邪見(犬夜叉)

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&font(#6495ED){登録日}:2020/12/01 Tue 12:56:05 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(4){&bold(){&color(seagreen){アホ! 殺生丸様には深いお考えがあるのじゃ!}}}} 邪見とは『[[犬夜叉]]』及び『[[半妖の夜叉姫]]』の登場人物。 CV:[[チョー>チョー(声優)]](無印時代は長島雄一名義) *【概要】 [[犬夜叉>犬夜叉(キャラクター)]]の異母兄・[[殺生丸]]に仕える妖怪。 狩衣と烏帽子を身につけた[[河童]]っぽい(皿や甲羅は無い)緑色の姿をしている。 背丈は子供である[[りん>りん(犬夜叉)]]よりも低い。 ドラマCDによれば年齢は約700~800歳。 アニメによれば、数百年前は幾千もの同族の妖怪達を従え武蔵野の草原に勢力を誇ったそれなりに名のある妖怪だった。 &font(l){同族故に全部オレ状態に見えるが気にしない。} そんなある時、他の勢力との抗争中にその首領であった比丘尼に追いつめられるが、偶然通りかかった殺生丸に比丘尼とその配下達はたちまち殲滅される。 その姿に感服した事で地位も配下も全て投げ打ち、半ば押し掛けながらも家来となった。 最終的には殺生丸が築く帝国の大臣となる事が目標。 *【性格】 長く生きているだけあり妖怪等についても割と博識だが、かなりの小心者でどこか間の抜けたところがあり、 付き合いの長い殺生丸についても、今一つ考えている事がわかり辛い彼の相手をするのは骨が折れるらしく、 ごますりや余計な事を言っては殴られたり石をぶつけられるなど文字通り邪険に扱われている。 &font(l){さらにドラマCDの台詞から[[M>マゾヒズム]]疑惑もある。} 何か進言しても大抵スルーされるか素っ気なく返され、逆に聞こえなくていい小言に限って聞かれがち((考えているだけで睨まれた事もある。))。 さらに途中からりんが加わった事で奔放な彼女にも散々振り回される事となる。なお、本人もりんの方が扱いがいいと自覚している。 一行の乗り物代わりである阿吽にもなめられている節がある((第3期OPの提供画面で手綱をとっても言う事を聞かなかったり、『天下覇道の剣』で余計な事を口走った時は他の面々と一緒に殴っていた。))ほか、[[琥珀>琥珀(犬夜叉)]]にもナチュラルに辛辣な台詞を吐かれている。 ついでに犬夜叉一行や他の登場人物達からの扱いもかなり雑。 特に御母堂様こと殺生丸の母とのやり取りは必見。 ちなみに犬夜叉とは以前から見知ってはいたらしく、「おう邪見」とある種の馴染みがあるかのような呼びつけ方もされている。 一方邪見は「お前のような半妖に話すことなどないわ」と吐き捨てているが、犬夜叉が顔色一つ変えずに殴りつけると割とあっさり要求に応じた。 そんなこんなでかなりぞんざいに扱われがちだが、殺生丸への忠誠は本物で、逃げようと考える事はあっても見捨てる事は決してしない((というか結局行動に移すまでに至らない。最強クラスの妖怪である彼の傍らにいるのが一番安全という部分もあろうが。))。 殺生丸も灰刃坊に殺害された際は天生牙で生き返らせるなど、彼なりに思うところはある様子。 まあ、この世のものは斬れない天生牙で試し斬り(花占い疑惑)されたが…。 普段の漫才めいたやり取りに隠れがちだが、彼の気持ちを的確に代弁することも多い。 (というか、原作初登場時の殺生丸がかなり饒舌だったのを、[[アニメ化]]に際して中盤以降の落ち着いた雰囲気に設定されたため、同エピソードでは邪見がほとんど代弁している。) りんについても彼なりに大事に思っており、危機に陥った時は&bold(){&color(seagreen){「殺生丸様のため」}}等建前を並べながらも身を挺して守ろうとするほか、冥界でりんが命を落とした際は涙を流していた。 また、[[最終回]]以降殺生丸がりんに度々送っている着物も、邪見が見立てて買いに行っているらしい。 続編『[[半妖の夜叉姫]]』でも変わらず殺生丸に仕えている。 