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#contents ---- **装弾数が多くてオートマチック式のハンドガンで一番ベストなのは9㎜パラベラム以外にありますか? 純粋な軍用となると、連発式の拳銃の存在意義は Texas rangerの時代で終わっているのかも知れません。 軍用のフルメタル・ジャケットの弾丸は、人を殺すのに向いてないんです。 打撃力は、口径と弾丸の重さに比例するので、本当は45ACPがいいのでしょうが、 携行弾丸数が9mmより少ない事と、NATOに気兼ねして米軍はベレッタを採用したと噂されています。 拳銃(及び弾丸)は、どちらかというと警察の特殊部隊などが研究の最前線です。 その分野でいくと、私は40S&Wを押すんですが。 #right(){(41:74)} 9paraFMJの殺傷力はとても高いよ。警察関係が他の口径や弾種を選ぶのは流れ弾を嫌うから。 警察が民家なんかに踏み込む時は裏口も固めるのが鉄則だけど、9paraFMJだとターゲットを貫通した弾が、 さらに壁を抜け、裏で待機する同僚を殺傷するような事態が起こりうるそうな。 あ、貫通するよりターゲットの体にとどまる弾のほうが殺傷力高そうなイメージだけど、んなことないよ。 人間の急所ってやつはたいがい体の深いところにあるからね。 **水上1㍍くらいで水中に拳銃(9ミリ)を撃ったら、どのくらい水深しますか?? 昔の本だが、別冊GUNpart2に水中発射の実験が載ってた。 9ミリではなく.45オートだが、水深35センチで発射、 1mで19ミリ厚の木板を撃ち抜けない。 50センチで1枚貫通、2枚目にへこみ。 しかも、不発の連続。 質問では水上発射だが、水深1mに到達したときには こぶができる程度に威力が落ちてると思われ。 #right(){(43:18)} **最初のリボルバーは紙薬莢を使用していたのでしょうか? シリンダーの穴ごとの前装式です。 よって、再装填を行うよりもシリンダーを変えたほうが手っ取り早く、 人によってはその手間すらも惜しんで数丁の銃を持ち歩いたりしたとか。 #right(){(48:大渦よりの何某か。)} **リボルバー拳銃ってセーフティーついてないけどなんでですか? 現代の回転式拳銃は、ほぼ全ての機種について、撃鉄が不意に雷管に触れ無いように 引き鉄を引かない状態では、リバウンドセフティーリンクと言う部品が撃鉄を固定し 雷管に撃針が触れない構造になっています。 また日本の警察官は、拳銃を携行する際、 執行実包と言って拳銃用弾薬を5発単位で携行します、 その為かつては、米軍供与のM1917式等の六連発式であっても その輪胴(シリンダ)には五発が装填され、必ず実包の装填されない薬室が生じます すなわち、拳銃使用時に空の薬室の初期位置が撃針の当たる位置で無いと 連続して発砲する際に空撃ちになる事態が起きて仕舞う為 装填時の初期位置が撃針に当たる位置に来るようにしていました 奇しくもそれはS.A.Aの時代の安全対策でもあった、と言うだけの事です。 #right(){(626:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **無稼動実銃というものが日本では所持が許可されているみたいですが、なぜメーカーは最初からインサート入れて無稼動状態にして輸出しないのでしょうか? 無稼働実銃と言うのは真性銃を加工し発射機能を取り去ったものです 主に装飾品としての需要がありますが、実銃の価格に加工費用が掛かるので 実銃が売れるなら兎も角、わざわざ加工するメリットが無いと考えているようです また実銃から発射機構を取り除く加工の基準があり、それは銃身および薬室に穿孔 機関部の閉鎖機工は開放した状態で溶接、つまり永久的な加工をしなければ それは実弾発射出来る可能性があるとして無稼働実銃として認定出来ないからです。 #right(){(309:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} 無可動実銃市場の大半はアンティーク的な価値を持つ古い銃が中心であるため。 それらをガンディーラーから小数づつ買い付け、加工後輸入する形になるのでメーカーは そもそも関与していない場合がほとんど。 