態へとパワーアップを果たし、遂に妖魔暗黒軍の首魁 妖魔皇帝へと辿り着く。 実は、元々は守護達と同じくこの世を作り上げた“神”の類ながら邪悪に堕ちた皇帝を倒すべく、同じく神である守護達は白獅子達を導いてきたのだった。(神々同士が争うと世界その物が崩壊するとのこと。) 最後、守護達の願い通りに白獅子達が妖魔がを滅ぼし妖魔暗黒軍は壊滅。 ここに、妖忍界を舞台とした長き戦いに決着が付けられたのであった。 *【漫画版】 講談社『コミックボンボン』にて、シールの発売時期とほぼリアルタイムで展開されていた。 作者は石ノ森章太郎の門下、アシスタントで、石ノ森原作のヒーローのコミカライズ等も担当していたシュガー佐藤。 有名どころでは『[[時空英雄 仮面ライダー]]』の作者と言えば通じる人もいるだろうか。 当初は、非常にギャグテイストの強い作風であったらしいが、中盤からは小学生向け雑誌とは思えない程の残酷な描写も含むシリアス展開へと移っていった。&font(l){流石はボンボン。} 実力派の描き手による筆もあってか、当時のボンボンの表紙を飾る等しているものの、単行本は一巻のみしか発売されなかった模様。 *【主な登場キャラクター】 **【妖忍界】 本来は忍王族(家)を頂点とし、それを守る月影流と陽明流という形で構成されているのだが、忍王の消失に伴い王家の人間が行方知れずとなり混乱した二つの流派が争う事態となっていた。 帰還した王子の雷王白獅子の許で再び団結し、真の敵である妖魔暗黒軍に立ち向かう。 -&b(){雷王白獅子} 所属:謎→忍王族〈王子〉→忍王家〈王子〉 本作の主人公で、先に登場していた二人の主領と同格のプリズムシールで初登場。 その名のように、髭まで一体化した白い鬣の様な髪を持つ青年忍者で、初期の姿は半裸。 当初は二大流派に属さない“謎”の忍者と紹介されていたが、中盤以降は白獅子こそが行方知れずとなった忍王の息子=王子であることが明かされ、ストーリーの中心となった。 素性が明かされた後で、秘伝忍法帳=忍者黙示録を手に入れて鎧姿にパワーアップしており、アニメでは、この頃の姿で登場している。 最終決戦を前に、四聖章の内の水宝球と地宝球を手に入れて最終形態となる。 CVは[[玄田哲章]] -&b(){忍王・烈皇大帝} 所属:不明 妖忍界を治める偉大なる忍者。 ……だが、娘が拐われてノコノコと敵の本拠地に向かった所を囚われてしまい、以降は幽閉されたまま長きに渡る混乱を呼び込むきっかけを生んでしまうことに。 そもそも、どう見ても怪しい風体の牙蛇羅を(確かに妖忍界にもヘンテコな奴が居るとはいえ)疑いもせず弟子にしてたり、信用を置いていた側近二人を放逐してしまっていたりと、ストーリーの都合上とはいえ、行動にはツッコミ所が多い。 中盤で成長した白獅子と帰還した側近二人により救出されるも、漫画では終盤に殺害されてしまっている。 シールは製品版には登場せず、漫画を連載していた『コミックボンボン』のオマケとして登場したが……図柄が&b(){糞ダサい}ことで有名。 一応はWシール仕様だが、めくってすら地味。 -&b(){梅姫} 所属:謎〈姫〉 本作のヒロイン的ポジション。 忍者黙示録の謎を解くカギを秘めるとか? 冷康の娘として育てられているが、実際には忍王の娘=白獅子の妹だった。 -&b(){影王ハヤブサ/&ruby(ふわるこん){不破流魂}} 所属:陽明流〈主領〉→〈超領〉 現在の陽明流の主領で、背中の翼で天を自由に駆け抜ける。 冷康の流した嘘に乗せられ、十数年も月影流との内乱に明け暮れていた。 成長して帰還した王子の白獅子と合流するものの、その直後に、復活を果たした忍王消失の原因である牙蛇羅に敗れて死んだも同然の重傷に。 ……が、サイボーグ手術を受けて復活し不破流魂を名乗り復活。 謎の援軍として白獅子達を助け、灼彗冥王が離脱した後は役目を引き継いで最終パーティーに加わる。 -&b(){闇王おろち/&ruby(こぶらいあ){巨武磊亜}} 所属:月影流〈主領〉→〈超領〉 現在の月影流の主領で、一撃必殺の毒で恐れられている。 元々は月影流は攻撃を以て忍王に仕え、陽明流は防御を以て忍王に仕えていたのだが、上記の通りの経緯を経て忍王の消失と共に分裂。 事情を知らないおろちも忍者黙示録を求めて、妖忍界の分裂の真相も知らずにハヤブサと争っていた。 