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「バイオ村であそぼ♪」(2023/10/14 (土) 20:33:09) の最新版変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2021/05/11 Tue 02:58:22
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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#center(){&bold(){今度のバイオハザードは...}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){こわくな~い!}}}}
#center(){&color(red){&bold(){&size(20){視聴者「!?」}}}}
『&bold(){バイオ村であそぼ♪}』とは、サバイバルホラーゲーム『[[バイオハザード ヴィレッジ]]』のCMムービーであり、当作品を題材とした&b(){人形劇}である。
*概要の前に
----
本編となる『[[バイオハザードシリーズ]]』および『バイオハザード ヴィレッジ』について、あらかじめ簡潔に説明しておく。
『バイオハザードシリーズ』は言わずと知れた[[カプコン]]の名作ゲームシリーズ。
グロテスクでおぞましい&b(){クリーチャー}に立ち向かうサバイバルホラーゲームである。詳細は該当項目を参照されたし。
『バイオハザード ヴィレッジ』はそのナンバリング8作目。キャッチコピーは「&color(red,black){邪悪と狂気に満ちる村。}」とされている。
過去作の例に漏れず、主人公イーサンの前に凶悪な&b(){&ruby(ライカン){人狼}}や、各々が人間離れした能力を操る恐るべき&bold(){&color(red){四貴族}}と呼ばれる悪役たちが立ちはだかる。
*概要
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上述を踏まえて『バイオ村であそぼ♪』とは、バイオハザードのYoutube公式チャンネルが公開している『バイオハザード ヴィレッジ』のCM、つまり販売促進用の動画である。
全3話。Youtubeのバイオハザード公式チャンネルにて『ヴィレッジ』の発売前後のみ期間限定公開された。
そして、当ムービーの主役は『バイオハザード ヴィレッジ』のプロモーションなのだから言うまでもなく主人公の[[イーサン・ウィンターズ]]……
&b(){ではなく}、敵役である&bold(){&color(red){四貴族}}。本編では皆身の毛もよだつ狂人達ばかりだが……。
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){バ~イオ こわくないよ~♪}}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){み~んなおいでよ たのしい むらへ~♪}}}}
当CMでは、四貴族たちが&b(){可愛らしいパペット人形で登場}。
「バイオハザード ヴィレッジは&b(){怖くない}!」を合言葉に、明るく楽しい人形劇を繰り広げる。
この人形劇は[[前作>バイオハザード7 レジデント イービル]]非購入者が前作を買わなかった理由の1位が「&color(red){&bold(){怖すぎるから}}」であったことを反省し制作されたという。
そのコンセプトから、雰囲気は全体的に&u(){&b(){まるでNHK教育番組}}っぽく和やかなものに仕上がっている。
あらかじめ強調しておくが、&b(){この人形劇は公式のCMである。}
*登場人物
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ゲーム本編では&b(){&color(red){四貴族}}と称される敵役たち。
もちろん本編ではその見た目すらも恐ろしい者達だが、人形劇では全員がパペットになっているため、非常にポップでキュートな見た目になっている。
またその関係も、互いに罵り合っている険悪な本編のそれとは正反対に仲はとても良好。
オープニングのお歌でも「みんなゆかいな&b(){かぞく}だよ♪」と紹介しながら寄り添い合うし、人形劇中でも一緒に楽しく(?)あれやこれやに取り組んでいる。
&b(){そしてなんと、キャラクターボイスは『バイオハザード ヴィレッジ』の[[日本語]]版と同じ声優が担当している。}
**[[&color(purple){吸血鬼}>吸血鬼]] &color(purple){ドミトおねぇさん}
CV:[[井上喜久子]]
>すらーっと背が高くて、
>すてきなぼうしが似合うとってもきれいなおねえさん。
>「あかいえのぐ」でお絵かきするのが得意。
>村のおっきいお城に住んでいるんだって!
皆を引率する歌のおねえさんみたいな役割の人。
お歌とおえかきが得意で、ヴィレッジ本編では描写がない美声のお歌も披露してくれる。
本編と同じく生気のない顔色をしているが、[[パロディ元(NHK教育のパペット)では>ハッチポッチステーション]][[このくらいの肌色は割といる>クインテット(NHK)]]ので、&b(){結果的にあまり違和感がなくなっている。}
ヴィレッジ本編での活躍は[[オルチーナ・ドミトレスク]]を参照。
**&color(#3B4EF0){ヌメヌメ男 モローくん}
CV:西村太佑
>体中がヌメヌメで、おっちょこちょいのモローくん。
>なぜかいつもローブで体をかくしているよ。
>はずかしがり屋さんなのかな?
>バイオ村のじめじめした湖に住んでいるんだ。
進行役に相槌を打ったりトラブルの発端になったりするマスコットキャラクター的な怪人。
例に漏れずお話の進行に関わるものの、身体がヌメヌメしているので不器用なうえ、よく転んでしまう。
ヴィレッジ本編では異形も極まった見た目をしているが、パペットでは上手いことユーモラスな可愛いマスコットに転じられている。
声優の&b(){西村太佑}氏ご本人曰く「&b(){枕元に置いて、一緒に寝たくなるような可愛いキャラ}」。
ヴィレッジ本編での活躍は[[サルヴァトーレ・モロー]]を参照。
**&color(darkgreen){機械大好き ハイゼンさん}
CV:白熊寛嗣
>バイオ村のはずれにある、おんぼろな工場に住んでいるおじさん。
>機械にくわしくて、
>今日もきっとなにかわくわくする工作をしているよ!
NHKでいうところの[[工作が得意でメガネを掛けて帽子を被っているポジション>ワクワクさん]]な人。
機械に詳しく、&b(){&color(red){わくわくする工作}}をしているらしい。(※表現を一部、公式サイト紹介文より引用)
声優担当はヴィレッジ本編と同じ白熊寛嗣氏のはずだが、朗らかな台詞や口調が本来のキャラと似合わな過ぎてぜんぜん違う人の声に聞こえる。
ヴィレッジ本編での活躍は[[カール・ハイゼンベルク]]を参照。
**&color(gold){心霊人形 アンジー}
CV:佐藤美由希(現 佐藤みゆ希)
>たのしいことが大好きな、お人形さん。
>人形なんだけど、ふしぎな力でしゃべったり踊ったりできるよ!
>村のお屋敷で、他の人形たちと暮らしてるみたい。
人形劇によくいる人外マスコットみたいな立ち位置の人形。
喋ったり踊ったりできるらしいが、劇中では特に意味もなく「&b(){ヴェェェェェェェイ!}」と奇声を上げまくっている。
パペットにされたことでグロテスクでなくなっているが、元から操り人形なのでさほど変化がない。
ヴィレッジ本編での活躍は[[ドナ・ベネヴィエント]]を参照。
**&color(orange){マザー ミランダさま}
CV:木下紗華
>バイオ村のみんなをいつもどこかで見守っているミランダさま。
>ミランダさまのいうことには、みんな逆らえないんだって!