旅の中で一皮剥けたのか、以前よりも落ち着いた雰囲気になっている。(それでも殺生丸から雑に振り落とされたりと変わらないところもあるが。) 麒麟丸一派から命を狙われる事になった[[とわ>日暮とわ]]と[[せつな>せつな(半妖の夜叉姫)]]を守るため、りんに変わって子育てを請け負っていた。 殺生丸の思惑については何か知らされている様子だが、口には出さずにいる。 第2期ではりんを護るために時代樹に封じ込める提案をしたり、あの世とこの世の境に隔離されている犬夜叉たちに定期的にもろはの成長を杖を使って写しだしたりと、影でものすごく働いている。 *【戦闘】 殺生丸から授けられた翁と媼の面が一対となった妖杖・&ruby(にんとうじょう){&bold(){人頭杖}}を操る。 翁の面は所謂[[火炎放射]]器で、人間や雑魚妖怪の集団をまとめて焼き尽くすほどの威力を持つ。 媼の面は妖怪の墓場へと辿り着くためのカギとなっており、黒真珠に接触すると秘められていた妖力が反応し、妖怪の墓場への道が開く。元々は武器としてではなく、こちらが本来の役割。火炎放射機能は雑魚を蹴散らすための護身用程度でしかない。 しかし、それ以外は別に特殊な能力があるわけではため、本人の力は大したことなく((アニメの回想では殺生丸に仕える以前は剣を振るっているシーンもある。))、[[かごめ>日暮かごめ]]にあっけなくやられてしまっているシーンもある(一応単純な腕力では彼女を上回り、力で跳ね飛ばしたこともある)。 いくら人頭杖を持つとはいえ、使い手としての戦闘センスもないため、強豪妖怪相手には到底歯が立たず、そうした場合は専ら解説役に徹している。 人頭杖の火炎自体は攻撃範囲も威力もかなりのもので、初登場時にはこれで大勢の武士を骨も残さず焼滅したり((この際、陰湿に嘲笑っている。殺生丸ほどではないが、初期の邪見は中盤以降に比べるとキャラクター性が異なり、残虐さや不気味さが強い。))、劇場版では毒蛾や屍の兵士の大群を一瞬にして焼き払ったりと、単純な破壊力には優れる。 妖怪のタフさは持たないとはいえ、[[七人隊>七人隊(犬夜叉)]]の[[睡骨>睡骨(犬夜叉)]]もその威力に驚く場面もあった。 &bold(){&color(seagreen){(りんに何かあったら、わしが殺生丸さまに殺される! そ、それだけは!)}} 一応、アニメオリジナルで研屋としての才能を見せたり、術で札からいい湯加減の温泉をだしたり、無男という妖怪の手下がいたりといった描写もある。『半妖の夜叉姫』では結界術も披露しており、是露の夢開きの術で所在がばれるまでの数年間とわとせつなの存在を隠していた。 *【余談】 どこか憎めないそのキャラクター性から、ある種の萌えキャラとしての地位を確立している。 というか殺生丸やりんの活躍を追っていると必然的に邪見にも萌えてくる。 りんとのやり取りはファンだけでなく作者にとっても和みらしい。 さらにアニメでは、 ・&bold(){&color(seagreen){「くしゅくしゅくしゅ へけっ!」}}と[[どこかのハムスター>とっとこハム太郎(アニメ)]]のようなリアクションをとる ・阿吽から振り落とされそうになり、かつ結界にあてられて喘ぐ ・りんが口ずさんでいる小歌を真似して口ずさんだり口調を真似て泣きつく ・中の人が文字通り中の人を務めるNHKの某キャラクターの鳴き声を発する 等々アドリブがてんこ盛りとなっており、ネタっぷりに拍車がかかっている。 加えてドラマCDのひとつ『嵐と祭りと宝来島!』では完全に泥酔した状態で登場、犬夜叉はおろか殺生丸にさえ絡んだ挙句NHKの某番組の歌までノリノリで歌いだし犬夜叉兄弟の喧嘩を白けさせ、犬夜叉の風の傷&殺生丸の蒼龍波を同時に叩き込まれ文字通り吹き飛ばされた(死んだとは言ってない)。 同作のドラマCDの中でもずば抜けて楽屋裏ノリが激しく賛否はあるが、邪見さまファンは必聴。 [[高橋留美子]]先生は、「邪見の性別が女だったら、最終回後&bold(){&color(red){殺生丸との間に子供を作っていた}}かもしれない」と答えている。 それくらい二人の関係性は濃いのである。 