牙蛇羅が帰還し、白獅子が王子と知った後は合流するも、ハヤブサと同じく牙蛇羅によって死んだも同然の重傷を負わされる。 ……が、ハヤブサと同じくドクター・ホイの手により改造手術を受け、素顔を隠したサイボーグ忍者の巨武磊亜として復活。 後に鬼羅左右人の後を継いで、白獅子の最終パーティーに加わり最終決戦までを戦い抜いた。 -&b(){&ruby(しゃくすいみょうおう){灼彗冥王}} 所属:陽明流〈超忍〉 先代の陽明流の主領。 陽明流を究め、炎を自在に操る超忍。 シールの説明の方では素性が解らなくされているが、忍王の側近にして子供時代の白獅子の教育係でもあった程の忍者で、中盤以降に明かされたヒエラルキーでも現在の主領である影王ハヤブサよりも遥かに格上で守護にも近しい。 相棒の鬼羅左右人と共に、弟弟子である牙蛇羅の策に嵌まって妖忍界の外部へと放逐されていたが、忍王の救援のテレパシーを受けて帰還。 成長した白獅子と共に帰還した牙蛇羅と戦った。 -&b(){&ruby(きらソード){鬼羅左右人}} 所属:月影流〈幽忍〉 先代の月影流の主領。 月影流を極め、妖気で敵を一瞬で仕留める幽忍。 相棒である灼彗冥王と並ぶ忍王の側近であり、幼き白獅子の教育係だったのも同じ。 主領を越えて、守護と近しい地位にすらある忍者である。 シールの裏では、影王ハヤブサの命を狙うとか大嘘を書かれている。 冷康の命を受けて動いていた牙蛇羅の策に嵌まり放逐された後は外界にて修行の旅に出ていたが、忍王の救援のテレパシーを受けて、いよいよ本格化した妖魔暗黒軍との戦いの為に帰還するが、既にハヤブサとおろちは倒された後だった。 成長した白獅子と合流し、忍王の解放には成功するも最終決戦には参加出来なかった。 -&b(){ドクター・ホイ} 所属:謎〈医者〉 陽明流と月影流のどちらにも加担せずに負傷者は治してやる名医 実は事情を知りつつも何も出来ずにいた忍王の元側近で、白獅子が帰還した後は妖魔暗黒軍との戦いを影ながら支え、ハヤブサとおろちの命も救った。 **【妖魔暗黒軍】 異界を根城とする妖魔達の集団で、妖魔皇帝を頂点に、幻夢族や恐獣族といった種族により構成され、更に幹部級の魔物が存在する。 -&b(){&ruby(がじゃら){牙蛇羅}} 所属:謎 忍王の弟子でありながら、冷康の誘いに乗って裏切り、邪魔な灼彗冥王と鬼羅左右人を追放させた後に忍王の幽閉にも加担した暗黒忍法の使い手。 忍王を捕えた後に、子供だった白獅子を亡きものにしようとするも、突如として出現した守護の水晶飛龍により、二度と生きて出ることは出来ないとされる凶界へと閉じ込められた。 しかし、獄界流星と共に帰還を果たすと、再び冷康の配下として陽明流や月影流の忍者達を血祭りに上げていった。 その正体は妖魔暗黒軍の尖兵でありスパイで、最初から妖忍界を混乱させて滅ぼすことを目的としていた。 妖忍達を洗脳して支配した他、後には妖魔である幻夢族と恐獣族を率いた。 『秘伝忍法帳』では守護以来で初めてホログラムで登場したキャラクター。 また、最初の幹部級の敵ということもあってか、当時のシールブームの中にあった他社の商品を含めても、かなり人気の高いシールであったようだ。 -&b(){&ruby(じゃひいら){蛇飛威羅}} 所属:妖魔暗黒軍〈獣帝〉 牙蛇羅が白獅子達に敗れて幽閉されたことから、冷康が新たに本拠地から呼び寄せた、幹部級の強力な魔界生物。 牙蛇羅のクローンらしいのだが、単純な戦闘能力では牙蛇羅をも上回る。 プリズムシールで登場。 アニメ版でも因縁の相手として白獅子の前に立ち塞がったが、本編との関連を考えたのか、雑魚やオリキャラとは違い、明確に倒されたという描写が無い。 -&b(){徳川&ruby(ひえやす){冷康}/&ruby(めいましょうぐん){螟魔将軍}} 所属:謎〈殿〉→妖魔暗黒軍〈裂将〉 突如として妖忍界に城を構えて、忍者黙示録を求めていた謎のおとぼけ城主。 いつも大口を開けてかき氷を食べている。 ストーリーが進んでいない頃から登場しており、見た目からもギャグテイストで、その他大勢的なキャラクターの一人……かと思いきや、実態は忍王の消失と、それに端を発した陽明流と月影流の分裂等の凡ての元凶にして黒幕。 かつて、忍王の弟子である牙蛇羅を操って混乱を生んだと言われていたが、実際には、それ以前よりの牙蛇羅の主であった。 ストーリーが動いてからは、帰還した牙蛇羅とその配下達や、冷康派と呼ばれる一見するとふざけた姿ながら侮れない力を持つ正体不明の妖忍達を操り白獅子達を追い詰める。 