>仮面を被っているから、素顔はだれも知らないんだ。
バイオ村の誰もが逆らえない、いちばん偉い人。
公式サイトには彼女の紹介があるものの「バイオ村のみんなをいつもどこかで見守っている」と紹介されているだけで
劇中に姿を現していないようだが……?
ヴィレッジ本編での活躍は[[マザー・ミランダ]]を参照。
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){バイオのむらに おいでよ♪}}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){みんなゆかいな かぞくだよ♪}}}}
*お話
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**第1話 &color(red){ち}かきうた
2021年4月30日公開の記念すべき第1話。
おえかきが得意な&color(purple){ドミトおねぇさん}と一緒に、&color(red){あかいえのぐ}で絵を描くことになった四貴族の面々。
(ただし、みんなハケを手にしているのに何故か&color(darkgreen){ハイゼンさん}だけ&b(){[[チェーンソー]]}を持って来ている)
&color(red){あかいえのぐ}が足りないというトラブルにも見舞われたが、&color(#3B4EF0){モローくん}が足を滑らせた拍子にハイゼンさんのチェーンソーに突っ込み&color(red){あかいえのぐ}を補充できたのでその問題も解消。あらためて、&color(red){あかいえのぐ}を使った&color(red){ち}かきうたをはじめることになった。
最初のうちはドミトおねぇさんが教育番組っぽい音楽と共に%%えのぐは「わかいおとこのたいえき」だと暴露しつつ%%美声を披露してくれるが、
途中からおねぇさんが&color(red){あかいえのぐ}を飲んで&color(red){&b(){なにがしかのスイッチが入り暴走}}。奇声を上げながらどこからともなく取り出した[[斧]]でキャンバスを滅多切りにしていく。
挙句の果てに、おねぇさんが振り回しすっぽ抜けた斧が[[ハイゼンさんの頭にめり込んで&color(red){あかいえのぐ}の追加供給が発生>>雪夜叉伝説殺人事件(金田一少年の事件簿)]]し、いろいろと破綻したところで放送事故テロップと共に終幕を迎えた。
#center(){&color(pink){&bold(){ハイッ!}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){バ~イオ こわくないよ~♪}}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){み~んなおいでよ たのしい むらへ~♪}}}}
**第2話 つくって &color(red){ば}・&color(red){ら}・&color(red){そ}
2021年5月7日公開の第2話。
なにやら大掛かりな装置を作っている&color(darkgreen){ハイゼンさん}。
聞いてみるに、ハイゼンさんは''どんなヤツでもめちゃめちゃバラせる[[カラ殺そうち>ピタゴラスイッチ]]''(フォントも完全にアウト)を作っているのだという。
&color(#3B4EF0){モローくん「わあ だれかをバラすための こうさくって なんだか &bold(){&color(red){&size(18){ワクワク}}}するね!」}
モローくんはハイゼンさんのお手伝いをしようとするも、またもヌルヌルで滑って転倒。
そのままカラ殺そうちに巻き込まれ、&b(){どこかで聞いたことがあるようなBGM}と共に見事にバラされてしまう。&color(#2e8b57){カラ殺♪カラ殺♪}
ついでに機械から出てきたモローくんの心臓がゴールのスイッチを押して「四翼の胎児」の旗が上がり、カラ殺そうちのできあがり。&color(#2e8b57){カラ殺そうち♪}
その後、モローくんは%%パペットだからギリギリ許される状態で%%元に戻り、
ハイゼンさんが&color(darkgreen){「じゅうきや はものを とりあつかうさいは あんぜんかくにんが いちばんだいじだよ!」}と、子供向けテレビ番組っぽい教訓を&s(){お前が言うな}述べて締めくくられた。
……と思ったら、モローくんが再びの転倒。今度はドミトおねぇさんとハイゼンさんも巻き込まれ、手を振るアンジーに見送られながら&color(red,yellow){ 以下の展開は執筆を自重されました }
最終的にはみんなが&color(red){あかいえのぐ}にまみれ、[[''色とりどりのいろんなもの''>モツ(内臓肉)]]が画面中に散らばるなかで終幕となった。
#center(){&color(pink){&bold(){ハイッ!}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){バ~イオ こわくないよ~♪}}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){み~んなおいでよ たのしい むらへ~♪}}}}
ちなみに、第2話がYoutubeに投稿されたのは2021/5/7、つまり『バイオハザード ヴィレッジ』発売の前日である。
劇のエンドロールでも、いよいよ明日が発売日であることがアピールされているのだが
多くのバイオファンは「発売日前日に何を見せられているんだ」と思わざるを得なかったことであろう。
&color(#3B4EF0){モローくん「あしたか~ やっぱり&bold(){&color(red){&size(22){ワクワク}}}するね!」}
**第3話 刃みがき &color(red){ジョーズ}だね
2021年5月10日公開の第3話にして最終話。
今日ははみがきが上手に出来るかやってみることにした四貴族。
ドミトおねぇさんが取り出したのは、既に出オチ感満載の&bold()&bold(){鋼鉄の刃ブラシ}。
&color(purple){&size(10){ドミトおねぇさん「ハイこれ」}}
&color(#3B4EF0){&size(10){モローくん「あっ、ハ~イ」}}
受け取ったモローくんは刃みがきのうたと共に刃ブラシで歯を磨き、案の定、&b(){とても画面には映せないほどスッキリした}。
その様はあまりのスッキリっぷりに&bold(){&color(red){パペットなのにモザイクがかけられる}}ほど。
ドミトおねぇさんとハイゼンさんはさも上手に歯磨きができたかのように褒めているが、そんなスプラッターな有様を受けて遂に……
&color(gold){アンジー「ちょっとぉぉぉおお!!」}
&color(purple){「えっ??」}&color(darkgreen){「えっ??」}&color(#3B4EF0){「えっ??」}
&color(gold){アンジー「アンタたち ずっとおもってたけど」}
&color(gold){アンジー「さいしょから ずっとこわすぎるわよ!」}
今まで&color(gold){「ヴェェェェイ!」}しか喋らなかったアンジーがとうとう喋り出し、&b(){視聴者の誰もが思っていた}ツッコミを代弁。
&s(){それと同時に「お前んちが一番怖いわ」という既プレイ視聴者からのツッコミも殺到。}
もっとちゃんと「こわくない」というコンセプトに従えと抗議しようとするが……
&color(darkgreen){ハイゼンベルク「こわくねぇ こわくねぇって いいかげんやってらんねぇぜ」}
