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軍用ヘリ全般」を以下のとおり復元します。
#CONTENTS
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**ジェットヘリの排気って、推力になってるんですか?ただの排気?
若干の速度アップに成るだろう。後ろ向きだし。ただノズルが上向だとローターの回転で廃棄熱を拡散する効果がある。
すなわち 赤外線式歩兵携行ミサイルから身を守る効果がある。らしい。気休めだと思う。
#right(){(3:770)}

**ヘリコプターで”無音”に出来るやつってあるの?
その物体がともかく、間近を飛ぶジェット機でも見る場所で音が聞こえない事は良くあります。
飛行場でジェット機の離着陸時の騒音分布を調べた絵を見ると完全な円形ではなくて少々複雑な形をした楕円形なのです。

ですから音が聞こえないってのは、たんに聞こえる場所にいないだけかもしれません。
#right(){(くだらない質問はここに書け!:196)}

**日本はイギリスとおんなじような大きさなのになんで戦車をいっぱい持っていてイギリスは戦闘ヘリをなんで戦車の数より多く持ってるんですか?
>日本も戦闘ヘリの数を増やした方がいいと思うんですけど・・・。
日本の自衛隊は防衛が主目的ですが、イギリスは必ずしもそうでは無いからです。
つまり大陸やその他遠隔地に緊急展開する必要性から空中機動にも力を注いでいるのです。
でもそんな軍主力を海外へ緊急展開する能力は、今の自衛隊には必要ありません。
将来は違うかも知れませんが、それには難しい問題が多々あり、それにより多くの議論を必要とします。

つまり同じ島国でありながら、軍の目的(これをドクトリンと言います/目的を命題化したもの)が違うので、当然装備にも当然違いがでます。
#right(){(くだらない質問はここに書け!:561)}
全く戦車が無いのも問題だけど、日本国土内では制空権が確保されてるから
(されてなかったらもうお終いだから戦車どころの話じゃない)機動性を生かした集中運用のできるヘリを多くした方がいいと俺も思うよ。
#right(){(くだらない質問はここに書け!:564)}

**戦闘ヘリ・輸送ヘリの装甲って自動小銃などは防御できるのでしょうか?
>また、コックピットのガラスの方はどうなんでしょうか?
機種によって違うけど、戦闘ヘリは12.7mm級に耐える防弾が一般的
輸送ヘリはエンジンやパイロット周辺に防弾はあるがキャビンにはなく兵士個人が着ているアーマーが頼り
#right(){(3:457)}

**ヘリコプターって音速を超えられないと聞きますが、どういう理由によるんですか?
音速を超える事自体は可能かもしれませんが、ローターが揚力を生み出さなくなってしまうので、
一分以内に地面とキスする事になると思われ。
#right(){(7:大渦よりの来訪者)}
ロータブレードから衝撃波が発生して自己破壊します。プロペラ機が音速に迫れないのも同じ理屈です。
#right(){(7:554)}

**AKでアメリカの攻撃ヘリを撃ち落す又は著しく損傷を加える事は可能ですか?山岳地帯で。 
小銃では装甲のついたヘリにはまったく歯が立ちません。
あてるだけも難しいです。 
#right(){(9:291)}

**もしアフガンにアパッチ投入したらやられちゃいますか?スティンガーどのくらい持ってるかわからないけど・・・
スティンガーは最近になって画像赤外線タイプが出てきて
はいますが、アフガンのタリバンやラヴィンの組織が
どのタイプのスティンガーを持っているかわかりません。

最新タイプは持ってないと思うのですが、それでも
アパッチに限らず、近接支援を行う航空機やヘリにとっては
やっかいな相手です。

実際低空飛行中のsu-25がおとされたことあります。 
#right(){(9:464)}

**ジェットヘリってなんですか?
>ジェットエンジンでローター回してるのですか?
基本的にはそうです。(ターボシャフトエンジンだっけ?)
燃焼室からの排気でタービン回してそれを減速して動力にしています。
現代のヘリはほとんどがこの方法を動力にしています。

ターボプロップや艦艇に搭載されているガスタービンエンジン、ターボジェット、ターボファンエンジンをひっくるめてガスタービンエンジンと言います。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1413499424
ガスタービンエンジンの最終段に2~4段のタービンをつけて、それの回転力でヘリのローターを回します。
ジェットエンジンの推進力で飛んでいるのではありません。
現在、市販されている中型以上のヘリは全てジェットヘリです。
#right(){(14:148)}

**現在の軍用のヘリはどのくらいの高度まで飛べるのでしょうか?
古いですけど、シュドSA315Bは、高地用ヘリコプタとして開発され、
乗員二人が乗ったまま、ヒマラヤで高度7500メートルまで上昇して、離着陸を行っています。

更に、12,442メートルまで上昇しましたが、装備は必要最低限(バッテリースターターモーターもとり外し)の状態で、
11000メートルを超えると空気が希薄で、ローターが回転異常を起こすようになり、
速度を55キロまで落とした上、ペダルは重くなり、窓には氷がびっしり貼り付いた状態になったそうです。

なおも上昇を続けましたが、12442メートルで遂にエンジンが停止し、そのままオートローテーションで降下したそうです。

マッターホルンとかそう言ったところでは、SA316とかが活動していますから、
少なくとも5000メートル付近では大丈夫じゃないでしょうか?
#right(){(18:眠い人 ◆ikaJHtf2)}

**ヘリは歩兵の使う対空ミサイルに弱いと聞きましたが、フレアやチャフのような回避手段は無いのでしょうか?
ヘリの防御法
1、IRサブレッサーという赤外線の拡散防止装置
 でエンジンからの排気の熱を低下させる。
 すると、赤外線元めがけて飛んでくる歩兵携行ミサイルから「見えにくく」なる。
2、フレアの投射。
  チャフは積んでないと思う。チャフはレーダー誘導ミサイルにたいしてのみ有効。
  歩兵携行のものに、レーダ誘導のものは無い。

あと、赤外線ジャマーなるものでIRホーミングミサイルのシーカーを攪乱することもあります。
#right(){(25:938,ちゃぎ)}

**ヘリコプターはメインローターの動力が無くなってもローター自体が自由に動けば、落下時の風でローターが自然に回り揚力が発生するので墜落する事は無いと聞いた事があるのですが本当ですか?
オートローテーションは
コレクティブスティックをフルダウンでローターに空気抵抗を掛けます
降下中なのでローターが回転し始めます、回転が足らないとだめです
着地間際でスティックをフルアップして揚力を発生させます
一瞬ふわっと浮いて軟着陸するそうです、足らない場合はハードランディングです
#right(){(26:予備海士長)}

**軍用ヘリは空中給油が出来るようですけど、ローターに引っかけたりしないんですか?
空中給油には2種類の方式があります。

フライングブーム式  :アームの先に給油ノズル(オス)が付いている。被給油側は穴(メス)。
プローブ&ドローク式:ホースの先にノズル受け(メス)が付いている。被給油側はノズル(オス)。

ヘリはドローク式での給油です。風にたなびくホースがローターの下まで
流されてくるのでそれに合わせてヘリのノズルを押し込みます。

利点ですが、洋上でも給油できる。給油ポイントに人員が要らない。飛行時間のロスをなくす。
などです。
#right(){(28:バーナー保守員)}

**ヘリコプターってどうして飛ぶんですか?
メインローターを回転させることによって揚力を得て飛行します。
単ローターの場合、ローターが一方向にしか回転しないので、逆方向に
向かう力が生じます。
このため、反対方向に向けるローターを尾部に取り付けることが必要です。
#right(){(29:眠い人 ◆ikaJHtf2)}
ヘリが前方に飛べるのは「頭の羽」であるローターの回転面を前に傾けるからでつ
それで発生する力が斜め前方向になるからでつ
どうやって傾けるのかは航空&船舶板の
【】ヘリコプターの空力でも勉強するべ【】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/space/1040030671/l50
とかでもやってますがちょっと難しいでつ
#right(){(79:590)}

