「AK」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
AK」を以下のとおり復元します。
#contents
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**AK47とかの分解図が載ってるHP、又は書籍とかありますか?
「AK-47&カラシニコフ・バリエーション」
床井雅美著・大日本絵画

これが日本語の書籍では決定版かと思います。
#right(){(18:546)}

**女子供の体力でAKは扱えますか?
子供でも扱えますが、反動がキツイので目標には当たりません。
またAKは旧ソビエト以外にも、東欧、中国が生産しております。
アフリカなどでは東欧製のAKが多く見られます。旧東ドイツ製は
コストが高いので(精度もですが)、紛争地帯には出回りません。
最近は中国製が安いので多く出回っております。
#right(){(23:一等自営業 ◆kawD31MU)}

**AK47の弾倉は前方に曲がっておりますが、装弾数を増やすため更に前方に伸ばせませんか?
実はすでにみんな実在してる罠。
信じられないかもしれないが180°のも実在する。
尚180°の弧を描いてる曲弾倉、というものは既に第1次大戦時の軽機関銃にあった。
装弾不良が多くて「クズ」扱いされたけど。
弾倉をあまり長くすると弾送り用のスプリングが長くなって弾込めが大変になるし、
途中で引っかかったりして装弾不良が多発する。

上で紹介してるのは第一次大戦でフランス軍が採用したChauchat Mle1915軽機関銃。
http://en.wikipedia.org/wiki/Chauchat
とにかくやたら故障を起こしてこんなもん使わない方がマシって代物だった。
半月型マガジンも両サイドが素通しになってるため、泥が入り込んで装弾不良になるという欠点を抱えていた。
見た目だけは時代を考えれば先進的デザインなんだが、生産能力を考えずにアイディアを盛り込みすぎる
とろくなことにはならないという見本みたいなもん。

ほい
つhttp://kalashnikov.guns.ru/photos/ak-mag100.jpg
>コラだよな、コラだと言ってw
まぁこれは「よしやったろうじゃん」的マインドの産物で、実用性は度外視(笑
重すぎて構えるのが大変な上に、着け外しの時に銃身が曲がっちゃったらしい。
180°の弧を描いてるような弾倉で短くするには、込める弾薬が小さくないといけない。
弾薬の形状上ある一定よりも弧は小さくならないわけだから。
となると、「短い」と言っても限度がある。
いくら小さくなっても22口径の拳銃弾ではしょうがない。
それはそれで別の存在価値はあるかもだが。

あと、「送弾スプリングが長くなりすぎる」という問題からは逃げられない。
今の通常の30連弾倉でも最後の数発を込めるにはかなりの力が
必要で、「作動不慮の元になるから30連弾倉には30発弾を込めるな」なんて言われたりするほど。
弾倉が長くて湾曲しているとどうしてもスプリングや内部の弾送板が引っかかる作動不良が
起きる確率が高まる。

結局「ドラムマガジンにするかベルトリンク式にしろよ」ということで終わってしまう。
上で書かれてる重量の問題もあるし(構え辛さの他にマガジンキャッチを固く頑丈にしないと
弾倉の重さに耐えられなくなるが、操作しづらいし普通の弾倉はめた時に作動不良の元になる)。
#right{(357:679-688)}
**AK-47は頑丈で故障が少なく信頼性が高いと言われますがジャムの頻度とかはどうなんでしょうか? 
大昔雑誌の記事でそんな実射レポートがあったな。
AK47そのものかかバリエーションかは忘れたけど、とにかくライターが一発一発ずつ撃って(確か)1000発以上撃ったけど異常無し。
セミで撃つとトリガーがキックされて不快で不快でいやんなってシビレ切らしてレシーバー内部に砂を入れて撃っても異常無し。
……という結果だった気がする。
#right(){(初心者スレ481)}

