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キャリーケース

キャリーケースとは底に車輪が付いた鞄であり、
押すまたは引いて移動がしやすい様に取手が付いているものが多い。
取手部が伸び縮み出来るタイプもある。
底部の車輪が2つの場合は車輪部を下にし、鞄を傾けた状態で取手を持ち引いて持ち運びし、
車輪が4つの場合は同じく傾けて引くか、身体の真横につけた状態で押しながら持ち運びするのが普通。
鞄が地面に接地している為、手さげ鞄等よりも持ち運びの際の疲労も軽減できる。

BLUE REFLECTION RAY/澪において山田仁菜がよく持ち歩いていた。
彼女のものは、ピンク色のハードケースで車輪が4つあり、伸縮性の取手が付いている。

ネタバレ：キャリーケースの秘密

YMDは幼少期にこの存在に気付いており、その時に母親にキャリーケースについて聞いたところ、
「あれはね、お家。パパと別れた時、あんたと私の大事なもの全部詰め込んで出て来ちゃった。」
「だからあれが、私たちの本当のお家。」
と伝えられていた。
が、鍵を失くしたのか、壊れているのか開けることが出来ず、YMDは肝心のその中身を知らない。

大事なものが入っていると言う母親の言葉を信じ、
ルージュリフレクターとなった後もYMDはこのキャリーケースを大事にしており、
リフレクター活動の時にも持っていたことがある。

先述の「お家」発言のおかげで、
このキャリーケースは視聴者兄貴姉貴に山田ハウスと呼ばれることも。

澪16話にて、HORとRKの強い決心を見たYMDは自らの過去と向き合うことを決め、
キャリーケースを開けることを決意する。
こじ開ける為、国語辞典でキャリーケースを叩くYMD。
(仁菜ちゃん、止めて！多分HORの国語辞典壊れちゃーう)
母親の言葉を思い出しながら何度も叩き、遂にキャリーケースが開いた。

更なるネタバレ：その中身とは・・・

YMDの目に飛び込んできたのは、中に何も入っていない壊れたキャリーケースだった。
母親の言葉を信じ肌身離さず持ち歩いていた「大事なもの」など、
実際には無かったことをを思い知ったYMDは過去を断ち切り、
HOR達の想いを取り戻す為の作戦に参加する決心をするのだった。

苦難を乗り越え、決意を固めるYMDの姿に涙がで、出ますよ・・・。

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