地念児(犬夜叉)

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&font(#6495ED){登録日}:2021/03/03 Wed 14:58:35 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(16){&bold(){&color(brown){なんだべ…この気持ち…}}}} #center(){&size(16){&bold(){&color(brown){この子といると…心があったかい}}}} 地念児(じねんじ)は『[[犬夜叉]]』の登場人物。 CV:江川央生 *【概要】 とある村外れで年老いた母親と薬草畑を営んで暮らしている。 ここで採れる薬草はよく効くと評判らしく、冥加やアニメでは[[邪見>邪見(犬夜叉)]]にも知られていた。 当時、詳細不明だった[[奈落>奈落(犬夜叉)]]を除けば[[犬夜叉>犬夜叉(キャラクター)]]以外で初めて登場した[[半妖>半妖(犬夜叉)]]。 見上げるような巨体(とはいえ[[「自称人間」のこいつ>凶骨(犬夜叉)]]ほどではないが)と[[馬]]のような面長な顔立ち、ぎょろりとした大きな目((アニメでは感情が高ぶった時に赤く光っている。))をしている。 異形めいた見た目で一見恐ろしく見えるが、実際は心穏やかで優しい性格で、初対面の[[かごめ>日暮かごめ]]達にも親切に接してくれたほか、畑にやってくる小鳥達が止まり木代わりに集まってくるほどである。 半妖という立場もあり、近隣の村人達に長年迫害を受け((そのため全身には古傷の跡が残っている。))ていたが、当人が臆病なうえ争いを好まないため、いじめられる度に抵抗もせず逃げだし母親に泣きつくという有様だった。 アニメで犬夜叉の年齢が200年生きて人間換算約15歳であると考えると、長くても5、60年ほどしか生きていないであろうことから意外に年若いであろうことが窺える(ただし、妖怪ごとに年の取り方が違うとも考えれるが)。 奈落の毒を受けてしまった[[雲母>雲母(犬夜叉)]]のため薬草を探しに来た犬夜叉とかごめに初めて出会うが、ちょうどこの頃付近で村人が妖怪に食い殺される事件が相次いでおり、村人達は地念児を犯人として疑っており、夜討ちにしようとしていた。 地念児に同情したかごめは真犯人探しを犬夜叉に任せ、自分は犬夜叉が戻るまでの[[人質]]という名目で畑に残る。 畑の手入れを手伝ってミミズに悲鳴を上げるかごめに親子共々呆れたりしながらも、交流を経て傷付いていた地念児の心は次第に癒されていった。 だが、最初からかごめの言葉をあてにしていない村人達は犬夜叉が戻るのを待たず、夜になると武器を手に取り親子の家に火をかける。 容赦なく石を投げつけ罵声を放つ村人達から二人を庇いながらかごめは毅然と言い放つ。 #center(){&size(16){&bold(){&color(green){地念児さんは人なんか殺せない!そんなこと一緒にいればわかるわ!おとなしくて優しい人よ!}}}} そこへ真犯人である虫妖怪とその子供の群れが襲撃し辺りはたちまちパニックになる。 かごめは破魔の矢で虫妖怪を射抜くが、怒り狂った虫妖怪はかごめを叩き付け食い殺そうとする。 だがこの時、地念児が飛び出し剛腕で虫妖怪の身体を貫く。 #center(){&size(16){&bold(){&color(brown){あんただけだ…おらを人並みに扱ってくれたのは…}}}} #center(){&size(16){&bold(){&color(brown){あんたをここで死なせたら…おらもうこの先生きていかれねえ!}}}} 時を同じくして駆け付けた犬夜叉が子妖怪を蹴散らし、地念児にも加勢しようとするが、地念児の母親は手を出すなと制止し、犬夜叉もその真意を察する。 そして、腕を負傷しながらも地念児はたちまち虫妖怪を真っ二つに引き裂き倒してしまう。 犬夜叉に言わせれば最初から仲良くできないのなら力関係をハッキリさせておくべきなのだ。 しかし、仕返しされると震え上がる村人達に「皆も怪我しているからと」地念児は薬草を配って回る。 甘すぎると呆れる犬夜叉だが、かごめと母親はそれを肯定する。 犬夜叉達が去ったあと、荒れた畑と焼けた家を直す親子のもとへ、行いを恥じ入った村人達が手伝いにやってくる。 勝手にしろという母親だったが、その眼には涙を浮かべていた。 原作での出番はこれのみだが、アニメではその後も度々登場しており、最猛勝の毒を受けてしまった邪見を救うため千年草を探しに来た[[りん>りん(犬夜叉)]]と出会っている。 この時は特にいじめられている様子もないため、なんとかやっている様子である。 また、この時は妖力を失う日(犬夜叉でいう「朔」)だったのだが、本人の臆病な性分もあり頭から布団をかぶっており人間の姿は不明。 その後入れ違いでやって来た犬夜叉達に対し、「&bold(){&color(brown){かごめのように温かい少女}}」とりんのことを語っている。 