現在も生産されている現用銃の無可動実銃はメーカーから直接買い付ける場合もあるものの、 ごくわずかな数に過ぎない対日輸出分についてまでメーカーが自ら無可動化しても、メーカーに とってはメリットも何もない。 そのまま加工・輸入業者に売れば良いだけ。 #right(){(309:68)} >検査ってどういうものでしょうか 銃身閉塞薬室穿孔の確認 機関部の溶接部分の確認 ようは無稼働実銃が実弾発射能力を完全に取り除かれているかどうかの検査 #right(){(309:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **スウィングアウト式のリボルバーは、どうやってシリンダーを開く(スウィングアウトする)のでしょうか? >普段は(勝手に開かないように)ロックが掛かっているのだと思うのですが、その解除操作がよくわかりません。 >シリンダーとグリップの間に何かレバーのようなものがありますが、これでしょうか? スウィングアウト式のリボルバーは大抵、仰るような位置に有るシリンダーラッチと言う部品を介して 輪胴の軸がフレームに固定されています、ですから輪胴をスイングアウトさせる時には S&Wはサムピースをマズル方向に押して、コルトは後方に引くように操作して解除するなど、 メーカー毎に操作性は異なっています。 またS&Wなどは輪胴の軸に通ったボルトと言う部品により 輪胴を前後から固定し大威力の弾薬を発射した反動にも耐えるように設計されています。 #right(){(636:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **colt vest pocketの様なハンマーではなくストライカー方式で発火させる銃は、トリガーを引きっぱなしにすると撃針がコックされないと思うのですが >どのようにしてコック位置に保持しているのですか? 撃針(ストライカー)と引き鉄(トリガー)はトリガーバーもしくはトリガーリンクとシアいう部品を介して連動しています 遊底(スライド)が後退すると、ディスコネクターまたはディスコネクトノッチにより連動が絶たれ撃針がコッキングされます 引き鉄を戻すとトリガーとストライカーの関係が復帰し、引き鉄を引くと撃針が開放されます これが基本的な半自動装填式機構の作動プロセスとなります。 #right(){(306:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **拳銃のマニュアルセイフティとデコッキングレバーの違いはなんですか マニュアルセイフティとは、安全装置のうちレバー等手で操作して作動させる物を言います デコッキングレバーとは、撃発させる事無く撃鉄を安全に倒す為のレバーの事です 機種によってはデコッキングレバーがマニュアルセイフティの作動レバーを兼ねています 例えばM92F系列やワルサー PPK系列、同じくP-38がそうですし H&Kではコントロールレバーとして倒す方向によって機能を使い分けたり出来ますし MK- 23ではそれぞれ独立したレバーを備えています またSIGのP220系列では内蔵安全装置の他にはデコッキングレバーのみを装備したものもあります #right(){(305:佐藤 ◆i3FjaNbBfI)} デコッキングレバーも一種のマニュアルセイフティ。 安全装置にも多少の機能の違い、メーカーによる呼称の違いがある。 コルトガバメント等はハンマーをコックした状態を維持しながら安全装置を掛けられる。 ワルサーP38以降、ハンマーコック=装填状態で安全装置を掛けると ハンマーを(安全に)リリースする機構が流行する。 ダブルアクションの銃では特に、安全装置を解除した時、 装填の有無を射手が忘れてるとヤバイからという配慮だ。 H&K社はこの機構をスライド側に写し、ストロークの大きな操作感を与えて 「デコッキングレバー」という名称を与えたという訳。 #right(){(305:822)} **撃鉄って必要な部品なのですか? >回転式拳銃の時は撃鉄で直接雷管を叩いていましたが、今は撃針が叩くので撃鉄は無くても問題ないのでは? 