&color(darkgreen,red){&bold(){ハイゼンベルク「こわくても べつにいいよなぁ?」}}
&color(purple){ドミトレスク「ふふっ そうね」}
&color(purple,red){&bold(){ドミトレスク「もう めんどうくさく なっちゃったわ」}}
ハイゼンさんもドミトおねぇさんも、既に「こわくない」のコンセプトに徹するやる気をなくし、パペットというキャラクターも放り出して暴れ出す始末。
どさくさに紛れて衝立が倒れ、アンジーの繰り手である[[&color(darkgray){&bold(){心霊人形師 ドナさん}}>ドナ・ベネヴィエント]]の姿まで見えてしまった。
&color(darkgray){&size(10){ドナさん「ちっちが……いやっ!」}}
またしても収集のつかない事態になり、このまま例の如く破綻エンドか……と思われたところで
&color(orange,lightyellow){ミランダ「おやめなさい……」}
なんと、画面奥から&color(orange){&b(){後光を浴びるミランダ様}}が登場。
曰く、四貴族のことを背景からずっと見守っていたのだという。(確かに、第1話、第2話の背景をよく見てみると、随所にミランダ様がいるのが分かる)
ミランダ様は少々やりすぎた四貴族を窘め、みんな仲良く、こわくない人形劇にするよう言い聞かせた。
&color(orange,lightyellow){ミランダ「こわくてはいけません」}
&color(orange,lightyellow){ミランダ「わたしたちの こんどのバイオは」}
&color(orange,lightyellow){&bold(){&size(15){ミランダ「こわくない」}}}
&color(orange,lightyellow){&bold(){&size(20){ミランダ「のです!」}}}
&color(darkgreen){ハイゼンさん「そっ そうでした!」}
&color(purple){ドミトおねぇさん「わすれてたわぁ~!」}
&color(#3B4EF0){モローくん「こわくないっていう &u(){&bold(){テイ}}なんだった!」}
こうして、3話に渡り波乱万丈に繰り広げられた『バイオ村であそぼ♪』は、仲直りと共に大団円で締めくくられたのであった。
#center(){&color(pink){&bold(){ハイッ!}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){バ~イオ こわくないよ~♪}}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){み~んなおいでよ たのしい むらへ~♪}}}}
人形劇の最後には、バイオハザードプロジェクトチーム一同の御礼と共に、絶賛発売中の『バイオハザード ヴィレッジ』の宣伝もしっかりと載せられた。
バイト仲間や3親等以内の親族((上は曾祖父母、下はひ孫とその配偶者まで。さらにおじ、おば、甥っ子、姪っ子とその配偶者も含む。自分の配偶者のそれも3親等。))にも勧めてほしいとのことである。
*当作品について
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……結局、この狂気の人形劇がなんだったのかというと
発端は&b(){バイオハザードの公式Twitterアカウントが2021年の[[エイプリルフール]]に投稿したネタ画像}である。
当時に公式アカウントが公開した二大嘘特報の一つとして、
「恐怖だけではない驚愕の展開!人形劇『バイオ村であそぼ♪』が近日配信決定!」
という煽り文と共に、デフォルメされた&color(purple){ドミトレスク}と&color(darkgreen){ハイゼンベルク}が描かれたそれっぽいポスターが公開されたのだ。
もちろん当時はエイプリルフールのネタだと誰もが疑わなかったが、これが本気で制作・公開され、ユーザーたちは&b(){&u(){エイプリルフールネタだという嘘}にまんまと騙された}のであった。
ファンたちからは「どこから突っ込めばいいのか分からない」「一周回って狂気」「広報担当が人狼になった」「カプコンはたまにやらかす」と、概ね好評の模様。さすがカプコン勢、鍛えられた精鋭たちである。
ちなみにもう一つの嘘特報が『&b(){[[俺らこんな村いやだLv.100]]}』である。
そちらの画像ではいつものイーサンの画像に『[[俺ら東京さ行ぐだ]]』そのまんまのフォントでタイトルが貼り付けられている非常にシュールな画像であったが、その後、&b(){原曲を歌唱した吉幾三氏御本人}が&ruby(ライカン){人狼}の特殊メイクをして[[替え歌]]である『俺らこんな村いやだLv.100』を披露した。
//なお、この曲の作詞者の名義はタイトルの『ヴィレッジ』に合わせて「&b(){吉VILLAGE幾三}」となっているという小ネタもある。
*余談
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-当人形劇はシュールなブラックユーモアが組み込まれているものの、バイオハザード本家とはかけ離れて全体的にポップな印象が強い。&br()しかし、肝心の『バイオハザード ヴィレッジ』本編はもちろんバイオハザードシリーズの例に漏れず、&br()&b(){グラフィックはリアルだし、掛け値なしで悍ましいし、怖い所はめっちゃ怖い}ので安心されたし。
--ヴィレッジ本編で人形といえば、四貴族の''&color(darkgray){ドナ・ベネヴィエント}''と''&color(gold){アンジー}''が待ち構えるベネヴィエント邸。&br()そのステージは「こわくない!」どころか[[&b(){&color(red){歴代バイオ最恐レベルで怖い}}>ベビー(バイオハザード ヴィレッジ)]]。
-お話の項で紹介したストーリーの他に、WEBCM用の動画も1本制作されている。&br()この動画では、四貴族のパペットたちが真面目に『バイオハザード ヴィレッジ』のあらすじや見所・[[PS4>PlayStation4]]→[[PS5>PlayStation5]]の互換性について説明してくれる。&br()この動画に限って言えば、&b(){本当にこわくない}。&br()2021/5/6に「WEBCM編」として公式チャンネルにて公開済み。
--ちなみに、モローくんはPS5をまだ持っていないが&b(){PS4は持っているらしい}。&color(silver){Maneaterでもやってるのだろうか。}
-バイオハザードのTwitter公式アカウントが「この人形劇第1話が怖かったかどうか」のアンケートを取った結果&br()「怖かった」がぎりぎり票数で上回った。&br()%%それでも「怖かった」が6割は行かなかったのが凄いが。%%&br()これに関して、公式Twitterアカウントで四貴族たちが残念がるショートムービーも公開されている。
--第2話、第3話の公開後にも同じくアンケートが行われたが、&b(){どちらも「怖かった」が上回ってしまった}。&br()その度に四貴族たちが残念がるムービーが公開された。全話通じて怖かったと評された結果にはミランダ様も大変にがっかりした模様。
--実は「怖くなかった」が上回った場合のショートムービーも制作されていたのだが、結果はご覧の有様であり、このムービーは日の目を浴びることはなかった。&br()その後、公式アカウントが「怖くなかった」が上回ったバージョンのムービーを別途に公開したが、公式曰く、これを使われることがなかったのは「想定外の事態」であったらしい。&color(lightgray){やっぱり運営も人狼になっていたのだろうか。}