なお、続編『[[半妖の夜叉姫]]』の製作発表時のキャッチフレーズの一つの「殺生丸には、娘がいる。」を受け、母親は誰なのかとネット界隈は一時騒然としたのだが、邪見もこの騒動のとばっちりを受ける事になってしまった。 あろうことか夜叉姫放送直前の配信にて[[成田剣]]や[[能登麻美子]]、主演の三人松本沙羅・[[小松未可子]]・[[田所あずさ]]もインタビュー内で冗談とはいえこの真説ネタに触れている。 尤も、担当声優のチョー氏のコメントが双子の母親の正体を同時に仄めかしてもいるが。 『夜叉姫』4話の先行カット公開時に、かごめの祖父が[[もろは>もろは(半妖の夜叉姫)]]に河童の腕のミイラをプレゼントするシーンがある。 これ自体は犬夜叉1話との天丼ネタなのだが、これにかごめ役の[[ゆきのさつき]]女史が反応。 Twitterにて「邪見の手(笑)」とツイートした。 邪見様生きてるよ! なお、のちの本放送時に手ではなく足のミイラだった事が判明する。 追記・修正は上司とその嫁に振り回されてもめげる事なくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 殺ママ「小妖怪」邪「邪見でございます」のやりとりとか初対面ですらこの扱いw -- 名無しさん (2020-12-01 15:01:36) - アニメ初登場時、出くわした侍どもを人頭杖の火炎放射で焼き尽くしたので見た目より残酷な妖怪だと思ってガキの頃ショックを受けた。 -- 名無しさん (2020-12-01 17:07:25) - りんの方が扱い良いけど、邪見がずっと付き従っていなければ気まぐれでもりんを助けようとしなかったんじゃないかと思っている。 -- 名無しさん (2020-12-01 18:57:25) - 何も言ってないのに心で馬鹿にしたことを殺生丸に読み切られたり、そしてそれに一瞬で気づいてとぼけたり、哀しみを表現できない殺生丸の代わりに泣いてたり、その発言に対してプライド激高の殺生丸が何も言わないとか、作中でもトップクラスに心が通じ合ってるのがヤバい。そりゃ邪見が女なら殺生丸との子供作ってたかもっていうのも道理だわ。 -- 名無しさん (2020-12-01 23:09:44) - 殺生丸様は周りの存在に恵まれたな -- 名無しさん (2020-12-01 23:40:04) - アニメでの数々のアドリブが未だに記憶に残ってるw 特に自分を鼓舞するシーンで「頑張れ頑張れ邪見!さぁ皆さんご一緒に!」と視聴者に語りかけたのは当時爆笑した -- 名無しさん (2020-12-02 00:31:26) - ↑いつも通り殺生丸に雑に扱われた後画面外で「そんな殺生な丸さまぁ…」とか言い出したのは忘れられない -- 名無しさん (2020-12-03 11:05:46) - 女だったら…って、こいつが女な姿が想像出来ん -- 名無しさん (2020-12-04 16:25:41) - 少なくともとわとせつなは殺生丸以上に母親と認めないと思う -- 名無しさん (2020-12-04 19:20:40) - ↑8 それ邪見様の黒歴史でいいと思う。あと、邪見様の声はGTOのクレスタのあの人。よく鬼塚先生に破壊されているな。 -- 名無しさん (2020-12-25 08:19:31) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2020/12/01 Tue 12:56:05 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(4){&bold(){&color(seagreen){アホ! 殺生丸様には深いお考えがあるのじゃ!}}}} 邪見とは『[[犬夜叉]]』及び『[[半妖の夜叉姫]]』の登場人物。 CV:[[チョー>チョー(声優)]](無印時代は長島雄一名義) *【概要】 [[犬夜叉>犬夜叉(キャラクター)]]の異母兄・[[殺生丸]]に仕える妖怪。 狩衣と烏帽子を身につけた[[河童]]っぽい(皿や甲羅は無い)緑色の姿をしている。 背丈は子供である[[りん>りん(犬夜叉)]]よりも低い。 ドラマCDによれば年齢は約700~800歳。 