撃鉄(ハンマー)と言う部品が、何故今でも使われるかと言う点を説明すると ・外装式の場合、不発の時に指で起こして再度激発を試みる事が出来る ・見た目に起きているか、倒れているかが視認出来るので銃の状態を一目で把握出来る ・回転する部品なので、自動的に連動する内蔵安全装置を周囲に配置しやすい と言う利点があります、これは撃針打撃方式の銃でも同じような事が言えますが そもそも打撃針(ストライカ)方式の登場は、ボルトアクション式や自動装填式など 撃鉄を配置しにくい、或いは露出した撃鉄の存在は不適切な設計要件を満たすと言う 撃鉄以外の打撃方式を模索しての結果、試行錯誤されて来た経緯があります ストライカ方式のメリットは、撃発装置を小さく設計出来、銃の形状の自由度と 内蔵安全装置の確実な動作を担保出来る技術的な要件を満たせる限り 撃鉄を使いたくない、と言う設計要件において発達してきました ちなみに、従来撃鉄と撃針が一体化していたS&Wは、逆に今では分離させて 撃鉄が起きた時の突起を無くす、と言う利点を選択しており、 また、撃発機構に惰性による打撃力が必要な場合も撃鉄式を採用する傾向があります #right(){(642:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **ショートコイルとストレートブローバックの違いは? >こち亀の第55巻で、両津勘吉氏がテロリストと対決した際、お互いの拳銃の銃口をくっつけた後、どっちの拳銃が発砲したかは >分かりませんが、テロリストの拳銃が分解(破壊?)されて、「ショートコイルだから撃てんだろう!単純なストレートブローバックの勝ち!」 >と、両津勘吉氏が言うのがあるのですが、これってどうゆう事なのですか。 このお話で使用された拳銃は、作者の秋本君が創作した架空の銃です 特徴はストレートブローバックのため銃身が固定されている事で 銃身と遊底(スライド)をわずかに後退させるように、銃身を押し付ける事で 相手の銃のディスコネクタを作動させ、発砲不能にして撃ち壊しました この当時、警察特殊部隊などの情報が少なく、亜米利加のSWAT等の情報から 創作した警視庁の警察特殊部隊と言う架空の部署の活躍を描いたものでした この機構的な特徴を利用したアクションは、映画等でも良く見られるもので 実際の戦闘においても、銃身の先を保護する「ストライクフェイス」と言う部品を 取り付ける事で、相手の身体に銃口を押し付けて発砲する事が可能な 近接格闘用の装備があります。 #right(){(643:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **拳銃は全弾撃ちつくした時以外でマガジンをいれたままスライドオープンする事はできますか? 遊底止め(スライドストップ)レバーが露出しているものは全てホールドオープン(後退位置で固)出来ます ワルサーPPK系列やSIG P230等一部の遊底止め内蔵式のものは出きません。 #right(){(302:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **リボルバーで2連射してんだけど、これどういう状況? >http://www.youtube.com/watch?v=C4OE78spknk&NR=1 これは「ダブリング」と言う現象だと思われます、 競技用などの引き鉄の引き代が軽い銃で、まれに起きます、 引き鉄を引ききった状態で銃が反動で動揺した時、 無意識に指が緩んで引き鉄がリセットされて仕舞った状況で、 射手は元の姿勢に復帰しようとする途上、再度引き鉄を引く事で、 不意に二発目が発砲されたようです。 このような現象は、発射反動の強い強装弾薬を使用する銃を、 初心者が発砲した時に起こりやすい、不時発砲事故で、 大口径、大威力で引き鉄を複数備えたダブルバレル式の銃でも起きやすいです。 #right(){(644:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **オートローディングタイプの銃は薬室に弾が残ってる状態でマガジンを交換しても、コッキングする必要ないじゃないですか。しかし敢えてやったらどうなりますか。 お察しの通り薬室内の弾薬を排出し、新たな弾薬を一発装填します これは自動装填式の銃器全てで可能な操作です。 #right(){(302:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **ルガーP08とかワルサーP38のように、バレルだけが銃本体から前方に生えてるような拳銃はなぜ無くなったんでしょうか? 