**ステルス性を重視したヘリではローター音の低減もされているそうですが、どれぐらい静かになってるのでしょうか?
風切り音もローターの凹凸を無くすことで揚力を失うことなく低減できます。
具体的には部品点数を少なくしてなるべく一体化したヒンジレス・ローターや
新素材のワンプロセス・メイド・ローター等が比較的静粛なローターとして開発されています。

ヘリの騒音、特に目立つバタバタ音は、ローターの音ではなく、
メインローターとテイルローターの圧力干渉で生ずる音が主です。

従って、ローターをダクテッドにする、ブレードの数を変える、
相互の回転速度を調和制御する、圧力波が干渉しにくいような
設計をする、などで大巾に軽減することができます。
#right(){(33:616,626)}

**「空中騎兵」ってのはナニを指すの?
ヘリのこと。
#right(){(35:バッチ3)}

**ヘリコプターには脱出装置、またはその類のものはあるんですか?
ソ連・ロシアのカモフのヘリコプターには射出座席が搭載されている。
射出前にちゃんとローターを爆砕してから脱出する。
また、アメリカのアパッチ等は墜落しても機体の下半分が潰れる事でショックを吸収できるように作られているようだ
#right(){(40:眠い人 ◆ikaJHtf2)}

**低空を飛ぶヘリコプターは簡単に敵に発見されスティンガー等の地対空ミサイルに呆気なく撃墜されてしまうのではないでしょうか。
それは地面一杯にスティンガー構えた兵士がびっしりどこまでも並んでいる状態での話です。
実際にはそうではないので、戦闘ヘリは敵歩兵の守備範囲外からゆっくり狙います。
あるいは侵攻してくる機甲師団は通常びっしり歩兵に守られているわけではないので
(車両の方が速いですから)、やはり戦闘ヘリは圏外からゆっくり狙うことができます。
ただ、探知偵察手段の進歩と、携行対空火器の進歩に伴って、戦闘ヘリもジャミングや低被探知性、
スタンドオフ攻撃能力に磨きをかける必要が出てきたのは事実です。
#right(){(41:99)}

**ヘリで90式戦車をスリングできますか?
出来ません。というか現代のヘリで90式を輸送できる機体は存在しません。
#right(){(50:バッチ3)}
最大の輸送ヘリMi-26でもペイロード20㌧です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Mi-26_%28%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%29
>「でかい」V-22にジェットエンジンつければ持ち上がりますか?
結論から言えば出来ます。
しかしその様な機体は実用性が低く、技術革新でもなければしばらく作られる事は無いでしょう
実際問題ハロは記録飛行で55t以上持ち上げてますので、理想的には90式も持ち上げられます。(実際はスリングポイントの問題から無理かな)
ただし言うまでもなくこれは記録飛行でのコンフィギュエーションで、通常のペイロードの2倍以上に達します。
#right(){(50:384)}

**ハインドとかテイルローター破壊されたら墜落ですか?
即墜落、ということにはなりませんが、基本的にヘリコプターはテイルローター
が壊れると、メインローターの回転によるモーメントを打ち消せなくなるので
平面スピンに陥って操縦不能になります。その結果ほぼ確実に墜落します。

ハインドに限らずヘリコプターである限り逃げられない欠点なのですが、
ハインドを始め軍用のヘリはそれなりに対策(ローターを装甲化する、等)
がされているので、そう簡単には墜ちないとは、思いますが。

ちなみにハインドは軍用ヘリの中では最も重装甲なヘリです。
まぁ、テイルローターにロケット弾食らう・・・とかには耐えられんでしょうけど。
#right(){(51:324)}
破壊されたのち短時間でオートローテーション操作をすれば
コントロール不能なオートローテーションに入れます
よって墜落しても生存絶望なわけじゃないです
#right(){(51:329)}

**ヘリの尾翼の制御ってどのように行われているのですか?
ヘリの尾翼なんて大した意味は無いですよ。
高速時の安定をかせぐ程度のもので。
たとえ飛行中に取れてもさほど影響無いと思います。 
#right(){(55:877)}
//管理人さんへ。レスの内容が玄人()な内容なので訂正として加筆させていただきます。悪しからず
飛行機と同様に垂直尾翼は風見安定を、水平尾翼は迎角を制御しています。
水平尾翼は前進後退のための胴体の迎え角を制御しますし、
垂直尾翼は風が吹いてくる方向を向く、つまり進行方向へ前を向くように安定性を保ってくれます。
尾翼の大きさは狙った速度領域で相応の揚力を発生させるよう設計されているので、これが取れると大変な事になります。

**ヘリコプターが前に進む理屈を教えて。
前に進んでいるのではありません。厳密には斜め上に向かって進ませようとしています。
しかし、その斜め上成分の推力は機体重量と相殺されるため、結果前に進んでいるように「見える」のです。
#right(){(57:44)}

**ヘリとかの機関砲はターレット式である程度の範囲に打てるみたいですが戦闘機の機関砲とかは固定式ですか
基本的に固定式だと思います。少なくとも戦闘機・攻撃機でターレット式の機関砲搭載の機体を自分は知りません。
ヘリの場合は自機も目標も速度が遅いためターレット式と聞いたような気がします。
逆にヘリでもミルMi-24ハインドEやカモフKa-50ホゥカムのように、
対空戦闘用に固定式の機関砲を搭載したモデルも存在します。
#right(){(57:93)}

**ヘリのテールローターが吹っ飛んだときって、何も対処の手立てはないのでしょうか?
基本的にどうにもなりませんので普段からテールローターの駆動系
の整備は真面目にやるし、もし飛行中に壊れたら不時着をします。

ローターにトルクを与えると回るわけだから、オートローテーションなら
問題無く不時着できるのかもね。
#right(){(58:145)}

**アメリカ軍の攻撃ヘリなのですが、何でアパッチとコブラの2種類を装備しているのでしょうか?
米海兵隊が所有しているコブラ系(AH-1J~Z)は米陸軍が使用していたコブラ(AH-1G~S)の
改造/発展型です
アパッチ系に比較して小型であり、艦上運用も考慮しなければならない海兵隊としてはコブラの
方が使い易いこと、さらにアパッチに比べて取得価格が安いこと(小型、安価ともWやZでは疑問も
残るが)を評価して海兵隊はコブラ系を使い続けております
両機種を比較したそれぞれの長所短所は、
機材の大小の有利不利がそのまま表れていると考えても良いと思います
#right(){(63:97)}

**車等を大型ヘリで輸送する際、機内に収容する時と、機外で吊下げる場合がありますが、この違いは何でしょうか?
機内に収容:
・車の発進、収容が迅速
・機外に下げるよりは風に強いし激しい機動も行いやすい

機外に吊り下げ:
・機内収容時のみの場合より機外吊り下げ併用の方がより重いものを運べる 
#right(){64:281)}

**軍用の兵員輸送ヘリはドア開け放したまんまで飛んでますが、ロールした時とか転げ落ちないんですか?
ロールした時とか転げ落ちないんですか?

「ロール」と言う意味が傾くと言うことなら、積載物の荷重方向は、
常にローターと反対方向に向かっているので、転げると言うことは無いです。

バケツに水を入れて、取っ手のところを握って振り回すのと似ている、
と言えば分かりやすいかな。(取っ手のところがローターに当たります)
#right(){(64:軍事板☆六等兵)}
それは旋回中のときしか当てはまりませんよ

ヘリは飛行機と違い、機体を傾ける事で揚力の一部を用い移動します

そのため、ホバリングから左右に機体を傾けると左右に水平移動できます
旋回ではありませんので、貴方のおっしゃるような遠心力は生じません
#right(){(64:342)}
ヘリや輸送機内部に通称「モンキーストラップ」という転落防止の策が機内にあって、それを金具を通して
軍服に装着します
当然、動きが制限されるので、それを嫌って装着しない兵士もいるようですが、アホが転落するのは
自己責任の範疇ではないでしょうか
#right(){(64:362)}
ヘリコプターはローター面が傾くことによって前後左右に動きます。
ピッチ(前後方向への傾き)で前進後退を、
ロール(左右方向への傾き)で左右移動を行います。