アニメによれば、数百年前は幾千もの同族の妖怪達を従え武蔵野の草原に勢力を誇ったそれなりに名のある妖怪だった。 &font(l){同族故に全部オレ状態に見えるが気にしない。} そんなある時、他の勢力との抗争中にその首領であった比丘尼に追いつめられるが、偶然通りかかった殺生丸に比丘尼とその配下達はたちまち殲滅される。 その姿に感服した事で地位も配下も全て投げ打ち、半ば押し掛けながらも家来となった。 最終的には殺生丸が築く帝国の大臣となる事が目標。 *【性格】 長く生きているだけあり妖怪等についても割と博識だが、かなりの小心者でどこか間の抜けたところがあり、 付き合いの長い殺生丸についても、今一つ考えている事がわかり辛い彼の相手をするのは骨が折れるらしく、 ごますりや余計な事を言っては殴られたり石をぶつけられるなど文字通り邪険に扱われている。 &font(l){さらにドラマCDの台詞から[[M>マゾヒズム]]疑惑もある。} 何か進言しても大抵スルーされるか素っ気なく返され、逆に聞こえなくていい小言に限って聞かれがち((考えているだけで睨まれた事もある。))。 さらに途中からりんが加わった事で奔放な彼女にも散々振り回される事となる。なお、本人もりんの方が扱いがいいと自覚している。 一行の乗り物代わりである阿吽にもなめられている節がある((第3期OPの提供画面で手綱をとっても言う事を聞かなかったり、『天下覇道の剣』で余計な事を口走った時は他の面々と一緒に殴っていた。))ほか、[[琥珀>琥珀(犬夜叉)]]にもナチュラルに辛辣な台詞を吐かれている。 ついでに犬夜叉一行や他の登場人物達からの扱いもかなり雑。 特に御母堂様こと殺生丸の母とのやり取りは必見。 ちなみに犬夜叉とは以前から見知ってはいたらしく、「おう邪見」とある種の馴染みがあるかのような呼びつけ方もされている。 一方邪見は「お前のような半妖に話すことなどないわ」と吐き捨てているが、犬夜叉が顔色一つ変えずに殴りつけると割とあっさり要求に応じた。 そんなこんなでかなりぞんざいに扱われがちだが、殺生丸への忠誠は本物で、逃げようと考える事はあっても見捨てる事は決してしない((というか結局行動に移すまでに至らない。最強クラスの妖怪である彼の傍らにいるのが一番安全という部分もあろうが。))。 殺生丸も灰刃坊に殺害された際は天生牙で生き返らせるなど、彼なりに思うところはある様子。 まあ、この世のものは斬れない天生牙で試し斬り(花占い疑惑)されたが…。 普段の漫才めいたやり取りに隠れがちだが、彼の気持ちを的確に代弁することも多い。 (というか、原作初登場時の殺生丸がかなり饒舌だったのを、[[アニメ化]]に際して中盤以降の落ち着いた雰囲気に設定されたため、同エピソードでは邪見がほとんど代弁している。) りんについても彼なりに大事に思っており、危機に陥った時は&bold(){&color(seagreen){「殺生丸様のため」}}等建前を並べながらも身を挺して守ろうとするほか、冥界でりんが命を落とした際は涙を流していた。 また、[[最終回]]以降殺生丸がりんに度々送っている着物も、邪見が見立てて買いに行っているらしい。 続編『[[半妖の夜叉姫]]』でも変わらず殺生丸に仕えている。 旅の中で一皮剥けたのか、以前よりも落ち着いた雰囲気になっている。(それでも殺生丸から雑に振り落とされたりと変わらないところもあるが。) 麒麟丸一派から命を狙われる事になった[[とわ>日暮とわ]]と[[せつな>せつな(半妖の夜叉姫)]]を守るため、りんに変わって子育てを請け負っていた。 殺生丸の思惑については何か知らされている様子だが、口には出さずにいる。 第2期ではりんを護るために時代樹に封じ込める提案をしたり、あの世とこの世の境に隔離されている犬夜叉たちに定期的にもろはの成長を杖を使って写しだしたりと、影でものすごく働いている。 *【戦闘】 殺生丸から授けられた翁と媼の面が一対となった妖杖・&ruby(にんとうじょう){&bold(){人頭杖}}を操る。 翁の面は所謂[[火炎放射]]器で、人間や雑魚妖怪の集団をまとめて焼き尽くすほどの威力を持つ。 媼の面は妖怪の墓場へと辿り着くためのカギとなっており、黒真珠に接触すると秘められていた妖力が反応し、妖怪の墓場への道が開く。