今の銃は、スライドが前方に伸びてバレルの周りを覆うような形になっているのであって、 「突き出したバレルが無くなった」というわけじゃありません。考え方が逆なんです。 なぜバレルだけが突き出した形から、そのバレルの周りをスライドが覆う形へと変化したのかですが、 それはスライドの重量を少しでも稼ぐためです。 自動拳銃は発射した弾の反動とかガスの圧力とかそういった力を使ってスライドを後退させて空薬莢を排出し、 後退したスライドがリコイルスプリングの力で元の位置に戻るときに次の弾を装填する機構を持った銃ですが、 弾の威力が強くなってくるとスライドが後退する勢いが速くなり、また後退し始めるタイミングも早くなり、 いろいろと危険なので少しでもタイミングとスピードを遅くしようといろいろな工夫がされていますが、 一番有効な手段の一つが「前後動する部品を重くする」こと、もうひとつがリコイルスプリングを強くすることです。 素材として使われている鉄の比重を重くすることは物理的に不可能なので、銃全体のサイズを挙げずに 少しでもスライド(=前後動する部品)の体積を稼いで重くするために、スライドは前方に伸びて 銃身の周りを覆うような形へと進化していきました。 同時に銃身の周囲や下方に大きなスプリングを内蔵することでリコイルスプリングの強さも稼げます。 ルガーP08とかワルサーP38のように前後動する部品が銃の後方だけに限られていて スプリングもその狭いスペースに押し込める小さいものに限られていたものに比べて、 より強い弾を安全にかつ確実に発射できるようになったわけです。 (他にもスライドが後退し始めるタイミングを遅らせるためのアイデアはいろいろありますが割愛します) #right(){(649:882)} **拳銃での狙撃は実用的ですか? 拳銃と言っても、銃床を備えて居ないだけで小銃用弾薬を使用するものもあります、 それらの拳銃としての有効な射程は100m~200mと、 ちょっとした遠距離からの狙撃を可能としており、一説には ケネディ大統領暗殺事件での、オズワルド以外の射手の存在を示唆する 所謂魔弾の正体が、教科書ビルとは別の位置から狙撃された、ライフル弾を使用する拳銃である .221レミントンファイアボールである、とも言われています。 元々これらの銃は、米国の拳銃をカテゴライズする法律によって拳銃とみなされる寸法になっており 遠距離の鉄板を射撃するシルエット競技や害獣駆除などの用途で使われる物です。 #right(){(654:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **現代の軍隊同士の戦闘で拳銃は役に立つんですか? 拳銃の、軍用銃としての用途は、今現在、極近距離や閉鎖空間での戦闘など、 拳銃を主武装とした状況以外では、ほぼ使用を想定されていません。 それは大規模な軍事行動において各個の兵士に支給しても、通常の任務では 全く発砲しない、と言う状況から、任意で装備する、補助的な装備となっています、 とは言え、今でも拳銃は制式装備でもあるため、一定数が毎年調達されています。 #right(){(657:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **リボルバーと自動拳銃では、同じ弾を使ったら同じ威力という事でいいのでしょうか? 同じ弾薬・バレル長なら、ガス漏れが有る分、リボルバーの方が低威力、たいした差ではないが。 #right(){(659:501)} **よく映画やアニメなどでお互いに正面から銃を向けて膠着するシーンがありますが、詰まるところあれって先に撃った者勝ちですよね? 拳銃が当たるくらいの距離ならば、よっぽど狙いが悪いかのんびりしていない限り、 撃たれた瞬間に筋肉神経の反射で指が引き金を引くので、ほとんど同時に当たります #right(){(戦争板初質スレ3:796)} **グロックの様なハンマーのない銃は反動の軽減や、引っかかって暴発することを防ぐためあのような形であるとここで聞いたのですが >じゃあ逆にハンマーある銃はなんで付けてるの? >軍用の銃(Mk23、USP、M92、M1911A1、HK45やPx4)にはかならず付いてますよね 撃鉄(ハンマー)を打撃針(ストライカ)に置き換える理由として、 引っ掛かりの原因となる突起を無くす事も、勿論ありますが、 その他、撃鉄の回転モーメントによる命中精度への悪影響を少しでも排除したり、 パララックス(視差)と言う、握把と銃身の高低差を僅かでも小さくする事で、 発砲時に発生する発射反動による回転モーメントを小さくしたり、 またその為に握把周辺の構造容積を小さくする目的で、 遊底(スライド)に撃発機構を内臓する為に、そのような構造を取る事もあります。 