このときはヘリ内の床面も重力方向に対して傾くので、ドアを開けたままだと落ちそうになって
危ないです。
なので軍用ヘリのドアのない機体では乗員はストラップをして落下を防ぐことが多いです。
#right(){(64:368,381)}

**ヘリコプターに最新のAAM(サイドワインダー)を装備したらジェット航空機に対して脅威を与える事は出来るでしょうか?
既に、同種のヘリからの自衛用に搭載されています(主にスティンガー)

戦闘機とは、活動域が異なっているため現実的に会敵する機会は殆んど無いでしょう

AWACSが探知したヘリと対戦するにしても、敢えて相手の土俵に入らずにBVRでの攻撃でしょうし
#right(){(67:68)}
歩兵にスティンガーのような赤外誘導式の地対空ミサイルを持たせても
ジェット機に対してある程度の脅威を与えることはできます。
ですから答えはYESになるでしょう。

もちろん速度が出ているジェット機を追いかけて空中戦をするようなことは
難しいでしょうけれども。
#right(){(67:69)}
米海兵隊や米陸軍のスタディでは「ジェット戦闘機との戦闘は回避せよ」となってます

>>68
スティンガーを装備可能なヘリは実在しますが、用途は対ヘリ戦闘です
#right(){(67:74)}

**対ヘリコプター戦用攻撃ヘリって無いんですかね。
まったくありません。というより戦闘ヘリの開発自体この10年以上低調ですから。 
#right(){(68:147)}

**二重反転ローターのヘリは機体の全長を短くすることができ機動性も生残性も高いようですが、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
カモフ式の2重反転ローターの欠点としては、
1.当然ローターマスト・ハブが複雑で重くなります。
2.コーニングする上下のローターが接触しない様に、かなり離す必要が有り、マストが更に重くなります。
3.オートローテーション時に、ローターでのヨーコントロールが出来ない。
そのため非常に大きな垂直安定板を付けています。
#right(){(68:460)}

**対戦車用の対地攻撃ヘリの操縦要員は普通何人?
ヘリにもよりますが、ヒューイコブラ・アパッチ。大体2名が多いですね。
#right(){(73:106)}
普通2人です。パイロットは一人ですが。(もう一人はガナー)
Ka-50は全部一人でやります。(予定:一度採用されたけど色々あって実戦配備されたってきかないなあ)
#right(){(73:107)}

**アパッチはAH-64ですが、FHというヘリは無いんですか?
ないです
基本的に対空専門ヘリはないです
#right(){(74:142)}

**ゲームではヘリのミサイルで戦闘機がやられたりしますがこれは有り得るのですか?
離陸前の機体を攻撃できるチャンスがあるのならどんどん破壊できるだろうな。
#right(){(75:396)}
>空対空が聞きたいのですが…
AH-64アパッチ対戦車ヘリにはスティンガー対空ミサイルを搭載することが可能ですが、
だからといって戦闘機と空中戦をするという構想はもちろんありません。
一方的に戦闘機にやられないための自衛用です。
#right(){(75:407)}
ヘリvsヘリの空戦、ヘリvs固定翼機の空戦については下のサイトのマイナー紛争のどこかで見た
記憶がありますので、探して調べてみてはいかがでしょうか
http://users.accesscomm.ca/magnusfamily/airaces1.htm
#right(){(75:463)}

**観測ヘリとはどのようなヘリなんでしょうか?
平たく言えば偵察ヘリの事です。
#right(){(75:939)}

**タンデムローターの攻撃型のヘリってありますか?
ベトナム戦時にACH-47というチヌークのガンシップタイプが有りました。
#right(){(77:290)}

**ブラックホークやチヌークなどの輸送ヘリコプターからパラシュート降下することってありえるのでしょうか?
ブラックホークは知らないけどチヌークならある。
でもわざわざ空挺作戦をヘリでやるメリットなんて無いしなぁ
#right(){(79:279)}

**なんで米軍のヘリはインディアンの名前が付けられるんですか?
米陸軍ではヘリは”騎兵部隊”の装備品という扱いだったので、騎兵隊に関連する
名前ということでインディアンの部族名にちなんだという話だが・・・。

 しかしみんなアメリカが滅亡に追い込んだ部族の名前だな(汗
#right(){(82:206)}

**攻撃ヘリのミサイルで戦闘機を撃ち落とすことはできますか?
対戦車ミサイルでは無理ですが、対空ミサイルでなら可能です。
普通攻撃ヘリに対空ミサイルなんて積みませんが。
#right(){(82:318)}
最近では自衛用にスティンガーくらいならば搭載することが多いようですが
戦闘機相手には無力だと記憶していますけど.
#right(){(82:319)}
イスラエルのガゼルが、地上低空をホバリングしていたへりを
TOWだかHOTだかで撃墜したっつー話は聞いたことある。
#right(){(82:320)}
>ヘリが自衛用にスティンガーとかサイドワインダーをつけてる写真を見たことがありますが、搭載例とか実験のようなものと考えるべきでしょうか?
確かアメリカ海兵隊のシーコブラがサイドワインダーを搭載してた気がする
上陸作戦時の対空装備だったような
#right(){(82:321)}
いや、普通に積んでます。
例えば、OH-1は自衛用に91式PSAMを4発くらい積めたと思います。
#right(){(82:322,324)}
ttp://www.fas.org/man/dod-101/sys/land/stinger.htm
「ATAS」で検索してください。

空対空仕様のスティンガーですが、主に対ヘリ用かと。
相手になりうる攻撃ヘリは機関銃や機関砲を装備しているでしょうし、
それらを機関砲で攻撃するとなると、こちらも敵に射撃されるわけで・・・。

敵戦闘機を警戒し、反撃する余裕はないんじゃないかな。
上のページも、
It is a light weight missile designed to engage low altitude targets.
なんて書いてあるし。
#right(){(82:328)}

**ヘリの脅威って戦闘機の他に何がありますか?
戦闘機よりもむしろ携帯SAMですね
その他にも対空機関砲や、高度によっては小銃でも
たまに携帯対戦車ロケット砲なんかにもやられてますが
#right(){(82:326)}
映画ブラックホークダウンをよく分かりますよ(笑
まぁ、あれは極めて限定的な状況ではありますが。

敵対勢力圏内の都市部へ、ヘリコプターから降下しようとして
歩兵携帯対戦車ロケットRPGでやられてます。
そりゃ建物と同じ高度でホバリングすりゃあ、撃たれますわな。
#right(){(82:329)}

**漫画を読んでるとたまに出てくるんだけど、なんで「攻撃ヘリ」に「チョッパー」とルビが?
米軍関係の隠語で「チョッパー」とはプロペラのついた航空機またはプロペラでつ
つまり普通のプロペラ機とかヘリコプタとか

なんでかっつーと(おそらくは味方の)人を切り刻むものだから(怖
近くにいたら気をつけませう
#right(){(82:534)}

**ヘリはガスや霧の中を飛べるのか?
>それと赤外線センサーみたいなものは使える?
今の自衛隊の救難ヘリには、赤外線暗視装置の類はついてます。
もちろん万能ではありません。 あったからといってすぐ見つかるもんじゃないです。

またかなりの悪天候下でも飛びますよ。 余談ですが、天候や状況など
消防や警察のヘリがびびって飛べない、となると自衛隊にお鉢がまわってくるようでw
#right(){(83:82)}
海自某隊のヘリ体験搭乗でSHー60Jに乗ったとき、
高度200Mぐらいで、海上の貨物船をIRセンサーでロックオンする、
実演をしてくれたことがあるが、
窓から見える貨物船と変わらないぐらい、鮮明に表示されていた。
(当日の天侯は、わずかにもやがかかっていた)
もっと低高度で、雪山など、周囲の温度が低ければ、
人体をIRで探し当てることも、不可能ではないように思えたが、どうだろう?
#right(){(83:88)}

