償い(さだまさし)

登録日:2011/08/30(火) 21:01:50
更新日:2025/02/09 Sun 22:01:48
所要時間:約 2 分で読めます




君たちは
さだまさしの『償い』という曲を聴いたことはありますか?



償いとはさだまさし作詞作曲の曲である。


※歌詞をそのまま書かないでください。規制の対象となります。


概要

アルバム『夢の轍』に収録。

さだまさしの知人の実話を元に作られた、交通事故の悲惨さ 、人間の弱さ、優しさを語るように歌われる名曲である。
この曲を聴いて涙腺を崩壊させた人は決して少なくはないだろう。

シングルカットはされていないのだが、さだまさしファンの中では有名で人気も高い。

2002年、東京地裁にて、傷害事件を起こした少年2人に対して、判決理由を述べた後、裁判長が、

唐突だが、君たちは
さだまさしの『償い』という歌を聴いたことはありますか?
この歌の、せめて歌詞だけでも読めば
なぜ君たちの反省の弁が人の心を打たないか分かるだろう

と説論を行ったことは有名。
裁判官が司法の場で具体的に例を出すことは異例中の異例で、このことからもこの曲のよさが伝わるだろう。

曲の登場人物

  • ゆうちゃん
7年前の雨の夜に交通事故を起こしてしまった。
謝罪の念を込めて、毎月欠かさず、被害者の奥さんに仕送りをしている優しい人。

一応、主人公。
この人の目線で物語が語られる。
ゆうちゃんの会社の同僚で、唯一交通事故を起こしてしまったという事情を知っていることからもかなり親密な間柄であろう。
被害者の奥さんから手紙が届いたときもゆうちゃんがすぐに報告に来たことからもわかる。
そしてゆうちゃんの為に喜んでくれるいい人でもある。

  • ゆうちゃんの車に跳ねられた人
7年前雨の夜にゆうちゃんの車に跳ねられて死んでしまった被害者。既婚者で男。

  • 被害者の奥さん
事故の当初は必死に謝るゆうちゃんに対し、

人殺し!あんたを許さない!

と罵倒してた人。
しかし7年間ブレずに真摯な態度を取り続けたゆうちゃんに対して感謝を示し、ゆうちゃんの今後の事まで考えるようになる。
基本的に悪い人ではないだろう。
旦那が死んで7年経っても想い続けている。

  • ゆうちゃんの会社の仲間たち
毎月、被害者の奥さんに仕送りをするために郵便局に通うゆうちゃんに「貯金が趣味のしみったれた奴だ」と馬鹿にしている。


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最終更新:2025年02月09日 22:01