-全編ひらがなの字幕付きで読み易い親切設計。漢字が分からない小さいお子様でも安心して楽しめ……&b(){ない!}
-一歩間違えればエルサゲート((子供に馴染みのあるキャラクターを無断で使い子供向けであるかのように装っているが、実際の内容は残虐であるなど視聴層に不適切な動画群の総称。))のような攻め過ぎの動画のように思える。しかしムービーの冒頭はきちんと『バイオハザード ヴィレッジ』のトレーラームービーそのままであるし、[[CERO]]:Dの警告文もしっかり記載され、人形劇本編はその表示の後に始まる。&br()本当に何も知らない人がうっかり踏んで事故らないよう配慮もされているのだ。
-流血や内臓などなどは全てモールや布細工などで表現されている。&br()だったらいいのかという話だが、あらかじめグロ注意警報はされているので問題ないのだろう。&color(lightgray){……そういう問題だろうか}
-ヴィレッジ本編ではドミトおねぇさん……もといはドミトレスクは&color(red){処女の血液}を抽出していると仄めかされる描写が見られたが、&br()人形劇内で歌われている限り、&color(red){あかいえのぐ}は若い男の体液らしい。&br()まぁ、血液じゃなくて&color(red){あかいえのぐ}だしね。
-第2話で出てきた「どんなヤツでもめちゃめちゃバラせる装置」は、それと言えるものなら&b(){ヴィレッジ本編にも出てくる}。&color(lightgray){殺人マシンがぐ~るぐる♪}
--『[[映画版バイオハザード>バイオハザード(映画)]]』のレーザートラップを思い出した人もいるかもしれない。
-第2話の締めくくりに述べられた教訓&color(darkgreen){「じゅうきや はものを~」}についてだが&br()ひらがな表記のため、「銃器」なのか「重機」なのかは不明。&br()「銃器」や刃物で戦うバイオハザード本編の話をしているのか&br()それとも「重機」と言えるカラ殺そうち、あるいは&b(){ヴィレッジ本編におけるハイゼンさん自身}の話をしているのか……
-声優の[[小野賢章]]氏は、ドミトおねぇさんを担当する井上喜久子女史に「バイオやりましたよ」と話しかけたところ、&br()「あれ怖いわよね~。でもあれ人形劇もあって&b(){そっちは楽しいんだけどね~}」と言われたそうな。&br()……どうやら関係者からしてみればこの人形劇は本当に怖くないらしい。
-ハイゼンベルクことハイゼンさんを担当する&b(){白熊寛嗣}氏は、当人形劇の公式サイトで「バイオハザードヴィレッジ &b(){買ってみよう!やってみよう!}」と、これまた完全にアウトなコメントを残している。
-アンジー役の&b(){佐藤美由希}女史は、この収録について「ずーっと楽しい気持ちでいっぱいでした!」と、なかなかにド天然なコメントを残している。&br()実際、劇中では楽しそうに発狂ボイスを上げ続けている。ともあれ、御本人が楽しくお仕事できたなら何よりです。
--第3話に登場するドナを演じているのは誰かと、長い間視聴者の間で話題になっていた。&br()アンジーの声を担当している佐藤女史が実際に衣装を着てやっているのではないかとの憶測が流れていたが、&br()その件について佐藤女史本人がTwitter上で下記のような回答している。&br()この発言が正しいなら、ドナの衣装を着て演じていたのはTwitterでの書き込みから操演師の山田はるか女史&footnote(『機界戦隊ゼンカイジャー』でリッキーの操演を担当している人物。)である可能性が高い。
>ん?もしかして誤解が起きていますか?
>佐藤は&b(){声を当てさせて頂きました。}
>アンジーはきちんとプロの方が動かしてくださっています
-ライトなカプコンユーザー諸君は「誰もが知っている大手ゲームメーカーがこんなはっちゃけるのか!?」と驚愕したかもしれないが、&br()実のところ、カプコンは昔から良くも悪くもノリが良いことで知られている。例を挙げると
--同人サークル『てつくずおきば』が作曲した非公式の『[[ロックマン>ロックマン(ゲーム)]]』同人音楽『エアーマンが倒せない』について、&br() カプコンはその存在を前々から認知・許容していると公式コメントをしていた。&br()それから時を経て、この曲はカプコンの公式アルバム『ロックマン改 アレンジしてみた!!』に収録され、実質公認の作品となっている。
--『[[モンスターハンター]]』シリーズでも幾つか事例があり、&br()[[ラージャン]]の[[コラ画像]](通称&b(){イージャン}、もちろん非公式)がTwitterにて流行していることを受け、よりによってこれを[[MHWorld>モンスターハンター:ワールド]]のグラフィックで再現した画像を公式化、SNSでの使用を斡旋、LINEスタンプまで販売。&br()[[MHST2>モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~]]でもラージャンの絆技「ギガンティックメテオ」のフレーバーテキストに「イージャン!」が使用されていたり、[[ガノトトス]]亜種の[[代名詞的なタックル>亜空間アタック]]の技名に、ファンの通称であった「&bold(){亜空間タックル}」が採用されていたりもする。
-上述のように、良い意味で軟派なところもカプコンの魅力と言えよう。ライトなユーザーには刺激が強すぎたかもしれないが……。
-2022年現在、特設ページ((跡地: https://www.capcom.co.jp/biohazard/village/topics/biomura/))・公式チャンネルでの動画は削除されてしまっている。&s(){今更何を恐れたのだろうか}
--非公認の転載動画はyoutube・ニコニコ等に残っている。
--2022年10月27日、DLC配信及びゴールドエディション発売を記念して公式サイトで新作「バイオ村であそぼ♪ごーるどえでぃしょん」公開に合わせて期間限定で再配信された。
*最後に
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念を押しておくが、この人形劇は&b(){&u(){公式のCM}}である。
>この番組は、怖すぎた前作の反省を受けて制作しました。
>&b(){が、受け取り方は人それぞれですので、}
>&b(){怖いかどうかは実際にやっていただかない限り、正直わかりません。}
>&b(){でも、今作はぜひ色んな人に手をとってもらいたい、}
>&b(){そんな思いでみんなでがんばって作りました。}
>&b(){何卒、よろしくお願い致します。}
>&b(){よろしくお願い致します。よろしくお願い致(ry}
>
>#right(){バイオハザードプロジェクトチーム一同}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){それじゃあ みんな}}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){バイバイオ~!}}}}
&color(darkgreen){追記・修正してくれなきゃ ドミトおねぇさんが}
&color(darkgreen){あなたのたいえきを すっちゃうかもよ~}