ルーマニア製(セミオート)でテスト
1日目	300発
3日目	190発
4日目	190発
5日目	レシーバー内に砂をまぶして190発
10日目	190発マガジンからのフィーディング・トラブル(ロシア製のマガジンのみ2回)
射撃後レシーバー(ローア)に水をかける。その後,4日間放置
以後、ロシア製マガジンの使用をやめルーマニア、エジプト製のみを使う

14日目	120発
レシーバー内を含めたボルト、ボルトキャリーはドライとなりピストンのカーボン蓄積が大きくなる。
ボルトの前進閉鎖スピードが若干鈍くなる
しかしまだ機能に影響は与えない
17日	120発
21日目	120発

Total1,230発。21日間のテスト終了
しかしまだまだ撃てる、これ以上撃っても、弾の浪費になってきたので中止した

M16系がクリーニングなしで発射できるのは500-600発
その後はフォワード・アシストの世話にならざるを得ない

月刊Gun誌2002 5月号

**AK47系統はバレルの下にクリーニングロッドが付いてますがあれってバレルを掃除するための道具ですよね? 
>その他の色々なアサルトライフルにはクリーニングロッドが付いてないように見えるんですがどうやって掃除するのでしょうか? 
クリーニング・キットは、ストックやグリップの中などに収納している例が多い。 
別の袋に収めて、他の装備品と共に持ち歩くことも。
#right{(496:623)}
**AK-47は命中精度が悪いとか 
AKは「6MOA以上」と言われるくらいです。
100ヤードで6インチですから200m以上離れたら人型の的におさまりません。
#right{(512:935)}
**オウムがAK密造しようとして失敗したそうだけど、日本の技術じゃ作るの難しいのでしょうか?
あれは工場設備だけ手に入れたけど、技術者が居なかったために 
素人が機械動かして作ろうとしたから失敗しただけ 
中央アジアとか東南アジアには個人の銃器製造者が 
合法非合法コピー問わず、手作りで作ってることもある 
#right{(519:806)}
オウムのAK-74は材質が再現されてないため、フルオートできない。スプリング一つにしたって、強度や 
張りが違ったらまともに動かないもの。ちなみにダッラの鍛冶屋が作るAKはハンドメイド削りだしなので、 
加工しやすいようにレシーバーの材質がオリジナルより柔らかく強度で劣るそうで。
#right{(519:811)}
**AKS-74Uのマズルのところに付いてるサプレッサーみたいな円筒型の部品は何なんでしょうか?
先端についてるのはフラッシュハイダー(消炎器)といって、発砲炎を小さく見えにくくするもの。
#right(){(484:353)}
AK74を極限まで切り詰めた結果、ボルトを十分後退させる事が出来なくなった為に
その分、ガスを拡散させる必要があり、>サプレッサーの様に見える ガス拡散室を設けた。
#right(){(484:354:昭和の忙霊  ◆PHANTOMjXE)}
**AKシリーズは世界で一番流通している自動小銃ではないか? 
Small Arms Surveyの2001年調査によると、まさに圧倒的だな。 
AK-47/74 (Other versionsとしてM-62、M-76, Type-56, Type-68) 
:7000万~1億丁 