**ヘリコプターの足はそり型のものが多いですがブラックホークやアパッチなどはなぜ車輪なんですか?
地上や甲板上で移動しやすいためと聞きましたが
#right(){(83:836)}

**戦闘ヘリが宙返りできる?
宙返りのできる戦闘ヘリもあります。
#right(){(86:299)}

**ヒンジレス・ローターって普通のローターに比べて高性能なのですか?
>日本のメーカーが米国で何かの賞をもらったって以前聞いたことがあるのですが。
賞を貰ったのはOH-1ですな
ヒンジレス・ローターが一般的に全間接式や半間接式より高性能といえるかどうかはすごく疑問
全間接式でも宙返りやロールも可能だし
整備の手間がかからない、というのは断言できるかも
#right(){(86:747)}
>ヒンジレスってシンプルな創りになってるんですか?
まぁ詳しく知りたかったら西川渉氏のサイトを見るか(多分理解できないと思うが←オレもだ)
ヘリの入門書を買って読むべし
ヘリは直感的に理解できない部分が多くて、一部抜書きしても混乱するだけだし
#right(){(86:750)}

**暗視装置で夜間のヘリ離発着訓練の映像(緑の画面でした)を見たんですがローターの先端が光っているように見えてました。
>あの光は何なんでしょう?あんなところに照明がついてるんでしょうか?
番組名を教えてもらえないと断言できないが、ローターブレード先端が光って見えたなら
それは擬似暗視画像(コントラストをいじって暗闇感を出し、色調はグリーン単色に変える)で、
光は照明の反射である可能性がすごく高い
#right(){(86:744)}
暗闇の中では、ローターブレードの先がどこ回ってるか判らなくて危なくて仕方ないので
近づいたときに、やっとノクトヴィジョンで見える程度の明るさの夜行塗料が塗ってありますです。
 むかしは放射性物質が含まれた蓄光とは関係なく光る塗料が使われてたけど、今はどうなんだろ。
#right(){(86:海の人 ◆STEELmK8LQ)}

**日本の軍艦でヘリを積んでるのがありますが、あのヘリは何のためにあるのですか?
ヘリの音で潜水艦にばれても、潜水艦はヘリを攻撃出来ないので大丈夫
原潜などは、水上艦よりも高速であり水上艦だけでは原潜などを撃破するのは難しい。
なので、より高速なヘリと水上艦の組み合わせで潜水艦を見つけ、撃破する。
#right(){(87:195)}
目的は敵の潜水艦を見つけるためでよろしい。

そもそも、空中の音は海中には伝わらないし、ソーナーやソノブイの音が
聞こえると言うことはもう見つかってるわけです。
#right(){(87:196)}
艦隊のワークホースSH-60の役割は他にもイロイロ有るのですが、
主な任務が対潜であるのは確かです。
#right(){(87:197)}

**ヘリの空中給油って、どういう意図でやっているのですか?
ヘリの行動範囲を広げるためです。(当たり前ですが)
空中給油装置をつけてるヘリは主に救助や特殊戦用のヘリですよね。 
そういう意味では、ヘリでしかできない仕事をやるわけで、その行動範囲を
広げられるということは非常に有意義ではないかと。

まぁ訓練などをいれれば日常的にやっていると思いますので、特に大変
なことではないと思います...
#right(){(88:684)}

**ヘリコプターの実用上昇限度ってどのくらいなのでしょうか?
>ヘリコプターAEWでは、高度が確保できない為充分な見通し距離が確保できず、実用性が低い・・・と本で読んだことがあります。
例えば、すでに使用されている英シーキングはホバリング高度が約1200mです。
http://www.armedforces.co.uk/navy/listings/l0034.html
見通し線を計算すると、対水上艦艇で200km、高度1000mの航空機や
ミサイル相手であれば、300km以上の探知距離が得られます。E-2
ホークアイは10000m以上の高度が得られるため、見通し線距離は
それぞれ500~600kmと、倍近くになります。しかし、見通し線距離
自体と同等以上に、積載可能重量が少ない(高出力のレーダーが
積めない)、速度が遅い(同一面積をカバーするのに多数が必要)と
いったデメリットもあります。また、一般に回転翼機は固定翼機よりも
メンテナンスが必要であり、手間もかかるため、余計に機数が必要と
なります。ただ、固定翼運用には空母が必要ですから、とりあえず
艦上レーダーの見通し線距離(50km程度)よりはずっと良い、AAMの射程からも
ヘリAEWで十分な場合も多い、ということです。

補足

上記のホバリング高度はAEW仕様の作戦運用時であり、
http://www.airforce.forces.ca/equip/equip1n_e.htm
によれば、3000m程度までは上昇可能なようです。
#right(){(91:system)}
実用性が低いと言い切るまでは行かないと思います。
当座の役には立つでしょう。

ただ、機体が小さいので、搭載量に限界がありますし、
データ処理は専ら艦艇にデータを送らないといけません。
また、実用上昇限度が低いので、探知距離に自ずと限界があります。
専用機というか固定翼機に比べれば、能力が落ちるのは否めません。

Westland Seaking A.E.W.の場合、実用上昇限度は14,700ft(約4,800m)ですが、
ホバリング出来る高度の限度は、5000ft(約1,650m)です。
一方のE-3、E-767は10,000m以上の上昇限度ですから、比較になりません。

ちなみに、Helicopterの上昇限度は、フランスのAerospatiale SA315B Lamaが、
12,442mを記録していますが、この機体は高所作業用に特化した機体ですので、余り参考になりません。
#right(){(91:眠い人 ◆gQikaJHtf2)}

**アパッチとか戦闘ヘリにも戦闘機のようなHDD付いてるの?
通常の計器盤でもある意味、立派なヘッドダウンディスプレィであるわけだが
低空をかっ飛ぶ攻撃ヘリで視線を機内に下げるようなパイロットは死ぬであろう
#right(){(91:417)}

**ヘリコプターには機種によって、スキッドを装備したものと、車輪を装備したものの用途の違い、メリット・デメリットなどを教えて
価格と重量、利便性のトレードオフです
スキッド式は軽く仕上がり(ペイロードが増す)価格も安いけれど着陸後は移動が面倒です
空気抵抗が大きくなり速度が出ず、大型機では燃費が悪化する欠点もあります
車輪式はこの反対で、狭いところで運用しなきゃいけない艦載型や高速度を追及するビジネス
ヘリなどは車輪式(時には引き込み式)を採用する傾向があります
ちなみにAH-1の原型は引き込み式スキッドなんる珍奇な試みをしましたが、両方の欠点ばかりを
集めた結果になって固定式に変更されました
#right(){(91:751)}

**戦車と攻撃ヘリはどっちの値段が高いですか。
攻撃ヘリ。数倍から下手すると10倍近い差があります。
#right(){(95:system)}

**日本のOH-1ニンジャ、アメリカのコマンチ等のように
テイルローターがダクテッド・テイル・ローターと呼ばれるやつが増えてますが、従来型のテイルローターと比べてどの辺が優れているのでしょうか?
何よりも地上要員が安全
次にステルス性(騒音も含む)
3にカッコ良い
4に特許切れで誰でも使える
欠点はテールロータの5割増しとも2倍ともいわれるほど出力を食うこと
#right(){(97:31)}
・フランスのアエロスパシアル社が特許「フェネストロン」の権利が切れたから。
・空気抵抗を減らして直進性や速度性能・燃費などを向上させる目的だが、
 同時に衝突事故の被害を小さくする効果もあった。
#right(){(97:32)}
唯一逆さのままホバリング出来る戦闘ヘリは、同軸反転ローターを
採用したKa-50だけだが技術的に難しいので、パイオニア的な存在の
カモフ社以外はあまり手を出さない。
ちなみに運動性能はAH-64を上回ると言われている。
#right(){(97:35)}
テイルローターセットリングとかローター失速が起きにくいのがダクトテイルローターの理由。
テイルローターセットリングが起きるとローター翼端の下面から上面への渦が拡大して
吸収馬力が大きくなるのにテイルローター推力が激減し飛行不可能になる。
#right(){(97:38)}