最近のグロックやS&W M&P、XD等、拳銃による戦闘を意識したものは、 正に、そのような設計思想を持って造られて居ますね。 補足すると、 従来からの撃鉄方式は、マスケットの時代からプルーフされた、信頼性の高い機構で、 撃鉄が起きている事で(コッキング)発射準備が出来ているか目で確認出来、 また万一の不発の時に再度起こして雷管を打撃する事も可能です。 #right(){(664:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} >新しいハンドガンでも、撃鉄で撃針を叩く構造になっているのは、どういう意味があるのでしょう ヘックラーウントコッホがP7以降ハンマレスを捨て、また コルトがAA2000で派手に失敗したので、 各社グロックさんちの様子を見ながら試行錯誤しています、 S&Wはニューミリタリーアンドポリスを投入、10mm弾と共に普及しつつあり、 ファブリックナショナルはFiveseveNとその他の新旧二本立て ベレッタ等老舗メーカは造り慣れた機構を継続使用しているようですね。 #right(){(664:名無しPOW ◆1LxEVEeIgU)} **たまーに7連発のリボルバーってありますが、なんで7連なんでしょう? >弾数なら8連の方が多いし正七角形より八角形のほうが作りやすそうな… ・ひとつめ リボルバーの装弾数を奇数にすることの利点は、 シリンダーラッチの位置が装弾する穴と穴の間に来る形になるので 強度的に有利になるという点が挙げられる 以下詳しく説明 さあ発射するぞって状態、普通のリボルバーだと弾が一番上に来てる時、 一番下にはシリンダーの回転を止めるための部品が入り込むミゾが刻まれている=シリンダーラッチ 装弾数が偶数だと、そこには一番上と同様に弾が来るけれど 装弾数が奇数だと、そこは弾と弾の中間になる シリンダーの径が同じでも、ミゾを刻む位置が弾を入れる穴と同じになるか、その中間になるかによって シリンダーの肉厚が最小となる部分の肉厚が大きく変わってくるわけ そのことは強度のアップに繋がるし、同じシリンダー径でより強い弾が撃てることにも繋がる #right(){(671:480)} **トグルアクションの拳銃は、弾を撃ちつくしたときどういう状態になるのでしょうか? ルガーに限れば、ボルトの前端がマガジン・フォロアーの後端にひっかかり、 トグルが跳ね上がった状態で停止する・・・のだが、 その状態でマガジンを抜くと、当然ながらボルトは閉鎖位置まで前進、 ファイアリング・ピンはコックされたままの状態になる。 弾の入ったマガジンを差し込むと、そのままでは初弾がチェンバーに入っておらず、 トグルを一度引っ張って放し、初弾をチェンバーに送り込む必要がある。 なお、アメリカのガンスミス、ジョン・マーツ氏が、 最終弾を撃ち終わってマガジンを抜いても、トグルが跳ね上がった状態のままで止まり、 新しいマガジンを入れてちょっとトグルを引き上げると初弾を装填できる、 独自のメカを考案したことがあるが、一般的ではない。 #right(){(291:500)} **テレビの射撃訓練シ-ンで、標的に当たったら穴も開かずカキ-ンと音がして採点だったが >実際の射撃訓練場で使う弾は的を再利用する為弾頭を樹脂製とかに変えてるのですか? 標的には紙製の他、命中したかどうかを音で判断するメタルプレートがあるのです これは穴だらけになって交換する必要が無いので結構普及しています。 #right(){(289:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **リボルバーってオートマチックの弾より長いから、その分威力はあるの? 一概にリボルバー用の弾の方がオートマチック用より長いとは決まっていません。 