牙蛇羅が敗れると蛇飛威羅や魔紫亜、正体を顕した冷康派に植鬼族と、次々と異様な姿や力を持つ妖魔達を呼び寄せて白獅子達と激闘を繰り広げ、最後には自ら螟魔将軍としての正体を現す。 実は妖魔暗黒軍の大幹部であり、その実力は配下である牙蛇羅や蛇飛威羅をも遥かに凌ぐ怪物だった。 -&b(){ねむり&ruby(ゆめまろ){夢麿}/&ruby(そうどうもうき){双獰魍鬼}} 所属:冷康派〈用心棒〉→恐獣族〈双鬼〉 -&b(){&ruby(おどろきもものしん){驚木桃之進}/&ruby(はらきりそ){破螺切鼠}} 所属:冷康派〈付き人〉→恐獣族〈衛鬼〉 -&b(){&ruby(はろうさんきゅう){葉楼三休}/&ruby(しゃどうえん){遮道猿}} 所属:冷康派〈教師〉→恐獣族〈謀鬼〉 その他大勢に通じる惚けた見た目ながら、蛍光シールという特別仕様で登場した冷康の側近達の正体は恐獣族でも選りすぐりの恐るべき妖魔。 -&b(){&ruby(ましあ){魔紫亜}} 所属:妖魔暗黒軍〈魔女戦士〉 仮面を付けた美しい女妖魔で、戦闘能力も高いが、何よりも得意の変身術で白獅子達を混乱させる。 本作では珍しいまともなデザインの女性キャラな為か、漫画版では白獅子とのロマンスが描かれ妖忍界側に付いて戦う等、実質的なヒロインとして扱われた。 上記の正体を顕した冷康派と同じく、幹部では無いのに設定されたパワーが上記の白獅子や忍王の側近、復活した超領とも互角という強敵。 -&b(){&ruby(こうまげんすい){鋼魔元帥}} 所属:妖魔暗黒軍〈災将〉 妖魔暗黒軍の本拠地を守っていた最後の大幹部で、妖魔皇帝の右腕。 配下の精鋭部隊として、強力な機獣族と骸冑族を率いる。 妖魔皇帝の命を受け、乗り込んできた白獅子達を倒す為に待ち構える。 漫画版では幽閉されていた牙蛇羅を解放するばかりか、折角帰って来た忍王を再び捕えて殺害する等の因縁を重ねた。 -&b(){&ruby(ようまこうてい){妖魔皇帝}} 所属:妖魔界〈魔神〉 妖魔暗黒軍の首魁にして、実は守護達と同じく、世界を創造した本物の“神”の一つでありながら邪悪に堕ちた魔神。 世界を破滅に導く為に、守護達の守る妖忍界を滅ぼすべく配下の妖魔を率いて暗躍してきた。 シールは守護や牙蛇羅と同じくホログラムで、最終弾ではなく、公正取引委員会の指導によりシールをリニューアルする前に慌ただしく登場したあたり、メーカーとしての意気込みが感じられる。 因みに、本来は〈魔神〉の他に〈滅神〉〈壊神〉と名付けられた三種の姿をとることが可能で、商品版では中央の魔神の姿のみだが、当たりシールで貰える後期のカンペンケースには両翼が滅神と壊神となった、完全体となる三位一体のワイドホログラムシールが封入されていた。 *【守護】 -&b(){&ruby(水晶飛龍){クリスタルドラゴン}} 所属:謎〈守護〉 雷王白獅子の(というよりは忍王家か?)の守護神。 揃ってホログラムなのに影が薄い守護の中では最も出番が多く、基本的には他の守護と同様に自分達の世界から下界を見守るのみだが、本当の窮地には出現して白獅子の命を救ってきた。 -&b(){&ruby(黄金神鷲){ゴールドイーグル}} 所属:陽明流〈守護〉 忍神山の西の彼方に住むと伝えられる、陽明流の守護神。 実際のストーリーでは影も形も無かったが、第10弾にて復活と共に〈化身〉である&b(){&ruby(おうめいひおう){黄明飛王}}の姿をとって下界に出現して白獅子達を導いた。 黄明飛王は公正取引委員会による指導を受ける前の最後の豪華素材を使えた弾で登場。 レアリティが高いのか、高値で取引されている。 物語が終息に向かう中での慌ただしい登場で、指導がなければ他の守護の〈化身〉も登場していたのでは?と惜しがられている。 -&b(){&ruby(月光大狼){ムーンウルフ}} 所属:月影流〈守護〉 忍神山の東の彼方に住むと伝えられる月影流の守護。 本当にストーリーには絡んでこずに空気。 だが、守護の中では唯一、アイスのパッケージに登場している。 -&b(){&ruby(こんぱすほうし){根蓮法師}} 所属:宝凰界〈捜士〉 -&b(){まじない&ruby(べんてん){弁天}} 所属:宝凰界〈救士〉 -&b(){&ruby(れいだどうじゃ){零太導者}} 所属:宝凰界〈偵士〉 守護達の本拠地である宝凰界よりサポートとして遣わされた使者達。 