**対戦車ヘリが戦車より高価な理由は何故でしょうか?
対戦車ヘリと言うか戦闘ヘリは搭載機器がかなり精密な上に
搭載する対戦車ミサイルなどと重なり値段が高くなる。
#right(){(97:345)}
対地レーダーなどの搭載機器が戦車より高価だから。
#right(){(97:347)}
単純。
ルチ将軍では無いが、一番大きいのは、戦車は墜落しないから。
まず飛行する乗り物の方が開発費/製造費がかかる。

その上で量産数が少ないから、個々の単価に上乗せされる金額がでかくなる。
材質一つとっても、鋼を基本とする車両より、アルミや複合材質を基本とするヘリの方が高い。
電子機器にしても、戦車は弾道計算と主砲の制御が主体。
ヘリは雑多な武装の制御の他、飛行に纏わる様々な機器が必要。

戦車のディーゼルエンジンとヘリのガスタービンなら後者の方が高い。
要するに、何から何まで値段が違うんだけど。
#right(){(97:352)}

**戦闘ヘリとかの羽も 揚力を稼ぐ役目はあるんですか
前進飛行中は揚力を補います。
ホバリング中は逆に揚力を阻害します。
#right(){(99:209)}

**WW2のときってヘリコプターってあったんですか?
最後の最後ら辺で出てきます。
まだ前に飛べて着地できますぐらいの代物。
偵察や着弾観測に。
#right(){(101:671)}
>1944以前?には無かったんですか?
主にAutogyroが使用されていますが、ドイツ、米国ではHelicopterが実用化され、
実戦に投入されています。

ドイツは、DoblhoffがAutogyroとHelicopterの混血でChip Jet Helicopterの一種
であるWn342を1943年に4機製造し、独海軍が哨戒用に使用する予定でした。
ドイツの老舗は、FlettnerとFocke-Achgelisの二社で、前者は同調回転式双方向
式双回転翼形式で、Fl282 Kolibriが独海軍の艦上弾着観測機として1,000機が
発注され、22機が完成しています。
後者は、並列ローター方式で、対潜、機雷敷設、輸送用として大型のFa-223 Dracheが有名です。
これは39機発注で、18機が製造されましたが、輸送、救難任務に使用され、
戦後フランスでは同型機をS.E.3000として製造しています。
あとFa-330と言う回転翼グライダーも潜水艦用観測機として使用されています。

このほか、変わり種として、Focke-Achgelisでは、Fa269と言うVTOL戦闘機が計画されていました。

米国では、主にSikorskyがHelicopterに取り組んでいます。
最初の実用型、YR-4A/Bは33機製造されて、ビルマ戦域で試験されており、
その結果を基にR-4Bが100機製造されていました。
更に大型化したR-5が1943年に初飛行し、100機程度生産されています。
これらは英空軍、米海軍、沿岸警備隊でも使用され、訓練と救難に使用されています。
#right(){(101:眠い人 ◆gQikaJHtf2)}
恐らくオートジャイロの代わりに出したのではないかと
ヘリと飛行機の中間みたいな物で、割と弾着観測とかにも使われてました
#right(){(101:679)}

**アパッチ、ロングボウ、トマホーク・・・後インディアンぽいのって何かな?
シャイアン、コマンチ
#right(){(102:722)}
イロコイ
#right(){(102:723)}
チヌーク
#right(){(102:725)}


**『荒鷲の鷹』みて思ったんですが、WW2のときってヘリコプターってあったんですか? 
主にAutogyroが使用されていますが、ドイツ、米国ではHelicopterが実用化され、 
実戦に投入されています。 

ドイツは、DoblhoffがAutogyroとHelicopterの混血でChip Jet Helicopterの一種 
であるWn342を1943年に4機製造し、独海軍が哨戒用に使用する予定でした。 
ドイツの老舗は、FlettnerとFocke-Achgelisの二社で、前者は同調回転式双方向 
式双回転翼形式で、Fl282 Kolibriが独海軍の艦上弾着観測機として1,000機が 
発注され、22機が完成しています。 
後者は、並列ローター方式で、対潜、機雷敷設、輸送用として大型のFa-223 Drache 
が有名です。 
これは39機発注で、18機が製造されましたが、輸送、救難任務に使用され、戦後フラ 
ンスでは同型機をS.E.3000として製造しています。 
あとFa-330と言う回転翼グライダーも潜水艦用観測機として使用されています。 

このほか、変わり種として、Focke-Achgelisでは、Fa269と言うVTOL戦闘機が計画されて 
いました。 

米国では、主にSikorskyがHelicopterに取り組んでいます。 
最初の実用型、YR-4A/Bは33機製造されて、ビルマ戦域で試験されており、その結果を基に 
R-4Bが100機製造されていました。 
更に大型化したR-5が1943年に初飛行し、100機程度生産されています。 
これらは英空軍、米海軍、沿岸警備隊でも使用され、訓練と救難に使用されています。
#right(){(101:眠い人 ◆gQikaJHtf2)}
**戦闘ヘリ同士の空戦というのは、実際に起こりうることですか? 
広義の武装ヘリコプターの中に、より攻撃任務に特化した戦闘ヘリという機種が存在するわけですが、
高価なそれを保有する軍隊そのものが少数派であることから、戦闘の機会そのものが少ないのは予想ができます。 

戦闘ヘリにも空対空の武装を持つものはありますが、武装の目的は自衛であって戦場からの離脱ができれば
それ以上戦闘する理由すらありません。
もっとも重武装の海兵隊のコブラでもサイドワインダー装備、自衛隊の偵察ヘリでは歩兵用の携行地対空ミサイルです。 

戦闘ヘリが戦闘ヘリを主攻撃目標とした装備が無い以上、戦闘する理由よりも戦闘を避ける理由のほうが大きいので、
軍隊の作戦行動としては発生しづらいです。 
#right(){(初心者質問スレ473:811)}
**戦闘ヘリ同士が戦った記録というのはあるんでしょうか?
>また戦闘ヘリのパイロットは戦闘ヘリ同士の空中戦を想定した訓練は行ってるのでしょうか?
戦闘ヘリ同士が戦った記録はない。 
一応、あり得ると想定して訓練してみたが、訓練したパイロットの所感は「電話ボックス内での格闘技」。 
つまり意味がいないし、想定する必要性もないと言う事。 
自衛用にAAMを積めるようにしているものもあるが、本気で戦闘ヘリ同士の戦いが起こるとは誰も思ってないだろう。 
#right{(507:88)}
イラン・イラク戦争中にイラン軍のコブラが、イラク軍のミル24を機関砲で撃墜したという。 
南アフリカ軍のミル24が、アンゴラ介入時にアンゴラ軍のヘリ(不明)を対戦車ロケットで撃墜したと。 
(“Helicopters of the Another World” Bill Gunton ,minmei-press)
#right{(507:89)}
>本気で戦闘ヘリ同士の戦いが起こるとは誰も思ってないだろう。 
 冷戦時は結構真面目に考えてたし、現在でも起こりえるとして訓練はしてるぞ。 
当時は戦闘機のルックダウン-シュートダウン能力が低かったので、樹下高度にヘ 
リの安全域があると考えられていた。で、両者(米、ソ)共に多数の攻撃ヘリを運用 
している以上、遭遇戦は十分に有り得るとも考えられていた。
 たしかに「電話ボックス内での格闘技」なんだが、「ビスケー湾での哨戒機空戦」 
と一緒でやらない訳に行かないし、やるからには勝たなきゃならない。
#right{(507:96)}