まあ、オートマチックの場合、装填、排莢のストローク、グリップの長さの関係から カートリッジ、薬莢の長さに制限がかかりやすい傾向はありますが。 ただし、弾薬としての威力は、例えばJane'sの弾薬ハンドブックによると、.38口径の場合、 リボルバー用の.38S&Wスペシャルは 薬莢長29.5mm、全長39.4mm、弾丸重量8.6g、銃口速度289m/s、銃口エネルギー357J 同じ口径のオートマチック用、.38ACPは 薬莢長22.9mm、全長32.5mm、弾丸重量8.4g、銃口速度320m/s、銃口エネルギー431J 同じ口径のオートマチック用、.38スーパーACPは 薬莢長22.9mm、全長32.5mm、弾丸重量8.4g、銃口速度390m/s、銃口エネルギー640J であり、より小さいオートマチック用弾の方が大威力となっています。リボルバーの場合、 弾倉と銃身の間から発射ガスが漏れますから、特殊な方式にしない限り、威力が低下します。 #right(){(679:system ◆systemVXQ2)} **現在のハンドガンはもう技術的限界に来ていて、どれも似通ったものになっていますが、これ以上の技術革新はあるのでしょうか 拳銃の技術的限界はすなわち、実包及び銃本体の軽量化が、そのような状況となっています。 また、作動方式も、専ら反動利用のショートリコイルを超える画期的な発明も無く、 現時点で考えられるのは、ケースレス機構を拳銃サイズまで小型化することでしょうか。 現在小銃用の無薬莢弾薬は、一部実用化しており、一定の評価を得ていますが、 この小型化による弾薬のスリム化、構造の簡易化が望まれているようです。 威力に関しては、現状での弾頭形状等の選択肢は多岐に渡り、使用者としては要求が満たされ 充分に満足の行く状況ではありますが、依然、法執行等におけるロープロファイル任務については、 拳銃弾薬の威力不足は、年々深刻さをましているようで、反動軽減と威力の高次元でバランスした、 5.7mmや4.6mmの近接防御火器を越えるものの登場が待たれている事もまた事実です。 #right(){(俺初質スレ431:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **ダブルアクションとオートリボルバーの違いって何です? ウェブリーフォスベリーやマテバウニカのようなオートマチックリボルバーは、 ダブルアクション機構を使わずに連続して発射するために、 分割されたフレームが反動によって後退し、撃鉄を起こすと同時に 輪胴を一発分回転させる事で次弾発射態勢に自動的に整えます。 #right(){(681:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **リボルバー銃でレマットリボルバー以外に装弾数が6より多いものはありますか? 24連発というのがるらしい http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1044534810 http://homepage1.nifty.com/widewestweb/MnLeMatRevolver.htm #right(){(681:490)} **リボルバーの弾って長いけれどガス漏れで初速はオートマチックと大差ないそうですが、ならオートマチックでリボルバーの弾を撃てる拳銃はかなり初速がでるんでしょうか? イスラエルIAI/マグナムリサーチ社のデザートイーグルは .357Magnum・.41magnum・.44Magnumに対応しており、 また.22LR弾は回転式や自動装填式、また小銃にも使われています。 回転式拳銃のシリンダーギャップからのリークによる初速の低下は 実用上問題の無いレベルですが、実際には銃身内を前進する弾体を 発射ガスが追い越す、マズル方向のガスリークもあり、厳密には 自動装填式でも、同じ銃身長で同一の弾を使用しても 機種によって初速は異なります。 #right(){(683:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **38口径でヒグマを倒せますか? 灰色熊の例で言えば、最低限度熊を倒すのに必要な威力は、 .357Magnum以上の初活力が求められます。 