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真庭川獺

登録日:2010/07/17(土) 21:17:19
更新日:2026/09/19 Sat 02:11:50
所要時間:約 2 分で読めます






同じく等しく、真庭忍軍十二頭領が一人、真庭川獺だよん♪



真庭(まにわ) 川獺(かわうそ)は、刀語の登場人物。
CV:川田 紳司


概要

真庭忍軍十二頭領の一人にして、真庭忍軍「獣組」の指揮官。
通り名は「読み調べの川獺」。
同じ十二頭領で同じ「獣組」である真庭蝙蝠とは一番の友人にして、良きライバル。
その縁でか、とがめとも何度か仕事をこなしたことがある。

誰に対しても常に飄々とした態度で接し、自分の命に対する執着がほとんどない。

使用する忍法は、石や刀などの無生物が持つ「記録」を読むことが出来る「記録辿り」。
探魂法のようなもので、人の心を読むことは出来ない。
真庭の里の出身だが、父方の血に陸奥のものが入っているため、死霊山神衛隊の交霊術とこの忍法との関連性が作中で言及されている。


本編の活躍

第六巻「双刀・槌」にて初登場。
変体刀探しをしていた他の頭領と同様、真庭鳳凰の呼びかけで真庭の里に集結した。

友人にしてライバルだった蝙蝠が死んでいたことは彼なりにショックだったらしいが、婚約者の蝶々を殺された真庭鴛鴦の狼狽ぶりに比べると、とてもそうは見えないほどに落ち着いていた。
もっともその鴛鴦以上に冷静さを失っていたのが、最長老でありながら最も激情家の狂犬であり、彼女はとがめと七花が蝦夷にいることを聞いた途端に蝦夷へと向かってしまう。
「獣組」に属する頭領の暴走行為を止めるべく、曲がりなりにも「獣組」指揮官である川獺も鳳凰とともに蝦夷へ向かうことになった。

その道中にて鳳凰に狂犬の忍法について訊ねた際、鳳凰から「もしもの時は死んでくれ」と依頼される。
この「もしも」とは、狂犬に追いつけないまま彼女が七花を襲って敗北してしまった場合のこと。
この場合、狂犬を失ったうえに変体刀も手に入らず、何より鳳凰が重要視していたとがめとの同盟が完全に決裂してしまうことを意味する。
つまり川獺の役目とは、死を賭して相打ってでもとがめの唯一最大の戦力たる七花を仕留めること……ではなく、己の命を差し出すことで狂犬の暴走を贖い手打ちとする落とし前、生け贄であった。
敵を討つための死ですらなく、友の仇の溜飲を下げる道具として使われる「蝙蝠の仇討ちより狂犬の安否よりお前の命よりとがめとの同盟の方が大事だ」と言われたに等しい依頼を、川獺は快諾。
曰く「俺も忍者として、色々経験してきたつもりだけどよ。死ぬことだけはやったことねぇんだよな」とのこと。
彼なりに忍として一人の人間として満足していたのが、躊躇なく依頼を受けた理由なのかもしれない。

そして、その「もしも」は実現することになり、依頼のとおりに彼は死んだ。
戦闘シーンすら皆無でかませ犬にもなれなかった彼は、ある意味十二頭領で最も不遇をかこった存在かもしれない。
しかし、そのあっけらかんとした余韻も何もない死に様はとがめの溜飲を下げるどころか少なからず狼狽させ、同盟の維持を半ば有耶無耶の内に呑ませることになった。
更に、彼の忍法「記録辿り」は鳳凰の忍法「命結び」によって左腕ごと移植されており、人員が激減と見せかけて、有用な探索能力を引き続き保持し続ける優位性も確保した。もっともこのことが後に最悪の裏目に出るのだが…
個のエゴや感情を出さず粛々と鳳凰の命令を遂行し、組織の歯車に徹したその姿勢は、まにわにの中で最も忍者らしい忍者であったかもしれない。


余談

彼の死に様は、真庭忍軍がついにかませ犬にさえさせてもらえなくなった、とまにわにファンの読者に危機感を抱かせたが、その後の頭領達はいずれもそれなりの見せ場をもらってしっかりかませ犬しているので、安心(?)してほしい。




「俺も忍者として、色々経験してきたつもりだけどよ。追記・修正だけはやったことねぇんだよな」

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最終更新:2026年09月19日 02:11