**ヘリの「パタパタ」という音は、ローター回転時にブレード部分が音速を超えるために出る音というのを聞いたか読んだかした事がありますが
へりのバタバタはBVIという干渉が主とされています。超音速になると極端に能率が落ち、
ローターにも負荷がかかりますから、そのような設計にはしません。
#right(){(7:561)}
ヘリの騒音には、
スラップ音と呼ばれるメインローターブレードの翼端渦とテールロータ/胴体との干渉音、
前進側ローターからの衝撃波に起因するもの、
キュルキュルというテールローターの干渉音、
など 多様な原因のものが含まれます。
#right(){(350:507)}

**輸送ヘリとかの護衛を、戦闘ヘリがする場合とかもありますか?
あります。空挺部隊をヘリで運ぶ際、着陸地点を確保するために攻撃ヘリを援護に付けることは普通にあります。
ただ攻撃ヘリには空中給油可能がない物が多いので、長距離の場合には使えません。
V-22の採用に伴って、これに随伴して援護できるV-22ベースの攻撃機が要るのではないか、という議論も
一時出ていました。AC-130に落ち着きそうな気配ですが、可能性はあります。
#right{(362:402)}
元々攻撃ヘリが実用化されたのは、ベトナム戦争でのヘリボーンの護衛としてでした。
#right{(362:407)}

**ベトナム戦争において対戦車ライフルがヘリに対して有効だったという記述を読んだんですが、なんかイメージが湧きません。 
>ヘリの重要な部品が壊れて墜落なのか、パイロットが死傷して墜落なのか。 
>また装甲ヘリに対しても有効なんでしょうか?装甲ヘリの装甲っていうのが具体的に 
>どれほどのものなのかよく分からないんですが、機動性を考慮して戦車よりは軽装?
部品と乗員。お前さんの考えてる通り。 
ただし、ヘリの装甲の比較対象に戦車を持ってくるのは間違い。 
戦車と装甲強度を比較できるようなヘリなんて重過ぎて飛べん。 
装甲ヘリで防げるのはせいぜい小銃弾くらいまでだな。 
陸自の「軽装甲」レベルが限界。
>映画とか見てると歩兵が使う対ヘリ兵器はRPGばっかみたいなんで、 
>爆発する訳でもないライフル弾がヘリにどれほど有効なのかピンときませんでした。
ブラックホークダウンで使われてたのは確かにRPGだが、 
一つの映画だけ見て「歩兵が使う対ヘリ兵器はRPGばっか」って言うのはどうかと思う 

RPG手十数人で一斉にヘリを撃つという対空戦術は存在する。 
民兵とかゲリラとか兵站の狂った軍隊とか、とにかく装備が充実してない連中限定の戦術だが。 

今のイラクじゃ、対空ミサイルは電子戦の妨害で効力を中々発揮できないから、 
対ヘリ用として信管を弄って100m程飛翔した後自爆するようにした対人用RPGを 
持った対ヘリチームがヘリの飛行コース上に待ち伏せ→集中砲火で弾幕を張って撃墜 
若しくは損傷を与えるっていう戦術も登場しているしねぇ。 
要は手持ちの武器”だけ”で如何に敵軍に消耗を強いるかの問題だあな
#right{(創作関連質問スレ40:50-58)}
**攻撃ヘリは目標を狙って撃つ時は静止して撃つのが普通なんでしょうか?
>アパッチがイラクでゲリラを凄い威力の機関銃で撃つという赤外線撮影された映像を見たんですが、 
>画面を見る感じでは、ヘリはホバリングして静止してる様でした。 
>移動しながら撃たないとロケットやらの餌食になってしまうんじゃないかと思うんですが
あれはカメラが望遠だから近くに見えるだけで少なくとも数キロ離れた地点から撃ってるんだ 

周りに脅威らしい脅威がないと見られるなら回避機動する必要もなし。 
けど映像によっては旋回しながら補足してるのもあったと思う。 
移動しつつ長距離から一点を捉え続けると、映像の角度がほぼ変わらないのでホバリングしてるようにも見えなくもない。 
あと武装勢力さんが最初の一撃まで気づいてない映像が多いと思うけど、 
あれは適当に空見上げるだけじゃ、見つからない状況だから。夜間の長距離射撃とか。確か2マイルくらいから撃てたはず。 
なので標的にされた武装勢力さんは、何が起こったのかわからない内に、めでたく挽肉にされてしまうという。 

AH-64搭載のM230は有効射程が1500mで最大射程が4500m。 
AH-64 Apache mission 静止して射撃するAH-64 
http://uk.youtube.com/watch?v=i-JVJnwjU4o 

MH-60 DAP Black Hawk Gunrun 移動しながら射撃するMH-60とAH-1 
http://uk.youtube.com/watch?v=CQ0B47vfCTk 
Cobra Assault Helicopter in Iraq 
http://uk.youtube.com/watch?v=ndRLTOyjFg0 
#right{(創作質問スレ40:443-446)}
**二重反転のヘリコプターが主流ではないのは何故ですか? 
>騒音、ステルス性では二重と普通の回転翼のどちらが有利でしょうか? 
そりゃ機構が複雑だから。 
回転トルク抑えるには尾部ローターの現行方式の方が楽だもの。 
二重反転はケツを伸ばさずに済むから小型化には貢献するけど、 
それを補ってあまりある機構の複雑化というデメリットが・・・ 
それを甘受しなければならない、割と特殊な事情があれば二重反転は選択肢に入る、ということです。 
#right{(508:378)}
カマンとカモフが特許を押さえていたからだよ 
他社は金を払ってまで二重反転にする必要は感じなかった 
マクダネル(現Bowing)が特許を押さえているノーターについても以下同文 
「メカが複雑で云々」は素人の意見に過ぎない 
#right{(508:380)}
**ヘリの超低速飛行とはどのくらいの高度で行うのでしょうか? 
ヘリは飛行高度が高くなり気圧がさがると、ペイロードや速度が落ちる。 
機種によるが300m~900mあたりが巡航高度で、最高高度は2000m~3000m程度。 

攻撃ヘリにしても偵察ヘリが敵脅威下で行動する場合は、さらに高度を下げる。 
高いところを飛んでたら、レーダーや地上にいる敵に見つかりやすいので。 
ホバリングや超低速飛行をするのは、専らこういうケース。 

巡航高度を超低速飛行することはまず無いよ。 
#right{(514:172)}
**戦闘ヘリコプターが敵に撃たれたらパイロットはどうやって緊急脱出するの? 
できるだけ味方のいる方角へ機体を持って行く。 
緊急時の周波数が決まっているので、そのチャンネルで撃たれたことを報告。
僚機がいる場合は掩護してもらい、余裕があれば外から機体の損傷部分を近づいてみてもらう。 

どうも機体を持って帰れそうに無い場合は適地を選んで着陸を試みる。 
ローター機体後方で地面に叩きつけられる側に機体を傾斜させて横転させる 
こともある。これはローターブレードの飛散した破片を避けるため。 

オートローテーションというのもある。
オートローテーションというのはエンジン停止したときに、 
クラッチを切ってローターを自由(オート)回転(ローテーション)させて飛行する技術。 
機体を惰性と重力で前進させると風圧でローターが空転するので、 
動力でローターをまわした場合と同じく、ある程度の揚力が得られる。 
一種のグライダー状態になって、安全に不時着できる。 