各々の特殊能力で白獅子達を助ける。 追記修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - なんか項目名に違和感がある。「秘伝忍法帳(エスキモー)」でいいのでは? -- 名無しさん (2020-07-12 18:57:23) - ボーボボで名前だけは知っていた -- 名無しさん (2020-07-12 21:44:39) - 確かに項目名違和感あるな -- 名無しさん (2020-07-12 23:54:56) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2020/07/12 Sun 18:08:50 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 16 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &b(){『&ruby(ひでんにんぽうちょう){秘伝忍法帳}』}は、今は無きエスキモー((森永乳業のアイスクリームブランド))から発売されていた玩具(シール)付き氷菓子(棒付きアイス)。 当時の販売価格は50円。 チョコバニラ、ヨーグルト、クリーミーソーダ味等があった。&font(l){あんまり美味しくなかったとの噂。} [[ビックリマン]]人気により花開いた、80年代のオマケシールブームの中で生まれたシリーズの一つ。 後にはビックリマンや[[ネクロスの要塞]]もアイスに進出したが、アイスのみで販売されたタイトルは本作位の物であった。 二番手であるレスラー軍団抗争Wシール(ガムラツイスト/ラーメンばあ…etc.)と共に、講談社の『コミックボンボン』にて、漫画化される等の推しを受けており、ブームの中でも三~四番手位の知名度と人気を誇っていた。 ビックリマンやレスラー軍団~の様にTVアニメ化までは実現出来なかったが短編アニメは製作されており、動画サイトで見つけることが出来る。 当時のシールブームでは、各社共に人気が無くなるまでは商品を展開させ続け、ブームが去ると共にひっそりと商品展開が終わっていた……というパターンがブームの火付け役である悪魔vs天使シール(ビックリマン)ですら踏襲しているのに対して、公正取引委員会による業界への介入もあり、逸早くブームが去りかけていることを察知して商品展開を止めているのが特徴。 その為、漫画のみならず、実際の商品の方でもちゃんとストーリーが完結している珍しいタイトルとなっている。 また、当時のシールブームでは僅か二月程のスパンで封入された玩具が入れ替わってしまうことがコレクターである子供達を泣かせることになっていたのだが、アイスには賞味期限が無いことや商品の入れ替え頻度が普通のチョコ菓子等よりも高くないことを見越してか、以前の弾に付け足す形で新しい弾のシールを封入した商品を出荷していたそうで、このことで以前のシールも入手出来るメリットが出来る反面、集めている側からすると新しいシールが入手し難くなるというデメリットも発生したという。 尚、ホログラムやプリズムで登場した特殊な仕様のシール(所謂ヘッドシール)は現在のシールコレクター達の中でも人気が高いが、それ以外の雑魚に属するシールのデザインの出来が非常にやっつけ感漂うデザインで極めて悪いことでも有名で、そのアンバランスさはオマケシール業界でも顕著。 それが、人気作の部類でありながら、ビックリマン程の人気を獲得出来なかった原因とも分析されている。 実際、中盤以降となるとストーリー上でも存在意義を無くした上忍、下忍にカテゴライズされるシールは以前の弾の残りのみとなっていたそうである。 そして、公正取引委員会の介入を受けてからは殆どのシールが一律でアルミシール化するのみならず、以前とはキャラクターの頭身や絵柄自体が変更されてしまう等、違和感バリバリでブームの終焉を感じさせるものとなっている。 しかし、現在では数の出回っていないアルミシールは結果的にコレクター価値が上がっており、評価は低いのにマニア間では高値で取引されるという歪な構図を生んでいる。 また、商品展開された初期から当たりシールを導入しており、メーカーに送ると時期によって登場したシールが網羅された巻物。