&color(gold){ヴェェェェェェェイ!}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,39)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#lsd()
#comment_num2(num=30)
}
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#center(){&color(red){&bold(){&size(20){視聴者「!?」}}}}
『&bold(){バイオ村であそぼ♪}』とは、サバイバルホラーゲーム『[[バイオハザード ヴィレッジ]]』のCMムービーであり、当作品を題材とした&b(){人形劇}である。
*概要の前に
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本編となる『[[バイオハザードシリーズ]]』および『バイオハザード ヴィレッジ』について、あらかじめ簡潔に説明しておく。
『バイオハザードシリーズ』は言わずと知れた[[カプコン]]の名作ゲームシリーズ。
グロテスクでおぞましい&b(){クリーチャー}に立ち向かうサバイバルホラーゲームである。詳細は該当項目を参照されたし。
『バイオハザード ヴィレッジ』はそのナンバリング8作目。キャッチコピーは「&color(red,black){邪悪と狂気に満ちる村。}」とされている。
過去作の例に漏れず、主人公イーサンの前に凶悪な&b(){&ruby(ライカン){人狼}}や、各々が人間離れした能力を操る恐るべき&bold(){&color(red){四貴族}}と呼ばれる悪役たちが立ちはだかる。
*概要
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上述を踏まえて『バイオ村であそぼ♪』とは、バイオハザードのYoutube公式チャンネルが公開している『バイオハザード ヴィレッジ』のCM、つまり販売促進用の動画である。
全3話。Youtubeのバイオハザード公式チャンネルにて『ヴィレッジ』の発売前後のみ期間限定公開された。
そして、当ムービーの主役は『バイオハザード ヴィレッジ』のプロモーションなのだから言うまでもなく主人公の[[イーサン・ウィンターズ]]……
&b(){ではなく}、敵役である&bold(){&color(red){四貴族}}。本編では皆身の毛もよだつ狂人達ばかりだが……。
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){バ~イオ こわくないよ~♪}}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){み~んなおいでよ たのしい むらへ~♪}}}}
当CMでは、四貴族たちが&b(){可愛らしいパペット人形で登場}。
「バイオハザード ヴィレッジは&b(){怖くない}!」を合言葉に、明るく楽しい人形劇を繰り広げる。
この人形劇は[[前作>バイオハザード7 レジデント イービル]]非購入者が前作を買わなかった理由の1位が「&color(red){&bold(){怖すぎるから}}」であったことを反省し制作されたという。
そのコンセプトから、雰囲気は全体的に&u(){&b(){まるでNHK教育番組}}っぽく和やかなものに仕上がっている。
あらかじめ強調しておくが、&b(){この人形劇は公式のCMである。}
*登場人物
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ゲーム本編では&b(){&color(red){四貴族}}と称される敵役たち。
もちろん本編ではその見た目すらも恐ろしい者達だが、人形劇では全員がパペットになっているため、非常にポップでキュートな見た目になっている。
またその関係も、互いに罵り合っている険悪な本編のそれとは正反対に仲はとても良好。
オープニングのお歌でも「みんなゆかいな&b(){かぞく}だよ♪」と紹介しながら寄り添い合うし、人形劇中でも一緒に楽しく(?)あれやこれやに取り組んでいる。
&b(){そしてなんと、キャラクターボイスは『バイオハザード ヴィレッジ』の[[日本語]]版と同じ声優が担当している。}
**[[&color(purple){吸血鬼}>吸血鬼]] &color(purple){ドミトおねぇさん}
CV:[[井上喜久子]]
>すらーっと背が高くて、
>すてきなぼうしが似合うとってもきれいなおねえさん。
>「あかいえのぐ」でお絵かきするのが得意。
>村のおっきいお城に住んでいるんだって!
皆を引率する歌のおねえさんみたいな役割の人。
お歌とおえかきが得意で、ヴィレッジ本編では描写がない美声のお歌も披露してくれる。
本編と同じく生気のない顔色をしているが、[[パロディ元(NHK教育のパペット)では>ハッチポッチステーション]][[このくらいの肌色は割といる>クインテット(NHK)]]ので、&b(){結果的にあまり違和感がなくなっている。}
ヴィレッジ本編での活躍は[[オルチーナ・ドミトレスク]]を参照。
**&color(#3B4EF0){ヌメヌメ男 モローくん}
CV:西村太佑
>体中がヌメヌメで、おっちょこちょいのモローくん。
>なぜかいつもローブで体をかくしているよ。
>はずかしがり屋さんなのかな?
>バイオ村のじめじめした湖に住んでいるんだ。
進行役に相槌を打ったりトラブルの発端になったりするマスコットキャラクター的な怪人。
例に漏れずお話の進行に関わるものの、身体がヌメヌメしているので不器用なうえ、よく転んでしまう。
ヴィレッジ本編では異形も極まった見た目をしているが、パペットでは上手いことユーモラスな可愛いマスコットに転じられている。
声優の&b(){西村太佑}氏ご本人曰く「&b(){枕元に置いて、一緒に寝たくなるような可愛いキャラ}」。
ヴィレッジ本編での活躍は[[サルヴァトーレ・モロー]]を参照。
**&color(darkgreen){機械大好き ハイゼンさん}
CV:白熊寛嗣
>バイオ村のはずれにある、おんぼろな工場に住んでいるおじさん。
>機械にくわしくて、
>今日もきっとなにかわくわくする工作をしているよ!
NHKでいうところの[[工作が得意でメガネを掛けて帽子を被っているポジション>ワクワクさん]]な人。
機械に詳しく、&b(){&color(red){わくわくする工作}}をしているらしい。(※表現を一部、公式サイト紹介文より引用)
声優担当はヴィレッジ本編と同じ白熊寛嗣氏のはずだが、朗らかな台詞や口調が本来のキャラと似合わな過ぎてぜんぜん違う人の声に聞こえる。
ヴィレッジ本編での活躍は[[カール・ハイゼンベルク]]を参照。
**&color(gold){心霊人形 アンジー}
CV:佐藤美由希(現 佐藤みゆ希)
>たのしいことが大好きな、お人形さん。
>人形なんだけど、ふしぎな力でしゃべったり踊ったりできるよ!
>村のお屋敷で、他の人形たちと暮らしてるみたい。
人形劇によくいる人外マスコットみたいな立ち位置の人形。
喋ったり踊ったりできるらしいが、劇中では特に意味もなく「&b(){ヴェェェェェェェイ!}」と奇声を上げまくっている。
パペットにされたことでグロテスクでなくなっているが、元から操り人形なのでさほど変化がない。
ヴィレッジ本編での活躍は[[ドナ・ベネヴィエント]]を参照。
**&color(orange){マザー ミランダさま}
CV:木下紗華
>バイオ村のみんなをいつもどこかで見守っているミランダさま。
>ミランダさまのいうことには、みんな逆らえないんだって!
