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各種車両2 - (2011/05/12 (木) 17:15:59) の編集履歴(バックアップ)



自衛隊で使われている輸送トラック等も、富士重工の物ですか?

いすゞのフォワードとか市販車ベースのもあるよ。
普通の版売店が納車してるから、特殊エンジンじゃ無いと思う。
(47:バーナー保守員 ◆UpHosyuUiU)

クリスティー式懸架装置について詳しく教えて下さい。

よく戦車の転輪に駆動装置、走行装置をつけ、キャタピラを外せば、そのままタイヤ式の装甲車になる物とか解説されてます。

実際は、コイルスプリングを車体内に内蔵し、邪魔なスプリングが無いおかげでサスペンションのストロークを大きくし、
不整地の走破性能を増したものとして、戦前のアメリカの特許を取っています。
車内にスプリングの箱が置かれて邪魔なことと、コイルスプリングの懸架性能の問題から、戦中にはトーションバーの方が有効とされています。
(50:651)

ゴム履帯式装甲車(当然、破断防止策をした上で)の有用性はいかがなもんなんでしょう?

装軌と装輪のいいとこどりってわけにはいかないのでしょうか?
ゴム履帯といっても、実際には内部には鉄線が入っており、ここに負荷がかかるため、寿命が短いのが
ゴム履帯の欠点です。WIESELに使用されていたゴム製履帯は、3000kmほど走行すると、
突然切れてしまう形で寿命が来てしまうそうです。車体の片側を宙に浮かせるしか交換する手段はありません。
もちろん、被弾時、被雷時のダメージにも弱くなります。といって、駆動系は金属履帯と同じですから、
装輪のように路面速度が出せるわけではなく、軽量(多少)、静音はメリットですが、いいとこどりとは言えません。

このため、軽量の金属履帯と代替され、これにゴムパッドをはめて使う形になっています。
重量もゴム履帯よりわずかに重いだけです。ゴムパッド方式はレオパルトにも使用されており、
どちらかと言えば、この軽量化履帯+ゴムパッドがいいとこどりと言えるかも知れません。
ゴム製履帯が適しているのは、比較的軽量でパワーも低い、BV-206Sなどに限られるようです。

アルミ製履帯も開発されたことがありますが、使い物になるレベルにすると軽量鋼鉄履帯と
重さがあまり変わらず、急激な負荷がかかると保たないことがわかり、普及していません。
(686:system ◆systemVXQ2)

対空車両は自前のレーダーを備えたタイプのほうが多いですか?

対空車両には2種類あって、一つは車両に対空兵装と捜索/照準レーダーを
積んでる自己完結型の車両。レーダーを積んでなかったり照準用のレーダー
しか積んでない車両もあるけど。
これは護衛するべき部隊と一緒に行動して、主に短距離の防空を担う。

もう一つは、対空兵装を積んだ車両/捜索レーダーを積んだ車両/予備の弾薬を
積んだ車両/指揮通信システムを積んだ車両/各車両用の電源車や通信中継車
といった複数の車両で構成されるもの。これは特に「防空ミサイルシステム」と
総称されたりする。
これはある特定の地域そのものを防空するもので、頻繁には移動せずにある地域の
上空空域を広くカバーする。
その性格上対空兵装も中/長距離の射程を持つ。

前者の代表がドイツのゲパルト対空戦車やアメリカのアヴェンジャー。
後者の代表がかの有名なパトリオット(ペトリオット)。
(279:250)

陸上自衛隊戦闘車両でも、廃車になった車両からの「使い回し」があるのでしょうか?

あります。
正規では故障箇所を部品交換する場合は野整備部隊が補給部隊へ部品請求し送られてきた物
(もしくはストックとして持っていた物)を取り付けるようにします。
しかし、至急に動くようにしなければならない場合や部品の補給の目処が立たない場合は
応急の策として廃車等から部品取りするのは一般的です。
(283:ドカン・オオカミ ◆s6tJH5.VuA)

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