(初期版と中期版) シールの保管にも使える缶ペンケース(初期は妖忍界マップ、後期は妖魔皇帝の完全体シール)が貰えた。 また、忍者ということで漢字が多めの名前になるのは解らないでもないが、独特の言語センスが炸裂しまくっているの注目してもいいポイント。 *【基本設定とあらすじ】 物語の舞台は“妖忍界”と呼ばれる架空の世界(島)で、そこで“陽明流(主領は影王ハヤブサ)”と“月影流(主領は闇王おろち)”という二つの忍者の流派が、互いに“忍者黙示録”を求めて争っており、其処に第三勢力だったり個人だったりする“謎”に属する忍者やらキャラクターが存在しているというのが基本となる設定であった。 また、陽明流、月影流、謎(実際には白獅子のみ)には、それぞれに“守護”と呼ばれる異形の人面身の神の類が付いている。 ストーリーには基本的に絡んでこない守護達であったが……。 序盤を過ぎると、現在の混乱が絶対的な指導者であった“忍王”が消えたことで起こっていたことが判明すると共に、当初は“謎”のカテゴリーで紹介されていた主人公の雷王白獅子が成長した忍王の息子=王子であることが後述の対立の原因と共に明かされる。 本来ならば“陽明流”も“月影流”も忍王を守護する役目を持つ流派だったのだが、以前の首領の時代に、忍王の消失と同時に、互いの流派が主の消失の原因にして裏切り者だと思い込まさていたことが争いの原因であり、その事実を分裂後に主領となったハヤブサとおろちも断片的にしか知らず、現在の混乱を収める為に支配者となれる力を得れる“忍者黙示録”を追い求めていたのである。 そんな中、逃がされていた王子である白獅子が妖忍界に帰還。 仕えるべき存在である白獅子の存在を認めたことで和解を果たしたハヤブサとおろちは、白獅子と共に現在の混乱を生み出したと思われる徳川冷康の城へと向かうが、其処へ嘗ての忍王の弟子にして、真の裏切り者である暗黒忍法の使い手“牙蛇羅”が出現。 ハヤブサとおろちは倒され、やっと倒すべき敵の正体を掴んだ白獅子も追われる。 しかし、そこへ白獅子の窮地を救う者達が現れる。 それは、正に先代の“陽明流”と“月影流”の主領にして異変の当事者。 そして、忍王の側近にしてかつての白獅子の教育係でもあった“灼彗冥王”と“鬼羅左右人”の二人であり、彼等は弟弟子の牙蛇羅の策に嵌められ、忍界を追放されていた所で、忍王より救援のテレパシーを受けて帰還を果たしたのだった。 二人の助けもあり大渦の下に眠っていた忍者黙示録を手に入れた白獅子はパワーアップを果たし、牙蛇羅を打倒して幽閉。 しかし、冷康は続いて“蛇比威羅”を呼び寄せ、戦いは更に激化していく。 それをも退けた白獅子達に対して、冷康は妖魔暗黒軍団の前線指揮官たる“螟魔将軍”の正体を顕し、配下の者達もおぞましい妖魔としての本性を顕し襲いかかってくる。 灼彗冥王と鬼羅左右人すらが負傷してリタイアする程の激闘の末に、白獅子は漸く暝魔将軍を倒し、父である忍王と洗脳されて人質とされていた妹の梅姫を救出することに成功する。 ……しかし、この先にも待っているであろう侵略を阻止するべく、白獅子は妖魔暗黒軍の本拠地へと向かう決意をするが、更なる刺客達が送り込まれてくる。 そんな白獅子の前に“不破流魂”と“巨武磊亜”という、正体は不明なれど強力な助っ人が出現。 実は、彼等はサイボーグとなったハヤブサとおろちであり、未来の主である白獅子の為に死地から甦ると共に改造強化手術を受けた“超領”となって帰って来たのだ。 漫画では敵のくノ一“魔柴亜”とのロマンスや、父 忍王との永遠の別れ等を経つつ、侵攻を続けた白獅子一行は、最終形態へとパワーアップを果たし、遂に妖魔暗黒軍の首魁 妖魔皇帝へと辿り着く。 実は、元々は守護達と同じくこの世を作り上げた“神”の類ながら邪悪に堕ちた皇帝を倒すべく、同じく神である守護達は白獅子達を導いてきたのだった。(神々同士が争うと世界その物が崩壊するとのこと。) 最後、守護達の願い通りに白獅子達が妖魔がを滅ぼし妖魔暗黒軍は壊滅。 ここに、妖忍界を舞台とした長き戦いに決着が付けられたのであった。 *【漫画版】 講談社『コミックボンボン』にて、シールの発売時期とほぼリアルタイムで展開されていた。 作者は石ノ森章太郎の門下、アシスタントで、石ノ森原作のヒーローのコミカライズ等も担当していたシュガー佐藤。 有名どころでは『[[時空英雄 仮面ライダー]]』の作者と言えば通じる人もいるだろうか。 