例外的にロシアのKa-50は戦闘機と同じような射出座席が付いてる。 
ローターは発破する。 
#right{(532:62-68)}
**スティンガーやグレイルといった携帯SAMは弾頭が1kgしか無いそうですが、アパッチのような重装甲ヘリを撃墜する事ができるのでしょうか?
重装甲ヘリといっても主にコクピット周りが重装甲なだけで、あとは要部を少し大事にしてあるだけです。
ヘリは微妙なバランスで飛んでいますから、ローターブレードに部分的ダメージ受けただけでも落ちます。
実際、SA-7みたいなやはり1kg程度の弾頭でもアパッチが落とされているようです。
ttp://abcnews.go.com/WNT/International/story?id=1515168
#right{(352:583)}
**ヘリで直進するときは機首を下に向けますが、急ブレーキをかけたいときは機首を上向きにするのでしょうか?
機首を45°くらい上に向ける「急停止」という課目がちゃんとあります。
ちなみに45°上に向けつつラダーを蹴飛ばして反転する「急反転」という課目もあります。
#right{(351:704)}
**どうして攻撃ヘリはもっと小型化しないんですか?
>戦闘機みたいにパイロットを一人にするだけでもだいぶ違うと思うんですが、
ヘリは飛ばすだけでも飛行機より大変なので、操縦しながら兵器を操作する
なんて器用なことはそうそうできなかったから。

その辺を自動化だのコンピュータ化だので可能にしようとすると、その分
電子機器が大きくかさばり重くなる。
結果ヘリが二人乗りにするよりもむしろ大きく重くなり、本末転倒になる。

今のような低空での有視界地上攻撃任務が主体なら、人間という
「有機汎用コンピューター」に操縦と兵器操作を分担させた方が、全体的に
見れば小型にできる。

最近は技術も進歩したから、小型軽量な電子機器によって一人乗り戦闘ヘリ
を作ることは不可能ではない(というか実際にいくつかある)。
しかし、それがコストに見合ったものになるかどうか・・・というと微妙な
ところ。

あと、航空機である以上飛ぶためにはエンジンと駆動機構がいるし、兵器で
ある以上はミサイルだのロケット弾だの機関砲だのを積まなきゃいけない。
それからすれば最低限「この大きさじゃないとダメ」ってサイズがある。
そのサイズから考えて、一人乗りにしてちょっとばかり小型化するために
必要なコストとデメリットを考えると、高度に電子化して一人乗りにする事の
メリットが実はあんまりない。
#right(){(346:826)}

**ヘリコプターって空を飛ぶと思うんですがどうして陸自の装備なんですか?
陸自が使うヘリは陸自の自前
同じように海自が使う哨戒機・哨戒ヘリも海自の自前

空を飛ぶ物が全部空自だと戦闘時にいちいち空自に申請しないといけなくなる
逆にトラックすべて陸自の管理でも海空自が困る
#right(){(自衛隊板初質スレ101:予備海士長 ◆0J1td6g0Ec)}

**戦闘機はヘリコプターを攻撃しにくいとあったのですがなぜですか?
狙いをつけてる間に目標を追い越してしまう>速度差大
また、戦闘機からヘリを狙うには、ヘリは地上すれすれを飛んでたりする
とレーダー波が地上からの乱反射でうまく帰って来なかったりするので、
レーダーで目標を補足するのが難しい。
ではこちらも超低空飛行しながら赤外線誘導ミサイルで・・・と思っても、
赤外線誘導ミサイルの射程では先程と同じく狙いをつけてる間に目標を
追い越してしまう、という事態に陥りやすい。
低空飛行しているヘリは戦闘機にとって意外と落とし辛い相手。

ヘリコプターが漫然と飛んでいれば戦闘機のいいカモになります。
ただ、でも速度差が大きいとすぐに飛び越えてしまって攻撃のチャンスが少ないんです。
またヘリコプターは樹木くらいの高さを飛んでいてすごい見つけにくかったり
見つけられても手を出しにくかったりするのです。
#right(){(330:742,743)}

**護衛艦に積まれたヘリの役割って何なんでしょうか?
ソノブイ撒いてソノブイバリアー貼ったり、探知された潜水艦に魚雷放つときに急行できたり
ヘリの音は水上艦のスクリュー音と違って潜水艦に探知されないので
潜水艦の思いもよらないところでセンサー役を果たせたり、
水上目標の探知ができたり、軽輸送や救難ができたり、
最近では機銃やミサイルを積んでの対水上戦ができたりします。
#right(){(327:488)}
対潜捜索と攻撃。
その任務を水上艦のみで行うには自艦に大型のバウソナーや長射程の攻撃兵器が必要なわけですが、
ヘリコプターと母艦をデータリンクすることで、母艦自体のレーダーやソナーの有効距離や
攻撃兵器の射程の延伸を行ったのと同様の効果が得られます。

そのために母艦の省力化・コンパクト化ができ、全体の対潜システムとしての効率化が高まったわけです。
#right(){(327:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)}

**攻撃ヘリというのは防御力とか生存性とかも必要なんですか?
>ブラックホークにヘルファイア積んだだけでは攻撃ヘリの代わりにはなり得ないんですか
ブラックホークにヘルファイアを搭載することはあるよ。できるようになってるし。
(自衛隊のブラックホークは武装用ハードポイントがついていないけど)
もちろん専用の攻撃ヘリには及ばないが、やはり小回りの効くヘリは
便利な支援兵器なので、そういう運用法も想定はされている。

米軍が気合い入れて開発した静音性が高くステルス性も考慮された攻撃ヘリコマンチは、
「ここまでやっても落とされるときは落とされるんだよね…」ということで没った。
(被撃墜のリスクに対してコストが高すぎた)
それぐらい攻撃ヘリってのは危険にさらされる存在。
低空で遮蔽するものもなく機体を晒しているわけだし。
#right(){(309:764,761)}

**二重反転ローターのヘリコプターはあまり普及していないような印象を持っているのですが、メリットデメリットを教えてください。
二重反転方式の回転翼は構造が複雑で整備性が悪くなります
従って、操縦安定性や機体構造の簡略化というメリットとほぼ相殺されるので
運用の実績と経験地のある従来型回転翼機の運用上のデメリットを打破出来ないでいます。
#right(){(307:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
メリット
 テイルローターが要らないのでパワーロスが少ない
 テイルローターをぶつけて操縦不能になるトラブルと無縁
 テイルブームが機構上なくてもいいので機体デザインをコンパクトにできる

デメリット
 メインローターの構造が複雑になる
 整備が面倒
 ローターが二段重ねになるので全高が高くなり、スペースファクタや非発見性の面で不利
#right(){(307:322)}
**攻撃ヘリのスタブウィングを見ていると、ロケット弾が外側だったり、TOWが外側だったりするのですが、どういう基準で付ける場所を決めているのでしょうか?
AH-1の場合、TOWを搭載できるパイロンは外側だけだったが、AH-64は内外ともにヘルファイアを
搭載できる。
その他の攻撃ヘリも、それぞれ機種ごとに決まりというか制限みたいなものがあって、それによって
内側だったり外側だったりするだけ。
TOWの場合、ミサイルコンテナごと横からランチャーに搭載するから、外側にあった方が搭載作業
がやり易いってのもあるかも。

A-10のパイロンなんか11ヶ所あるが、けっこう専用化が進んでてどこにでもバラバラに搭載してる、
というか搭載できるわけじゃない。
ただし、左右対称が基本。正面から見て左から1,2,3,4として、
1と4、2と3のパイロンには同じものを搭載するのがたしなみ。
#right(){(303:931)}
**ヘリは背面飛行できるの?
40年ぐらい前にロッキードXH-41だったと思うが(初の本格リジッドローター機)、やってる

念のため念を押しておくが、背面飛行と言うのは、
バレルロールやループ(宙返り)で瞬間的にさかさまになるのとは違うぞ。
それらの機動では、遠心力でGは常にプラス方向に働いている。
ヘリコプターでマイナスG機動が出来る機体はないはずだ。