これに対し、 
M-16:700万丁以上 
G-3:700万丁以上 
FAL:500~700万丁 

ちなみに、全世界の小火器合計で9000万~1億2200万丁。
#right(){(カラシニコフの銃を語るスレ:92)}
**純正のAK-47Ⅲ型は銃のどのあたりに「AK-47」と刻印されているのですか? 
>また同じく口径(7.62mm×39だと思います)が刻印されてる部分も知りたいです。 
カラシニコフ小銃には形式及び口径を表示する刻印は無いようです 
資料を見る限り、機関部の左側面、薬室後部にロットナンバーとプルーフマークがあるのみですね 
プルーフマークとは製造時の薬室の耐圧テストに合格した検査完了を示す刻印です 
工業製品としての最低限度の刻印表示しかないのは、ソビエト時代には兎に角大量に 
ワルシャワ・パクトや紛争当事国、または反米武装勢力にカラシニコフ小銃をばら撒く為に 
僅かでも省力化する目的があったようです。 
#right(){(576:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**AK74で採用された5.45×39ミリ弾ですが、西側の5.56ミリ弾よりさらに細かい弾にしたのはなぜでしょうか?
5.45mm弾の設計思想は、前の制式である7.62mmのそれを踏襲していました
遠距離からは7.62mm×54Rの機関銃で制圧し、機動力を生かして浸透し
その間に懐に切り込んで近距離での火力勝負に持ち込む事を考えています
従って、弾薬及び小銃は軽便さと近距離での火力、殺傷能力を重視して開発されました。
#right(){(337:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**7.72×51NATO弾を使用するサイガ308とAKがあるらしいですが、余り売れなかったのでしょうか? 
AKは100シリーズで5.56mと7.62mm両NATO弾対応の物を輸出用に生産しています 
またサイガはAKベースのバリエーションで、散弾銃仕様の物は日本国内でも登録可能です 
#right(){(336:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**AKは安全装置レバーを安全位置でも装填レバーを引いて初弾を装填できるのでしょうか?
>安全位置にしていると、初弾装填レバーを手前に引っ張った時に装填レバーが
>安全レバーの先端部分に当たってしまって一番手前側まで引ききる事が出来ないのではと思ってしまいました。
カラシニコフ小銃の安全レバー/射撃選択レバーの安全位置は
銃自体の遊底の動作をロックする内部・外部安全装置を兼ねていて
装填動作をするには全自動または半自動の動作モードに切り替えた後に装填操作をする事になります
つまり安全位置では銃の操作が装填動作も含めて出来無い、という運用上の安全に考慮した構造になっています。

追記しておきますと電動ガンの安全レバーはうそんこです。
#right(){(334:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**AK47は1947年に採用されたから「47」になったのではない?
>一九四八年一月一〇日、AK47をソ連軍が制式銃に採用するという通知が届いた。 
>以上、カラシニコフ (単行本)松本 仁一 (著)より 、引用。
「制式採用にする」と言う通知が届いたのですから 
1948年にその手紙が出された時点では制式採用に成る事が決まった 
と言う事実関係しか成立しません 

制式番号であるAK47は「1947年型カラシニコフ小銃」を意味する記号であって 
1947年に制式化された事を示すものではありません 

米国の兵器がある時期まで、採用年度を制式番号としていた 
ナンバリングルールとは微妙に異なる基準で決められているのです。
#right(){(585:774)}
**なぜ7.62x51弾使用AKは作られなかったのでしょう?
7.62mm×51は、フルサイズのライフルカートリッジです 
カラシニコフの機関部分は、最大でも7.62mm×39以下の弾薬に適合しており 
.308NATO(7.62mm×51)では強度的なマージンや適切な操作性が得られません 
これはAKが本来、短機関銃の機能を強化した設計思想をもって居るからで 
7.62mm×51に対応可能なものはSVDドラグノフ系のロングレシーバーとなっています。 
#right(){(589:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**AKMの名称には採用年度が入ってませんが何故、AKS-47には採用年度が入っているのでしょうか?
AKMの形式の意味はAK47を改良した物であるという記号がMです
日本語で言うなら改カラシニコフ小銃とでも成ります
またAKSとは短縮型あるいは折り畳み銃床型と言う意味のSという記号がついています
したがってAK47S、AKS74あるいはAK74Sと表記しますね。
#right(){(332:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**AK-47っていつ頃から世界的に普及し始めたの? 
AK47は、1960年代半ばから紛争遅滞に供給されてきましたが 
ベトナム戦争以降、AK74が登場する前後から世界中に拡散しています 
これは再三世界における代理戦争に、直接介入する代わりに 
ソビエトが大量に供与しました、米国が傀儡政権や親米政権を樹立する度 
敵対勢力に対して供給する事で、政変を支援し、親ソ国家に作り変えようとしたのです 