また、奈落との最終決戦で遅れてやって来た[[七宝>七宝(犬夜叉)]]が持っていた毒消しも地念児が調合したもので、瘴気で瀕死寸前だった[[弥勒>弥勒(犬夜叉)]]・[[珊瑚>珊瑚(犬夜叉)]]・雲母を救っている。 3年後も、かごめやりんと引き続き交流がある様子である。 *【関係者】 ・地念児の母 CV:藤夏子 れっきとした人間なのだが、初対面の犬夜叉・かごめ・りんからは山姥と勘違いされた。&font(l){まあ丸太を振り回して追っかけてきたりするから間違われてもしょうがないかもしれない。} 長年の迫害で少し捻くれたところもあるが、気前よく薬草を分けてくれるなど本来は息子同様優しい性格。 夫の話をする時の彼女ののろけっぷりは色々すごい。 ・地念児の父 地念児の母が若い頃、山中で足を怪我し動けなくなっていたところを助け恋に落ちた。 森の精霊で美男子の姿をしていたが、本当の姿かどうかは不明。 現在の親子の畑も彼がのこしたのものらしい。 *【余談】 中の人は[[七人隊>七人隊(犬夜叉)]]の[[銀骨>七人隊(犬夜叉)]]も演じている。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ぶっちゃけ地念児の顔見た時、親父はイケメンに化けて母ちゃん犯したんだろうなと思ってた。でも幸い、親がどんな輩だったにせよ、地念児は良い奴なのだが -- 名無しさん (2021-03-03 17:20:37) - 最猛勝の毒って専用薬草が必要だったのか…弥勒が戦闘不能になる程度だったから、純粋な妖怪ならそこまで効果ないのかと -- 名無しさん (2021-03-03 18:18:39) - 村人達とも和解したしその後もアニメでは平和に暮らしてるみたいだしハッピーエンドでよかったな -- 名無しさん (2021-03-03 19:24:46) - あの育ちに反してここまで温厚に育ったのは、お母ちゃんの教育の賜物なんだろうなぁ。 半妖って人間からも妖怪からも迫害されるから荒れることも多いだろうに。 -- 名無しさん (2021-03-03 19:52:54) - 疑いが晴れた後も、自分を殺そうとした村人達に薬草を分け、村人達との溝を少しずつ埋めて「自分の居場所」を作り出した彼は「心がイケメン」が似合う立派な半妖である。 -- 名無しさん (2021-03-04 00:20:56) - あそこで村人達に仕返ししたら人間に危害加える半妖として事態は悪化してただろうからあれが正しいんだよな -- 名無しさん (2021-03-05 20:38:01) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/03/03 Wed 14:58:35 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(16){&bold(){&color(brown){なんだべ…この気持ち…}}}} #center(){&size(16){&bold(){&color(brown){この子といると…心があったかい}}}} 地念児(じねんじ)は『[[犬夜叉]]』の登場人物。 CV:江川央生 *【概要】 とある村外れで年老いた母親と薬草畑を営んで暮らしている。 ここで採れる薬草はよく効くと評判らしく、冥加やアニメでは[[邪見>邪見(犬夜叉)]]にも知られていた。 当時、詳細不明だった[[奈落>奈落(犬夜叉)]]を除けば[[犬夜叉>犬夜叉(キャラクター)]]以外で初めて登場した[[半妖>半妖(犬夜叉)]]。 見上げるような巨体(とはいえ[[「自称人間」のこいつ>凶骨(犬夜叉)]]ほどではないが)と[[馬]]のような面長な顔立ち、ぎょろりとした大きな目((アニメでは感情が高ぶった時に赤く光っている。))をしている。 異形めいた見た目で一見恐ろしく見えるが、実際は心穏やかで優しい性格で、初対面の[[かごめ>日暮かごめ]]達にも親切に接してくれたほか、畑にやってくる小鳥達が止まり木代わりに集まってくるほどである。 半妖という立場もあり、近隣の村人達に長年迫害を受け((そのため全身には古傷の跡が残っている。))ていたが、当人が臆病なうえ争いを好まないため、いじめられる度に抵抗もせず逃げだし母親に泣きつくという有様だった。 アニメで犬夜叉の年齢が200年生きて人間換算約15歳であると考えると、長くても5、60年ほどしか生きていないであろうことから意外に年若いであろうことが窺える(ただし、妖怪ごとに年の取り方が違うとも考えれるが)。 奈落の毒を受けてしまった[[雲母>雲母(犬夜叉)]]のため薬草を探しに来た犬夜叉とかごめに初めて出会うが、ちょうどこの頃付近で村人が妖怪に食い殺される事件が相次いでおり、村人達は地念児を犯人として疑っており、夜討ちにしようとしていた。 地念児に同情したかごめは真犯人探しを犬夜叉に任せ、自分は犬夜叉が戻るまでの[[人質]]という名目で畑に残る。 畑の手入れを手伝ってミミズに悲鳴を上げるかごめに親子共々呆れたりしながらも、交流を経て傷付いていた地念児の心は次第に癒されていった。 だが、最初からかごめの言葉をあてにしていない村人達は犬夜叉が戻るのを待たず、夜になると武器を手に取り親子の家に火をかける。 