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日村素直

登録日:2010/03/16 Tue 13:13:24
更新日:2026/09/24 Thu 10:33:23
所要時間:約 1 分で読めます



日村素直(ひむら すなお)は、ライトノベル『C³ -シーキューブ-』に登場する人物。
私立大秋高校に勤務する数学教師であり、主人公・春亮のクラスを受け持っている。普段の姿だけを見るならば、どこにでもいそうな気弱で陰気な教師に見えるが、その正体は物語の裏側で暗躍する《闇曲拍明・研究室長国》の構成員である。

▽目次

【プロフィール】


性別:男性
年齢:不明
好きな物:不明
嫌いな物:不明
渾名:《幽霊》
CV:三木眞一郎

【概要】


日村は、長めの髪で顔の大部分を隠しており、常にぼそぼそとした小声で話す。そのため、生徒たちからはどこか近寄りがたい印象を持たれている。性格も非常に弱気で内気に見え、何かにつけて申し訳なさそうに謝るのが特徴。しかし、その一方で教師としての宿題に対する執念は凄まじく、「すみません……」などと謝罪しながら大量の宿題を生徒たちに課すことで知られている。


この容赦のない宿題攻勢には、彼の渾名である《幽霊》にちなみ「ゴーストペイン」という呼び名まで付けられている。陰気な雰囲気と相まって、生徒側からすれば、まるで「いつの間にか現れ、いつの間にか大量の課題だけを置いていく幽霊」のような存在である。
しかし、こうした気弱で自信のなさそうな態度は、あくまで表向きの姿にすぎない。




※以下ネタバレ












その正体は、《闇曲拍明・研究室長国》の構成員。普段の弱々しい態度とは正反対に、本性は傲慢かつ自信家であり、自らの能力や目的に対して強い自負を持っている。教師として見せていた頼りなげな姿は、周囲を欺くための仮の姿でもあり、その内面には自分の目的を達成するためならば手段を選ばない危うさを秘めている。

特に上野錐霞に対しては好意を寄せており、単なる憧れに留まらず、彼女を自分のものにしようと画策するほど強い執着を見せている。しかし、その企みは錐霞の反撃によって失敗し、本人も大怪我を負うことになった。その後は「病気」ということにして入院している。

また、錐霞を独占するうえで障害となる春亮を、明確に「敵」と認識し始めている。表面上は他人に強く出ることのできない人物を装っているものの、実際には自分の望みを叶えるためならば相手を利用することも厭わない、執着心の強い人物である。

【所持する禍具】

《バスティーユの彼》

頭部から放射状に棘を伸ばした鉄仮面であり、見た目からして非常に物々しい禍具である。その能力は「存在感」に関係するもので、日村自身の人物像や渾名である《幽霊》とも深く結びついている。


《呪い》

仮面を実際に装着していない状態でも、時間の経過とともに徐々に本人の存在感が薄れていくというもの。周囲の人間から認識されにくくなり、まるでそこに存在していないかのような状態へと近づいていく。この性質によって、日村自身の「幽霊」という渾名にも相応しい特徴が生まれている。


《忌能》

仮面を被らされた人物の存在を希薄にする能力。簡単に表現するならば、漫画などに登場する「石ころ帽子」に近い効果と言える。存在そのものを完全に消すわけではないものの、周囲から認識されにくくなるため、隠密行動や奇襲には非常に適した能力である。

ただし、完全に万能というわけではない。殺気などの強い感情を身に纏っている場合には、その感情が逆に存在感として表面化してしまう。そのため、能力を最大限に活かすには、相手に気付かれないよう感情を抑え、あくまで自然に振る舞う必要がある。



「幽霊」という渾名、陰気な教師という表の顔、そして存在感を薄くする禍具。これらが組み合わさることで、日村素直という人物は、その名の通り「いつの間にかそこにいるのに、気付いた時には手遅れになっている」ような不気味さを持ったキャラクターとして描かれている。弱々しい外見や口調とは裏腹に、強い自負と執着を内側に抱えている点も、彼の人物像を特徴づける要素となっている。






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最終更新:2026年09月24日 10:33