ヘリのローターヘッドは下に機体をぶら下げられる用に作ってあるが、
反転して上に機体を支えられるようには作られていない。
また、マイナスピッチ可能な機種といっても降下を早める程度のもので
機重を支えられるほど大きなピッチにはできない。
ダブルで持続する背面飛行や背面ホバーは無理。作れば作れるだろうね。
#right(){(299:867-888)}
**戦闘ヘリは何人乗りですか?一人で戦闘ヘリを操縦できるものなのでしょうか?
現在、対戦車ヘリ・攻撃ヘリと呼ばれるものの多くは二人で任務をこなします(操縦士+銃手)。
もちろん、複雑な戦闘行動を行わないただの飛行なら一人だけでも飛ばせます。
広義の戦闘ヘリとして、汎用ヘリ・輸送ヘリを武装化したものの場合は正副操縦士に加え、ドアなどに
取りつけた銃火器を操作する銃手が1~2名、さらに機上整備員が乗り、計5人前後になることもあります。

いわゆる「攻撃ヘリ」と呼ばれるものはほとんどが操縦士と兵装手(ガンナー)の
二人乗り。
ロシア(ソビエト)のカモフ Ka-50 チョルナヤ・アクーラ(黒い鮫の意)は
戦闘機のごとく一人乗りで一人が操縦から兵装の操作までこなす。
#right(){(297:382-383)}

**何故、ティルトローターの対戦車攻撃ヘリ、偵察ヘリ、哨戒ヘリは作られないんですか? 
ティルトローターの利点が何かと言うと、水平飛行に遷移したあとなら 
ヘリより高速で、翼もあるから航続距離が長い、という部分にある。 

あとは理屈の上では単発エンジンからギアボックスで左右に分けること 
もできないわけではないが、現実的な問題として双発になるため、ある 
程度の機体規模が無いと効率が悪いということもある。 

その上で「対戦車攻撃ヘリ、偵察ヘリ、哨戒ヘリ」のそれぞれの任務を見 
た場合、左右にエンジンポッドをつける構造故に前面投影面積の拡大す 
なわち弾が当たり易くなるということは、胴体を絞るために乗組員のタン 
デム配置までしている攻撃ヘリにとっては受け入れ難い欠点だし、積荷 
が偵察機材しかない偵察ヘリにとっては、双発という機体規模の拡大が 
余計なコストを招く。 

可能性としては遠く、速く、を利点とできる哨戒任務が残るし、V-22のAEW 
型の話もあるが、駆逐艦などに搭載される「対潜ヘリ」として見た場合には 
機体規模がでかすぎる(対潜ヘリが10トン程度なのにV-22は20トン以上) 
という欠点がある。 
#right(){(661:ふみ ◆Y.QUKJBduY)}
**飛行中のヘリのカーゴハッチから狙撃銃で地上を狙ってるような画像を見たのですが、実際にそのような事が行われるのでしょうか 
>揺れや強風で当たりませんよね? 
確かに、ジンバルなどで軸安定させないと、まともな狙撃は無理です。 
ただ、人体がある程度の緩衝作用を持ちますから、機体直付けの火器よりは 
マシかも知れません。少なくともただのアサルトライフルよりはマシでしょうし、 
口径が大きい分、外乱にも強いでしょう。風はメインローター直下だけだし。 
もちろん12.7mm機銃でも積んでればそれを使うでしょうが。 
#right(){(663:system ◆systemVXQ2)}
ピンポイントで頭を狙うような狙撃は、ね。
後距離の問題も。
一般に思い浮かぶ、スナイパーが数百~1キロ以上も遠方から行うような狙撃を想像しちゃいけない。

ヘリからの狙撃ってのは一般的な狙撃よりも降下中の要員を上空から支援するような場合のほうが多いね
#right(){(292:430-431)}
**東日本大震災で、UH-60JAがヘリポートでもないところに降りてたけど、一般的な病院の屋根って強度的に耐えられるの?
固定翼機の重量が常に空気を介して地面で支えられているように、ヘリの重量は常に地面(建物含む)で支えられているもさ。 

もちろん重量は飛行緒元によって変動するもさが、ホバリングの場合はその時点での機体質量に地球の重力加速度を 
乗じた値もさね。 

だからこの場合にも屋根にUH-60の重量が掛かっているもさが、ローター面積+付随下向き気流の面積に分散して 
掛かるもさ。 

このときの面積あたり荷重はH-60系なら平米あたり30kg程度になるもさね。 
着陸した際の集中荷重に耐えるように(ヘリポート対応で)作られていない建物であっても、ホバリングには 
耐える場合があるもさね。 

建物が耐えるかどうか判定する訓練もあったはずもさ。 
#right(){(巨大地震スレ2:TFR ◆IBMOSAtBIg)}
**戦闘ヘリのコクピットがバブルキャノピーになってないのは何故ですか? 
分厚い防弾ガラスを局面に加工するのが難しい。
厚いガラスを曲面にすると、歪みが激しくなるし。

でも、フレームが邪魔して視界が悪くなるのを嫌って、米海兵隊のコブラは
曲面キャノピーにしてる。
#right(){(279:984)}
**ヘリの騒音を減らすにはどうしたらいいですか? 
ヘリの騒音の元になってるのは大きくわけて以下の4つ。 
1 エンジンの音 
2 ローターの風切り音 
3 ローターから吹き下ろされる気流が周りの気流と干渉してできる渦の音 
4 複数のローターから吹き下ろされる気流どうしが干渉してできる渦の音 
このうち、1の音はターボシャフトエンジンは作動音も比較的静かで 
排気の圧力も大部分を回収してしまうので問題になる事はほとんどない。 
2の風切り音はそれより大きく、特に回転数を高くするとキーンという 
甲高い音が発生する。小型のプロペラ旅客機の始動に立ち会うと体験できる。 
ただ、これが問題になるのはもっぱら固定翼機で 
ヘリの場合はもっと大きな騒音源がある。 
3は固定翼機、特に亜音速飛行中の戦闘機で問題になる騒音の正体で、 
ドルドルやドーといった連続的な爆音がその特徴。 
この騒音は機体の対気速度と排気流の速度の差が大きいほど大きくなるため、 
戦闘機と比べて格段に遅い気流を形成するヘリでは前述した二つほどではないが 
需要性はかなり下がる。 
4こそがヘリに特徴的な断続的な騒音の正体で、 
ローターブレードの回転によりブレード・気流・機体が干渉している。 
この騒音の解決のためには干渉を無くすのが一番で、 
ローター間の距離を十分に広げたりテールローターを排したり 
機体と気流の干渉を少なくする工夫をするか思いきって機体の下とか 
干渉しない位置にローターを持ってくる……どんな変態機やねん。 
つまりヘリの騒音を排除するためには 
1 気流の干渉をなくす 
2 ローターをより高トルクのものにする 
3 ローターをできるだけゆっくり回すと同時に翼型を工夫する 
4 エンジンの騒音を減らす 
の順番に対策を練るのが通のやり方。 
#right(){(696:765)}
**有人偵察ヘリが無人のそれに勝っているところは何ですか?
いまだに人間の目に勝るセンサーは発明されていない 
対応に柔軟性があるのも無人機より有利 
例えば、現地の風向きに合わせて風下から目標に接近なんてことも簡単にできる 
10m以上の強風下の場合、風下から接近するとヘリの騒音はほとんど聞こえない
#right(){(俺初質スレ2050:570)}
**毎日新聞社のヘリが地上からレーザー光線を浴びた事件がありましたが、軍用ヘリの場合、レーザー光線から計器や搭乗員の目を保護したり、照射した人の位置を割り出して攻撃したりできますか?
対レーザー用バイザーがついたヘルメットは開発済みだが有効性には疑問が残り、普及度は低い 
照射源割り出しは比較的簡単だが、現実問題として照射した奴はさっさと移動しちゃうので単機 
では殺傷するのは容易ではない
#right(){(俺初質スレ434:130)}
照準用レーザーの照射を検知するデバイスにより 
「照準された」事を警告するようになっていて 
対戦車ミサイルなどレーザー照射で誘導する火器への対策となっている
#right(){(俺初質スレ434:131)}


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