当初は、非常にギャグテイストの強い作風であったらしいが、中盤からは小学生向け雑誌とは思えない程の残酷な描写も含むシリアス展開へと移っていった。&font(l){流石はボンボン。} 実力派の描き手による筆もあってか、当時のボンボンの表紙を飾る等しているものの、単行本は一巻のみしか発売されなかった模様。 *【主な登場キャラクター】 **【妖忍界】 本来は忍王族(家)を頂点とし、それを守る月影流と陽明流という形で構成されているのだが、忍王の消失に伴い王家の人間が行方知れずとなり混乱した二つの流派が争う事態となっていた。 帰還した王子の雷王白獅子の許で再び団結し、真の敵である妖魔暗黒軍に立ち向かう。 -&b(){雷王白獅子} 所属:謎→忍王族〈王子〉→忍王家〈王子〉 本作の主人公で、先に登場していた二人の主領と同格のプリズムシールで初登場。 その名のように、髭まで一体化した白い鬣の様な髪を持つ青年忍者で、初期の姿は半裸。 当初は二大流派に属さない“謎”の忍者と紹介されていたが、中盤以降は白獅子こそが行方知れずとなった忍王の息子=王子であることが明かされ、ストーリーの中心となった。 素性が明かされた後で、秘伝忍法帳=忍者黙示録を手に入れて鎧姿にパワーアップしており、アニメでは、この頃の姿で登場している。 最終決戦を前に、四聖章の内の水宝球と地宝球を手に入れて最終形態となる。 CVは[[玄田哲章]] -&b(){忍王・烈皇大帝} 所属:不明 妖忍界を治める偉大なる忍者。 ……だが、娘が拐われてノコノコと敵の本拠地に向かった所を囚われてしまい、以降は幽閉されたまま長きに渡る混乱を呼び込むきっかけを生んでしまうことに。 そもそも、どう見ても怪しい風体の牙蛇羅を(確かに妖忍界にもヘンテコな奴が居るとはいえ)疑いもせず弟子にしてたり、信用を置いていた側近二人を放逐してしまっていたりと、ストーリーの都合上とはいえ、行動にはツッコミ所が多い。 中盤で成長した白獅子と帰還した側近二人により救出されるも、漫画では終盤に殺害されてしまっている。 シールは製品版には登場せず、漫画を連載していた『コミックボンボン』のオマケとして登場したが……図柄が&b(){糞ダサい}ことで有名。 一応はWシール仕様だが、めくってすら地味。 -&b(){梅姫} 所属:謎〈姫〉 本作のヒロイン的ポジション。 忍者黙示録の謎を解くカギを秘めるとか? 冷康の娘として育てられているが、実際には忍王の娘=白獅子の妹だった。 -&b(){影王ハヤブサ/&ruby(ふわるこん){不破流魂}} 所属:陽明流〈主領〉→〈超領〉 現在の陽明流の主領で、背中の翼で天を自由に駆け抜ける。 冷康の流した嘘に乗せられ、十数年も月影流との内乱に明け暮れていた。 成長して帰還した王子の白獅子と合流するものの、その直後に、復活を果たした忍王消失の原因である牙蛇羅に敗れて死んだも同然の重傷に。 ……が、サイボーグ手術を受けて復活し不破流魂を名乗り復活。 謎の援軍として白獅子達を助け、灼彗冥王が離脱した後は役目を引き継いで最終パーティーに加わる。 -&b(){闇王おろち/&ruby(こぶらいあ){巨武磊亜}} 所属:月影流〈主領〉→〈超領〉 現在の月影流の主領で、一撃必殺の毒で恐れられている。 元々は月影流は攻撃を以て忍王に仕え、陽明流は防御を以て忍王に仕えていたのだが、上記の通りの経緯を経て忍王の消失と共に分裂。 事情を知らないおろちも忍者黙示録を求めて、妖忍界の分裂の真相も知らずにハヤブサと争っていた。 牙蛇羅が帰還し、白獅子が王子と知った後は合流するも、ハヤブサと同じく牙蛇羅によって死んだも同然の重傷を負わされる。 ……が、ハヤブサと同じくドクター・ホイの手により改造手術を受け、素顔を隠したサイボーグ忍者の巨武磊亜として復活。 後に鬼羅左右人の後を継いで、白獅子の最終パーティーに加わり最終決戦までを戦い抜いた。 -&b(){&ruby(しゃくすいみょうおう){灼彗冥王}} 所属:陽明流〈超忍〉 先代の陽明流の主領。 陽明流を究め、炎を自在に操る超忍。 シールの説明の方では素性が解らなくされているが、忍王の側近にして子供時代の白獅子の教育係でもあった程の忍者で、中盤以降に明かされたヒエラルキーでも現在の主領である影王ハヤブサよりも遥かに格上で守護にも近しい。 相棒の鬼羅左右人と共に、弟弟子である牙蛇羅の策に嵌まって妖忍界の外部へと放逐されていたが、忍王の救援のテレパシーを受けて帰還。 