>仮面を被っているから、素顔はだれも知らないんだ。
バイオ村の誰もが逆らえない、いちばん偉い人。
公式サイトには彼女の紹介があるものの「バイオ村のみんなをいつもどこかで見守っている」と紹介されているだけで
劇中に姿を現していないようだが……?
ヴィレッジ本編での活躍は[[マザー・ミランダ]]を参照。
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){バイオのむらに おいでよ♪}}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){みんなゆかいな かぞくだよ♪}}}}
*お話
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**第1話 &color(red){ち}かきうた
2021年4月30日公開の記念すべき第1話。
おえかきが得意な&color(purple){ドミトおねぇさん}と一緒に、&color(red){あかいえのぐ}で絵を描くことになった四貴族の面々。
(ただし、みんなハケを手にしているのに何故か&color(darkgreen){ハイゼンさん}だけ&b(){[[チェーンソー]]}を持って来ている)
&color(red){あかいえのぐ}が足りないというトラブルにも見舞われたが、&color(#3B4EF0){モローくん}が足を滑らせた拍子にハイゼンさんのチェーンソーに突っ込み&color(red){あかいえのぐ}を補充できたのでその問題も解消。あらためて、&color(red){あかいえのぐ}を使った&color(red){ち}かきうたをはじめることになった。
最初のうちはドミトおねぇさんが教育番組っぽい音楽と共に%%えのぐは「わかいおとこのたいえき」だと暴露しつつ%%美声を披露してくれるが、
途中からおねぇさんが&color(red){あかいえのぐ}を飲んで&color(red){&b(){なにがしかのスイッチが入り暴走}}。奇声を上げながらどこからともなく取り出した[[斧]]でキャンバスを滅多切りにしていく。
挙句の果てに、おねぇさんが振り回しすっぽ抜けた斧が[[ハイゼンさんの頭にめり込んで&color(red){あかいえのぐ}の追加供給が発生>>雪夜叉伝説殺人事件(金田一少年の事件簿)]]し、いろいろと破綻したところで放送事故テロップと共に終幕を迎えた。
#center(){&color(pink){&bold(){ハイッ!}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){バ~イオ こわくないよ~♪}}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){み~んなおいでよ たのしい むらへ~♪}}}}
**第2話 つくって &color(red){ば}・&color(red){ら}・&color(red){そ}
2021年5月7日公開の第2話。
なにやら大掛かりな装置を作っている&color(darkgreen){ハイゼンさん}。
聞いてみるに、ハイゼンさんは''どんなヤツでもめちゃめちゃバラせる[[カラ殺そうち>ピタゴラスイッチ]]''(フォントも完全にアウト)を作っているのだという。
&color(#3B4EF0){モローくん「わあ だれかをバラすための こうさくって なんだか &bold(){&color(red){&size(18){ワクワク}}}するね!」}
モローくんはハイゼンさんのお手伝いをしようとするも、またもヌルヌルで滑って転倒。
そのままカラ殺そうちに巻き込まれ、&b(){どこかで聞いたことがあるようなBGM}と共に見事にバラされてしまう。&color(#2e8b57){カラ殺♪カラ殺♪}
ついでに機械から出てきたモローくんの心臓がゴールのスイッチを押して「四翼の胎児」の旗が上がり、カラ殺そうちのできあがり。&color(#2e8b57){カラ殺そうち♪}
その後、モローくんは%%パペットだからギリギリ許される状態で%%元に戻り、
ハイゼンさんが&color(darkgreen){「じゅうきや はものを とりあつかうさいは あんぜんかくにんが いちばんだいじだよ!」}と、子供向けテレビ番組っぽい教訓を&s(){お前が言うな}述べて締めくくられた。
……と思ったら、モローくんが再びの転倒。今度はドミトおねぇさんとハイゼンさんも巻き込まれ、手を振るアンジーに見送られながら&color(red,yellow){ 以下の展開は執筆を自重されました }
最終的にはみんなが&color(red){あかいえのぐ}にまみれ、[[''色とりどりのいろんなもの''>モツ(内臓肉)]]が画面中に散らばるなかで終幕となった。
#center(){&color(pink){&bold(){ハイッ!}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){バ~イオ こわくないよ~♪}}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){み~んなおいでよ たのしい むらへ~♪}}}}
ちなみに、第2話がYoutubeに投稿されたのは2021/5/7、つまり『バイオハザード ヴィレッジ』発売の前日である。
劇のエンドロールでも、いよいよ明日が発売日であることがアピールされているのだが
多くのバイオファンは「発売日前日に何を見せられているんだ」と思わざるを得なかったことであろう。
&color(#3B4EF0){モローくん「あしたか~ やっぱり&bold(){&color(red){&size(22){ワクワク}}}するね!」}
**第3話 刃みがき &color(red){ジョーズ}だね
2021年5月10日公開の第3話にして最終話。
今日ははみがきが上手に出来るかやってみることにした四貴族。
ドミトおねぇさんが取り出したのは、既に出オチ感満載の&bold()&bold(){鋼鉄の刃ブラシ}。
&color(purple){&size(10){ドミトおねぇさん「ハイこれ」}}
&color(#3B4EF0){&size(10){モローくん「あっ、ハ~イ」}}
受け取ったモローくんは刃みがきのうたと共に刃ブラシで歯を磨き、案の定、&b(){とても画面には映せないほどスッキリした}。
その様はあまりのスッキリっぷりに&bold(){&color(red){パペットなのにモザイクがかけられる}}ほど。
ドミトおねぇさんとハイゼンさんはさも上手に歯磨きができたかのように褒めているが、そんなスプラッターな有様を受けて遂に……
&color(gold){アンジー「ちょっとぉぉぉおお!!」}
&color(purple){「えっ??」}&color(darkgreen){「えっ??」}&color(#3B4EF0){「えっ??」}
&color(gold){アンジー「アンタたち ずっとおもってたけど」}
&color(gold){アンジー「さいしょから ずっとこわすぎるわよ!」}
今まで&color(gold){「ヴェェェェイ!」}しか喋らなかったアンジーがとうとう喋り出し、&b(){視聴者の誰もが思っていた}ツッコミを代弁。
&s(){それと同時に「お前んちが一番怖いわ」という既プレイ視聴者からのツッコミも殺到。}
もっとちゃんと「こわくない」というコンセプトに従えと抗議しようとするが……
&color(darkgreen){ハイゼンベルク「こわくねぇ こわくねぇって いいかげんやってらんねぇぜ」}