容赦なく石を投げつけ罵声を放つ村人達から二人を庇いながらかごめは毅然と言い放つ。 #center(){&size(16){&bold(){&color(green){地念児さんは人なんか殺せない!そんなこと一緒にいればわかるわ!おとなしくて優しい人よ!}}}} そこへ真犯人である虫妖怪とその子供の群れが襲撃し辺りはたちまちパニックになる。 かごめは破魔の矢で虫妖怪を射抜くが、怒り狂った虫妖怪はかごめを叩き付け食い殺そうとする。 だがこの時、地念児が飛び出し剛腕で虫妖怪の身体を貫く。 #center(){&size(16){&bold(){&color(brown){あんただけだ…おらを人並みに扱ってくれたのは…}}}} #center(){&size(16){&bold(){&color(brown){あんたをここで死なせたら…おらもうこの先生きていかれねえ!}}}} 時を同じくして駆け付けた犬夜叉が子妖怪を蹴散らし、地念児にも加勢しようとするが、地念児の母親は手を出すなと制止し、犬夜叉もその真意を察する。 そして、腕を負傷しながらも地念児はたちまち虫妖怪を真っ二つに引き裂き倒してしまう。 犬夜叉に言わせれば最初から仲良くできないのなら力関係をハッキリさせておくべきなのだ。 しかし、仕返しされると震え上がる村人達に「皆も怪我しているから」と地念児は薬草を配って回る。 甘すぎると呆れる犬夜叉だが、かごめと母親はそれを肯定する。 犬夜叉達が去ったあと、荒れた畑と焼けた家を直す親子のもとへ、行いを恥じ入った村人達が手伝いにやってくる。 「勝手にしろ」という母親だったが、その眼には涙を浮かべていた。 原作での出番はこれのみだが、アニメではその後も度々登場しており、最猛勝の毒を受けてしまった邪見を救うため千年草を探しに来た[[りん>りん(犬夜叉)]]と出会っている。 この時は特にいじめられている様子もないため、なんとかやっている様子である。 また、この時は妖力を失う日(犬夜叉でいう「朔」)だったのだが、本人の臆病な性分もあり頭から布団をかぶっており人間の姿は不明。 その後入れ違いでやって来た犬夜叉達に対し、「&bold(){&color(brown){かごめのように温かい少女}}」とりんのことを語っている。 また、奈落との最終決戦で遅れてやって来た[[七宝>七宝(犬夜叉)]]が持っていた毒消しも地念児が調合したもので、瘴気で瀕死寸前だった[[弥勒>弥勒(犬夜叉)]]・[[珊瑚>珊瑚(犬夜叉)]]・雲母を救っている。 3年後も、かごめやりんと引き続き交流がある様子である。 *【関係者】 ・地念児の母 CV:藤夏子 れっきとした人間なのだが、初対面の犬夜叉・かごめ・りんからは山姥と勘違いされた。&font(l){まあ丸太を振り回して追っかけてきたりするから間違われてもしょうがないかもしれない。} 長年の迫害で少し捻くれたところもあるが、気前よく薬草を分けてくれるなど本来は息子同様優しい性格。 夫の話をする時の彼女ののろけっぷりは色々すごい。 ・地念児の父 地念児の母が若い頃、山中で足を怪我し動けなくなっていたところを助け恋に落ちた。 森の精霊で美男子の姿をしていたが、本当の姿かどうかは不明。 現在の親子の畑も彼がのこしたのものらしい。 *【余談】 中の人は[[七人隊>七人隊(犬夜叉)]]の[[銀骨>七人隊(犬夜叉)]]も演じている。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ぶっちゃけ地念児の顔見た時、親父はイケメンに化けて母ちゃん犯したんだろうなと思ってた。でも幸い、親がどんな輩だったにせよ、地念児は良い奴なのだが -- 名無しさん (2021-03-03 17:20:37) - 最猛勝の毒って専用薬草が必要だったのか…弥勒が戦闘不能になる程度だったから、純粋な妖怪ならそこまで効果ないのかと -- 名無しさん (2021-03-03 18:18:39) - 村人達とも和解したしその後もアニメでは平和に暮らしてるみたいだしハッピーエンドでよかったな -- 名無しさん (2021-03-03 19:24:46) - あの育ちに反してここまで温厚に育ったのは、お母ちゃんの教育の賜物なんだろうなぁ。 半妖って人間からも妖怪からも迫害されるから荒れることも多いだろうに。 -- 名無しさん (2021-03-03 19:52:54) - 疑いが晴れた後も、自分を殺そうとした村人達に薬草を分け、村人達との溝を少しずつ埋めて「自分の居場所」を作り出した彼は「心がイケメン」が似合う立派な半妖である。 -- 名無しさん (2021-03-04 00:20:56) - あそこで村人達に仕返ししたら人間に危害加える半妖として事態は悪化してただろうからあれが正しいんだよな -- 名無しさん (2021-03-05 20:38:01) #comment(striction) #areaedit(end) }

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