アットウィキロゴ

ヒノガミ(デュエル・マスターズ)

登録日:2026/10/29 Thu 00:00:00
更新日:2026/10/29 Thu 00:07:45NEW!
所要時間:約 8 分で読めます






それは火山、鍛冶場、台所、そしてマッチ一本の火種。

あらゆる火のあるところに宿る神。



ヒノガミとは、TCG「デュエル・マスターズ」に登場する種族の一つ。


概要

DM26-EX4「切札不滅!! デュエキング FOREVER 2026」から登場した種族。
火文明に属する種族で、登場時点では単色のみ存在する。
種族としての総数は少なく、初出のDM26-EX4時点でわずか5体しかいない。

見た目は包帯に身を包んだミイラのような風貌が中心で、クリーチャーによってはラクダやピラミッド等の意匠も盛り込んであり、エジプトを思わせるビジュアルが多い。
中にはパンドラボックスでもないのにミミックのような姿形をしていたり、四足歩行のヤシの木といった奇々怪々な姿をしたヒノガミもいる。

命名法則は一部を除き、全てカタカナかつ《○○・△△・ヒツ□□》の形式で統一される。
○○部分の法則性は特になく、既存クリーチャーの能力に寄せている場合は、そのクリーチャーのカード名を三文字か四文字に落とし込んだワードが入る。
△△部分は「ラ」か「アポロ」の二択で、種族の総数が少ない故に推定しづらいが、レアリティが低ければ前者、高ければ後者が入る傾向にある。
□□部分は、サソリモチーフのヒノガミなら「ソリ」といった風に、モチーフの名前から二文字だけ抽出したワードが入る。

似たようなポジションのミズガミ同様、いずれも種族にロスト・クルセイダーを複合している。
ミズガミと同じく種族内にロスト・クルセイダー・ドラゴン複合を有しており、ヒノガミの場合は《火神 アポフィス》が該当する。
フレーバーテキストを鑑みるに、ゴッドでこそないながらも「神」に相当する種族のようで、本来なら神に仕える僕であるロスト・クルセイダーを併せ持つ不可解さはミズガミと変わらず。

性能面では、主に手札交換や手札を捨てる効果を持ったカードが多く、相手に捨てさせる事でアドバンテージを得られるヒノガミもいる。
ヒノガミ自体に種族サポートは備わってないものの、「火のロスト・クルセイダー」で紐づけられた効果が幾つかあるため、同じデッキで無理なく組めるカードデザインになっている。
一応、火文明のロスト・クルセイダー自体はヒノガミに限らず、元殿堂の《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》といった強力なカードもいるため、そちらと組むのも手である。


主なカード

テンビ・ラ・ヒツソリ C 火文明 (2)
クリーチャー:ヒノガミ/ロスト・クルセイダー 1000
G・ストライク(このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨て、カードを1枚引く。こうして火のロスト・クルセイダー・カードを捨てたら、カードをもう1枚引く。

サソリのヒノガミ。
コスト2の軽量級で、G・ストライクに加えてcipの手札交換を有し、更に火のロスト・クルセイダーを捨てればもう1枚ドローできる。
ヒノガミでデッキを組むなら初動に最適の1枚であり、自身の召喚も込みで2:2交換を実現できる。

トップギ・ラ・ヒツヤシ UC 火文明 (3)
クリーチャー:ヒノガミ/ロスト・クルセイダー 3000
各ターンに1度、自分の火のロスト・クルセイダー・クリーチャーの召喚コストを2少なくしてもよい。ただしコストは0以下にならない。
各ターンに1度、自分の手札を捨てた時、このクリーチャーはシールドを1つブレイクしてもよい。

ヤシの木のヒノガミ。
火のロスト・クルセイダーを対象に召喚コストを2軽減するため、《ヒツソリ》と同じく初動に貢献してくれる。
また、各ターンに一度だけ自分が手札を捨てた際にシールドをブレイクでき、相手は勿論、自身のシールドも対象となっている。
ヒノガミの性質上発動の機会は多く、あえて自らのシールドをブレイクする事で、手札消費が激しい点を補いながら暴発に繋げる動きも可能である。

火文明を対象にしたコスト軽減から、能力のモデルは《一撃奪取 トップギア》か。

ニドギ・ラ・ヒツラク R 火文明 (4)
NEOクリーチャー:ヒノガミ/ロスト・クルセイダー 6000
G・ストライク(このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
NEO進化:自分の火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
W・ブレイカー
各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、このクリーチャーをアンタップする。

ラクダのヒノガミ。
種族内では現状唯一のNEOクリーチャーで、進化クリーチャーとしても非進化クリーチャーとしても召喚可能。
コスト4にして基礎パワー6000の2打点持ちかつノーデメリットという優秀なスペックに加え、各ターンに最初の攻撃に限って手札1枚と引き換えにアンタップでき、二回攻撃を仕掛けられる。
手札を捨てる機会が多いヒノガミは勿論、進化元も含めてロスト・クルセイダー関連の指定は特にないため、他のデッキへの出張も可能である。