&color(darkgreen,red){&bold(){ハイゼンベルク「こわくても べつにいいよなぁ?」}}
&color(purple){ドミトレスク「ふふっ そうね」}
&color(purple,red){&bold(){ドミトレスク「もう めんどうくさく なっちゃったわ」}}
ハイゼンさんもドミトおねぇさんも、既に「こわくない」のコンセプトに徹するやる気をなくし、パペットというキャラクターも放り出して暴れ出す始末。
どさくさに紛れて衝立が倒れ、アンジーの繰り手である[[&color(darkgray){&bold(){心霊人形師 ドナさん}}>ドナ・ベネヴィエント]]の姿まで見えてしまった。
&color(darkgray){&size(10){ドナさん「ちっちが……いやっ!」}}
またしても収集のつかない事態になり、このまま例の如く破綻エンドか……と思われたところで
&color(orange,lightyellow){ミランダ「おやめなさい……」}
なんと、画面奥から&color(orange){&b(){後光を浴びるミランダ様}}が登場。
曰く、四貴族のことを背景からずっと見守っていたのだという。(確かに、第1話、第2話の背景をよく見てみると、随所にミランダ様がいるのが分かる)
ミランダ様は少々やりすぎた四貴族を窘め、みんな仲良く、こわくない人形劇にするよう言い聞かせた。
&color(orange,lightyellow){ミランダ「こわくてはいけません」}
&color(orange,lightyellow){ミランダ「わたしたちの こんどのバイオは」}
&color(orange,lightyellow){&bold(){&size(15){ミランダ「こわくない」}}}
&color(orange,lightyellow){&bold(){&size(20){ミランダ「のです!」}}}
&color(darkgreen){ハイゼンさん「そっ そうでした!」}
&color(purple){ドミトおねぇさん「わすれてたわぁ~!」}
&color(#3B4EF0){モローくん「こわくないっていう &u(){&bold(){テイ}}なんだった!」}
こうして、3話に渡り波乱万丈に繰り広げられた『バイオ村であそぼ♪』は、仲直りと共に大団円で締めくくられたのであった。
#center(){&color(pink){&bold(){ハイッ!}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){バ~イオ こわくないよ~♪}}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){み~んなおいでよ たのしい むらへ~♪}}}}
人形劇の最後には、バイオハザードプロジェクトチーム一同の御礼と共に、絶賛発売中の『バイオハザード ヴィレッジ』の宣伝もしっかりと載せられた。
バイト仲間や3親等以内の親族((上は曾祖父母、下はひ孫とその配偶者まで。さらにおじ、おば、甥っ子、姪っ子とその配偶者も含む。自分の配偶者のそれも3親等。))にも勧めてほしいとのことである。
*当作品について
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……結局、この狂気の人形劇がなんだったのかというと
発端は&b(){バイオハザードの公式Twitterアカウントが2021年の[[エイプリルフール]]に投稿したネタ画像}である。
当時に公式アカウントが公開した二大嘘特報の一つとして、
「恐怖だけではない驚愕の展開!人形劇『バイオ村であそぼ♪』が近日配信決定!」
という煽り文と共に、デフォルメされた&color(purple){ドミトレスク}と&color(darkgreen){ハイゼンベルク}が描かれたそれっぽいポスターが公開されたのだ。
もちろん当時はエイプリルフールのネタだと誰もが疑わなかったが、これが本気で制作・公開され、ユーザーたちは&b(){&u(){エイプリルフールネタだという嘘}にまんまと騙された}のであった。
ファンたちからは「どこから突っ込めばいいのか分からない」「一周回って狂気」「広報担当が人狼になった」「カプコンはたまにやらかす」と、概ね好評の模様。さすがカプコン勢、鍛えられた精鋭たちである。
ちなみにもう一つの嘘特報が『&b(){[[俺らこんな村いやだLv.100]]}』である。
そちらの画像ではいつものイーサンの画像に『[[俺ら東京さ行ぐだ]]』そのまんまのフォントでタイトルが貼り付けられている非常にシュールな画像であったが、その後、&b(){原曲を歌唱した吉幾三氏御本人}が&ruby(ライカン){人狼}の特殊メイクをして[[替え歌]]である『俺らこんな村いやだLv.100』を披露した。
//なお、この曲の作詞者の名義はタイトルの『ヴィレッジ』に合わせて「&b(){吉VILLAGE幾三}」となっているという小ネタもある。
*余談
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-当人形劇はシュールなブラックユーモアが組み込まれているものの、バイオハザード本家とはかけ離れて全体的にポップな印象が強い。&br()しかし、肝心の『バイオハザード ヴィレッジ』本編はもちろんバイオハザードシリーズの例に漏れず、&br()&b(){グラフィックはリアルだし、掛け値なしで悍ましいし、怖い所はめっちゃ怖い}ので安心されたし。
--ヴィレッジ本編で人形といえば、四貴族の''&color(darkgray){ドナ・ベネヴィエント}''と''&color(gold){アンジー}''が待ち構えるベネヴィエント邸。&br()そのステージは「こわくない!」どころか[[&b(){&color(red){歴代バイオ最恐レベルで怖い}}>ベビー(バイオハザード ヴィレッジ)]]。
-お話の項で紹介したストーリーの他に、WEBCM用の動画も1本制作されている。&br()この動画では、四貴族のパペットたちが真面目に『バイオハザード ヴィレッジ』のあらすじや見所・[[PS4>PlayStation4]]→[[PS5>PlayStation5]]の互換性について説明してくれる。&br()この動画に限って言えば、&b(){本当にこわくない}。&br()2021/5/6に「WEBCM編」として公式チャンネルにて公開済み。
--ちなみに、モローくんはPS5をまだ持っていないが&b(){PS4は持っているらしい}。&color(silver){Maneaterでもやってるのだろうか。}
-バイオハザードのTwitter公式アカウントが「この人形劇第1話が怖かったかどうか」のアンケートを取った結果&br()「怖かった」がぎりぎり票数で上回った。&br()%%それでも「怖かった」が6割は行かなかったのが凄いが。%%&br()これに関して、公式Twitterアカウントで四貴族たちが残念がるショートムービーも公開されている。
--第2話、第3話の公開後にも同じくアンケートが行われたが、&b(){どちらも「怖かった」が上回ってしまった}。&br()その度に四貴族たちが残念がるムービーが公開された。全話通じて怖かったと評された結果にはミランダ様も大変にがっかりした模様。
--実は「怖くなかった」が上回った場合のショートムービーも制作されていたのだが、結果はご覧の有様であり、このムービーは日の目を浴びることはなかった。&br()その後、公式アカウントが「怖くなかった」が上回ったバージョンのムービーを別途に公開したが、公式曰く、これを使われることがなかったのは「想定外の事態」であったらしい。&color(lightgray){やっぱり運営も人狼になっていたのだろうか。}
