地球を守れ!

やった、やったぞ!ここから第11話が見れる!


CHARGEMAN KEN THE MOVIE

主な出演者


STORY

地球は未曾有の危機にさらされていた。地球に小さいが恐るべき星が向かっているのだ。
アイアン星と名付けられたその星は燃えており、猛スピードで飛んでいる。まともにぶつかれば地球は終わりである。
この緊急事態に吉阪博士ら学者達は緊急会議を開き、チャージマン研こと泉研も会議に招かれた。アイアン星に関する説明を終えた吉阪博士達は、
人類に残されたたった一つの手段を研に提示する。

ガリバー光線原子力をエネルギーとして作られた、強大な力を持つ光線。
この光線には物を破壊するだけでなく物を引っ張る力もあるのだ。しかし今のガリバー光線ではアイアン星を引っ張る程の力は無い。
そこで吉阪博士は研にある依頼をする。だがそれは、燃えているアイアン星に接近してミサイルで小爆発を起こさせるという、非常に危険な依頼であった。

パパ「研!お前そんな危険な事を引きうけてきたのか!」

研「パパ、これは僕にしかできない事なんだよ。地球のために、僕はやるんだ!」

反対するパパに説得を試みる研。それでもパパの気は変わらない。

パパ「吉阪博士に電話して断るんだ!」

しかしその時、予想だにしなかったあの男から交信が入る。

ジュラルの魔王!?

魔王「研、話がある。地球の危機は地球を奪い取ろうとする我々の危機でもある。そうではないか。」

研「何が言いたいんだ」

魔王研、アイアン星をぶっつぶすそうではないか。俺とお前が手を組むのだ。

なんと、敵であるはずのジュラルの魔王が、協力を申し出てきたのである。

魔王「アイアン星が消滅したら再び俺とお前は敵同士だ。フフフ、どうだ研」

その時、研の脳内では様々な感情が駆けめぐっていた。
そして研は重い口を開く。

研「魔王、嘘ではないな?」

魔王「地球が爆発したら俺達が困る」


研は、地球を守る為スカイロッドに乗り込み宇宙へと飛んだ。ミサイル攻撃で順調にアイアン星を小さくしていく研。

吉阪博士「だいぶ小さくなったな、よし、研君に連絡したまえ!」

連絡を受けた研は、専用ロケットへと乗り換える。
「ポポポポポポポポポ…」という音と共にガリバー光線が発射される。だがアイアン星はビクともしない。
そこへジュラルの魔王達がやってきた。

魔王「研、だいぶ苦労しているようだな。これは、我々の作ったパスカル光線だ。ガリバー光線と勝負だ!」

研「よし!」

ワチョワチョワチョワチョワチョワチョワチョワチョワチョワチョワチョワチョワチョワチョワチョ

アイアン星に向けて二つの光線が発射される。やがて、二つの光線の力によりアイアン星を引っ張る事に成功する。
宇宙のどこかへと飛んでいくアイアン星。地球の危機は去ったのである。


喜び去っていくジュラルの魔王。
一方研は地球の危機が去った事に安堵すると同時に、
恐るべきジュラルの科学力を再認識し、再び闘志を燃やすのであった。


END


概要

地球の危機に研と魔王が協力し立ち向かう話。初期の作品にも関わらず展開に燃えた人が君たちの中にもいるだろう?
危機を救い安心する魔王様と、危機が去った途端改めて敵対心を燃やす研の対比が印象的である。
こういった呑気な態度と気を緩める事のない研の意識が、勝敗を分けているのでしょう。だがその他一切のことはわかりません!
単に研が鬼畜なだけとか言ったそこのお前、ジュラル星人だな!滅ぼしてやる!

ちなみに
  • 「地球を守りたい」(主役側)
  • 「侵略対象が無くなると困る」(敵側)
という利害一致により敵同士が一時的に協力するという展開は、アニメや特撮番組では割とよくある事である。
しかし他にくらべちゃ時期尚早なんじゃねーか?
ジュラル星人が話に絡まない上に出番もごく僅かな為、死人が一切出ない唯一の回でもある。

その他の台詞

「死んだ星が流れて落ちる、アレですね?」(研)
「小さな星など、微塵に砕け散ってしまう程の物凄いヤツです!」(研)

劇場にて放送された予告編



※この記事はジョークです

後に影響を受けた作品

  • 暴れん坊将軍IX第19話「江戸壊滅の危機!すい星激突の恐怖」
  • さよならジュピター
  • 神の鉄槌
  • 地球移動作戦
最終更新:2017年07月19日 00:18