成長した白獅子と共に帰還した牙蛇羅と戦った。 -&b(){&ruby(きらソード){鬼羅左右人}} 所属:月影流〈幽忍〉 先代の月影流の主領。 月影流を極め、妖気で敵を一瞬で仕留める幽忍。 相棒である灼彗冥王と並ぶ忍王の側近であり、幼き白獅子の教育係だったのも同じ。 主領を越えて、守護と近しい地位にすらある忍者である。 シールの裏では、影王ハヤブサの命を狙うとか大嘘を書かれている。 冷康の命を受けて動いていた牙蛇羅の策に嵌まり放逐された後は外界にて修行の旅に出ていたが、忍王の救援のテレパシーを受けて、いよいよ本格化した妖魔暗黒軍との戦いの為に帰還するが、既にハヤブサとおろちは倒された後だった。 成長した白獅子と合流し、忍王の解放には成功するも最終決戦には参加出来なかった。 -&b(){ドクター・ホイ} 所属:謎〈医者〉 陽明流と月影流のどちらにも加担せずに負傷者は治してやる名医 実は事情を知りつつも何も出来ずにいた忍王の元側近で、白獅子が帰還した後は妖魔暗黒軍との戦いを陰ながら支え、ハヤブサとおろちの命も救った。 **【妖魔暗黒軍】 異界を根城とする妖魔達の集団で、妖魔皇帝を頂点に、幻夢族や恐獣族といった種族により構成され、更に幹部級の魔物が存在する。 -&b(){&ruby(がじゃら){牙蛇羅}} 所属:謎 忍王の弟子でありながら、冷康の誘いに乗って裏切り、邪魔な灼彗冥王と鬼羅左右人を追放させた後に忍王の幽閉にも加担した暗黒忍法の使い手。 忍王を捕えた後に、子供だった白獅子を亡きものにしようとするも、突如として出現した守護の水晶飛龍により、二度と生きて出ることは出来ないとされる凶界へと閉じ込められた。 しかし、獄界流星と共に帰還を果たすと、再び冷康の配下として陽明流や月影流の忍者達を血祭りに上げていった。 その正体は妖魔暗黒軍の尖兵でありスパイで、最初から妖忍界を混乱させて滅ぼすことを目的としていた。 妖忍達を洗脳して支配した他、後には妖魔である幻夢族と恐獣族を率いた。 『秘伝忍法帳』では守護以来で初めてホログラムで登場したキャラクター。 また、最初の幹部級の敵ということもあってか、当時のシールブームの中にあった他社の商品を含めても、かなり人気の高いシールであったようだ。 -&b(){&ruby(じゃひいら){蛇飛威羅}} 所属:妖魔暗黒軍〈獣帝〉 牙蛇羅が白獅子達に敗れて幽閉されたことから、冷康が新たに本拠地から呼び寄せた、幹部級の強力な魔界生物。 牙蛇羅のクローンらしいのだが、単純な戦闘能力では牙蛇羅をも上回る。 プリズムシールで登場。 アニメ版でも因縁の相手として白獅子の前に立ち塞がったが、本編との関連を考えたのか、雑魚やオリキャラとは違い、明確に倒されたという描写が無い。 -&b(){徳川&ruby(ひえやす){冷康}/&ruby(めいましょうぐん){螟魔将軍}} 所属:謎〈殿〉→妖魔暗黒軍〈裂将〉 突如として妖忍界に城を構えて、忍者黙示録を求めていた謎のおとぼけ城主。 いつも大口を開けてかき氷を食べている。 ストーリーが進んでいない頃から登場しており、見た目からもギャグテイストで、その他大勢的なキャラクターの一人……かと思いきや、実態は忍王の消失と、それに端を発した陽明流と月影流の分裂等の凡ての元凶にして黒幕。 かつて、忍王の弟子である牙蛇羅を操って混乱を生んだと言われていたが、実際には、それ以前よりの牙蛇羅の主であった。 ストーリーが動いてからは、帰還した牙蛇羅とその配下達や、冷康派と呼ばれる一見するとふざけた姿ながら侮れない力を持つ正体不明の妖忍達を操り白獅子達を追い詰める。 牙蛇羅が敗れると蛇飛威羅や魔紫亜、正体を顕した冷康派に植鬼族と、次々と異様な姿や力を持つ妖魔達を呼び寄せて白獅子達と激闘を繰り広げ、最後には自ら螟魔将軍としての正体を現す。 実は妖魔暗黒軍の大幹部であり、その実力は配下である牙蛇羅や蛇飛威羅をも遥かに凌ぐ怪物だった。 -&b(){ねむり&ruby(ゆめまろ){夢麿}/&ruby(そうどうもうき){双獰魍鬼}} 所属:冷康派〈用心棒〉→恐獣族〈双鬼〉 -&b(){&ruby(おどろきもものしん){驚木桃之進}/&ruby(はらきりそ){破螺切鼠}} 所属:冷康派〈付き人〉→恐獣族〈衛鬼〉 -&b(){&ruby(はろうさんきゅう){葉楼三休}/&ruby(しゃどうえん){遮道猿}} 所属:冷康派〈教師〉→恐獣族〈謀鬼〉 その他大勢に通じる惚けた見た目ながら、蛍光シールという特別仕様で登場した冷康の側近達の正体は恐獣族でも選りすぐりの恐るべき妖魔。 -&b(){&ruby(ましあ){魔紫亜}} 所属:妖魔暗黒軍〈魔女戦士〉 仮面を付けた美しい女妖魔で、戦闘能力も高いが、何よりも得意の変身術で白獅子達を混乱させる。 本作では珍しいまともなデザインの女性キャラな為か、漫画版では白獅子とのロマンスが描かれ妖忍界側に付いて戦う等、実質的なヒロインとして扱われた。 上記の正体を顕した冷康派と同じく、幹部では無いのに設定されたパワーが上記の白獅子や忍王の側近、復活した超領とも互角という強敵。 -&b(){&ruby(こうまげんすい){鋼魔元帥}} 所属:妖魔暗黒軍〈災将〉 妖魔暗黒軍の本拠地を守っていた最後の大幹部で、妖魔皇帝の右腕。 配下の精鋭部隊として、強力な機獣族と骸冑族を率いる。 妖魔皇帝の命を受け、乗り込んできた白獅子達を倒す為に待ち構える。 漫画版では幽閉されていた牙蛇羅を解放するばかりか、折角帰って来た忍王を再び捕えて殺害する等の因縁を重ねた。 -&b(){&ruby(ようまこうてい){妖魔皇帝}} 所属:妖魔界〈魔神〉 妖魔暗黒軍の首魁にして、実は守護達と同じく、世界を創造した本物の“神”の一つでありながら邪悪に堕ちた魔神。 世界を破滅に導く為に、守護達の守る妖忍界を滅ぼすべく配下の妖魔を率いて暗躍してきた。 シールは守護や牙蛇羅と同じくホログラムで、最終弾ではなく、公正取引委員会の指導によりシールをリニューアルする前に慌ただしく登場したあたり、メーカーとしての意気込みが感じられる。 因みに、本来は〈魔神〉の他に〈滅神〉〈壊神〉と名付けられた三種の姿をとることが可能で、商品版では中央の魔神の姿のみだが、当たりシールで貰える後期のカンペンケースには両翼が滅神と壊神となった、完全体となる三位一体のワイドホログラムシールが封入されていた。 *【守護】 -&b(){&ruby(水晶飛龍){クリスタルドラゴン}} 所属:謎〈守護〉 雷王白獅子の(というよりは忍王家か?)の守護神。 揃ってホログラムなのに影が薄い守護の中では最も出番が多く、基本的には他の守護と同様に自分達の世界から下界を見守るのみだが、本当の窮地には出現して白獅子の命を救ってきた。 -&b(){&ruby(黄金神鷲){ゴールドイーグル}} 所属:陽明流〈守護〉 忍神山の西の彼方に住むと伝えられる、陽明流の守護神。 実際のストーリーでは影も形も無かったが、第10弾にて復活と共に〈化身〉である&b(){&ruby(おうめいひおう){黄明飛王}}の姿をとって下界に出現して白獅子達を導いた。 黄明飛王は公正取引委員会による指導を受ける前の最後の豪華素材を使えた弾で登場。 レアリティが高いのか、高値で取引されている。 物語が終息に向かう中での慌ただしい登場で、指導がなければ他の守護の〈化身〉も登場していたのでは?と惜しがられている。 -&b(){&ruby(月光大狼){ムーンウルフ}} 所属:月影流〈守護〉 忍神山の東の彼方に住むと伝えられる月影流の守護。 本当にストーリーには絡んでこずに空気。 だが、守護の中では唯一、アイスのパッケージに登場している。 -&b(){&ruby(こんぱすほうし){根蓮法師}} 所属:宝凰界〈捜士〉 -&b(){まじない&ruby(べんてん){弁天}} 所属:宝凰界〈救士〉 -&b(){&ruby(れいだどうじゃ){零太導者}} 所属:宝凰界〈偵士〉 守護達の本拠地である宝凰界よりサポートとして遣わされた使者達。 各々の特殊能力で白獅子達を助ける。 追記修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - なんか項目名に違和感がある。「秘伝忍法帳(エスキモー)」でいいのでは? -- 名無しさん (2020-07-12 18:57:23) - ボーボボで名前だけは知っていた -- 名無しさん (2020-07-12 21:44:39) - 確かに項目名違和感あるな -- 名無しさん (2020-07-12 23:54:56) #comment(striction) #areaedit(end) }

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