-全編ひらがなの字幕付きで読み易い親切設計。漢字が分からない小さいお子様でも安心して楽しめ……&b(){ない!}
-一歩間違えればエルサゲート((子供に馴染みのあるキャラクターを無断で使い子供向けであるかのように装っているが、実際の内容は残虐であるなど視聴層に不適切な動画群の総称。))のような攻め過ぎの動画のように思える。しかしムービーの冒頭はきちんと『バイオハザード ヴィレッジ』のトレーラームービーそのままであるし、[[CERO]]:Dの警告文もしっかり記載され、人形劇本編はその表示の後に始まる。&br()本当に何も知らない人がうっかり踏んで事故らないよう配慮もされているのだ。
-流血や内臓などなどは全てモールや布細工などで表現されている。&br()だったらいいのかという話だが、あらかじめグロ注意警報はされているので問題ないのだろう。&color(lightgray){……そういう問題だろうか}
-ヴィレッジ本編ではドミトおねぇさん……もといはドミトレスクは&color(red){処女の血液}を抽出していると仄めかされる描写が見られたが、&br()人形劇内で歌われている限り、&color(red){あかいえのぐ}は若い男の体液らしい。&br()まぁ、血液じゃなくて&color(red){あかいえのぐ}だしね。
-第2話で出てきた「どんなヤツでもめちゃめちゃバラせる装置」は、それと言えるものなら&b(){ヴィレッジ本編にも出てくる}。&color(lightgray){殺人マシンがぐ~るぐる♪}
--『[[映画版バイオハザード>バイオハザード(映画)]]』のレーザートラップを思い出した人もいるかもしれない。
-第2話の締めくくりに述べられた教訓&color(darkgreen){「じゅうきや はものを~」}についてだが&br()ひらがな表記のため、「銃器」なのか「重機」なのかは不明。&br()「銃器」や刃物で戦うバイオハザード本編の話をしているのか&br()それとも「重機」と言えるカラ殺そうち、あるいは&b(){ヴィレッジ本編におけるハイゼンさん自身}の話をしているのか……
-声優の[[小野賢章]]氏は、ドミトおねぇさんを担当する井上喜久子女史に「バイオやりましたよ」と話しかけたところ、&br()「あれ怖いわよね~。でもあれ人形劇もあって&b(){そっちは楽しいんだけどね~}」と言われたそうな。&br()……どうやら関係者からしてみればこの人形劇は本当に怖くないらしい。
-ハイゼンベルクことハイゼンさんを担当する&b(){白熊寛嗣}氏は、当人形劇の公式サイトで「バイオハザードヴィレッジ &b(){買ってみよう!やってみよう!}」と、これまた完全にアウトなコメントを残している。
-アンジー役の&b(){佐藤美由希}女史は、この収録について「ずーっと楽しい気持ちでいっぱいでした!」と、なかなかにド天然なコメントを残している。&br()実際、劇中では楽しそうに発狂ボイスを上げ続けている。ともあれ、御本人が楽しくお仕事できたなら何よりです。
--第3話に登場するドナを演じているのは誰かと、長い間視聴者の間で話題になっていた。&br()アンジーの声を担当している佐藤女史が実際に衣装を着てやっているのではないかとの憶測が流れていたが、&br()その件について佐藤女史本人がTwitter上で下記のような回答している。&br()この発言が正しいなら、ドナの衣装を着て演じていたのはTwitterでの書き込みから操演師の山田はるか女史&footnote(『機界戦隊ゼンカイジャー』でリッキーの操演を担当している人物。)である可能性が高い。
>ん?もしかして誤解が起きていますか?
>佐藤は&b(){声を当てさせて頂きました。}
>アンジーはきちんとプロの方が動かしてくださっています
-ライトなカプコンユーザー諸君は「誰もが知っている大手ゲームメーカーがこんなはっちゃけるのか!?」と驚愕したかもしれないが、&br()実のところ、カプコンは昔から良くも悪くもノリが良いことで知られている。例を挙げると
--同人サークル『てつくずおきば』が作曲した非公式の『[[ロックマン>ロックマン(ゲーム)]]』同人音楽『エアーマンが倒せない』について、&br() カプコンはその存在を前々から認知・許容していると公式コメントをしていた。&br()それから時を経て、この曲はカプコンの公式アルバム『ロックマン改 アレンジしてみた!!』に収録され、実質公認の作品となっている。
--『[[モンスターハンター]]』シリーズでも幾つか事例があり、&br()[[ラージャン]]の[[コラ画像]](通称&b(){イージャン}、もちろん非公式)がTwitterにて流行していることを受け、よりによってこれを[[MHWorld>モンスターハンター:ワールド]]のグラフィックで再現した画像を公式化、SNSでの使用を斡旋、LINEスタンプまで販売。&br()[[MHST2>モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~]]でもラージャンの絆技「ギガンティックメテオ」のフレーバーテキストに「イージャン!」が使用されていたり、[[ガノトトス]]亜種の[[代名詞的なタックル>亜空間アタック]]の技名に、ファンの通称であった「&bold(){亜空間タックル}」が採用されていたりもする。
-上述のように、良い意味で軟派なところもカプコンの魅力と言えよう。ライトなユーザーには刺激が強すぎたかもしれないが……。
-2022年現在、特設ページ((跡地: https://www.capcom.co.jp/biohazard/village/topics/biomura/))・公式チャンネルでの動画は削除されてしまっている。&s(){今更何を恐れたのだろうか}
--非公認の転載動画はyoutube・ニコニコ等に残っている。
--2022年10月27日、DLC配信及びゴールドエディション発売を記念して公式サイトで新作「バイオ村であそぼ♪ごーるどえでぃしょん」公開に合わせて期間限定で再配信された。
*最後に
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念を押しておくが、この人形劇は&b(){&u(){公式のCM}}である。
>この番組は、怖すぎた前作の反省を受けて制作しました。
>&b(){が、受け取り方は人それぞれですので、}
>&b(){怖いかどうかは実際にやっていただかない限り、正直わかりません。}
>&b(){でも、今作はぜひ色んな人に手をとってもらいたい、}
>&b(){そんな思いでみんなでがんばって作りました。}
>&b(){何卒、よろしくお願い致します。}
>&b(){よろしくお願い致します。よろしくお願い致(ry}
>
>#right(){バイオハザードプロジェクトチーム一同}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){それじゃあ みんな}}}}
#center(){&color(pink){&bold(){&size(20){バイバイオ~!}}}}
&color(darkgreen){追記・修正してくれなきゃ ドミトおねぇさんが}
&color(darkgreen){あなたのたいえきを すっちゃうかもよ~}
&color(gold){ヴェェェェェェェイ!}
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