ソビエト崩壊後、中国がこの路線を引き継ぎ、無断製造されたAKコピーは 
露西亜に利益をもたらす事無く、亜米利加を筆頭とする西側の影響力を削ぐべく 
未だに大量に供給されています。 

一説には、世界中の反米勢力の殆どが、AKコピー等中国からの武器供与を受けており 
非対称戦争の泥沼化に拍車を掛けています。
#right(){(595:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**AKの精度が低いといわれるのはもともと隙間を多めにとってるからみたいですが、リアサイトからフロントサイト間の距離が短いってのもあるんですか? 
カラシニコフ小銃の設計・運用思想は米国を始め西側と比較して 
小銃を携帯する兵士の訓練期間の短縮および製造・整備の簡易化 
機動力を生かして縦浸し、近接での弾幕および制圧火力を重視したものでした 
その為小銃に求められる性能は兎に角頑丈で弾薬の続く限り前線を維持出来る耐久性で 
射程や運用思想は短機関銃の射程を延長した強化短機関銃というようなものでした 

その為照準装置も最低限のものでも必要にして十分、運用に耐えられるものです。 
#right(){(329:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**AK74の弾倉が長く見えるのですが
>AK47の弾倉は7.62x39の30発だそうですが、5.45x39に口径の小さくなったAK74の弾倉で見た目の長さが同じなのに、
>色々なHPで容量が30発と表記されているんですが、何故でしょうか?
>NATO弾の換算で言ったら40発ぐらい入りそうな気がするんですが・・・
見た目の長さ(装着時の銃の高さ)は同じでも
5.45mm仕様は弾倉のカーブが緩やかです
その分内部の有効長も短いですよ。
#right(){(326:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
>NATO共通弾倉と比較して、同じ30発なのに何故あんなに長いのか
実際には4cmほどしか違いません。
よく見ればわかりますが、M16やM4では引き金の前の部分に弾倉を収容する部分があり、
弾倉の一部を隠しています。AK74ではそのような部分の弾倉も露出しています。
この視覚的な差がおそらく一番大きいでしょう。

あとはスプリングの幅をどれだけ取るか。満タンに装填したときのスプリングの幅を
小さく取れば短くなる替わりに最後の数弾の装填はしんどくなります。
逆も真。また、きっちり短くなるスプリングは材質と工程を吟味しないと破損しやすくなります。
まあ、そのあたりの考慮も働いているのかも知れません。
#right(){(326:830)}
**AK系を使用しているロシアなどではAK74に移行後、AK47やAKMを狙撃銃の代用として使っているのでしょうか? 
AK47用の7.62×39mmはNATOの7.62×51mmと違って、口径は同じ7.62mmでもフルパワーの小銃弾ではなく、 
アサルトライフル弾として全自動射撃時のコントロールが容易なように作られています。 

確かにAK74の5.45×39mmに比べればパワーはありますが、長距離狙撃に使えるレベルではありません。 
そこで狙撃などにはドラグノフなどに使用されるよりパワフルで弾重のある7.62×54mmを使用することになります。 
というかドラグノフを使用するわけです。 
#right(){(324:601)}
**AKのレシーバーは短縮したライフル弾向けの設計で、フルサイズの弾を使用するのは強度などに問題があると聞きました。 
>しかし旧ユーゴスラビアで製造されたAKには7.62mmNATO弾を使用するモデルがあるようなのですが、ユーゴのAKには何か耐久性を上げる改良が施されたのでしょうか? 
強度的な問題ではなく、過大な反動から来る扱い難さが問題となっています 
カラシニコフ系の機関部そのものの強度は、その重量からも 
7.62mm×51の弾薬でも殆ど問題はありませんが、ただ長射程を取ろうとすると、 
銃身長をドラグノフ系と同等まで延長しなけれなならず、AKの利点が半減してしまいます。 
#right(){(610:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
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