元々は武器としてではなく、こちらが本来の役割。火炎放射機能は雑魚を蹴散らすための護身用程度でしかない。 しかし、それ以外は別に特殊な能力があるわけではため、本人の力は大したことなく((アニメの回想では殺生丸に仕える以前は剣を振るっているシーンもある。))、[[かごめ>日暮かごめ]]にあっけなくやられてしまっているシーンもある(一応単純な腕力では彼女を上回り、力で跳ね飛ばしたこともある)。 いくら人頭杖を持つとはいえ、使い手としての戦闘センスもないため、強豪妖怪相手には到底歯が立たず、そうした場合は専ら解説役に徹している。 人頭杖の火炎自体は攻撃範囲も威力もかなりのもので、初登場時にはこれで大勢の武士を骨も残さず焼滅したり((この際、陰湿に嘲笑っている。殺生丸ほどではないが、初期の邪見は中盤以降に比べるとキャラクター性が異なり、残虐さや不気味さが強い。))、劇場版では毒蛾や屍の兵士の大群を一瞬にして焼き払ったりと、単純な破壊力には優れる。 妖怪のタフさは持たないとはいえ、[[七人隊>七人隊(犬夜叉)]]の[[睡骨>睡骨(犬夜叉)]]もその威力に驚く場面もあった。 &bold(){&color(seagreen){(りんに何かあったら、わしが殺生丸さまに殺される! 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なお、のちの本放送時に手ではなく足のミイラだった事が判明する。 追記・修正は上司とその嫁に振り回されてもめげる事なくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 殺ママ「小妖怪」邪「邪見でございます」のやりとりとか初対面ですらこの扱いw -- 名無しさん (2020-12-01 15:01:36) - アニメ初登場時、出くわした侍どもを人頭杖の火炎放射で焼き尽くしたので見た目より残酷な妖怪だと思ってガキの頃ショックを受けた。 -- 名無しさん (2020-12-01 17:07:25) - りんの方が扱い良いけど、邪見がずっと付き従っていなければ気まぐれでもりんを助けようとしなかったんじゃないかと思っている。 -- 名無しさん (2020-12-01 18:57:25) - 何も言ってないのに心で馬鹿にしたことを殺生丸に読み切られたり、そしてそれに一瞬で気づいてとぼけたり、哀しみを表現できない殺生丸の代わりに泣いてたり、その発言に対してプライド激高の殺生丸が何も言わないとか、作中でもトップクラスに心が通じ合ってるのがヤバい。そりゃ邪見が女なら殺生丸との子供作ってたかもっていうのも道理だわ。 -- 名無しさん (2020-12-01 23:09:44) - 殺生丸様は周りの存在に恵まれたな -- 名無しさん (2020-12-01 23:40:04) - アニメでの数々のアドリブが未だに記憶に残ってるw 特に自分を鼓舞するシーンで「頑張れ頑張れ邪見!さぁ皆さんご一緒に!」と視聴者に語りかけたのは当時爆笑した -- 名無しさん (2020-12-02 00:31:26) - ↑いつも通り殺生丸に雑に扱われた後画面外で「そんな殺生な丸さまぁ…」とか言い出したのは忘れられない -- 名無しさん (2020-12-03 11:05:46) - 女だったら…って、こいつが女な姿が想像出来ん -- 名無しさん (2020-12-04 16:25:41) - 少なくともとわとせつなは殺生丸以上に母親と認めないと思う -- 名無しさん (2020-12-04 19:20:40) - ↑8 それ邪見様の黒歴史でいいと思う。あと、邪見様の声はGTOのクレスタのあの人。よく鬼塚先生に破壊されているな。 -- 名無しさん (2020-12-25 08:19:31) - 裏切りそうなムーヴに反してめちゃくちゃ忠臣だった。 -- 名無しさん (2023-03-04 07:42:05) #comment(striction) #areaedit(end) }

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