連続攻撃が可能な点から、能力のモデルは《ニドギリ・ドラゴン》か。

トッジョ・アポロ・ヒツハコ VR 火文明 (10)
クリーチャー:ヒノガミ/ロスト・クルセイダー 5000
S・トリガー
スピードアタッカー
このクリーチャーが出た時、次の中から3回選ぶ。同じものを選んでもよい。
▶カードを2枚引き、自分の手札を1枚相手に見ないで選ばせ、捨てる。
▶自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを+2000する。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。
▶相手の、クリーチャーではないエレメントを1つ選び、破壊する。

宝箱のヒノガミ。
他のヒノガミとは毛色が異なるコスト10のS・トリガー獣で、スピードアタッカーに加えて、cipで三つの能力の中から選んで三回発動できる。
複数の効果を選べるのは勿論、一つの効果を三回連続で選ぶ事も可能。
相手に選ばせる形で1枚捨てる手札交換は、連続で使えば不安定ながらも3枚ドローでき、見方を変えれば3枚の墓地肥やしも並行してこなせる。
味方クリーチャー1体を2000パンプアップした上でのバトル効果は、段階的にパワーアップさせながら相手クリーチャーを最大3体も同時に処理できる。
当然ヒツハコ自身も選択でき、基礎パワーは5000と心許ないが、パンプアップも絡めれば7000→9000→11000の順でパワーを上げていける。
クリーチャー以外のエレメント破壊は、特に文明やコストの制限も無いので様々なカードに対応できる。
タマシードもクロスギアもフィールドも対象にでき、パンプアップ&バトルと絡めて相手の盤面を手広く除去できる。

これらの効果がS・トリガーでカウンターとして飛び出てくるため、攻め入りたい相手からすれば厄介極まりない1枚である。
ヒノガミ及び火文明のトリガー獣の中でも図抜けた汎用性を誇る。

火神(かじん) アポフィス SR 火文明 (5)
クリーチャー:ヒノガミ/ロスト・クルセイダー・ドラゴン 8000
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが召喚によって出た時または自分のターンのはじめに、カードを2枚引き、自分の手札を1枚相手に見ないで選ばせ、捨てる。それが火のクリーチャーなら、自分の墓地から出す。このターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与え、このターンの終わりに破壊する。
自分が手札を1枚捨てた時、こうして捨てたカード以下のコストの相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。

ヒノガミの統率者。
ワイバーンのような胴体からピラミッドの装飾をたてがみの如く生やし、その頂点にツタンカーメン風のマスクが取りつけられているという異様な姿をしている。

能力は召喚時限定cipあるいは自分のターンの始めに、2枚ドローした上で手札から1枚を相手に捨てさせ、そのカードが火のクリーチャーであればスピードアタッカーを付与した上でリアニメイトできる。
手札を増やした上で更に相手に選ばせる都合上、どのクリーチャーをリアニメイトできるかは不安定なものの、踏み倒せる範囲にコストも進化も一切の縛りはないのが強味。
そうして踏み倒したクリーチャーはそのターンの終わりに自壊してしまうが、ディスペクターのような何らかの除去耐性を持ち合わせたクリーチャーであれば、次のターン以降も継続して場に残れる。
アポフィスが収録されたDM26-EX4では、お誂え向きに《切札連融王 Dol-Fal-20th》を始めとしたフィニッシャーを担える超強力な火のディスペクター達がサイクルとして多数収録されており、踏み倒し先には事欠かない。

更には常在型能力として、自身が手札を1枚捨てる度にそのカードのコストに応じた火力効果を発揮する。
一つ目の効果と連動しており、コストが大きければ大きい程に相手クリーチャーの破壊範囲も広がり、同時にそれが大型クリーチャーであればそのまま踏み倒しに繋げられる。
また、ヒノガミ全体の手札を捨てる効果ともシナジーがあり、それらのカードと組み合わせればコスト火力を発揮する機会もより増えてくれる。

また、ヒノガミの中でも唯一のロスト・クルセイダー・ドラゴンであるアポフィスは、ドラゴンとしても扱えるため、様々な恩恵に預かれる。
《トッジョ・アポロ・ヒツハコ》と並んで、ロスト・クルセイダーに囚われない出張性能が高い1枚となっている。


メディアでの扱い

『Duel Masters LOST』より、第4章「~断罪の少年~」にて登場。

デュエル・コロッセオに君臨する紫が、ヒノガミで構築した【火単ロスト・クルセイダー】とでも言うべきデッキとして使用する。
ヒノガミの「手札を相手に選ばせて真価を発揮する」特性をギャンブルのように見立てており、デュエルにおいて持ち前の「運」で数多の勝利をもぎ取ってきた。

また、アポフィスとも契約を結んでおり、コロッセオにおいて賭けデュエマを利用した狂気のギャンブルを行っては、敗者の魂をアポフィスで奪い去っていたのだが…。



追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年10月29日 00:07