それにしても、齧られ引っ掛かれながらも六発を撃ち込んで、 辛うじて動きを止められる程度の、本当の最小限の威力です。 大抵は.44Magnumより大威力のものを、最期のバックアップの為に携行します。 #right(){(687:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **同じ銃弾を使っても銃の種類によって反動は違う物なのでしょうか? 大きく影響するのは銃の重量。重いほど反動が少ない。 ガス作動式でピストンが動くものはブローバックより反動が少ない。 H&Kがガス作動式メインになってきているのはこれも要因といわれている。 銃床、床尾(肩当て)の材質や作り方も影響し、一般に木製のストックは反動が軽いと言われる。 逆に鉄のスケルトン式は反動を強く感じる。 89式はガス作動式の上、シリンダー入口に拡張部があるので、反動はかなり軽い方に入る。 逆にスペインCETMEのMod.Lなどはブローバックの上3.4kgと軽量なので反動は強い。 特にMod. LCは3.22kgとさらに軽量で金属の引き出し式銃床なので最悪っぽい。 #right(){(281:76)} **ベレッタM93などの「フルオート拳銃」の利点、欠点は何でしょうか? 携帯性の良好な事が特徴である拳銃に可能な限りの火力を持たせる手段として 全自動発射機構が付加されたのが始まりです これはごく初期の自動式拳銃であるマウザー拳銃から既に考えられていました 本来は護身用の補助火器である拳銃に攻撃的な用途にも耐えうる機能を追加したものでしたが 軽量で、基本的に片手で保持して使用する拳銃には全自動射撃による反動はどうしても扱いにくく M93Rの登場までは着脱式の銃床等を付属する事でなんとか実用に耐えうる様になっていましたが 拳銃本来の軽便さとの引き換えでもありましたし、どうしたところで補助火器以上の威力は持ちえませんでした 戦後、重要人物の護衛任務等で最低限の装備で最大の火力を必要とする場面が多く成りましたが 私服での護衛にSMG装備では大仰過ぎるが、拳銃では火力に乏しいという状況から ベレッタ社がM92を基本に開発した物がM93Rです、 これは全自動では拳銃の弾倉をごく短時間で撃ち尽くしてしまう欠点を解消すべく機械式三発制限点射機構が組み込まれました、 この機構のお陰で的確な制圧射撃が可能となり、後に自動小銃にも取り入れられました、 M16A2やSGシリーズ、八九式小銃を始め各国の制式小銃に採用され現在ではほぼ標準的な装備となっています #right(){(275:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **オートマチックピストルのホルードオープンという状態について教えて下さい ホールドオープンは発射(の反動、ガス)によって後退したスライドが、 複座バネで前進して次弾を装填しようとする際に、弾がなくなっているので、 かわりに出っ張っているマガジンのフロアー(底板)に引っかかって止まる仕掛け。 だから引き金を引いただけではスライドが開きようがない。 またそのようなデザインになっていないマガジンでは、ホールドオープンにならないことがある。 普通はオープンで止まるけどね。 #right(){(274:735)} 自動装填式拳銃の殆どは弾倉が空になるとマガジンフォロワの一部がスライドストップを押し上げるようになっています つまり最後の一発を薬室に装填した時点でスライドストップはスライドを止める方向にテンションが掛かっているので このまま最後の一発を発砲すると後退した遊底(スライドまたはボルト)が後退した状態で停止します その状態で弾倉を交換するとスライドストップにはテンションが掛からないため 遊底をちょっと引いて離すかスライドストップを押し下げると遊底が前進して再び弾薬を装填し、発射準備が完了します。 #right(){(274:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} **現在の拳銃は前方マガジンでは無いのは何故ですか? でかくて複雑(コストがかかる、故障の原因が増える)で 重くて使い難い(重心バランス悪い)から #right(){(戦争板初質スレ5:330)} ----
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